ヨル・フォージャー/いばら姫(SPY×FAMILY)の徹底解説・考察まとめ

ヨル・フォージャー(旧姓:ブライア)とは『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)の登場人物で、バーリント市役所に努める女性事務員。裏の顔は〈いばら姫〉というコードネームの暗殺者で、「店長」という人物から指令を受けて東国に害成す売国奴を暗殺する。非常に高い戦闘能力を持つが浮世離れした性格で、嘘をついたり人と話を合わせたりするのが苦手。利害の一致からロイド・フォージャーと偽装結婚することになり、アーニャの義母となった。自分の正体を隠しながら、慣れない子育てに奮闘していく。

東人民共和国に長年君臨してきたマフィアの一大勢力「グレッチャーファミリー」の娘。内部抗争でグレッチャー一族の大半は命を失い、組織自体もかつて部下だったレオナルド・ハプーンという男に乗っ取られてしまい、ガーデンの手引きによって西国へと脱出することとなる。
この際、運び屋とのランデブーポイントまでの護衛としてヨルが派遣され、“新米の母親”同士であることから立場を越えて親しい間柄となった。

紆余曲折の末に任務を果たし、運び屋とのランデブーポイントが近づく中、ヨルに「あなたとあなたの家族にも穏やかな日々が訪れることを祈ってる」との言葉を贈った。

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ヨル・フォージャー(いばら姫)の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「あのでもこちらに売国糞野郎殿がいらっしゃると聞きまして… 大変恐縮なのですが…息の根止めさせていただいてもよろしいでしょうか?」

ヨルが殺し屋〈いばら姫〉であることが明らかになったシーン。「大変恐縮なのですが…息の根止めさせていただいてもよろしいでしょうか?」という丁寧な口調が余計に恐怖を煽る。

「私はその子の母親ですッ!!!」

チンピラにさらわれそうになったアーニャを助け出したヨルは、とっさに「私はその子の母親ですッ!!!」と叫ぶ。血がつながっていなくても、ヨルとアーニャの間には確かに母子の絆が培われていることがわかるシーン。

「私の平穏はいらない この手が血で汚れても構わない 早晩命を落とす生き方でも フォージャー家を離れることになっても きっとロイドさんは認めてくれる 許してくれる 私は戦うことをやめないッ!!!」

殺し屋の仕事を続ける意味を見失いそうになったヨル。しかし護衛対象者オルカが平穏な暮らしを望んでいることを思い出し、自分も弟の他愛ない暮らしを守りたくて暗殺者になったのだと気づかされる。
そして世に溢れる理不尽な犠牲から人々を守るため、例え自分に平穏が訪れなくても戦い続けることを決意するのだった。ヨルの暗殺者としての覚悟が伝わる名シーン。

ヨル・フォージャー(いばら姫)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

特徴的な髪型の作り方

3巻のカバー裏に、ヨルの特徴的な髪型の作り方が掲載されている。それによると、当初は後ろの髪を耳にかけて長いもみあげのような髪型にする予定だったが、それでは無理があるということで後ろ髪を交差させて前に持ってきて、ヘアバンドで止めて完成させるやり方に変更したとのこと。フランキーが指摘している通りどちらにしても現実では無理がある髪型といえる。

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