魔術師デッキ（遊戯王）の特徴・回し方・対策まとめ
『遊戯王』の魔術師デッキとは、「魔術師」と名のついたペンデュラムモンスター群でできたデッキである。近年では「EM」（エンタメイト）を入れて回す人も増えてきている。ここでは魔術師デッキの特徴と回し方、対策をまとめた。
魔術師デッキの回し方…。
魔術師デッキの特徴は
・サーチ能力がチートすぎるので安定して回せる
・打点も1800ラインが多く敵を倒しやすい
という点です。なので、実は弱点というのもあまり無かったりします。
このデッキはランク4と7で構成されているデッキで良く言えば最近の大会でよく見るプトレマイオスやオッドアイズ・エクシーズ・ドラゴンなどのワンキルカード等が採用できて尚且つエクストラが無くても十分強い動きをするために簡単に突破されてしまうカードを沢山つめるというのがこの魔術師デッキの強みです。
ランク7なので、ブラックマジシャンと合わせる事も出来ますし、ミストバレーのカードを採用したループなども問題になっています。要するに召喚制限が無くなったという点では非常に厄介になってきたのです。ほとんどのモンスター召喚の生贄等も必要なくなったので、昔の遊戯王のような環境をたのしめます（KONAMI感）。といいつつランク4と7という分類なのでまだまだペンデュラムをしないと安定しないというのが魔術師デッキ。この部分を押さえられると結構大変です。
ただ、今までのトラップ…例えばスキルドレインや奈落の落とし穴などの罠は先に除去できますし、ダークロウといったカードを立たせても破壊されてしまうというのがオチでしょう。
ミストバレーの巨神鳥もその筆頭でペンデュラムと相性が良すぎるのでこのカードがなくなるだけで魔術師デッキもある程度の拘束力を失うような気もするのでさっさと規制してください。お願いします…。
出典： yu-gi-oh.xyz
魔術師デッキの動き方は、本当に難しいというものは少ないのですが、HEROなどの混合が出来る様になった分様々なアイデアが光るデッキが増えてきそうに思います。
例えば、マスクチェンジ・セカンドなどの手札コストを魔術師にして賊竜の魔術師で手札に戻せば無駄がありません。
他にも、シャドールのようなコストにするというのも出来ます。
いかようにも出来る分、3詰みするカードは殆ど決まってきそうです。
ただ、魔術師デッキは魔法などを複数搭載するという点では、罠が汎用性の高いのしか置く方法が無く、その点で非常に損している感が多いところもあります。
奈落と神の警告や宣告だけで結構伏せは薄い印象です。しかし、その分プトレインフィやミストバレーでロックを固めてきます。サイバーは最悪キメラテックで吸い込めますが、ミストバレーはどうする事も出来ません。出来るとすれば、超融合で取り込むというところでしょうか。今は制限カードですが、こういった吸い込みが出来るデッキにはもしかしたら弱い可能性があります。
また、魔法を封じ込められたら何も出来ません。
■ 魔術師デッキの対策
魔術の泉など…表側表示に対抗できるカードは多い。
最近の魔術師デッキでは表側表示の魔法カードという扱いのペンデュラムゆえに、魔術の泉などの採用を行う人も多いです。
理由としては、その効果にあったりします。速攻魔法なのもいいですね。
「魔力の泉」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1)：相手フィールドの表側表示の魔法・罠カードの数だけ
自分はデッキからドローする。
その後、自分フィールドの表側表示の魔法・罠カードの数だけ
自分の手札からカードを選んで捨てる。
このカードの発動後、次の相手ターンの終了時まで、
相手フィールドの魔法・罠カードは破壊されず、発動と効果を無効化されない。
魔力の泉は魔術師の慧眼使わせなかったりフリーチェーンで打てる2枚ドローって感じで強かった 単純に考えて1アドだもん
— ☪華菜☪ (@kana96yellow) 2015.08.02 23:00
@_mlkak 魔術師とペクター対策で魔封じとか セットしてからじゃないと魔法使えないから狩場と相性良さそう 魔法がすぐに使えるようにしたいなら魔封じじゃなくて、魔力の泉にしとけ あとHERO対策は、御前試合か鉄壁 ダクロの効果は全部除外に関係するから鉄壁貼れば動きやすい
— 祗音 (@kaitheblood) 2015.08.02 08:20
■ ペンデュラムゆえのメタカードも様々。
揺れる眼差し
速攻魔法
(1)：お互いのPゾーンのカードを全て破壊する。
その後、この効果で破壊したカードの数によって以下の効果を適用する。
●1枚以上：相手に500ダメージを与える。
●2枚以上：デッキからPモンスター1体を手札に加える事ができる。
●3枚以上：フィールドのカード1枚を選んで除外できる。
●4枚：デッキから「揺れる眼差し」1枚を手札に加える事ができる。
自分もペンデュラム系を使っている際には非常に便利なカード。
出来れば3枚とか2枚辺りを狙っていきたい。
出典： www.suruga-ya.jp
ハーピィの羽箒などの魔法一掃系も対策内に。
当たり前のことですが、ペンデュラムカードの採用を考えたものならハーピィの羽のような魔法・罠の大型除去は非常に強いです。特に1アドを確実に持っていくので採用するのは当たり前なのですが、こういったカードを使う際にはどこでこのカードを使うのかという部分が重要になってきます。
もしかすると、今後の遊技王が大嵐などのカードに変わった場合”如何に自分のPゾーンのカードを割りつつアドを稼ぐか”という考え方にも繋がりそうですね。
チェーンバーン相手するなら魔術師メタ想定の魔力の泉入れるべきだったのやら
— カズマ@げんきでした (@Kazuma579) August 1, 2015
羽根帚で爆弾割って死んだからまだ逆転が…なんだ魔力の泉強いじゃん(錯乱
■ ハーピィの羽箒以外で出来る大型除去カード
魔法効果の矢
速攻魔法
相手フィールド上に表側表示で存在する魔法カードを全て破壊し、
破壊した魔法カードの数×500ポイントダメージを相手ライフに与える。
ペンデュラム召喚が流行った際に何か対抗できるものは無いのかということで一躍有名になったのがこの魔法効果の矢。
ペンデュラムカードも一掃出来るので。魔法系の対策には必須かもしれませんね。
遊戯王カードWiki - 《魔法効果の矢》
yugioh-wiki.net
遊戯王OCGの全カードリストやデッキ集、用語集など。
《妖精の風/Fairy Wind》 †
通常罠
フィールド上に表側表示で存在する魔法・罠カードを全て破壊し、
お互いに破壊したカードの枚数×300ポイントダメージを受ける。
妖精の風は表側表示のカードを破壊するという効果なのでペンデュラムにも有効です。
また地味にですが、バーン効果もあるのでちょっとしたアド稼ぎもできるという優れもの。
巨竜の羽ばたき
通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在するレベル5以上のドラゴン族モンスター1体を手札に戻し、お互いのフィールド上に存在する魔法・罠カードを全て破壊する。
個人的に採用して遊んでいるカード。
主に聖刻などに搭載出来ます。自身のカードを戻して大嵐を発動するカードで魔術師は、舞ターンサイクロンを発動してくるという効果がペンデュラムであるので此方を採用。
身内環境などの場合はコッチも結構おすすめですが、事故リやすいので注意。
遊戯王カードWiki - 《巨竜の羽ばたき》
yugioh-wiki.net
遊戯王OCGの全カードリストやデッキ集、用語集など。
■ 魔術師デッキに対して遅延・対抗できるカード。
《悪魔の嘆き/Fiend Griefing》 †
通常罠
(1)：相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを相手のデッキに戻す。
その後、自分のデッキから悪魔族モンスター1体を墓地へ送る事ができる。
出典： yugioh-wiki.net
魔術師のテーマデッキというよりEMのカード等でいったん墓地に送られたカードを回収する際に使用すると結構相手を縛れました。
すごく限られた状況だと思いますが、悪魔族系のデッキなら色々悪用できそうですね。
《魔封じの芳香/Anti-Spell Fragrance》 †
永続罠
(1)：このカードが魔法＆罠ゾーンに存在する限り、
お互いに魔法カードはセットしなければ発動できず、
セットしたプレイヤーから見て次の自分ターンが来るまで発動できない。
魔法系を伏せないと発動できないカード等で有名な魔封じ。
これは一時期お触れホルスなどの際にアロマダムルグなどで一躍有名になりましたよね。
こういった遅延カードも結構刺さります。
クリフォートでは一回休みなどの採用と同じでしょうか。
■ メタやそれに伴って採用率が高い・見込めるカード
出典： yu-gi-oh.xyz
相克の魔術師…主に光属性メタ。
(1)：1ターンに1度、フィールドの光属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
この部分が非常に重要で、プトレなどのモンスター効果処理などにも役に立ちます。また、打点も2500と申し分無くダークロウを倒せる打点なのがポイントですね。
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