マギ（MAGI）のネタバレ解説・考察まとめ

『マギ』の名言・名セリフ／名シーン・名場面

アラジン「君は勇気ある人さ」

迷宮「アモン」を攻略した後、アリババは「自分は卑怯者だ」と告白する。アラジンがいなかったら攻略に踏み出す勇気もなく、迷宮攻略は自分1人の力ではどうにもならなかったと言うアリババ。
アラジンは「君は勇気ある人さ」と言い、2人が初めて会った時の話をする。アリババはどんなに馬鹿にされても自分の夢や名誉のために怒ることは無かった。しかし、他の人の命が危険に晒された時には、彼らを助けるために迷わず身を投げ出した。
その様子を見ていたアラジンは、アリババのことを尊敬する友達だと思っていたのだ。

アリババ「力も何も関係ねーだろ！！」

ボロボロになりながらも敵と戦い続けるアリババは、魔装をしようと試みるが上手くいかない。自分には力が無いのだと諦めかけた時、かつてアラジンに言われた「君は勇気ある人さ」という言葉を思い出す。
アリババは「力も何も関係ねーだろ！！何がなんでも…俺は！！！前に進むって決めたじゃねーか！！」と再び立ち上がり、ついに魔装を成功させたのだった。

モルジアナ「私の大切な人からの、恩義が積もった大切な誇らしい品です！」

モルジアナの眷属器を探していた際に、モルジアナは奴隷時代につけていた足枷を選ぶ。その時、「私の大切な人からの、恩義が積もった大切な誇らしい品です！」と言う。
モルジアナにとって奴隷時代はとても辛い時間だった。それでも足枷を選んだのは、その足枷を壊して助け出してくれたアラジンやアリババと過ごした記憶の方が大事だったからである。

『マギ』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話

ジンの名前の由来は「ソロモン72柱」

作中に登場するジンの名前は、「ソロモン72柱」の悪魔の名前からとられている。
ソロモン72柱の序列は迷宮の名前と関連しており、序列第1位の悪魔・バアルをモデルにしたジンが眠る迷宮は「第1迷宮バアル」、序列7位の悪魔・アモンが眠る迷宮は「第7迷宮アモン」となっている。

作者のブログで補完エピソードを掲載

作者・大高忍が更新しているブログ「大高忍の手書きブログ」では、『マギ』の補完エピソードなどが掲載されている。ここでしか見られないイラスト・ストーリーが満載だ。
漫画だけではわからない、キャラクターの意外な一面も知ることができる。

アニメでは迫力満点のモルジアナの戦闘シーン

盗賊団の本拠地に乗り込んだモルジアナは、そこで出会った奴隷の少女を助けるべく、自分の何倍もの図体を持つ猛獣たちを素手で倒していった。
一撃で獅子の腹を貫くとも言われる「ファナリス」の脚力の餌食となった猛獣たちがバッタバッタと倒れていく様は、同情せざる負えない。
「決してモルジアナを敵に回してはいけない」と思った視聴者も多かっただろう。
モルジアナの戦闘シーンは迫力満点で見応え充分なのでおすすめである。

アリババの堕転はアニメリジナル

迷宮・ザガンの攻略に向かったアラジン一行。しかし何故かアリババが堕転する羽目に。
実はこの展開はアニメオリジナルである。おそらく、アニメの尺の都合で改変されたと考えられるが、時間内にまとめるためにアリババが犠牲になってしまったらしい。
原作では闇の金属器使いはシンドリアに来ておらず、シンドバッドの魔装のタイミングも違う。
原作と大きく違っているため、原作ファンの中には改変にショックを受けたという人もいるようである。

ネット上で話題になったアニメ第2夜「迷宮組曲」

アニメ第1期の第2話である「迷宮組曲」。ファンたちはその放送を楽しみにしていた。しかし実際の放送時、SNSにはファンによる大げさなくらいの反応や面白ツイートがあふれることになる。
「アラジンくんが縦笛を咥えてる姿をハァハァするアニメ」、「マギを見ていると、やっぱり私ってショタじゃないんだって実感する」などのネタツイートや、原作ファンからの「作画が崩壊している」、「変更・改変が多すぎる」などツッコミどころの指摘ツイートが多く見られた。また、EDが乃木坂46の「指望遠鏡」であったことから、「作品の雰囲気に全然合っていない」という声も多数上がった。

『マギ』の主題歌・挿入歌

アニメ『マギ』では、本作の世界観にマッチしたOP・ED主題歌が使用されている。中には、『マギ』のために書き下ろされた楽曲も存在する。