ホーム・アローン2(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ホーム・アローン2』とは、クリスマス休暇に旅行に行く予定で空港を訪れていた主人公の小学生ケビンが、家族とはぐれて1人だけニューヨークに行ってしまったことから始まるコメディ映画である。主人公ケビンを演じたマコーレー・カルキンの出世作でもある、大ヒット映画『ホーム・アローン』の続編として公開された。前作にも登場した泥棒ハリーとマーヴの悪事を暴いて撃退する展開は変わらず、最後ははぐれた家族と再会する温かいストーリーとなっている。クリスマス映画の定番としても知られている。

日本語吹き替え版CV:青野武
昨年のクリスマスにマカリスター家に泥棒に入り、ケビンの罠にかかって逮捕された。マーヴという少し間の抜けた相棒がいる。
刑務所で服役していたが、脱獄して魚を運ぶトラックに忍び込みニューヨークまで逃げてきた。脱獄した際に刑務官から拳銃を奪ってきたため、拳銃を保持している。ニューヨークでケビンの姿を見かけ、逮捕された腹いせにケビンを始末しようとする。ケビンを捕まえた際、ダンカンおもちゃデパートに泥棒に入る予定であることを相棒のマーヴがうっかり話してしまった上に、ケビンの機転でハリーとマーヴはケビンを逃がしてしまう。「治安の悪いニューヨークにケビンが1人でいてもどうせ生きていられない」と判断したハリーはケビンを探すのを止めて、クリスマスにダンカンおもちゃデパートへ泥棒に入る準備を進める。
ダンカンおもちゃデパートでレジを破壊して金を盗んでいる最中、ケビンが窓ガラスを割ったことで警報が鳴ってしまう。おまけにケビンが犯行中のハリーとマーヴの写真を撮っていたため、ハリーとマーヴはケビンを追いかける。ケビンは改装中だった叔父さんの家でたくさんの罠を仕掛けて、ハリーとマーヴを待ち受けていた。昨年の失敗を繰り返すまいと慎重に家に入るハリーとマーヴだったが、まんまとケビンの仕掛けた罠に引っかかってしまう。
散々仕掛けた罠でハリーとマーヴを痛めつけた後、ケビンは公園に逃げ込む。ケビンは叔父さんの家から公園に行くまでの間に警察に通報しており、ケビンを追いかけてきたハリーとマーヴは最後は警察に再逮捕されてしまう。

マーヴ・マーチャント(演:ダニエル・スターン)

日本語吹き替え版CV:安原義人
昨年のクリスマスにマカリスター家に泥棒に入り、ケビンの罠にかかって逮捕された。ハリーという泥棒の相棒がいる。ハリーと比べると間の抜けた性格でおっちょこちょいである。
刑務所で服役していたが、脱獄して魚を運ぶトラックに忍び込みニューヨークまで逃げてきた。ニューヨークでケビンの姿を見かけ、逮捕された腹いせにケビンを始末しようとする。ケビンを捕まえた際、ダンカンおもちゃデパートに泥棒に入る予定であることを相棒のマーヴがうっかり話してしまった上に、ケビンの機転でハリーとマーヴはケビンを逃がしてしまう。マーヴがうっかり泥棒の計画をケビンに話してしまったことで、のちにケビンから泥棒を邪魔されることになってしまった。
ダンカンおもちゃデパートでレジを破壊して金を盗んでいる最中、ケビンが窓ガラスを割ったことで警報が鳴ってしまう。おまけにケビンが犯行中のハリーとマーヴの写真を撮っていたため、ハリーとマーヴはケビンを追いかける。ケビンは改装中だった叔父さんの家でたくさんの罠を仕掛けて、ハリーとマーヴを待ち受けていた。昨年の失敗を繰り返すまいと慎重に家に入るハリーとマーヴだったが、まんまとケビンの仕掛けた罠に引っかかってしまう。
散々仕掛けた罠でハリーとマーヴを痛めつけた後、ケビンは公園に逃げ込む。ケビンは叔父さんの家から公園に行くまでの間に警察に通報しており、ケビンを追いかけてきたハリーとマーヴは最後は警察に再逮捕されてしまう。

鳩おばさん(演:ブレンダ・フリッカー)

日本語版CV:此島愛子
ニューヨークの公園で生活しているホームレスの女性。いつも鳩にえさをあげているため、周りには鳩がいっぱいいる。
ケビンとは公園の中で出会ったが、最初は鳩に囲まれている無表情のおばさんとして怖がられてしまう。ニューヨークプラザホテルを追い出されたケビンが仕方なく公園をうろついていた時、足を木の幹にはさめてしまったところを助けてくれた。ケビンに「どこか温かい場所を知らない?」と聞かれて、いつも暖をとっている音楽ホールの倉庫へ連れて行く。倉庫でケビンに身の上話をして励まされる。
ホームレスになる前は仕事もして結婚もしていたが、パートナーに裏切られて以来、人間不信になってしまい何もかもうまくいかなくなった。
ケビンが叔父さんの家から公園に逃げ込んできた時に、ハリーとマーヴに捕まえられてしまったところをまた助けてくれる。鳩おばさんのおかげでケビンはハリーとマーヴから逃げることができ、無事にハリーとマーヴは警察に逮捕された。
クリスマスの朝、ケビンがダンカンおもちゃデパートのダンカン社長からもらったキジバトのつがいのクリスマス飾りをひとつ、友情の証としてケビンから手渡される。

E・F・ダンカン(演:エディ・ブラッケン)

右側がダンカン社長

日本語版CV:宮内幸平
ニューヨークで一番大きなおもちゃ屋であるダンカンおもちゃデパートの社長。
ケビンがダンカンおもちゃデパートに買い物に来た際、レジを担当してくれる。ケビンにダンカンおもちゃデパートのクリスマスの売上はすべて子ども病院に寄付していることを話す。寄付の話を聞いたケビンが「自分のお小遣いからも寄付したい」と申し出たことに感動し、レジ脇のクリスマスツリーに飾ってあったキジバトのつがいのクリスマス飾りをプレゼントする。
ハリーとマーヴに泥棒に入られて警察が来た時に、警察が窓を割った際に使われた石に手紙が張ってあることに気付き、ダンカン社長に手渡す。ダンカン社長は手紙の内容からケビンからの手紙だと分かり、泥棒を撃退しようとしたケビンに、お礼としてたくさんのクリスマスプレゼントを贈る。

マカリスター家

ピーター・マカリスター(演:ジョン・ハード)

右側がピーター

日本語吹き替え版CV:富山敬
シカゴに住んでいる。妻はケイト。バズ、ジェフ、リニー、ミーガン、ケビンの父親である。
自身にも兄が2人いる。兄・フランク一家と一緒にクリスマス休暇を利用して、フロリダへ旅行に行く計画を立てていた。フランク一家の旅行代金もピーターが払っている太っ腹な一面がある。
フロリダへ出発する日、寝坊して飛行機の出発時間ギリギリに到着したため慌てており、ケビンと一緒に最後尾を走っていたにも関わらずケビンが違う搭乗口に行ってしまったことに気付かなかった。
空港に着いてケビンがいないことに気付き、すぐに空港の警備員室へ相談に行く。ケビンがピーターのカードを使った形跡から、ケビンがニューヨークにいることが分かって一家でニューヨークへ向かう。
ニューヨークプラザホテルに着くと「幼い子どもを1人で宿泊させ、しかも怖がらせて大都会で1人きりにさせた」とセクターやストーンに怒りをぶつける。
ケビンがニューヨークプラザホテルでルームサービスに967ドルも使ったことを知って激怒した。

ケイト・マカリスター(演:キャスリン・オハラ)

日本語吹き替え版CV:武藤礼子
シカゴに住んでいる。夫はピーター。バズ、ジェフ、リニー、ミーガン、ケビンの母親である。
夫の兄・フランク一家と一緒にクリスマス休暇を利用して、フロリダへ遊びに行く計画を立てる。
昨年のクリスマスに、ケビンだけを家に置いてけぼりにしてしまったことをとても後悔している。そのため、フロリダ行きの飛行機に乗る前にもケビンがいるかどうかを確認していたが、慌てる搭乗員や他の家族たちに急かされて自分で確認を出来なかった。
空港に着いてケビンがいないことに気付き、すぐに空港の警備員室へ相談に行く。ケビンがピーターのカードを使った形跡から、ケビンがニューヨークにいることが分かって一家でニューヨークへ向かう。
ニューヨークプラザホテルに着くと「幼い子どもを1人で宿泊させ、しかも怖がらせて大都会で1人きりにさせた」とセクターやストーンに怒りをぶつける。ケビンがいないことに居ても立っても居られず、1人でニューヨークの町を探し続ける。1人の警察官との会話でロックフェラーセンターのクリスマスツリーを思いつき、運命的にケビンと再会できた。

バズ・マカリスター(演:デヴィン・ラトレイ)

日本語吹き替え版CV:草尾毅
ピーターとケイトの長男。ケビンの兄。
一番年下の弟であるケビンをよくからかっていじめている。
フロリダ旅行出発前夜に学校で行われたクリスマス会では、ケビンが1人で歌う見せ場でケビンのことをからかってケビンを怒らせてしまう。クリスマス会後に家に帰った後、「陪審員の皆様、場をわきまえないガキっぽいいたずらでした。弟にも謝ります。ケビン、ごめん」と家族の前でうまい芝居をする。その後、ケビンのほうにだけ顔を向けたバズが口元を隠しながら「どうだい、うまい芝居だろ」と言ったことで、ケビンは頭にきて「僕は謝らない」と宣言し、家族に白い目で見られながら屋根裏にこもってしまう。
1人で迷子になったケビンがニューヨークで見つかった後に迎えたクリスマスの朝には「ケビンのおかげでニューヨークに来られた。ケビンが最初にクリスマスプレゼントを開ける権利がある」と言ってくれた。

ジェフ・マカリスター(演:マイケル・C・マロンナ)

左から3番目がジェフ

日本語吹き替え版CV:真地勇志
ピーターとケイトの次男。ケビンの兄。
一番年下の弟であるケビンをよくからかっていじめている。

yasurin218k6
yasurin218k6
@yasurin218k6

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