3月のライオン(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『3月のライオン』とは、『ヤングアニマル』(白泉社)にて2007年から連載している羽海野チカの漫画作品。将棋を題材としており、現代の東京や架空の下町「三月町」「六月町」などを舞台に、中学生でプロ棋士になった少年・桐山零が奮闘する姿を描く。同時に、彼と彼を取り巻く様々な人々が失った何かを取り戻していくラブストーリーでもある。将棋の監修は棋士・先崎学が行っている。2016年にアニメ化、2017年に実写映画化、2015年にスピンオフ作品がメディア展開され、ファンブック2冊が出ている。

『3月のライオン』の概要

『3月のライオン』とは、2007年から『ヤングアニマル』(白泉社)にて連載を開始した羽海野チカの将棋漫画。
中学生でプロ棋士になった高校生・桐山零(きりやまれい)が、人々との交流を通じて成長し、将棋の世界で躍進していく青春ストーリーである。
幼い頃家族を失った孤独な零は、川本姉妹や棋士仲間・高校の友人や恩師・たくさんの人々と出会い、成長していく。時にシビアに、時にコミカルにプロ棋士の世界が描かれ、勝負の世界で生きる厳しさが表現されている。

『3月のライオン』は広くメディア展開され、2016年に監督・新房昭之、制作は株式会社シャフトにて、NHKでテレビアニメ化。第1期シリーズは単行本5巻、第2期シリーズは単行本9巻分まで放送された。第2期シリーズでは、桐山を取り巻く人々の姿を追いつつ、様々なストーリーが展開されていく。
2017年には実写映画化され、大友啓史が監督を、人気俳優の神木隆之介が主役を演じた。映画は前編が単行本6巻まで、後編は映画オリジナルストーリーで展開される。
また、2015年に羽海野チカ原案・監修、西川秀明執筆による 『3月のライオン』のスピンオフ作品『3月のライオン昭和異聞 灼熱の時代』がヤングアニマルにて連載される。『3月のライオン おさらい読本 初級編』『3月のライオン おさらい読本 中級編』というファンブックも2冊出ている。

様々な漫画賞を受賞しているが、主なものとして2011年に第4回マンガ大賞2011と第35回講談社漫画賞一般部門を、2014年に第18回手塚治虫文化賞マンガ大賞、2015年・2016年・2017年にダ・ヴィンチ「BOOK OF THE YEAR」コミック部門第1位を3年連続受賞している。

作者は羽海野チカ(うみのちか)。グッズデザイナーやイラストレーターなどの仕事を経て、2000年に『ハチミツとクローバー』でデビューし、アニメ化・テレビドラマ化・映画化など大ヒット。2003年には第27回講談社漫画賞少女部門を受賞している。『ハチミツとクローバー』完結後、『3月のライオン』の連載を開始し、こちらも大ヒットする。
幅広い年齢層や性別に人気で、数多くの賞を受賞している作家である。

『3月のライオン』のあらすじ・ストーリー

人と触れ合い成長していく零

孤独だった零は、人の温かさを知っていく。

桐山零(きりやま れい)は、幼少の頃に両親と妹を不慮の事故で亡くし、天涯孤独となる。そこへ、父の友人でプロ棋士・幸田柾近(こうだ まさちか)が、零の将棋の才を見抜き、内弟子として幸田家に迎え入れる。
ところが、幸田柾近の家族は零を可愛がる父に反発し、反抗的になる。結果、幸田家の家族は緩やかに崩壊していった。
その事実に気づいた零は早く独立しようと努力を重ね、史上5人目となる中学生プロ棋士が誕生した。

その後、幸田家を出て都内にある六月町にて一人暮らしを始める零。
中学卒業後は進学しなかったが、1年遅れで高校に編入する。しかし、家族も友人もいない孤独から、新たに始まった高校生活を楽しめない。
将棋対局で欠席も多いことから、校内では孤立していく。
ある日、棋士仲間の飲み会で無理やり酒を飲まされた零を、隣町に住む川本姉妹の長女・川本あかり(かわもと あかり)が介抱し、自宅に連れ帰った。
それをきっかけに、川本姉妹は零の面倒を見るようになる。
人と触れ合うことに臆病な零だったが、あかりは温かい料理で、次女の川本ひなた(かわもと ひなた)は生来の天真爛漫さで、それぞれが零の心をほぐしていく。
2人に加え、三女の川本モモ(かわもと もも)、川本姉妹の祖父の川本相米二(かわもと そめじ)等と関わることで、零は失った家族の温かさ、助け合って生きていく強さを学んでいくのだった。

一方、プロ棋士としての零は、幸田家を出たことで目標を失い、成績が低迷していた。棋士・二海堂晴信(にかいどう はるのぶ)は、そんな零を叱咤激励する。
二海堂はプロ棋士になる前から零とは将棋対局を繰り返し、彼の実力を評価していた。だからこそ、自分を失ったような将棋をする零を放っておけなかった。
二海堂の熱い言葉を受け、零の心は激しく動く。

獅子王戦トーナメントの最中に、義姉の幸田香子(こうだ きょうこ)の不倫相手である棋士・後藤(ごとう まさむね)と再会する。
過去に不倫をやめるよう訴えた零を、後藤は激昂し 殴った事があった。
香子を「ストーカー女」と言いきる後藤に、零は再び怒りを覚え、将棋の対局で勝利したいと思うようになる。しかし、後藤との決勝対決を意識するあまり、己と対戦相手の実力を見失ってしまう。
後藤との決勝前の試合で、A級八段の棋士・島田開(しまだ かい)と対局するが、島田の実力を見誤り敗北した。
彼の実力を侮っていたことを島田本人も分かった上で、冷静に自分と対局をしてくれた事を察する零。島田を尊敬すると同時に、相手を軽んじた自分を大いに恥じた。
勝利と敗戦を繰り返す中で己の弱さに気づいた零は、二階堂を通じ、島田研究会に参加する。
将棋の世界でも孤独だった零は、島田研究会に入ることで島田や重田盛夫(しげた もりお)などのプロ棋士と交流するようになる。
徐々に棋士の友人知人が増え、零の成績は回復していく。

学校生活でも、担任・林田高志(はやしだ たかし)の提案で放課後将棋科学部(将科部)に所属し、部活動を体験。学校生活の楽しさを少しずつ味わうようになる。

ひなたのいじめ問題と零の新人戦

自分の苦しみしか見えていなかった零だが、多くの人と関わることで、皆それぞれに苦悩をかかえ、傷つきながら生きている事を学ぶ。

いつも明るい笑顔の川本姉妹には、愛人を作って母親を捨てた父親がいた。離婚の後、母親や祖母が早々に亡くなり、川本姉妹は助け合いながら精いっぱい生きていた。
新人戦が始まった頃、零はひなたが同級生からいじめを受けている事を知る。いじめられていた同級生をかばったことで、今度はひなたがいじめの対象となってしまったのだ。いじめに傷つくひなただが、同時に「私のした事は絶対間違ってなんかない!」と泣き叫び、いじめに負けないと誓う。
そんなひなたを見て、幼い頃からいじめられていた零は、過去の自分が救われた気持ちになり、彼女を守ると誓う。
恩師・林田にいじめ対策などを相談し、ひなたに何が必要なのか、周囲のサポートを得ながら探っていく。

その頃、新人王トーナメント対局中に二海堂が倒れ、棄権敗退となった。
この事で、二海堂は慢性の重い腎臓病を患いながら、それを公表せず将棋を指し続けていた事を零は知る。
また、同じ手番が4回以上現れる状態で、最初から対局をやり直すことになる「千日手」という長時間対局が、病弱な二海堂を棄権に追いやった事も分かる。
二海堂の体力の無さは、棋士であれば誰もが知っている事であった。
対局相手であった山崎順慶(やまざき じゅんけい)は二海堂の体力の無さを承知の上で、千日手を使い、二海堂の体力を消耗させ、勝利をつかんだのだ。
山崎の卑怯な勝ち方に憤った零は、新人王決勝戦での勝利を誓う。結果、山崎に勝利し、新人王を獲得する。

その後、ひなたのいじめ問題も一応の解決を見る。
学年主任の国分など、多数の教師がいじめ問題解決に動いてくれたのだ。
ひなたは穏やかな中学生活を取り戻した。

新人王獲得後、零は記念対局として名人・宗谷冬司(そうや とうじ)と将棋を打つ。
記念対局では敗北するが、また宗谷と戦いたいという向上心が芽生え、将棋での目標ができた。

進学を考える時期になり、ひなたは零が通う高校への進学を決意。零は家庭教師をしながら、ひなたの受験勉強を応援する。
ひなたは無事合格し、私立駒橋高校へ入学するのだった。

トラブル続きの川本家

入学後すぐに友人もでき、楽しい高校生活を送るひなた。

一難去った川本家だが、再びトラブルが舞い込む。
川本家の祖父・相米二が体調不良で入院した直後、絶縁したはずの3姉妹の実父・甘麻井戸誠二郎(あまいど せいじろう)が現れたのだ。
川本3姉妹と再び一緒に暮らそうと提案するが、詳しく聞くと、慣れるまでは3姉妹は別宅の祖父の家である和菓子屋・三日月堂で暮らし、誠二郎と新しい妻と子供だけここの家に住もうという魂胆だとわかる。

あまりに自分勝手な誠二郎の提案に、零は疑問を持つ。
恩師・林田や将科部の先輩・野口達の力を借りて、SNSなどを使い誠二郎の情報を集める。すると、誠二郎は再び浮気をし、新たな女性問題から仕事も住居も失い、困った末に川本3姉妹を頼ってきた事が分かった。
また浮気の末結婚した現在の妻は妊娠中かつ病気で、人がよいあかりに病気の妻の面倒と、その間にできた異母妹の育児をさせようと考えていた事も見えてきた。
あかりにすべてを押し付けて、誠二郎は不倫相手と楽しく過ごすつもりでいたのだ。

何とか誠二郎の目論見を阻止しようとする零を、誠二郎は他人が口を出すな、とけん制する。
しかし、零は突然、自分はひなたの婚約者である、これからも川本3姉妹を守る為、誠二郎とも戦う、と宣言する。驚く誠二郎だが、それ以上にあかりや伯母・美咲も、「ひなたの婚約者」という寝耳に水の話に驚く。ひなたも突然の事に、熱を出して倒れてしまった。
誠二郎はその場を一旦引き下がり、帰る。

後日、あかりや美咲、祖父・相米二が、今後の誠二郎への対応、そして零とひなたについて話し合う。零がひなたに恋心を抱いていた事に驚いていた一同だが、ひなたにも零にもお互いが必要、と納得し、見守ることにする。
誠二郎についても、必死に川本3姉妹を守ろうとする零のお蔭で、誠二郎に対し冷静に考える事ができた、と感謝した。

川本3姉妹の出した結論は、誠二郎への拒絶であった。
いつものように突然現れた誠二郎に対し、あかりとひなたは「2度と関わらないで」と絶縁宣言する。
川本3姉妹から拒絶されたことで、誠二郎は諦め、去っていった。

誠二郎の一件後、零は川本姉妹は頼れる人がもっと増えるべき、特にあかりには心休める人が必要と考えた。
そこで、あかりの恋人=伴侶を探しだし、より川本3姉妹が安心して暮らせるようにすれば、誠二郎のような問題を回避できると考え、奔走。
そこで、夏祭りの手伝いの時にあかりと良い雰囲気になっていた林田高志(はやしだ たかし)や島田研究会のリーダー・島田開(しまだ かい)を、あかりの恋人候補にする。
何とか3人を近づけ、恋人に発展させたい零。しかし、人が良く 奥手な性格の3人は、なかなか恋に発展しない。

一方、ひなたは零とあかりこそが似合いの恋人、と思い続ける。
しかし、高校の同級生達には、本心では零に恋心を抱いていると指摘されるのだった。

零が大切な存在であると気づくひなた。
零を失いたくない、零のお影で高校生活が楽しいのを見てもらいたい、と思う。

『3月のライオン』の登場人物・キャラクター

主人公

桐山零(きりやま れい/演:神木隆之介)

CV:河西健吾、内山夕実(幼少期)
主人公。作中では史上5人目の中学生プロ棋士の設定で、「神童」「将来の名人候補」などと将来を嘱望されていた。
高校生になると昇段が停滞するが、川本姉妹や放課後将棋科学部(将科部)、将棋の研究会(島田研究会)や様々なプロ棋士達によって、スランプ状態から救われる。
様々な人と触れ合う中で、零は棋士としても人間としても成長していく。

作中では、C級1組五段からB級2組六段と昇級している。棋風はオールラウンダー。
天才棋士・宗谷と似た感覚を持つ。「アメーバーみたいなベタ読み」とも評された。

幼少の頃、両親と妹を交通事故で失い、父の友人であった幸田の内弟子となり、幸田家で生活する。しかし その事に幸田家の子供達は反発し、家庭不和になっていく。その事を察した零は、中学卒業後は進学せず、六月に町へ単身引っ越し、プロ棋士として一人暮らしをする。
進学しなかった零だが、再び学生生活に挑戦したい と思うようになり、1年後に私立駒橋高校へ進学。
友人作りが苦手、かつ将棋対局で学校を休みがちなため、友達が不在。学生生活では孤立している。

孤独な零だったが、川本姉妹との偶然の出会いにより、川本家へ通うようになる。最初は遠慮がちだったが、川本姉妹と交流していく中で彼女たちを自分の家族のように大切に思い始める。次女・ひなたがいじめを受けた際には、いじめと戦うひなたの強さに心打たれ、彼女に恋をするようになった。
以後、自称・ひなたの婚約者を名乗り、ひなたや川本姉妹に起こるトラブルを一緒に乗り越えていく。

川本家

川本あかり(かわもと あかり/演:倉科カナ)

CV:茅野愛衣
零の住む六月町の隣、三月町という下町に住む3姉妹の長女。亡くなった母親に代わり、妹たちを育てている。
昼は祖父の和菓子屋・三日月堂の手伝い、夜は銀座にある伯母が経営する店でホステスとして週2回働く。
伯母の店は棋士の常連も多く、気立てが良く美人なあかりにはファンが多い。
零の恩師・林田高志(はやしだ たかし)や島田研究会のリーダー・島田開(しまだ かい)も、あかりに思いを寄せている。

ガリガリに痩せている人間や動物を見ると自宅にあげ、食事をさせ、フクフクさせることに喜びを見出す。
その為、ガリガリだった零を自宅にあげ、頻繁に家族と一緒に食事をさせる。これがきっかけとなり、零は川本家と親密になっていく。
また逆に、フクフクしている人を見ると恍惚とすることがある。零の棋士仲間・二海堂晴信(にかいどう はるのぶ)のぽっちゃり体型が理想。

妹たちの母親代わりとして普段は気丈にふるまっているが、実は常に気を張っており、母親に似た服装や口調を真似て母親の務めを果たそうと努力している。
家計を切り盛りしているため金銭感覚はしっかりしているが、食事の量やカロリーがどんぶり勘定。すぐ自分もフクフクぽっちゃりしてしまうのが難点。
母親譲りの器用さがあり、家事全般やお裁縫で得意。他にも、果物のカービングもこなし、伯母の美咲を驚かせた。

恋愛をしたい気持ちはあるが、父親と母親の離婚のせいで恋愛に消極的。

川本ひなた(かわもと ひなた/演:清原果耶)

CV:花澤香菜
川本家の次女で、笑顔が似合う天真爛漫な中学2年生。単行本9巻で私立駒橋高校の1年生になる。
正義感が強く、中学3年時に友達の佐倉ちほがいじめられた時に助けようとし、逆にいじめの被害者になってしまう。しかし、いじめに立ち向かい、いじめを克服した。

家族思いの女の子で、妹の面倒や祖父の和菓子屋の手伝いもしている。
笑顔でいることが多い為 悩みが無いように思われがちだが、実は1人きりになってから大泣きするなど、家族に悩みを悟られないように気配りする繊細な面を持つ。
祖父の和菓子屋の手伝いにやりがいを見出し、和菓子の包装を自前したり、出店のメニューを考えたりしている。
将来は和菓子屋を継ぎ、愛される和菓子を作る事を目標としている。

単行本14巻では、零に恋心を抱いているのだが、「姉とお似合い」と強がってしまう一面が描かれている。

川本モモ(かわもと もも/演:新津ちせ)

Sonochy
Sonochy
@Sonochy

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