バイオハザード6(Biohazard 6)のネタバレ解説・考察まとめ

2012年にCAPCOMより発売された、バイオハザードシリーズのナンバリングタイトル6作目であり、前作の「バイオハザード5」以来、約3年ぶりの発売となった。進化を続けるバイオテロによって崩壊していく様子を描いた今作では、4つの異なるストーリーから成り、非常に内容の濃い作品となっている。
レオン、クリス、シェリーは新たなパートナーと共に世界各地で勃発するバイオテロを収束させるために命を懸けて戦う。

『バイオハザード6』のあらすじ・ストーリー

今作では4つのストーリーがそれぞれ複雑に絡み合うことにより、過去最大の規模で物語が展開していく。
各々がそれぞれの目的のために戦い、やがて真実が明らかとなっていく。

レオン編

レオンは仲間のヘレナと一緒にバイオテロに立ち向かう。

ラクーン事件から十数年後の2013年、アメリカの街「トールオークス」にて、大統領は今もなお世界各地で勃発するバイオテロに対して歯止めをかけるべく、ラクーン事件の真相を公表する決意をしていた。

しかし、その会場で皮肉にもバイオテロが発生してしまい、大統領は変わり果てた姿となってヘレナを襲おうとする。
レオンはヘレナを救うために、友人でもあった大統領を射殺してしまう。

「私が..やったの...」
ヘレナは自身がこのテロを引き起こしたとレオンに告白する。

街に溢れかえるゾンビ。
ラクーン事件の再来といわんばかりの絶望的な状況の中で、レオンはヘレナが言う「真実」が眠るという教会へと共に急ぐ。

度重なるゾンビからの襲撃を退け、なんとか教会につくと、そこには街の生存者が何人もいた。
一息つけるかと思ったのも束の間、教会奥の祭壇から醜悪な怪物が姿を現し、青いガスをまき散らし始めた。
そのガスを吸い込んだ生存者は、途端にゾンビへと変貌し、他の生存者を襲い始めるようになってしまった。
レオンは、このバイオテロの元凶はこの怪物だと気づき、生存者を庇いながらも倒すことに成功する。

教会の地下では、ある組織の手によってヘレナの妹であるデボラが捕らえられており、ヘレナは彼女の命のためにバイオテロに加担せざるをえなかったのだった。
しかし、ようやく助けたと思ったデボラは既にウィルスに侵されており、手遅れであった。
ヘレナは、悲しくも愛する妹をその手で下し、このバイオテロを引き起こした張本人であるディレック・C・シモンズに復讐することを誓う。

シモンズは合衆国大統領補佐官であり、その実力と手腕は自他ともに認める大統領の右腕であった。
しかしその正体は、巨額の財力と世界中に張り巡らせたネットワークを駆使して、古代より国や歴史を操作してきた巨大組織の長であった。

シモンズはさらにトールオークスを核兵器によって滅菌し、地図から消してしまう。
絶対にシモンズを倒さなければならないとレオンとヘレナは誓い、二人はシモンズが更なるバイオテロを引き起こしている中国に直ちに乗り込む決意をする。

中国行きの旅客機に乗り込んだレオンとヘレナであったが、そこでもまたバイオテロが引き起こされることとなる。
何者かの手により、パイロットにウィルスが投与され、トールオークスをバイオテロに陥れた怪物が生まれてしまう。
機内の人々がゾンビと化していく中で二人は奮闘するも、旅客機は中国の街に墜落してしまう。

奇跡的に生き残ることができた二人であったが、既に中国もバイオテロに見舞われていた。

沸き起こる怒りを必死に抑え、二人はついにシモンズと対峙することになる。
自身の野望、テロの真相を聞かされる最中、シモンズは何者かによってウィルスを撃ち込まれてしまう。
苦しみ、もがきだすシモンズは通りかかった電車に乗り込んで逃げようとするも、レオンとヘレナはそれを許すことなく追跡する。

ウィルスによって以前の面影を失ったシモンズは二人の手によって討たれることとなる。

黒幕を葬り、あとはバイオテロを鎮静化させるだけだと思っていたレオンのもとに、クリスより連絡が入る。
「すぐに逃げろ!」
突然の知らせに戸惑うレオンであったが、既に遅かった。

どこからか飛来してきたミサイルが爆発し、積まれていたウィルスが中国の街に拡散されたのだった。
ゾンビと化する人々に、街はパニックとなった。

鎮静活動のために一足先に乗り込んでいたBSAAとともに、二人は広がるウィルスから逃げるために、街の中心部に位置するタワーを目指すこととなる。
しかしタワーの最深部で待っていたのは倒したはずのシモンズであった。

これが最後の戦いになると確信した二人は、シモンズに挑む。
苦戦を強いられる中、突然エイダが現れたのであった。
レオンは驚きを隠せなかった。
クリスよりエイダは死んだと伝えられていたからであった。

疑念を抱きつつもエイダと共闘しながら、二人はシモンズと戦いつつタワー最上部を目指す。
執拗なシモンズの攻撃を避けつつ、一旦は退けることに成功する。
「本物か偽物か...」
疑念を抱いたまま、レオンはエイダと別れることとなる。

息もつかせぬまま、タワーの屋上にてシモンズは最後に巨大な蠅の姿となって襲い掛かってきた。
圧倒的な力の差にあきらめかけたその時、脱出用ヘリのそばのロケットランチャーを見つける。
直観的ににエイダの仕業だと理解するレオン。
放たれた弾はシモンズに直撃し、地上へと落下していった。

脱出後、エイダが用意してくれていた今回のテロの証拠により、レオンの容疑は晴れることとなった。
形式上テロに加担していたヘレナも、妹を人質にとられていたということで、無実となる。

二人はエージェントとして、世界各地のバイオテロ解決のために、再び立ち上がるのであった。

クリス編

トールオークスでのバイオテロと時を同じくして、中国の「蘭祥(ランシャン)」でもまた大規模なバイオテロが起こっていた。
BSAAアルファチーム部隊長のクリスは、部下のピアーズらと共に、この絶望的な事態を収束させるべく降り立つ。

しかし、そこには以前のような強さと正義感に満ちたクリスは居なかった。

半年前、東欧の紛争地域である「イドニア共和国」で発生したバイオテロ、そこで発見された新たなB.O.W(Bio Organic Weapon)の「ジュアヴォ」を殲滅するべく、アルファチームは出撃していた。
未確認のB.O.Wに戸惑いながらも、隊員たちの活躍によって戦況は次第に有利な方向へと向かっていた。

戦いの道中でクリスたちは合衆国の任務を遂行中のシェリーとジェイクに出会い、クリスはジェイクに既視感を覚えることになる。
この時にはまだ、クリスはジェイクがかつての宿敵である「アルバート・ウェスカー」の息子であると気づくことはなかった。

その後も襲い来る敵を殲滅する中で、クリスたちはエイダと出会う。
生存者であるエイダを保護したものの、こんな状況で女性が一人で生き残っていることに不信感を抱えていたその時、クリスとピアーズを除くアルファチームがエイダの罠にかかってしまう。
そこに投げ込まれるウィルスによって、かつての隊員たちは変わり果てていく。
クリスは部下を失ったことによるショックで立ちつくし、怪物の攻撃によって重症を負い、記憶を失ってしまう。

その半年後、バイオテロに見舞われた中国の事態を収束させるべく、ピアーズは酒場で飲んだくれているクリスを連れ戻すことにしたのであった。
かつてのトラウマを抱えながらも、クリスは記憶を取り戻すことになる。しかし、それと同時に思い出されたのは、エイダへの憎悪であった。
周りが見えなくなったクリスは、ただエイダへの復讐にかられる鬼となっていくが、そんな行動が災いし、隊員たちは一人、また一人と命を落としていき、生き残ったのはクリスとピアーズだけとなってしまう。

しかしその後、レオンと出会うことにより、クリスは自身の本来の目的である「世界を救う」ことを気づかされ、正気を取り戻すことになる。
そしてクリスはこの戦いの後、ピアーズにBSAAを託し、引退することを決意するのであった。

世界崩壊が間近に迫る中、クリスとピアーズは揺るがない信念のもと、最後の戦いへと向かう。

エイダに導かれてたどり着いた場所は、とある空母であった。
船内に蔓延るネオアンブレラのジュアボ。
「ここでエイダを討つ」
そう決意した二人は、襲い来るジュアボとの戦闘の末、ついにエイダを追い詰める。

クリスの心に沸き起こる今までの怒り。
ここで捕らえ、バイオテロの重要参考人として連れ帰ろうとしたその時、エイダは何者かに撃たれ、甲板へと落ちていった。
悔しさに駆られるクリスであった。

その後、別の空母にウィルスが積まれたミサイルが搭載されていることを知り、戦闘機で向かい止めようと試みる。
何とか止めることに成功するも、別のミサイルが起動してしまい、中国の街で爆発してしまう。

レオンに逃げるように伝えるも時すでに遅かった。
クリスは、レオンよりジェイクとシェリーが海底油田に捕らえられていること、ジェイクがかつての宿敵、アルバート・ウェスカーの息子だと知ることとなる。
「これも何かの運命か...」
二人を救うため、クリスとピアーズは海底油田へと向かう。

ジュアヴォの攻撃を搔い潜り、ジェイクとシェリーに合流に成功するも、クリスは自身がウェスカーを殺したということをジェイクに告げる責任があると思い、真実を告げる。
「君には俺を討つ権利がある」
怒るジェイクであったが、今はそのような状況ではないと理解し、一行は脱出を試みる。

広く開けたホール上の空間に出たところで異様な光景が広がる。
空間の真ん中に位置する巨大なサナギがそこにあった。
施設のアナウンスにより、これが「ハオス」というB.O.Wだと知る。
ハオスが解放されれば世界はウィルスに包まれ、文字通りの崩壊となることを知った一行は、なんとしてもこの怪物を外に出してはいけないと決意する。

サナギから生まれ、動き出すハオス。
「あとは任せろ、お前は世界を救え」とジェイクたちを逃がし、クリスたちはハオスを引き付ける。

しかし圧倒的な力と巨大すぎる体躯の前に、防戦一方となってしまう。
好機を見つけ、追い詰めることに成功するも、ハオスが暴れたことによりピアーズは吹き飛ばされ、右腕を失うこととなってしまう。
クリスも捕らえられてしまう絶体絶命の中、突然ハオスに電撃が走り、クリスは命拾いをする。

ピアーズはエイダが死んだ際に持っていた、ネオアンブレラが新たに開発したウィルス「Cウィルス」を回収しており、それを自身に投与したのであった。
失ったはずの右腕は人間のものではなくなり、ジュアヴォと化していくピアーズ。

人間離れしたピアーズの力とクリスの共闘の末、ついにハオスを倒すことに成功する。

意識が朦朧とするピアーズを抱え、クリスは脱出用のポッドを見つけ、二人で脱出を試みるも、ピアーズはクリスを突き飛ばし、クリスを一人で脱出させることを選ぶのであった。
ピアーズは、自身が既に手遅れだということを悟っていたのであった。

ピアーズの名を叫びながら射出されるクリスのポッドであったが、生きていたハオスに掴まれてしまう。
成す術もないまま終わりかと思われたその時、海底からピアーズの電撃が走り、ハオスを絶命させた。
そして海底油田はピアーズを残したまま爆発していった。

とあるバーで食事をするクリス。
その表情はどこか憂いげであった。
そこに現れるBSAAの隊員がクリスに次の任務を伝える。
クリスは失っていった者たちの思いを胸に、もう一度バイオテロに立ち向かうことにしたのであった。

ジェイク編

東欧の紛争地帯である「イドニア共和国」。そこでジェイクは金のために反政府軍の傭兵として参加していた。
先の見えない状況の中で疲弊していく傭兵たち。そんな時に現れた素性の知れない女性が士気を高めるための栄養剤を支給し始めた。
それを体に投与していく傭兵たち、しかし投与後まもなく体が変形し、自我を失うといった症状が現れ始める。

ジェイクも投与した一人であったが、彼だけには何の変化も起きない。
かつての同胞が襲い掛かってくるも、ジェイクは驚異の身体能力でねじ伏せる。
その時、合衆国エージェントのシェリーが現れた。

「あなたが世界を救うカギなのよ、ジェイク・ミューラー」

ジェイクは当初、シェリーが自分を雇いに来たのだと思い込み、報酬金の交渉を始めようとするが、シェリーが欲しいのはジェイクの「血」であった。
先ほどの栄養剤には新型のCウィルスが入っており、ジェイク以外はみなジュアヴォと化してしまったが、ジェイクは違った。
ジェイクの血はあらゆるウィルスへの抗体をもっており、それがバイオテロを救うのだという。

「5,000万ドルで提供してやってもいい」
合衆国との交渉は成立し、ジェイクはシェリーと行動を共にすることとなる。

ジュアヴォとBSAAとの戦闘は次第に激しさを増していき、二人は戦火の中を止まることなく駆け抜けた。
しかしその道中、巨大な人型のB.O.Wと遭遇することとなる。
異形の怪物はジェイクを見つけると、すさまじい勢いで迫ってきた。計り知れない力と体躯に本能が危険を察知し、二人は脇目も振らずに逃げた。

なんとか逃げ切ることに成功し、ヘリに乗り込んで安心したのも束の間、先ほどの怪物が再び襲撃してきた。
空中での激しい戦いの後、何とか撃退することには成功したが、ヘリが損傷を受けて墜落してしまい、二人は雪山に落ちてしまう。

雪山でも幾度となく怪物の襲撃を受け続け、二人は既に満身創痍であった。
やっとの思いで退路を確保するも、そこで待ち構えていたのは、忌々しい怪物とイドニアで栄養剤を配っていた女であった。
二人の抵抗もむなしく、意識が遠のいていった。

半年後、ジェイクとシェリーは中国のとある施設にて監禁され、実験を施される日々が続いていた。

隙をみて逃げ出すことに成功し、二人は再開するも、既にジェイクはこの半年で自身の「秘密」を知ってしまっていた。
彼の父は、かつてウィルスを用いて世界を滅ぼそうとしていた「アルバート・ウェスカー」であった。
母を捨てた父、そしてその父の存在が自分の運命を狂わせていると知り、ジェイクは葛藤する。

「いつまでも自分を責めてちゃダメ。一人の人間として、自分の生き方に責任をもつの。」
シェリーの父も、かつて最強のGウィルスを開発していた科学者であり、そのウィルスがシェリーの体に流れている。
親の存在で幼いころから苦しい思いをしてきたからこその言葉であった。

やがてジェイクは、戦いの中で自身の運命と向き合い、覚悟を決めることになる。
二人は崩壊する世界を救うために、互いに手を取り合って進み始めた。

施設を脱出し、変わり果てた中国の街でまたもやあの怪物と遭遇することとなる。
そこに現れるレオンとヘレナ。
一行は共闘し、なんとか退けることに成功する。

さらに街を抜けると、ついにシェリーの上司であるシモンズと出会うことになる。
これで世界は救われ、任務は完了かと思われたが、レオンとの会話の中で、シモンズが今回のテロの首謀者であることを知る。
ショックを隠し切れないシェリー。
シモンズからの攻撃をかわし、一旦は逃げるも、その先でネオアンブレラに捕まってしまう。

目が覚めると、またもやどこかの施設に囚われていた。
どうやら海底油田施設のようであった。

ジュアヴォの巣窟であるこの施設を進むと、クリスたちと出会うことになる。
そこでジェイクは、目の前の男が自身の父親を殺したと告げられる。
怒り、悲しみ、様々な感情が押し寄せ、葛藤するジェイクは銃口をクリスへと向けた。
「君には撃つ権利がある」そう言うクリスであったが、ジェイクはわざと外した。

こんなことをしている場合じゃない。
自分の人生を責めず、自分の生き方を決める決意をしたジェイクは、クリスらと共闘して施設からの脱出を試みる。

途中でハオスの襲撃に合うも、何とか危険を免れることに成功する。
しかし、息つく間もなくあの怪物が襲ってきた。
お互いこれで最後の戦いにしようと言わんばかりに、激闘が繰り広げられる。
しかし最後には、ジェイクお得意の格闘戦術で怪物を溶岩に落とすことに成功し、勝利を収める。

先にあった脱出用のリフトで脱出するも、背後より怪物が燃えながら迫ってきていた。
これで終わらせなければ...
そう思う二人は偶然落ちていたマグナムで怪物の心臓を撃ち抜き、今度こと本当の勝利を収め、脱出するのであった。

その後、世界にばら撒かれたCウィルスによるテロは、ジェイクによって作られた抗体によって収束へと向かっていった。
シェリーはエージェントとしてさらなるバイオテロに立ち向かうため、ジェイクはようやく見つけた自分自身という人間の可能性を求めて、別々の道を歩み始めた。

エイダ編

大西洋の深海をただ彷徨い続ける巨大潜水艦。
そこに、先日手に入れた情報をもとに謎を秘めた女スパイのエイダが潜入していた。

数日前、とある施設に潜入した際に見つけた水色のキューブ型端末に、ある男からの連絡が入る。
男の名はディレック・C・シモンズ。
「君に関する重要な情報を手に入れた。今後の君を左右する情報だ。」
エイダは届けられたキューブに誘導されるがまま、潜水艦に潜り込んでいた。

船内を彷徨う敵の目をかいくぐり潜水艦の奥を目指すと、そこでシモンズより自身宛の、身に覚えのない半年前のイドニアでのオーダーを知ることになる。
さらにそのオーダーを受けた主がエイダと名乗り、「ネオアンブレラ」としてアメリカ、中国の主要都市で大規模なバイオテロを引き起こすという指令までもが発覚する。
「ネオアンブレラ...」
崩壊したはずの組織が今更どうして...、それとも全くの無関係なのか....。
エイダは妙な胸騒ぎを覚え、アメリカのトールオークスへと向かう。

アメリカでのシモンズの地下研究施設。そこでエイダはある映像を見ることになる。
画面越しに映されていたのは巨大なサナギであった。
蠢くそのサナギから生まれたのは、エイダ自身であった。

エイダはすぐに理解した。これが「ネオアンブレラ」のエイダなのだと。

このまま濡れ衣を着せられたままでいるわけにはいかない。
待ち受けるは闇。
エイダはシモンズ、そして自分自身と対峙するために中国へと向かう。

中国では、仲間を失い怒りに身を任せているクリスが、ネオアンブレラのエイダを追っていた。
エイダはそれに続く形で秘密を追い求める。

クリスたちに追跡された偽エイダが逃げ込んだ先は空母であった。
エイダも後を追い乗り込む。

そしてエイダは船内である資料を手に入れることになり、それは偽エイダが生まれるきっかけとなるものであった。
シモンズは自分の手に落ちなかったエイダに復讐するため、エイダと同じような体格をもった「カーラ」という女性に、秘密裏にCウィルスを投与した。
そしてサナギとなった彼女にエイダのDNAを組み込むことにより、偽エイダが生まれることとなった。
シモンズはそうしてエイダに罪を着せ、復讐を果たすつもりであった。

最初こそ従順だったものの、カーラの自我が残っていたことにより、彼女は次第にシモンズへの復讐を企む。
ジェイクから採取した抗体でCウィルスを強化させ、ハオス計画を進めるなど、独自で計画を進めていった。
そしてシモンズにCウィルスを撃ち込み、彼は人ではなくなった。

しかしシモンズもカーラに自我が残っているのを感じており、常に疑っていた。
このまま野放しにしておくとやがて自分の命が危ないと感じたシモンズも、カーラを葬ることを決意する。

そうして撃たれ、死んだカーラを目の前にし、エイダは語り掛ける。
「復讐したければ相談に乗ったのに...」

次の瞬間、カーラは目を覚まし、苦しみだす。
死ぬ前に投与したCウィルスにより液状化し、空母と一体化してしまう。

カーラの攻撃をかわしつつ、脱出を図るエイダ。
偶然にも船内に積まれていた液体窒素により、カーラを撃退することに成功する。

そしてエイダは中国に戻り、シモンズとの決着をつける決意をする。
カーラによって撃ち込まれたCウィルスによって、強大な力を手にしたシモンズに苦戦するも、レオンとの共闘の末、ついに倒すことに成功する。

レオンはクリスより「エイダは死んだ」と告げられていたため、最後まで目の前にいるエイダが本物なのか偽物なのかわからずにいたが、エイダは面白いからという理由により、訳を知らせぬままその場を後にする。

そしてエイダはカーラの残した研究を抹消するべく、とあるビル内の研究施設へと向かう。
部屋の真ん中に佇むサナギ。
それが今まさに羽化しようとしたとき、エイダは銃を乱射し、サナギもろとも施設をすべて破壊した。

そしてエイダは再び闇の中へと一人消えていった。

見どころ

原点回帰

本作はキーワードが「原点回帰」となっているが、ここでいう「原点」には「初代バイオハザード」のような面影は感じられなく、疑問を持った者も多いであろうが、ここでいう「原点」はゾンビのことであると思われる。
待ちに待ったファンも多かったであろう。ナンバリングシリーズでは実に「バイオハザード0」以来の登場となった。

しかし本作では、従来のTウィルスではなく、新型のCウィルスによって生まれたものである。
しかも、従来のゾンビとは異なり、走る、飛び掛かる、よじ登る、武器を使用するといった。今までにない能力を持ち合わせている。

また、変異種も存在し、様々なバリエーションのゾンビと戦うことができるのも本作の魅力の一つであろう。

アクション

前作までは体術を行うため、敵の特定箇所を攻撃してひるませたりすることで発動していたが、今作ではフィジカルコンバットゲージを消費して任意のタイミングで体術を行えるようになった。
これによって、ただ銃を撃つだけでなく、戦略的に戦う要素が増えた。
敵に囲まれた際や、弾を節約したいときなど、その場の状況や戦う相手などで使い分けることで、戦闘を有利に進めることができるようになった。

『バイオハザード6』のアイテム

今作より体力回復の方法が大きく変わった。
バイオハザードシリーズでの回復方法は、自生しているハーブ類を粉末状にして使用することで体力の回復を図っていたが、今作でハーブを入手するところまでは同じだが、タブレット状にしてケースにストックする回復方法となっている。
ケース内にタブレットがあればメニュー画面を開くことなく、ボタン操作のみでリアルタイムで回復できる。。
また、仲間が瀕死の際には、自分のタブレットを分け与えて回復させることも可能である。

B.O.W

バイオハザードシリーズでは既におなじみのB.O.W(Bio Organic Weapon)。
「生体兵器」の意であり、ウィルスを研究して「製品」として生み出されたクリーチャーである。
よって、バイオテロの影響で二次災害的に生まれたクリーチャーはB.O.Wとは呼ばない(ゾンビやゾンビ犬など)。

今作での看板B.O.Wは何といっても「ウスタナク」であろう(画像参照)。
元はネオアンブレラの研究員であった人間が自ら被検体となり、生み出されることとなった。
高い知能も持ち合わせており、驚異的な力と耐久力で執拗に追い回し、プレイヤーを苦しめる。

シリーズを重ねるごとに「兵器」としての要素が強くなっていき、進化を重ねるウィルスと共にB.O.Wも進化してきた。
新作が発売される度にどのようなB.O.Wが出てくるのかというのは、もはやファンにとっての楽しみの一つとなっている。

kh19940824
kh19940824
@kh19940824

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バイオハザード RE:2(Biohazard RE:2)のネタバレ解説・考察まとめ

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『バイオハザード RE:2』とは、2019年1月にカプコンから発売されたサバイバルホラーゲーム作品で、1998年に発売された『バイオハザード2』のリメイク版である。話の大筋に大きな変更はないが、主人公関係者の物語は大幅に変更された箇所もあった。ゾンビが溢れかえる街から脱出することを目的に、新米警察官のレオン・S・ケネディ目線と、失踪した兄を探しにやってきた女子大生のクレア・レッドフィールド目線、2人の主人公の物語が描かれる。よりリアルなゾンビやサバイバルホラーを体験出来るようになった。

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バイオハザード RE:3(Biohazard RE:3)のネタバレ解説・考察まとめ

バイオハザード RE:3(Biohazard RE:3)のネタバレ解説・考察まとめ

『バイオハザード RE:3』とは、2020年4月にCAPCOMから発売されたサバイバルホラーゲーム作品で、1999年に発売された『バイオハザード3 LAST ESCAPE』のリメイクとなっている。そして2019年に発売された『バイオハザードRE:2』に続く「RE」シリーズ2作目となっている。ラクーンシティで起きた生物災害(バイオハザード)の真相を明らかにすべく、原作ゲーム1作目の主人公ジル・バレンタインが追跡者から逃げながらラクーンシティを脱出するというストーリーだ。

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バイオハザードII アポカリプス(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

バイオハザードII アポカリプス(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

バイオハザードII アポカリプス(Resident Evil: Apocalypse)は2004年のホラー・アクション映画。前作で猛威を振るったゾンビ化ウイルスが市街地へと広がり、生存者たちが決死のサバイバルを繰り広げる様を描く。前作の主演ミラ・ジョボビッチが続投しているほか、本作からはゲームキャラクターをモデルにした人物も登場する。

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バイオハザード(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

バイオハザード(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『バイオハザード』 (Resident Evil) は、2002年に公開されたホラー・アクション映画。生物を死に至らしめ凶暴化させて蘇らせる生物兵器T-ウイルスが暴走した地下研究所で、主人公たち特殊部隊員が死闘を繰り広げる様を描く。日本の有名ホラーゲームを原作としている本作の大ヒットから、現在までに6作目まで続編が製作されている。

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バイオハザードIV アフターライフ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

バイオハザードIV アフターライフ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『バイオハザードIV アフターライフ』とは、2010年に公開されたポール・W・S・アンダーソン監督によるホラーアクション映画。 カプコンから発売された大ヒットゲーム『バイオハザード』の実写映画の第4作目の作品となる。ウイルス感染により荒廃した世界を舞台にアリスの死闘を描いており、同シリーズ3作目から1年後の『アフターライフ』では、原作ゲーム『バイオハザード5』からのオマージュ要素が多い。ゾンビ映画の中でも世界的に影響を与え、スリル満点のアクションや、ストーリーの充実度が注目を集めている。

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バイオハザードV リトリビューション(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

バイオハザードV リトリビューション(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『バイオハザードV リトリビューション』とは、2012年に公開されたホラーアクション映画であり、『バイオハザードシリーズ』の第5作目となる作品である。監督はポール・W・S・アンダーソン。今作では、シリーズ第1作に登場したアンブレラ社の特殊部隊レイン、ジル・バレンタインたちが再登場する他、レオン・S・ケネディ、エイダ・ウォンなどのゲームの人気キャラクターも続々登場する。 アリス・アバーナシーは謎の研究施設に囚われていた。多数のアンデッドからから追跡される中、研究施設から脱走しようとする。

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バイオハザードIII(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

バイオハザードIII(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

「バイオハザードIII(Resident Evil: Extinction)」は主演ミラ・ジョヴォビッチ、監督ポール・W・S・アンダーソンで2007年に公開されたホラー・アクション映画。文明が崩壊した世界を舞台に主人公アリスの戦いを描いている。アンデッドやクリーチャーなどこれまでのホラーらしい要素だけでなく、本作からはSF色も強い世界観となった。

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バイオハザード(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

バイオハザード(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『バイオハザード』(ドラマ)とは、Netflixで配信されているサバイバルホラーアクションドラマ。同名の人気ホラーアクションゲームを原作としている。2022年と2036年の二つの時間軸で展開されるオリジナルストーリーであり、原作ゲームシリーズや映画版とは異なる独自の世界観の下で描かれている。Tウイルスの蔓延により世界が2022年に終わりを迎える。それから十数年が経ち、アルバート・ウェスカーの娘ジェイド・ウェスカーは凶暴なクリーチャーを躱しながら、この大惨事を招いた責任者に鉄槌を下すと心に誓う。

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バイオハザード:インフィニット ダークネス(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

バイオハザード:インフィニット ダークネス(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『バイオハザード:インフィニット ダークネス』とは、Netflixで独占配信されているCGホラーアニメ。レオン・S・ケネディとクレア・レッドフィールドの二人を主人公として物語が展開する。ラクーンシティで起きたバイオハザードから数年後、ホワイトハウスは突然ウイルス事件に襲われる。その真相を追う二人は、やがて恐ろしい陰謀の存在に辿り着くことになっていく。本作のプロデューサーは原作『バイオハザード』シリーズの製作・監修を務めた小林裕幸、制作プロデュースはトムス・エンタテインメントが務めている。

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バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』とは、カプコンが発売したホラーサバイバルゲーム『バイオハザード』を原作とした実写映画である。この映画はゲームシリーズ『バイオハザード』と『バイオハザード2』をリブートした作品となっており、ゲームでお馴染みのクレア、クリス、レオン、ジル、ウェスカーなどのキャラクターやゾンビなどのクリーチャーも数多く登場している。作品を手掛けるのはホラー・スリラー映画監督であるヨハネス・ロバーツである。

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バイオハザード0(Biohazard 0)のネタバレ解説・考察まとめ

バイオハザード0(Biohazard 0)のネタバレ解説・考察まとめ

『バイオハザード0』とは、2002年11月にカプコンからニンテンドーゲームキューブ用ソフトとして発売された『バイオハザードシリーズ』の第5作目となるホラーアドベンチャーゲームである。 今作はシリーズ第1作目となる『バイオハザード』の前日に起こった事件を描いている。ラクーン市警特殊部隊の新人レベッカ・チェンバースと護送中の死刑囚ビリー・コーエンが、この作品の主人公である。2人は協力しあいゾンビやクリーチャーがはびこる列車からの脱出を図る。

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バイオハザード RE:4(Biohazard RE:4)のネタバレ解説・考察まとめ

バイオハザード RE:4(Biohazard RE:4)のネタバレ解説・考察まとめ

『バイオハザード RE:4』は2023年にカプコンからPS5、PS4、Steam用ソフトとして発売されたゲームで、『バイオハザード4』のリメイク作品。2020年に発売された前作『バイオハザード RE:3』から続く『REシリーズ』3作目である。"アンブレラ事件"から6年後、アメリカ政府のエージェントとなった主人公レオンは、大統領令嬢であるアシュリーを奪還すべく、スペインのある村を訪れる。

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【バイオハザードシリーズ】クリーチャーまとめ(B.O.W.、イレギュラーミュータント、タイラントタイプ、E型特異菌など)【BIOHAZARD】

【バイオハザードシリーズ】クリーチャーまとめ(B.O.W.、イレギュラーミュータント、タイラントタイプ、E型特異菌など)【BIOHAZARD】

『バイオハザードシリーズ』には多くのクリーチャーが登場する。クリーチャーは人為的に作られた成体兵器B.O.W.や、偶発的に生まれたクリーチャーであるイレギュラーミュータントなど様々な種類が存在する。代表的なのは初代『バイオハザード』から登場する「ハンター」、犬がウィルスによって変異した「ケルベロス」などだ。また感染したウィルスや菌によってもッ種類が異なり、G-ウィルスに感染したG生物や、プラーガというB.O.W.から生まれたプラーガ応用型など、その種類は多岐に渡る。

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【バイオハザードシリーズ】登場人物・キャラクターの登場作品、プロフィール・人物像まとめ【BIOHAZARD】

【バイオハザードシリーズ】登場人物・キャラクターの登場作品、プロフィール・人物像まとめ【BIOHAZARD】

【バイオハザードシリーズ】に登場するキャラクターはそれぞれが過去に悲惨な出来事に直面していたり、重たい使命を背負っていたりして、一人一人が非常に魅力的で個性が際立っている。そのため、主要な人物のみならず脇役や敵キャラクターに対して愛着が湧くプレイヤーも少なくない。ここではそんなバイオハザードシリーズに登場するキャラクターを登場作品やプロフィール・人物像をまとめた。

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バイオハザードシリーズのクリーチャー、B.O.W.、G生物などボス画像まとめ【Biohazardシリーズ】

バイオハザードシリーズのクリーチャー、B.O.W.、G生物などボス画像まとめ【Biohazardシリーズ】

流出したウィルスなどによってもたらした災害に望まずして巻き込まれた人々の決死のサバイバルを描く『バイオハザードシリーズ』では多くのクリーチャーが登場する。いずれもグロテスクでタフであり、中には一度倒しても変異して再登場を果たすボスまで存在する。元となる生き物は動物や植物、人間など様々。多くの場合は原型が残っているが、変異を重ねるごとにより化物じみていく。ここではそんな『バイオハザードシリーズ』に登場するボスをまとめた。

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《閲覧注意》Youtuber兄者弟者さん「極限の緊張感を味わえる《でも笑える》ホラー動画集」

《閲覧注意》Youtuber兄者弟者さん「極限の緊張感を味わえる《でも笑える》ホラー動画集」

チャンネル登録者数が100万人を突破するなど、大人気Youtuberである兄者弟者さん。今回はそんな兄者弟者さんの数多くある動画の中でも人気のある、ホラー動画に注目。このホラー動画は他の方とは異なり「極限の緊張感を味わえ、そしてなぜか笑えてしまう」のです。それは何十年も前のゲームから最新のものまで、プレイ人数も単身から複数人と、まさに多種多様です。※ホラー動画などが苦手な方は、ご注意ください。

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【バイオハザード】登場する銃・ナイフなどの武器をまとめて紹介!【BIOHAZARD】

【バイオハザード】登場する銃・ナイフなどの武器をまとめて紹介!【BIOHAZARD】

『バイオハザード』はウィルスなどに感染し、クリーチャーとなった生き物と戦うサバイバルホラーゲームだ。クリーチャーと戦うことから、様々な銃・ナイフなどの武器が登場する。現実世界にある武器から、バイオハザードの世界で作られたクリーチャーに対して非常に有効な武器などがあり、シリーズを経るごとに武器は増えていく。ここではクリーチャーたちと戦う主人公たちが持つ武器をまとめてみた。

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【バイオハザードシリーズ】美女・美人な登場人物・キャラクター画像まとめ【Biohazard series】

【バイオハザードシリーズ】美女・美人な登場人物・キャラクター画像まとめ【Biohazard series】

『バイオハザードシリーズ』はウィルスや菌に感染したクリーチャーと戦う「サバイバルホラー」だ。タフなクリーチャーと戦う女性の登場人物・キャラクターは逞しくありながらも非常に美しく、魅力的である。プレイヤーの中には「ホラーは苦手だがシリーズに登場するジル・バレンタインやエイダ・ウォンたちが好きだからプレイする」という人もいるほど。ここではそんな美しい戦う女性登場人物・キャラクターを紹介する。

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【バイオハザード】アンブレラ社に人生を狂わされた「悲しき悪役」リサ・トレヴァー【Biohazard】

【バイオハザード】アンブレラ社に人生を狂わされた「悲しき悪役」リサ・トレヴァー【Biohazard】

『バイオハザード』のリメイクにおいてリサ・トレヴァーというクリーチャーが追加された。見た目は頭に人間の顔の皮を繋いだデスマスクを被り、手足に枷を付けた成人女性といったおどろおどろしいものだが、彼女はウィルス兵器を開発するアンブレラ社によって人体実験を繰り返された被害者である。度重なる人体実験によりもはや自我もほぼなく、両親を探して洋館を彷徨うだけになってしまった彼女の悲惨な境遇について記述する。

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【バイオハザード】レオン・S・ケネディの徹底解説まとめ【モデルや声優も!】

【バイオハザード】レオン・S・ケネディの徹底解説まとめ【モデルや声優も!】

レオン・S・ケネディは『バイオハザードシリーズ』の登場人物・キャラクターで、『バイオハザード2』では主人公を務めた。正義感にあふれ、ラクーンシティの事件ではバイオハザードに巻き込まれながら生還者の救出にあたった。ここではそんなレオンの人物像や来歴・活躍、レオンの声優やモデルとなった人物についてまとめた。

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