青根高伸(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ
青根高伸(あおね たかのぶ)とは『ハイキュー!!』に登場する伊達工業のミドルブロッカー。ブロックを最大の武器とする伊達工の中でもトップクラスのブロック力を誇る。約190cmある大きな体とは裏腹に素早い動きができ相手スパイカーをシャットアウトし、戦意喪失まで追い込む。眉毛がなく無口なうえに強面で相手からは怖がられる事が多いが、実は力を認めた相手には敬意を払い握手やお辞儀をするなど真面目な一面がある。烏野にとって大きな壁となり、またお互い競い合うライバルとして作中で多くの対戦がある。
青根高伸のプロフィール・人物像
青根高伸 (あおね たかのぶ)
伊達工業高校2年A組
身長:191.8cm(IH予選)→192cm(春高予選)
体重:88.2Kg
ポジション:ミドルブロッカー
最高到達点:335cm
背番号:7(IH予選)→1(春高予選)
好物:栗きんとん
最近の悩み:電車に乗って座席に座ると両サイドに誰も座ってくれないこと
CV:松川裕輝
青根高伸(あおね たかのぶ)とは『ハイキュー!!』に登場する伊達工業の選手。初登場時には“鉄壁の一言に尽きるー「伊達工業」”という烏養のセリフで象徴するかのように大きく青根が描かれている。190cmと恵まれた体格に加え、持ち前の瞬発力を発揮し多くのスパイカーを止める。眉毛が無く、無口で気持ちを表に出すタイプではないが内面は真面目で礼儀正しい青年。インターハイ予選で主人公日向の実力を認め、試合後に握手を求めたり、春高予選では「明日、お前を止める」と珍しく感情を出し思いを伝えたりと日向のことをライバル視している。自ら言葉を発することがほとんど無い青根だが新チームになってからは最上級生として後輩に助言したり、自分の考えを少しずつだが言うようになっている。青根が3年生になった年のインターハイ予選では更に強度を増したブロックを武器に烏野を下し、11年ぶりの全国大会出場を決めている。
青根高伸のポジション・能力
能力パラメータ(5段階評価)
・パワー5 ・バネ3 ・スタミナ3
・頭脳3 ・テクニック3 ・スピード4
青根のポジションはミドルブロッカーで烏野の1年生である日向や月島と同じポジション。パラメータを見ると頭脳・テクニックは普通で器用な選手という訳ではないが、パワー・スピードが優れており相手エースを止めるために最適な能力が備わっている。青根はブロックが武器である伊達工業の中心選手で恵まれた体格と瞬発力を活かし、リードブロック(トスが上がってから動く)で相手のスパイクを止める。言葉数は少ないが試合前に相手エースを見るとロックオンする癖があり、徹底的にマークをする。ブロックの技術は高いものがあり、ブロックの隙間をわざと作りそこを通るスパイクを止めるといった事ができる。ブロックだけではなくスパイクとサーブも強力で県内ではNo.1ブロッカーの呼び声も多い。
青根高伸の来歴・活躍
3月の県民大会 vs烏野
青根が2年生になる前の3月に行われた県民大会で主人公・日向が4月から所属することとなる烏野高校と対戦し2-0で勝利している。作中では3月に行われた県民大会としか書かれていないが新人大会と思われる。
県内大会では烏野のエース東峰を徹底的にマークし何本もブロック、戦意喪失させるまで追い込んだ。また伊達工のブロックが原因で県民大会後、烏野ではエース東峰がスパイクが全く決まらない自分のせいで負けたと他のメンバーと揉め、バレー部を一時期離れてしまった。菅原も「3ヶ月前はあの“鉄壁”ブロックにコテンパンにやられた。」と言い切っており、相手の心まで折ってしまう伊達工のブロックの強さが伝わってくる。
インターハイ予選 vs烏野
6月のIH(インターハイ)予選、第2回戦で烏野と再戦。試合前に烏野のエース東峰に指を差しロックオン(マークしているぞ)と圧をかけていた。一度勝利しているとはいえ日向、影山の1年生コンビを警戒しており、油断の無さをみせる。試合序盤烏野の速攻やオープン攻撃にしっかりブロックを張りシャットアウト、本来の力を発揮する。しかし烏野の“変人速攻”(日向の動き、全力で飛んだ先のスイングが決まる位置を影山が予測し、そこに速いトスを送りそのボールを日向が打つ2人にしかできない速攻)を決められて以降、得意のブロックが上手く機能せず烏野に得点を許してしまう。
3枚ブロックでエース東峰を止める場面があるも囮として機能を果たす日向の速攻と影山のトス回しで1セット目を烏野が取り、2セット目も烏野が24-22とセットポイントを迎える。
最後は青根、二口、茂庭のブロックが上手い選手で東峰を止めに行くも弾かれてしまいボールは伊達工業側に落ち、敗北が決まった。
試合後、青根はすぐさま主将である茂庭に駆け寄り「春高!!!!」と言いリベンジをしたいという気持ちを見せるが3年は春高まで残らないと茂庭から告げられる。
「ウチは一応強豪って呼ばれてるけど俺たち3年の代はハズレだって言われてたんだ。」「それがお前たちのお陰で“鉄壁”の名に恥じないチームでいられた。お前たちが3年の時は春高まで残れ!今から新しいチームで体制を整えて今年予選で勝てなくても来年…青葉城西も白鳥沢も烏野も!全部押さえつけて全国へ行け!いいな!!」と言われ、リベンジは新チームへ託された。
春高予選 vs青葉城西
伊達工業は3年生が抜けて新チームで春高予選を迎えた。新チームの主将は二口、青根は7番から1番へとなっている。またセッター茂庭のポジションに191cmの“大型セッター”黄金川が入り、チームとしては荒削りだが高さは十分にあるチームになっている。
青葉城西の一戦、烏養は「3年が残っている青城はまさに集大成、正直新しいチームになったばっかの伊達工は分が悪いと思っていたがーこりゃわかんないかもな...」と発言。
実際及川がリベロからのトスを打つ時、青根、二口とブロックの中心2人に加え3枚目の壁、黄金川で及川をシャットアウトしている。
また止めに行く際の勢いに二口は「加減しろやコノヤロオオ」と言っていたが、青根は「俺が支えきれなかったのが悪い、今のでいい」と黄金川を褒めるシーンが有り無口な青根が先輩として後輩の成長を助ける姿が見受けられる。1セット目を取られ後がない伊達工は2セット目、エース二口のスパイク、青根のセンター攻撃、黄金川のツーアタックで青城に食い下がり追い上げを見せるが完成度が高い青城に24-22とセットポイントを許す。
相手エース岩泉に対し青根、二口、黄金川の県内最強の3枚壁で挑むも黄金川の腕と腕の間を抜かれスパイクが決まりゲームセット。ベスト8で春高予選を終えた。
練習試合 vs烏野
春高全国大会を目前にした烏野は全国レベルのブロックに慣れるべく練習試合の相手に伊達工を選んだ。試合開始直後日向の囮の惑わされずにほぼ3枚で東峰をブロック。烏養も伊達工の磨きがかかったブロックを目の当たりにし「いいブロックはスパイカーだけではなくセッターに相当なストレスを与える。影山にとっては白鳥沢戦よりキツい試合になるかもな」と発言(”白鳥沢“とは、全国屈指のエース牛島若利擁する県内No. 1チーム。烏野は春高予選で白鳥沢に勝利)。
さらに伊達工はブロック陣形“バンチ・シフト”(真ん中に集まって構え、相手の攻撃にできるだけ複数で対応する形)に磨きがかかり日向の速攻に2人がしっかりつけるようになっている。伊達工全体としてレベルが上がっているが、青根はブロックする際の横移動の速さに磨きがかかりサーブも以前は普通のサーブだったがジャンプサーブに変更しておりビッグサーバー(強烈なサーブを打つ選手)になりつつある。
インターハイ予選 決勝烏野
最後の年を迎えた青根たち3年生はインターハイ予選決勝で烏野に勝利し、11年ぶりの全国大会出場を決めた。1年前の茂庭との約束を果たす事ができ、全国でベスト16の成績を残している。しかし、その後行われた春高予選では1回戦敗退という結果になっている。烏野とは逆山なので他のチームが伊達工を倒す大波乱を起こしたか、青根、二口ら3年生がインターハイで引退したかのどちらかが予想される。
卒業後は社会人チームに所属
高校卒業後、就職する人が多い伊達工業。青根も卒業後は県内の建設会社に就職している。また、バレーボールは続けており、VC伊達という社会人チームで高校の同級生”二口“と一緒にプレーしている。
青根高伸の関連人物・キャラクター
二口堅治 (ふたくち けんじ)
青根と共に”伊達の鉄壁“を象徴する選手。茂庭ら3年生がインターハイで引退した後に主将を務める。エーススパイカーでブロックも上手く、伊達工の攻撃の中心を担っている。性格は少し捻くれており、チームメイトに「色んな方法で相手にプレッシャーかけんだよ!心を折りにいくんだよ!主審に目をつけられない程度に!」と主将らしからぬ発言をしている。しかし試合中は主将、エースとしてチームを引っ張る姿が多く描かれている。また、青根が相手エースにロックオン(相手エースに指を指す)する癖は主将になる前は茂庭に言われてから仕方なく止める感じだったが、主将になってからは流石に良くないと思っているのか青根がロックオンする前に自ら無言で止めにいっている。
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目次 - Contents
- 青根高伸のプロフィール・人物像
- 青根高伸のポジション・能力
- 青根高伸の来歴・活躍
- 3月の県民大会 vs烏野
- インターハイ予選 vs烏野
- 春高予選 vs青葉城西
- 練習試合 vs烏野
- インターハイ予選 決勝烏野
- 卒業後は社会人チームに所属
- 青根高伸の関連人物・キャラクター
- 二口堅治 (ふたくち けんじ)
- 茂庭要 (もにわ かなめ)
- 黄金川貫至 (こがねがわ かんじ)
- 追分拓朗 (おいわけ たくろう)
- 岩泉 一 (いわいずみ はじめ)
- 日向翔陽 (ひなた しょうよう)
- 月島 蛍 (つきしま けい)
- 東峰 旭 (あずまね あさひ)
- 青根高伸の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「明日、お前を止める」
- 「止める事が、難しい相手が大きく力が強いとは限らない。」
- 「10番!!」
- 青根高伸の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 二口と2人で”ベルリンコンビ“
- 超高校級エース”牛島若利“と共通点