「Let lt go」をめぐる松たか子とMay J.の格差 紅白にも注目

ディズニー映画『アナと雪の女王』が歴史的ヒットを飛ばし、主題歌「Let it go」は日本でも大ブームとなった。映画の中でこの曲を歌ったのはエルサ役の松たか子とエンディング担当のMay J.だが、人気や評価は圧倒的に松たか子が勝っている。『アナと雪の女王』の特別ステージが企画された紅白歌合戦の行方も注目された。

まずは聴き比べてみよう。

圧倒的に評価の高い松たか子バージョン

一方メディアで多くこの曲を披露しているMay J.

May J.さんは2014年6月12日、19日放送の「謝りたい人がいます。~恩師にありがとうSP~」(TBS系)収録後、報道陣に「NHK紅白歌合戦」への思いを語った。小さいころから出場を夢見ていて、すでに手帳には仮ながら「紅白」のスケジュールを入れているという。
実現すれば悲願の初出場となるが、その前には大きな壁が立ちはだかっている。映画で「女王」エルサを演じる松さんだ。「Let It Go」をMay J.さんはエンディング曲、松さんは劇中歌として歌っている。仮に紅白出場が決まっても、May J.さん、松さんの2枠を用意するのは難しそうだ。
女優と歌手の二足のわらじで活動する松さんは、紅白にも「司会」「歌手」の両方で出演経験がある。96年には史上最年少(当時19歳)で紅組司会を担当。翌97年3月には「明日、春が来たら」でCDデビューし、同年末の紅白に歌手として再出場しているため、May J.さんより「実績」で上回る。

出典: www.j-cast.com

ランキングでは松が圧勝

iTunesランキング 松たか子3位 May J. 46位 (7/12時点)

レコチョクランキング 松たか子1位 May J. 3位 (上半期)

Amazon デジタルミュージックベストセラー 松たか子 1位 May J. ランク外 (7/12時点)

Joysound カラオケランキング 松たか子1位 May J. 19位 (7/12時点)

「May J.」歌上手いのにどうして不人気? 「心に響かない」「語尾のクセが苦手」…
May J.さんはいまでこそ「カラオケ」や「カバー」のイメージがあるが、その陰には苦労があった。1988年、日本人の父親と、イラン、ロシア、トルコ、スペイン、イギリスの血が入った母親との間に生まれた。3歳からピアノレッスン、8歳で初ステージを踏む。インターナショナルスクールを経て、18歳(06年)でメジャーデビューしたが、07年のファーストアルバムはオリコン最高50位だった。08年からは全編英語の海外向け音楽番組「J-MELO」(NHKワールド、日本国内ではBSプレミアム)の司会に抜擢され、現在も出演している。

レコード会社移籍後の09年、Sugar Soul(シュガーソウル)の「Garden(ガーデン)」をカバーし、一時注目をあびたが、ブームは長続きしなかった。その後もライブを中心に地道に活動し、12年3月に東京ドームで行われたメジャーリーグオープン戦では、日米国歌の独唱を果たした。その6月に「仕分け」へ初登場し、以降の活躍は周知の通りだ。

出典: topics.jp.msn.com

Let it goでの紅白出場に意欲を燃やしているMay.Jに対して、松たか子は女優の仕事などで忙しい。
7月期のTBS日曜劇場「おやじの背中」への出演、2015年春公開予定の映画「ジヌよさらば ~かむろば村へ~」への出演、9月には佐橋佳幸(祝)芸能生活 30周年記念公演~東京城南音楽祭T・J・O~へのゲスト出演も決まっている。

正直、松にとってはすでに出場経験のある紅白への思いはそれほど強くないだろう。
しかし2人の気持ちとはうらはらに既にテレビで聴き飽きた感のあるMay.Jよりも紅白で同曲を披露してほしいのは松という世間の意見が大きい。
結果、2人のデュエットということも有りうる。

「アナ雪がこれだけヒットしたにもかかわらず松は沈黙したまま。これはウォルト・ディズニー社の戦略があるからです。7月16日にリリースされるDVD&ブルーレイの発売と同時にPRを兼ねて露出させるというものです。松とともにアナ役の神田沙也加も出演させる方針で、これを機にテレビが解禁されます」(事情通)

出典: www.nikkan-gendai.com

このような情報もあったがDVD発売後も松たか子の歌の披露はまだない。
これはやはり紅白の目玉として年末までとっておく戦略か?

出典: www.amazon.co.jp

実はいま、松さんの紅白出場が内々で進められているんです。NHKとしては、紅白の目玉にすべく(松さんの「Let It Go~ありのままで」を)”テレビ初披露”にこだわっているそうです。 そのため、松さんサイドに”民放NG”の極秘要請をしているそうです。~NHKは『アナ雪』コーナーを設け、声優陣を総出演させる演出も考えているそうです。具体的には『Let It Go』の1番をMay J.さんが歌い、2番を松さんが歌うという話でまとまりそうです。(音楽関係者)

出典: okiraku-news.net

海外からの評価も松が圧勝

この曲の25ヶ国語全てのバージョンを繋ぎ合わせた動画の最初のサビで、<ありのー ままのー>と、歪められることなく正確に歌われた日本語の伸びやかさが国内のみならず海外のファンにも強烈なインパクトを与えたことは、すでにご存知の方も多いことでしょう。

出典: joshi-spa.jp

大ヒット映画『アナと雪の女王』の主題歌を担当した歌手のMay J.が10日、TBS系ドキュメンタリー番組『情熱大陸』(毎週日曜23:00~23:30)に出演し、主題歌には劇中歌とエンドソングの2種類あることが一般的だと知られていない現状に苦悩している胸の内を明かした。

日本語版主題歌としてMay J.が歌うエンドソング版と、エルサ役を務めた松たか子による劇中歌版の2種類ある「Let It Go~ありのままで~」。このことに関してMay J.は、「『なんでエンドソングはMay J.が歌ってるの?』と思っている人が多い」という現状を残念そうに話した。

出典: jacklog.doorblog.jp

そして、「そういう仕組みなんだけどな。全世界で必ず、劇中歌とエンドソングっていうのはアレンジが違う。そして歌っている人も違うっていう共通があるんだけれど」と説明し、「それを理解されていないのがすごく残念」とコメント。「それでも自分が日本版の主題歌を担当させていただいているし、しっかりとその責任感を持っていい歌を歌い続けるしかないんですよね。人になんと言われようと」と決意を語った。

番組では、2006年にデビューしてからの長い下積み時代の苦労も告白し、深夜のクラブで年100回以上のライブをこなす日々が続いたという。また、過去にオリジナルアルバムを6枚リリースしてきたがどれも売れず、"オリジナル曲が売れない"ということに悩んできたことも明かした。

出典: jacklog.doorblog.jp

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