爆豪勝己(ヒロアカ)の命名したあだ名・ニックネームまとめ

爆豪勝己(ばくごう かつき)は、堀越耕平が描く大人気ヒーロー漫画『僕のヒーローアカデミア』の登場人物。主人公の緑谷出久(みどりや いずく)のライバル的存在として、連載初期から活躍するキャラクターだ。優秀な”個性”を持っており、あらゆる才能に秀でているが、なんでもできてしまう故に自尊心も高く周囲を見下しているところがある。性格は粗暴で口も悪い。作中で他のキャラクターの名前をきちんと呼ぶことは少なく、自身がつけた酷いあだ名・ニックネームで呼ぶことが多い。

『僕のヒーローアカデミア』(ヒロアカ)の概要

『僕のヒーローアカデミア』(ぼくのヒーローアカデミア)とは、日本の漫画家・堀越耕平による大人気ヒーロー漫画である。公式略称は「ヒロアカ」。集英社の発刊する『週刊少年ジャンプ』2014年32号から連載を開始した。連載当初から爆発的人気を博し、TVアニメ、劇場版アニメ、小説、ゲーム、舞台などさまざまなメディアミックス展開がされている。日本のみならず海外でも人気があり、全世界累計発行部数は8500万部を突破した。

舞台は個々人が特殊な力”個性”を持って生まれてくる世界。その”個性”を使って悪さをするヴィランとそれを取り締まるヒーローが存在し、悪を倒すヒーローという存在は、少年少女の憧れの職業だった。誰しもが”個性”を持って生まれてくるそんな世の中で、主人公の緑谷出久(みどりや いずく)は、何の”個性”もない”無個性”な少年として生まれてきた。それでも憧れのヒーロー・オールマイトへの憧れを捨てきれず、ヒーロー養成学校・雄英高校の受験を目指す。そして緑谷はヒーローとして大きく成長していくのだった。

爆豪勝己によるあだ名・ニックネームについて

爆豪勝己(ばくごう かつき)は、『僕のヒーローアカデミア』の主人公・緑谷出久の幼馴染。オールマイトへの強い憧れがあり、必ず一流のヒーローになることを目標にしている。優れた”個性”を持っており、何をやってもできてしまう優秀さを持っていた。それ故か自尊心が高く、「1番になること」、「必ず勝つこと」に強いこだわりがある。誰かに助けられることは、爆豪の中で「そいつより下」という意味。そのため他者の協力や助力を徹底的に拒否する傾向にある。ヒーロー向きの”個性”を持ち、実力も群を抜いているが、協調性やヒーローに必要な思いやりや優しやが欠けている。攻撃的な性格で粗暴、口も悪い。

緑谷のことを始め、クラスメイトなどをきちんとした名前で呼ばない。周囲にあまり興味がなく、名前を覚えていないということもある。そのため外見的特徴や”個性”などをそのままあだ名やニックネームとして呼ぶことが多い。ネーミングセースは壊滅的で、自身のヒーロー名「大・爆・殺・神ダイナマイト(だいばくさっしんダイナマイト)」をクラスで発表した時は、クラスがざわついていた。

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爆豪勝己(ヒロアカ)の命名したあだ名・ニックネーム

雄英高校(ゆうえいこうこう)

爆豪勝己が通う高校。正式名称は「国立雄英高等学校(こくりつゆうえいこうとうがっこう)」である。本作の主な舞台であり、オールマイトを始めとした名だたるヒーロー達を輩出した実績を持つ。知名度も高く、偉大なヒーローになるためには雄英高校の卒業が絶対条件と言われるほど。

デク/緑谷出久(みどりや いずく) → デク/クソナード

CV:山下大輝、渡辺明乃(VOMIC版幼少期)、谷口夢奈(TVアニメ版幼少期)

爆豪勝己の幼馴染で、爆豪が所属する雄英高校の1-Aのクラスメイト。もともとは”個性”を持っておらず、オールマイトの「ワン・フォー・オール(OFA)」という”個性”を受け継ぎ、雄英高校に入学することができた。

幼い頃から爆豪に「デク」と呼ばれていた。「デク」は役立たずを意味する「木偶の坊(でくのぼう)」の「木偶」と、緑谷の名前である「出久(いずく/音読みで読むとデク)」から来ていると思われる。緑谷自身もあまり良い意味として捉えていなかったが、雄英高校の1-Aのクラスメイトの麗日お茶子(うららか おちゃこ)に「頑張れって感じ」と言われてからは良い意味として捉えるようになった。

また「デク」以外に「クソナード」というあだ名でも呼ばれる時がある。「ナード(nerd)」とは英語圏のスラング(卑語・俗語)。おたく、専門ばかなどの意味があり、あまり良い意味では使われない。緑谷は重度のヒーローオタクであるため、「クソナード」という呼ばれ方をしていると思われる。

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ウラビティ/麗日お茶子(うららか おちゃこ) → 丸顔

CV:佐倉綾音

爆豪が所属する雄英高校の1-Aのクラスメイト。”個性”は「無重力(ゼログラビティ)」。両手の指先に肉球があり、5本指全てで触れたものを一時的に無重力にすることが可能。

丸っこい顔をしているからか、爆豪からは「丸顔」というあだ名で呼ばれている。

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インゲニウム/飯田天哉(いいだ てんや) → クソメガネ/メガネアーマー

CV:石川界人

爆豪が所属する雄英高校の1-Aのクラスメイト。”個性”は「エンジン」。両足のふくらはぎにエンジンのような器官があり、高速で走ることができる。50m走のタイムは3秒04。

メガネをかけているからか、爆豪からは「クソメガネ」というあだ名で呼ばれている。また「メガネアーマー」とも呼ばれている。飯田のヒーローコスチュームはアーマーのような外見であるため、「メガネアーマー」と呼ばれていると思われる。

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ショート/轟焦凍(とどろき しょうと) → 半分野郎/舐めプ野郎

CV:梶裕貴、真堂圭(幼少期)

爆豪が所属する雄英高校の1-Aのクラスメイト。”個性”は「半冷半燃」。右半身が氷、左半身が炎の属性をそれぞれ持っており、使い分けることが可能。父親であるエンデヴァーを嫌悪しており、物語初期は頑なに炎の力を使わなかった。

身体の半分ずつで能力が異なるからか、爆豪からは「半分野郎」というあだ名で呼ばれている。また「舐めプ野郎」とも呼ばれている。雄英体育祭の時に轟は緑谷と戦った時に今まで使わなかった炎の力を使った。しかし決勝戦で爆豪と戦った時には、炎を使う直前でやめ、それもあって爆豪が勝利する。爆豪はこの勝利に納得がいっておらず、轟を「舐めプ野郎」と呼ぶようになった。「舐めプ(なめぷ)」とは、ゲームなどで相手を侮辱するように舐めきったプレイをすることを指す。轟は爆豪を侮辱するために炎を使わなかったわけではないが、爆豪からすれば手を抜かれたという意味に他ならず、轟を「舐めプ野郎」と呼んでいる。

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