ジャン・ピエール・ポルナレフ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ジャン・ピエール・ポルナレフとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の登場人物であり、達人の剣技を持つスタンド「シルバー・チャリオッツ」の使い手。
第3部『スターダストクルセイダース』から登場。DIOの刺客だったが、アヴドゥルに敗れた後は命を救われ、妹を殺した仇J・ガイルを追うためにジョースター一行の旅の仲間のひとりとなる。
率直で正直な性格だが、自惚れの強い人間だと誤解される事もある。またひょうきんな一面もあり、ギャグシーンを担当する事も多い。第5部でディアボロと戦い命を落とし、幽霊となる。

離れた敵を攻撃する奥の手。刀身を射出し、跳弾のように跳ね返らせ敵の死角からの一撃を狙う。アヌビス神との戦いで使用。

チャリオッツ・レクイエム

破壊力 - E / スピード - E / 射程距離 - A / 持続力 - A / 精密動作性 - E / 成長性 - A
(A-超スゴイ B-スゴイ C-人間並 D-ニガテ E-超ニガテ)

第5部『黄金の風』に登場。「矢」によって、全ての生き物の精神を支配する力を得たシルバー・チャリオッツの姿。その能力が発現すると周囲の者を眠らせ、近くにいた者同士の精神を入れ替えてしまう。
だが、それは前段階に過ぎず、真の能力はこの世の「生物の魂」を完全に支配し、新たな段階に進化(怪物に変化)させる事だった。
「矢」を守るため自動的に動いているだけなので、動きは鈍く攻撃力も皆無。足をひっかければ転んでしまうほどだ。ただし「矢」を狙う者が現れれば、必ず始末しようとする。
実体化しているので普通の人間にも見えるが、実は各人の心の光が照らし出した影こそが「チャリオッツ・レクイエム」の正体である。そのためスタンド能力の影響下にある誰かが、背後にある心の光源を完全破壊すればレクイエムを消し去ることが可能。

「矢」を護る

「矢」を護るという意志だけで「暴走状態」にあるチャリオッツ・レクイエム(上)

戦闘者としては再起不能になっていたポルナレフが「矢」を使ったため暴走。そのポルナレフの意志を受け継ぎ、あらゆる者から「矢」を護ろうとする。
スタンド使いが「矢」に近づくと、本人のスタンドを本体に襲いかからせ阻止する。

精神を入れ替える

全ての生物の魂を操れるレクイエムは、人々の精神を入れ替えてしまう。スタンド能力は入れ替わった精神のものが使え、しかもその能力は以前より上がっている。

生物を「別のもの」に進化させる

時間が経つと、レクイエムの能力は最終段階を迎え、地球上の生物を「別のもの」へと変化させていく。この現象はブチャラティによるレクイエム破壊で阻止された。

ジャン・ピエール・ポルナレフの関連人物・キャラクター

空条承太郎

第3部『スターダストクルセイダース』の主人公。圧倒的なパワーとスピード、そして精密動作性を兼ね備える「スタープラチナ」の使い手。沈着冷静で正義感が強い性格。
旅を通じてポルナレフとも親しくなり、隠し芸を披露する仲にまでなっている。第3部最終回で承太郎はポルナレフの事を「忘れたくてもそんなキャラクターしてねえぜ」と評し、再会を誓っている。

花京院典明

高校生。元DIOの刺客だったが、承太郎に敗北し救われ、仲間になる。紐状になれる遠距離型スタンド「ハイエロファント・グリーン」の使い手。一行の中でも頭脳戦を担当。
同じスタンド使いの旅の仲間として、ポルナレフとは特に親しくなり、お互い明け透けに物を言い合う気の置けない関係となっている。DIOとの戦いで敗れ死亡。

モハメド・アヴドゥル

占い師。ジョセフの親友で、炎を操るスタンド「マジシャンズ・レッド」の使い手。ジョースター一行の中では参謀的存在。
DIOの刺客となったポルナレフと最初の戦う事になる相手で、仲間になった後も戦いの方針を巡って対立する事もあった。
しかしポルナレフはホル・ホースの銃弾に倒れたアヴドゥルの死に涙し、カメオ戦でアヴドゥルの生存を知った時には心から喜んでいる。ヴァニラ・アイス戦でポルナレフの命を救い死亡。

ジョセフ・ジョースター

第2部『戦闘潮流』の主人公。承太郎の祖父。波紋法と念写能力を持つスタンド「ハーミット・パープル」の使い手。
老獪にして頭の切れる人物。承太郎にスタンドの存在を教え、DIOが100年の時を経て蘇った事を告げる。
左手が義手のため、ポルナレフに「両腕とも右手の男」ではないかと疑われる一幕もあった。しかし仲間となってからは信頼し合い、エンヤ婆との戦いの後は冗談を言い合う間柄にもなっている。

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ヌケサクとは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part3『スターダスト・クルセイダース』のDIOの館にいた吸血鬼。スタンド能力はない。本名は別にあるはずだが、あまりにも弱くマヌケなため、味方だけでなく敵からも「ヌケサク」と呼ばれている。後頭部に女の顔がついており、後ろ向きで女を装って敵を油断させるのが基本戦法。作中では右手と左手が反対なのを承太郎に見抜かれて倒された。一応、吸血鬼なので不死身の肉体を持っている。

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アレッシーとは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part3『スターダスト・クルセイダース』に登場する38歳独身の敵スタンド使い。無力な子どもを痛めつけるのが大好きというゲスな性格をしている。スタンド「セト神」でターゲットを子どもにしてから殺すのが基本戦法。セト神は戦闘能力がほとんどなく、本体のアレッシーも子どもの承太郎にボコボコにされる程度にはひ弱だ。 ターゲットを子どもにして無力化できるが、ポルナレフのように生まれついてのスタンド使いがターゲットの場合は逆転されるリスクがある。

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アヌビス神とは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part3『スターダスト・クルセイダース』に登場する敵で、意思を持ったスタンド。本体は500年前のエジプトの刀鍛冶キャラバン・サライで、既に死亡している。アヌビス神の刀を手に取った者は意識を乗っ取られ、剣技の達人となる。アヌビスは石で出来た柱をバターのように切断する切れ味を持ち、戦った相手のデータを完璧に覚えるため、一度剣を交えた相手には決して負けない。作中ではポルナレフに取りついたことでシルバー・チャリオッツとの二刀流になり、承太郎を大いに苦戦させた。

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マニッシュ・ボーイとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』に登場する赤ん坊の敵スタンド使い。生後11か月の赤ん坊だが、大人以上の知能と凶暴性を備え、口から牙が生えている。ふだんは普通の赤ん坊を装っているが、言葉を話し、煙草を吸い、安全ピンでサソリを殺す程度の力も持っている。 夢の中の世界を支配するスタンド「死神13(デスサーティーン)」で花京院典明(かきょういん のりあき)を仲間から孤立させ、追い詰めた。

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ンドゥールとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』に登場する盲目の敵スタンド使い。全く目が見えないかわりに驚異的な聴力を持っており、先端を地面につけた杖を耳に当てることで4km離れた場所の生物の体格、動き、心情までつぶさに察知することができる。スタンドは水と一体化して高速で移動する「ゲブ神」。 承太郎に対して「悪には悪の救世主が必要」と語り、DIOへの忠誠のために自害した。第3部の敵の中で、承太郎が唯一敬意を示した相手。

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ヴァニラ・アイスとは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part3『スターダスト・クルセイダース』に登場する敵スタンド使いで、DIOの狂信者。DIOの館に侵入したポルナレフ、アヴドゥル、イギーを襲撃し、アヴドゥルとイギーを殺害した。 DIOの配下の誰よりもDIOに心酔しており、DIOのために自ら首を切断して血を捧げた。そしてDIOに血を与えられ、吸血鬼となってポルナレフたちの前に立ちはだかる。 スタンド能力は飲み込んだものを粉々にして暗黒空間にばらまく「クリーム」。

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偽キャプテン・テニールとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』の作中でジョースター一行を乗せた船の船長。DIOの刺客のひとりで、本物のキャプテン・テニールを殺害して成り代わっている。本名は不明。香港からシンガポールへ向かうジョースター一行を襲撃し、承太郎と海中で戦った。スタンドは海中を自在に泳ぐ半魚人のような姿をした「暗青の月(ダークブルームーン)」。 スタンドだけでなく偽テニールも水中戦に特化した殺し屋で、潜水の自己ベストが6分12秒と豪語している。

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テレンス・T・ダービーとは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part3『スターダスト・クルセイダース』に登場する敵スタンド使いで、ダニエル・J・ダービーの弟。DIOの館で執事を務めている。兄のことは「尊敬している」と言いつつ「古いタイプの人間」と見下している。 必要以上に丁寧な言葉遣いをするが、本性は残酷で傲慢。ゲームで負かした相手の魂をその人そっくりに用意した人形に閉じ込め、着せ替えやおしゃべりを楽しむという趣味を持っている。彼のコレクションボックスには正気を失ったたくさんの人形が並んでいる。

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ラバーソールとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』に登場する敵スタンド使いで、スタンド能力で花京院典明(かきょういん のりあき)に化けた人物。「ハンサム」を自称するほど整った顔立ちだが、性格は粗野で下品かつ暴力的で、花京院に化けていても空条承太郎(くうじょう じょうたろう)が不審に思うほど不自然だった。 肉を取り込んで強く大きくなるスライム状のスタンド「黄の節制(イエローテンパランス)」の使い手。

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