レベルE(LEVEL E)のネタバレ解説・考察まとめ

「レベルE」とは1995年から1997年まで週刊少年ジャンプにて掲載された作品で、作者は冨樫義博。前作は幽☆遊☆白書であり、この漫画は冨樫義博の3作目の作品である。
山形県を舞台に、頭は宇宙一切れると称されるが性格が悪いドグラ星のバカ王子を中心に物語が進んでいく。彼に振り回されるのは主に地球人の筒井雪隆、バカ王子の側近のクラフト隊長である。

雪隆が王子が持っていた機械をいじっていたら宇宙船が落ちていた辺りで爆発が起きてしまう。
宇宙船の辺りには人が居たはずで殺人を犯してしまったのかと焦る雪隆。そこへ隣の部屋へ越してきた美歩が訪ねてくる。彼女と話し終わり、部屋へ戻った雪隆に王子が言ったセリフ。王子の性格の悪さがよく出ている。

「あいつの場合に限って常に最悪のケースを想定しろ。奴は必ずその少し斜め上を行く。」

いなくなった王子を捜すサド隊員が「もしかしたら宇宙船に戻ってきているかも」と呑気な発言をすると、戻ってきたクラフトからサドに言った言葉。この一言で王子の性格が見て取れる。名言というより迷言。

「明日から寝るなと言われても俺は眠くなる。喰うなと言われても腹は減る。言えることなど何もないのだ。」

食人鬼編にて、板倉がモノローグ的に思っている言葉。人間を食べることは決して人道的な行為ではない。
しかし人間も食べることを我慢しろと言われてもそれはできないし、眠るなと言われても眠くなる。人間を食べることを人間は「止める」権利などない。

「会いたくても会えなくなることだってあるのよ。そしたら後悔しない?」

原色戦隊カラーレンジャー・人魚編にて、友達と喧嘩をしてしまった清水がツインテールの人魚に言われた言葉。
彼女は惑星ホルンで平和に過ごしていたが密猟者によって乱獲され、数少ない種族になってしまった。会いたいと思っていても、彼女にはもうそれが叶わない。彼女の心からの言葉。

『レベルE』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

「レベルE」の「E」は何ですかと、作者に聞いたところ「エイリアン」のEと言っていたが、実際エイリアンの英語表記はalienであり、本来はAである。
本人に言ったところE・TのEだと苦し紛れのいいわけをしていた。

この漫画に出てくるキャラクター及び地名、惑星の名前は作家の名前、及び、作家の作品に由来するような描写がある。
例:ドグラ星マグラ星:ドグラ・マグラという同名の夢野久作の小説がある。

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『HUNTER×HUNTER』とは、冨樫義博による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。あらゆる物を追い求めることに生涯を捧げる職業「ハンター」となり、最高のハンターと称される父ジンを探す少年ゴンと仲間たちの冒険を描く。「グリードアイランド」は、ジンが仲間たちと作ったゲームソフト、並びにその中に登場する島の名前である。オーラと呼ばれる生命エネルギーを操れる念能力者(ねんのうりょくしゃ)しかプレイできない。プレイヤーはゲームの世界に入り、特定のカードを集めてクリアを目指す。

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『HUNTER×HUNTER』は1998年から『週刊少年ジャンプ』にて連載される、冨樫義博による少年漫画。父親を探してハンターになった主人公・ゴン=フリークスの活躍を描いた作品であり、詳細に作りこまれたキャラクターや世界観が特徴となっている。 本作の世界ではハンター文字という特有の文字が使用されている。背景に書かれたハンター文字がしっかりと意味のあるものになっているため、作品の世界観をより理解しようとハンター文字の解読をするファンも存在する。

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