マコーレー・カルキンとは、アメリカの俳優。1990年に第一作が公開された大ヒットコメディ映画『ホーム・アローン』シリーズで主人公のケビン・マカリスターを演じ、世界的な人気を獲得した元子役スターである。1980年代から数多くの作品に出演し、「世界一有名な子役」として世界中で愛されるも、幼くして得た名声や巨額の収入が招いたトラブルに振り回された経験も話題となった。子役スターの栄光と苦悩、そして復活を象徴する人物としても知られており、長きにわたって世界中の映画ファンから高い支持を集め続けている。
マコーレー・カルキンの概要
マコーレー・カルキン(Macaulay Culkin)とは、アメリカの俳優。1990年に第一作が公開された大ヒットコメディ映画『ホーム・アローン』シリーズで主人公のケビン・マカリスターを演じ、一躍世界的な人気を獲得した元子役スターである。
4歳頃から舞台やCMなどで活動を始め、1980年代後半から映画・テレビドラマへ積極的に出演。1990年に公開された『ホーム・アローン』の空前のヒットによってハリウッドを代表する子役として世界中で愛され、『マイ・ガール』『ホーム・アローン2』『危険な遊び』『リッチー・リッチ』など数々の話題作へ出演した。当時は「世界一有名な子役」とも称され、莫大な興行収入を生み出すスターとして知られた。
しかしこの一方で、幼くして得た名声や巨額の収入は家族間の対立を招き、両親の親権争いなど私生活では大きな苦難も経験。1990年代半ばには芸能活動を休止し、一時は表舞台から姿を消した。しかし2000年代以降は映画『パーティー・モンスター』をはじめとする作品への出演で俳優業を再開し、インディペンデント映画やテレビドラマを中心に活動を継続。さらにロックバンド「The Pizza Underground」を結成するなど、音楽活動にも取り組んだ。
2010年代後半にはインターネット世代から再評価され、GoogleのCMで『ホーム・アローン』のケビン役を再演したことでも大きな話題を集めた。近年はポッドキャストやウェブメディアへの出演、テレビドラマへの参加など幅広い分野で活躍しており、2023年にはハリウッド・ウォーク・オブ・フェームの星を授与されている。
『ホーム・アローン』によって映画史に名を刻んだだけでなく、子役スターの栄光と苦悩、そして復活を象徴する人物としても知られており、長きにわたって世界中の映画ファンから高い支持を集め続けている。
マコーレー・カルキンの活動経歴
子役としてのデビュー
出典: www.aflo.com
1980年8月26日、アメリカ・ニューヨーク市で、舞台俳優として活動していたクリストファー・“キット”・カルキンという、俳優一家のカルキン家の次男として生を受ける。4歳ごろから舞台に立ち始め、ニューヨークの劇場やテレビCMなどに積極的に出演。1980年代後半にはテレビドラマや映画への出演を重ね、1988年の『ロケット・ギブラルタル』や『おじさんに気をつけろ!』などといった作品への出演で経験を積んでいった。愛らしい容姿と豊かな表現力で注目を集めたカルキンは、ハリウッド期待の子役として頭角を現していく。
『ホーム・アローン』による世界的ブレイクと苦悩
出典: www.amazon.co.jp
クリスマスの定番映画となった『ホーム・アローン』
1990年、10歳の時に出演したコメディ映画『ホーム・アローン』で主人公ケビン・マカリスター役を演じ、同作のヒットとともに一躍世界的スターとなる。クリスマス休暇中に家へ置き去りにされた少年が泥棒コンビを相手に奮闘するという物語は世界中で大ヒットを記録し、カルキンは当時最も有名な子役の一人となった。
その後も『ホーム・アローン2』や『危険な遊び』、『リッチー・リッチ』などの話題作に次々と出演。純真な少年役からシリアスな役柄まで幅広く演じ、子役ながら破格の出演料を得るなど、1990年代前半のハリウッドを代表するスターとして君臨した。
しかしこの一方で、急激な成功の裏では家族間のトラブルも深刻化していた。カルキンのマネージャーを務めていた父親の横暴で1994年ごろからはオファーが激減、莫大な収入の管理を巡って両親の関係が悪化し、破局からの親権争いへと発展。自身が稼いだ1700万ドルを巡っての裁判沙汰などに巻き込まれたことで、カルキン自身も精神的な負担を抱えるようになる。
思春期を迎える頃には俳優活動から距離を置くようになっていったカルキンは、芸能界の第一線から姿を消し、学業や私生活を優先する生活を送るようになった。かつて世界中の注目を集めたスターの突然の引退は大きな話題となり、その後もメディアから関心を寄せられ続けた。
再出発と薬物依存
話題となった『パーティ★モンスター』でのドラァグ・クイーン姿
2003年には舞台作品への出演で俳優活動を再開し、翌2004年には実在のクラブカルチャーを題材とした映画『パーティー・モンスター』で主演を務めて話題を集める。同作では従来のイメージを覆す大胆な演技を披露し、元子役から実力派俳優への転身を印象付けた。
しかし翌2004年、友人の運転する車に乗っていたカルキンは、スピード違反で警察官に車を止められた際、処方箋なしで入手したとみられる規制薬物とマリファナを所持しており、オクラホマの刑務所に拘留。1時間後、保釈金4000ドルで保釈されるという事件を起こした。
このトラブルの余波を引きずりながらも、多くの映画やテレビドラマへ出演。大作映画のスターというよりも、独創的な作品を選びながらマイペースに活動する俳優として新たなキャリアを築いていった。また、2013年にはロックバンド「The Pizza Underground」を結成し、音楽活動にも挑戦。既存の楽曲をピザに関する歌詞へ置き換えるユニークなコンセプトが世界中で注目を集めた。
2010年代後半になると、カルキンはインターネット世代を中心に再評価されるようになる。しかし、精神的に不安定な状態は続き、2012年には自殺未遂がメディアに報じられた。「死にたい」と口走りながらヘロインを打ち、強い鎮痛剤も服用し、あわや過剰摂取で死ぬところだったというニュースは、かつての栄華を惜しむ声と共に世界中に広がった。
当時のカルキンは1日につき60本もタバコを吸っており、彼を知る人物は「唇には常にタバコがあるし、猛烈に息を切らしている」と証言している。
集まり始めた再評価と「ケビンくん」再演
ケビン・マカリスターを再演している動画
世界中で健康状態への不安を懸念されつつも、2018年にはGoogleのCMで『ホーム・アローン』のケビンを約26年ぶりに再演。当時の映画を知る世代のノスタルジーを刺激し、大きな反響を呼んだ。
さらにポッドキャストやウェブメディアでの活動を展開し、ユーモアあふれるトークやセルフパロディによって新たなファン層を獲得。2021年には人気ドラマ『アメリカン・ホラー・ストーリー』への出演でも話題となった。
私生活では女優の ブレンダ・ソング とパートナー関係にあり、二児の父となっている。2023年には長年にわたる映画界への貢献が評価され、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム に星が刻まれた。
世界一有名な子役として頂点を極めながら、家庭問題やプレッシャーによる苦悩を経験し、その後は独自のスタイルで芸能活動を続けてきたカルキンの軌跡は、栄光と挫折、そして復活を体現したとして、世界の映画史において名を残すものとなっている。
マコーレー・カルキンのプロフィール・人物像
本名:マコーレー・マコーレー・カルキン・カルキン
生年月日:1980年8月26日
出生地:アメリカ ニューヨーク州
国籍:アメリカ合衆国
身長:167.6cm
5男2女の7人兄弟の第3子として生を受けた次男。実弟に、同じく俳優のキーラン・カルキン、ロリー・カルキンらがいる。父は舞台俳優のキット・カルキン、叔母に女優のボニー・ベデリアがいる。4歳からYMCAのダンス・スクールでバレエを習いはじめ、アメリカン・バレエ・スクールに進む。ニューヨークのシティ・バレエ団で『くるみ割り人形』などの舞台に立つ。1991年に映画『ホーム・アローン』のケビン・マカリスター役を演じて世界的な人気を獲得するも、家族のトラブルなどに巻き込まれる形で仕事が激減。精神的な不調も抱えたことから思春期には第一線を退き、学業に専念する生活を送るが、2000年代に入ってから徐々に活動を再開。実在のオーガナイザーの反省を描いた映画『パーティ★モンスター』などへの出演で話題を集めた。
定期的に死亡説が流れることでも知られており、2012年にはあまりの激やせぶりから重度のヘロイン中毒で余命半年と報じられたことが話題になった。以降も何度か「死亡した」とのニュースがネット上に流れているが、元気に生きている姿を見せて世界中のファンを安心させている。
また、友人であるトビー・グッドシャークとアダム・グリーンと共に「スリー・メン・アンド・ア・ベイビー」という名のアートグループを結成し、画家としても活動している。
マコーレー・カルキンの出演作品
映画
ジブラルタル号の出帆
1988年の映画。Cy Blue Black役を演じた。
いくつもの朝を迎えて
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目次 - Contents
- マコーレー・カルキンの概要
- マコーレー・カルキンの活動経歴
- 子役としてのデビュー
- 『ホーム・アローン』による世界的ブレイクと苦悩
- 再出発と薬物依存
- 集まり始めた再評価と「ケビンくん」再演
- マコーレー・カルキンのプロフィール・人物像
- マコーレー・カルキンの出演作品
- 映画
- ジブラルタル号の出帆
- いくつもの朝を迎えて
- おじさんに気をつけろ!
- ジェイコブス・ラダー
- ホーム・アローン
- マイ・ガール
- オンリー・ザ・ロンリー
- ホーム・アローン2
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- 危険な遊び
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- リッチー・リッチ
- パーティ★モンスター
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- Adam Green's Aladdin
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- マコーレー・カルキンの名言・発言
- 「自分自身にラベルを貼らないようにしているけど、僕は間違いなく内向的な人間で、少なくとも公の目にさらされる生活からはできるだけ距離を置こうとしている」
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