3月のライオン(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『3月のライオン』とは、『ヤングアニマル』(白泉社)にて2007年から連載している羽海野チカの漫画作品。将棋を題材としており、現代の東京や架空の下町「三月町」「六月町」などを舞台に、中学生でプロ棋士になった少年・桐山零が奮闘する姿を描く。同時に、彼と彼を取り巻く様々な人々が失った何かを取り戻していくラブストーリーでもある。将棋の監修は棋士・先崎学が行っている。2016年にアニメ化、2017年に実写映画化、2015年にスピンオフ作品がメディア展開され、ファンブック2冊が出ている。

CV:大塚明夫

A級九段、棋竜のタイトルホルダー。
54歳で鹿児島出身。
重要な試合の時には、気合を入れるために示現流の素振りを激しく行う。
何事も力技で前向きに捉えるため、「ポジティブ大権現様」と言われる事もある。

相手の思惑など考えずに思った事を口にする放言癖があるが、その性格も将棋の古参ファンからは愛されている。
キツイ性格に思われがちだが、実は世話好き。誉め言葉にも弱い。
才能ある若者も好きで、気に入るとしつこく絡む癖もある。

棋竜位を5期連続・通算8年保持する実力者で、相掛かりが得意。
土橋とのタイトル戦で、0勝3敗のストレート負けで失冠。棋竜タイトルを奪われる。

キャバ嬢に入れ込み、妻と娘に逃げられていたが、棋竜タイトル戦で土橋に負けた際に家族から叱咤激励される。
それをきっかけに家庭修復し、妻と娘が藤本雷堂の元へ帰って来た。

棋士(A級)

後藤正宗(ごとう まさむね/演:伊藤英明)

声優:東地宏樹
九段。香子の不倫相手。
厚く重い棋風。強面の顔立ちと威圧感のある風貌で、怖気づく棋士も多い。
激しい気性の持ち主で香子との不倫を責めた零に暴力をふるった。
一方、筋が通った面もあり、実力を伴わない棋士が島田の悪口を言った際には「リングに上がりもしねーで野次だけ飛ばすヤツを見ると虫唾が走るんだよ」と、威圧的な言葉で黙らせ退室させた。

妻・美砂子は現在入院中。寝たきりで意識がない。

辻井武史(つじい たけし)

CV:中村悠一

九段、A級在位8年。
駄洒落が好きで、対局中でも駄洒落を口ずさんでいる。
失言も多く、その言動から「残念なハンサム」と棋士達から評されている。

一方、調子が良い時は駄洒落を一切しゃべらず、宗谷名人をも退ける力を放つ。
このようなコンディションが良い状態を、「いい辻井さん」と呼ばれている。

隈倉健吾(くまくら けんご)

CV:竹内良太

九段。
4期連続名人戦に持ち込み宗谷と戦ってきた実力者。愛称は「クマ」。

靴のサイズが29.5センチメートルと大柄な体格。その体格から、柔道五段・K-1からスカウトがきた、などの噂がある。
一見感情を表に出さないが、敗北した時には旅館の壁を蹴破るほどの熱情を内に秘めている。

大の甘党で、一気にケーキを3個食べてもケロリとしている。
この食べっぷりが将棋中継の名物となっている。

棋士(B級1組)

櫻井岳人(さくらい がくと)

櫻井岳人

CV:小野大輔

七段。
30歳だがハンサムで、優美な振る舞いと優しい微笑みで女性ファンも多く、集客率No.1と言われている。
登山が趣味で、気に入った人や対戦相手を登山に誘う。
登山に誘われた対戦相手は、登山でピンチに陥ったところを櫻井に助けてもらい、櫻井に心酔して信奉者になってしまう。これを棋士・横溝は「櫻井七段の山セラピー」と呼ぶ。
最近では登山だけではなく、トレイルランニングをした後に直接対局に出ることもある。

棋士(B級2組)

三角龍雪(みすみ たつゆき)/スミス(演:中村倫也)

CV:杉田智和

B級。26歳。愛称はスミス。
身長180センチメートルで、金髪のおかっぱに眼鏡で、顎鬚を生やしている。
棋士・松本一砂(まつもと いっさ)や棋士・億泰(よこみぞ おくやす)とよくつるんでおり、一砂を「いっちゃん」と呼んで行動を共にしている事が多い。

身軽な棋風で、風車が得意。
気さくな性格で、多くの棋士とも気軽に話し、零にも親しく話しかけている。
コミュニケーション能力が高いことから頼まれ事も多く、島田の応援に急遽かけつけた零を一緒の部屋に泊まらせたり、急遽副立会人から正立会人に頼まれたりしている。

後藤との対局に負けた後、偶然猫を拾い、飼い始める。「いちご」と名付け可愛がるが、いまいち懐かれていない。
一砂達ほど熱心ではないが、あかりのファンの1人でもある。

横溝億泰(よこみぞ おくやす)

横溝億泰(よこみぞ おくやす)

CV:阪口大助

B級1組だったが、話中でB級2組七段に降格した。30代独身。

一砂やスミスと一緒に登場することが多く、零の心配をする先輩棋士の1人。
貧相な見た目だが、実は人とのコミュニケーション能力が高い。
初心者への将棋指導などもうまく、初めての将棋イベントで緊張する零にアドバイスをした事もある。
司会も上手く、大盤解説などでは場を盛り上げ、分かりやすい解説をする。

あかりのファンの1人で、あかりに好意を抱いている。

田中太一郎(たなか たいちろう)

右側・アップになっているキャラが田中太一郎

Sonochy
Sonochy
@Sonochy

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