テンタコル/障子目蔵(僕のヒーローアカデミア)の徹底解説・考察まとめ
テンタコル/障子目蔵(しょうじ めぞう)とは、『僕のヒーローアカデミア』に登場するキャラクターで、ヒーロー育成の名門・雄英高校に通う少年。主人公のデクこと緑谷出久のクラスメイトの1人で、腕や目などの体のパーツを複製できる「複製腕」という個性を持つ。
学生ながら非常に冷静な性格で、いかなる時も状況を正確に見極めて適切な行動を取ろうとする。一方で友情に厚く、緊急時であっても仲間を見捨てない一面もある。
USJでの人命救助訓練に向かうバスの中で、障子は一番後ろの席で轟と眠っている様子。いよいよ訓練が始まるというところで、死柄木弔を筆頭とするヴィラン達の襲撃に遭い、黒霧の個性「ワープ」により散り散りにされた1年A組の生徒達。障子の索敵により、ひとまず全員USJ内にいることは把握出来た。障子は芦戸・麗日・砂糖・瀬呂・飯田・13号先生と共にエントランスにて黒霧と対峙する。足が速い飯田を外に出して他の先生に助けを求めるため、6人で黒霧を足止めする。黒い霧に対象を包み込んでワープさせる黒霧の攻撃に対し、障子は複製腕を翼のように伸ばし、皮膜を活用して飯田に向けて放たれた黒霧の攻撃を包み込んでワープ能力を防ぐ活躍ぶりを見せた。その後飯田はUSJの敷地から脱出することに成功し、雄英高校の職員らを呼び出すことが出来た。初めてまともにヴィランを目の当たりにしたA組の生徒達は、それぞれの思いを胸に更なる飛躍を目指す。後日各メディアで一連の事件が報道され、個性により常に全身が透明化している葉隠が自らの事をあまり目立たなかったと落ち込んでいるところ、「確かにな」と躊躇なく肯定する障子。その後尾白が「あの格好じゃ目立ちようがないもんね」と、葉隠の個性というよりかはヒーロースーツに着眼点を置いてフォローする流れに。
体育祭
体育祭を前に、ヴィランの襲撃を耐え抜いたA組を視察に来る他クラスの面々に向かって、入試一位通過の爆豪は敵が増えたって関係ない。ただ上に上がるだけだと言い去り、A組の皆は鼓舞する。体育祭に向けて障子はベンチプレスで腕を鍛えていた。
第1種目
第1種目の障害物競走では崖と崖を繋ぐ綱の上を渡るコースで複製腕と皮膜を大きく翼のように広げ、選手たちの頭上を滑空する姿が見られた。結果14位という好成績で第2種目の騎馬戦への参加が決定した。
第2種目
第2種目の騎馬戦ではハチマキに記載されているポイントを集計し、より多くのポイントを稼いだ上位4チームの勝ち抜けとなる。障子は最初、第1種目3位通過で実力もある爆豪と組もうとするが、峰田の「お前の巨体と触手なら、おいらの体すっぽり覆えるだろ」という泣きながらの提案に賛同し、蛙吹・峰田とチームを組んだ。背中に二人を乗せ、複製腕と皮膜を使ってガードをしながら鍛えられた脚力で場内を駆け回った。B組の塩崎茨に腕の隙間から静かにハチマキを奪われてしまい、0ポイントのタイムアップで脱落。その後、第3種目前の全員参加レクリエーションタイムでクラスメイトの口田と大玉転がしを楽しんでいた。体育祭の振替休日を終え、通常授業が再開。プロヒーローの元へ職場体験に行く事になった為、それに必要なヒーロー名を決める授業で個性溢れるネーミングセンスを披露するクラスメイトの中、障子は「テンタコル」というヒーロー名を表示した。1週間の職場体験中に"ヒーロー殺し"と恐れられたヴィラン・ステインと戦闘をした飯田、轟、デクの3人に、職場体験明けの初登校時障子は心配していたのか近くに寄って話を聞いていた。
期末・演習試験
期末試験は筆記と実技の2種類。担任の相澤先生に赤点を取れば林間合宿に行けないと脅され、ひとまず筆記のテスト対策としてクラス内で教え合い学び合うA組生徒達。その中でまったく対策しようとしない中間18位の青山に対し、もう少し焦った方がいいんじゃないかとアドバイスする中間10位の障子。実技テストは、直前までその内容は不明のままだったが、テスト当日に「雄英高校の教師とA組の中から選ばれたペアの1対2の対決型試験」という形のものであることが明かされる。生徒は先生を拘束するか、先生を出し抜き脱出ゲートを通れれば合格。障子は葉隠とペアになりスナイプ先生と対決。ホーミング(敵に狙いを定め、一撃必中・驚異の命中率で射撃)の個性持ちのスナイプ先生相手に、障子が索敵しながら囮になり隙を見て透明化している葉隠が拘束という戦法で見事合格。結果A組の筆記赤点者は無し。実技赤点者は5名。障子は筆記、実技の両方共赤点回避。ちなみに赤点を取った生徒も林間合宿に参加可能。初めから相澤先生はそのつもりでやる気を出すために嘘をついていた。ただし林間合宿中のレクリエーションタイムを犠牲に芦戸、切島、上鳴、砂糖、瀬呂はその時間を補修にあてた。
林間合宿
林間合宿には雄英高校ヒーロー科A組B組どちらも参加。合宿場所は山岳救助などを得意とする4人1組のベテランヒーローチーム「ワイルド・ワイルド・プッシーキャッツ」の私有地。合宿初日は、ワイルド・ワイルド・プッシーキャッツのメンバーのピクシーボブが個性「土流」で作り上げた魔獣が蔓延る森の中を抜けて宿舎まで到達する指令が課せられた。A組全員で協力して魔獣を倒す中、障子は耳郎と共に索敵に尽力していた。昼前から行動開始して宿舎に着いたのは夕方。空腹と疲労でボロボロになったA組の面々はその後翌日から本格的に始まる訓練に向けて夕食を食べ、温泉で疲れを取った。
個性強化訓練
2日目の課題は個性伸ばし(個性に由来する器官・部位のさらなる鍛錬)。漫画とアニメで内容が少し異なる。漫画にて障子は、複製の速度や複数を複製した際のコントロール調整となっていたが、アニメでは葉隠とペアになり透明化した葉隠を障子が索敵能力で探す事で双方の個性伸ばしを図っていた。
ヴィラン連合の襲撃
レクリエーションとして行われた肝試しでは常闇とペアに。最中ヴィラン連合の襲撃があり、常闇を庇って複製腕を負傷した障子だが、それが常闇の個性「ダークシャドウ」が暴走するトリガーとなってしまい対処中のところデクと合流。ヴィラン連合に狙われている爆豪の元へ向かいたかったデクは、音に反応し光が苦手というダークシャドウの特性を生かし作戦を決行。それは障子の複製腕を伸ばした先に口を複製させ、上手く誘導しながら爆豪の元へ行き爆豪の個性「爆破」によって起こる光と、轟の個性「半冷半燃」の炎を発動させて光を放ちダークシャドウを鎮めるというものだった。作戦は成功。その後、轟・障子・常闇・デクの4人は爆豪を護衛しながら宿泊所に向かうことに。その道中、ヴィラン連合の一人「Mr.コンプレス」に爆豪と常闇を奪われる。鉢合わせた麗日の個性「無重力」で障子、デク、轟の3人を浮かし、蛙吹の個性「蛙」の長い舌で3人を巻き付け空中に飛ばし、障子がデクと轟を抱え複製腕の皮膜を翼のように広げ滑空しMr.コンプレスを追いかけた。ヴィラン連合の集合場所に無事着地した3人は、爆豪と常闇を奪還すべく奮闘する。トガヒミコと対峙し危機に陥っていたデクをすかさずフォローし、隙をついて爆豪が閉じ込められていると見られるビー玉をMr.コンプレスから奪った。しかしそのビー玉はダミーであり、結果爆豪だけがヴィラン連合に連れ去られてしまった。林間合宿中ヴィランの毒ガスを吸い過ぎた耳郎と葉隠。頭を怪我した八百万。そしてヴィランに連れ去られた爆豪。重症の緑谷の病室に集まるその他のA組生徒達の中で、爆豪を奪還しようとする者とプロヒーローに任せた方がいいと言う者とで言い争いが起きてしまった。その際障子は冷静に「今自分達の様なヒーロー未満の学生が感情的に動いていい問題では無い」と発言した。その後寮入りの際に、デク、八百万、轟、切島、飯田の5名が爆豪奪還に向かった事を知る。把握しながらも5人を止めきれなかった生徒達は気まずい空気を漂わせながらも、寮という新しい環境と女子が始めた部屋王決定戦で少しずつ日常に戻って行った。
仮免試験
ヒーロー仮免許取得試験第1次選考。受験者はターゲットマーク3つを体の好きなところにセットし、全てのマークにボールを当てられたら脱落。所持する6つのボールで2人以上を脱落させた者先着100名が2次選考に進める。体育際の全国中継により顔と個性が割れている雄英高校は、毎年雄英潰しと称して他校の受験者から狙われやすくなるが、事前に行った必殺技の練習、ヴィランの襲撃や林間合宿の個性強化訓練により著しく成長を遂げているA組生徒は全員第1次選考通過。ここからの話はアニメオリジナルとなるが、障子は第1次選考途中から八百万、蛙吹、耳郎と共に行動していた。その際個性IQの印照才子を主とした聖愛学園からの徹底的に計算された攻撃を受ける。耳郎の索敵に長けた個性・イヤホンジャックにのみ負担がかかる音量で建物内部に向け音楽をかけ続け、さらに窓ガラスを全て塞ぐ事で障子の複製した目による索敵能力を封じた。室内に4人を閉じ込め、冷房で室温を下げて蛙吹の蛙の個性を冬眠という形で発動させる攻撃も加え、八百万が個性で自らの脂質を変換し物を創造し続けて力尽きるのを待つ聖愛学園の生徒達。手も足も出ない状況下で八百万が相手方の目的を把握し、ヘッドフォン4人分と高周波スピーカーを創造しドア向こうの聖愛学園生徒を返り討ちにした。無事脱出出来た矢先、印照が最後のあがきで八百万のみを部屋に閉じ込めボールを当てようとするが、耳郎、蛙吹、障子の3人はドアを突破し八百万を救出して無事4人は第1次選考をも突破した。ヒーロー仮免取得試験第2次選考は救助演習。災害現場に居合わせた体で、傷病者に扮した人々を制限時間まで救助する。1人につき100ポイントを所持しており、減点方式で制限時間が過ぎたタイミングで基準値以上なら合格、以下なら脱落となる。士傑高校の夜嵐と個人的な争いをしてしまった轟と、傷病者への気配りが不足していた爆豪の2人が脱落したが、後の補修期間を経てA組全員仮免取得となる。障子は峰田と共に傷病者の捜索を主とした行動を取った。
文化祭
文化祭においてクラス内で出し物を決める話し合いになった際、障子はタコ焼き屋を提案。結果A組はバンド演奏兼ダンスパフォーマンスを披露することに。障子はダンス隊に任命され、演出としてダンス隊のメンバーを客席上空に投げ飛ばし、瀬呂や蛙吹がそれをキャッチしてワイヤーの要領で浮遊させる事に携わる。後片付けでは切島が演出で砕き散らしていた大きめの氷を進んで持ち運んでいた。パフォーマンス後の自由時間では、切島・爆豪・瀬呂と共にアスレチックを楽しむ姿も見られた。
冬のインターン
インターンとは、職場体験とは違いプロヒーローの元で本格的にヒーロー活動をすること。冬のインターンでは、同じく索敵能力に長けたクラスメイトの耳郎と共に、No.12ヒーローのギャングオルカの元へ。インターン中の出来事が舞台となった劇場版第3弾では、ビルの屋上から爆弾を探す事に尽力した。
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クリエティ/八百万百(やおよろず もも)とは『僕のヒーローアカデミア』の登場人物で、雄英高校ヒーロー科1年A組に在籍する生徒である。「創造」と呼ばれる個性を持ち、自身の体内から様々な無生物を創り出すことができる。雄英高校に推薦入試で合格した実績を持つ優等生。クラスでは副委員長を務め、クラスメイトから「ヤオモモ」という愛称で慕われている。ナイスバディー、お嬢様のような口調が特徴的である。性格は上品で落ち着いているが、負けず嫌いで打たれ弱い一面もある。「クリエティ」は彼女のヒーロー名である。
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ネジレチャン/波動ねじれ(僕のヒーローアカデミア)の徹底解説・考察まとめ
ネジレチャン/波動ねじれ(はどう ねじれ)とは『僕のヒーローアカデミア』の登場人物で、雄英高校ヒーロー科3年A組に在籍する生徒である。「波動」と呼ばれる個性を持ち、ねじれた衝撃波を放つことができる。プロヒーローに劣らない実力の持ち主で、雄英高校ではトップに君臨する「ビッグ3」に入っている。また、美貌も兼ね備えており、雄英高校文化祭のミスコンでは毎年上位を獲得している。話すことが大好きであり、好奇心旺盛な性格をしているため、質問攻めやマシンガントークを繰り広げることが多々ある。
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ルール/小大唯(僕のヒーローアカデミア)の徹底解説・考察まとめ
ルール/小大唯(こだいゆい)とは、漫画『僕のヒーローアカデミア』に登場する雄英高校ヒーロー科1年B組に所属するヒーロー志望の高校生で、個性は触れた物の大きさを変える「サイズ」。ほとんど口をきかず、何事にも動じない。肝が据わっているのか、単にあらゆる物事に無関心なのかは不明だ。中学生の頃から男子生徒に絶大な人気を誇る美少女だが、本人は一切関心がなく、ファンクラブが結成されていたことにすら気付かずに卒業した。
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目次 - Contents
- テンタコル/障子目蔵の概要
- テンタコル/障子目蔵のプロフィール・人物像
- ヒーロー名:テンタコル
- 装備:マスク
- テンタコル/障子目蔵の能力
- 個性「複製腕」とその能力
- テンタコル/障子目蔵の必殺技
- オクトサーチャー
- オクトブロー
- テンタコル/障子目蔵の来歴・活躍
- 入学試験
- USJ襲撃
- 体育祭
- 第1種目
- 第2種目
- 期末・演習試験
- 林間合宿
- 個性強化訓練
- ヴィラン連合の襲撃
- 仮免試験
- 文化祭
- 冬のインターン
- A組対B組 合同訓練
- 合同訓練のルール
- 対戦内容と結果
- 超常解放戦線VSヒーロー
- デクの失踪
- テンタコル/障子目蔵の関連人物・キャラクター
- 常闇踏陰(とこやみ ふみかげ) / ヒーロー名:ツクヨミ
- 峰田実(みねた みのる)/ヒーロー名:GRAPE JUICE(グレープジュース)
- 口田甲司(こうだ こうじ)/ヒーロー名:アニマ
- 伊口秀一(いぐち しゅういち)/ヴィラン名:スピナー
- テンタコル/障子目蔵の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「俺はどんな状況下であろうと 苦しむ友を捨て置く人間にはなりたくない」
- 「助けるという行為にはリスクが伴う だからこそヒーローと呼ばれる」
- 「俺だって悔しい だがこれは感情で動いていい話じゃない」
- 「おまえだけの良さは多々あろうに」
- テンタコル/障子目蔵の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 作者も気に入っている異形系キャラクターの1人
- 冬場の防寒方法
- ミニマリスト
- 学生離れした冷静さ
- ノリがいい
- 超絶紳士
- 障子目蔵の珍しいヘアスタイル
- 人気キャラクター投票の結果一覧
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