ホーム・アローン2(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ホーム・アローン2』とは、クリスマス休暇に旅行に行く予定で空港を訪れていた主人公の小学生ケビンが、家族とはぐれて1人だけニューヨークに行ってしまったことから始まるコメディ映画である。主人公ケビンを演じたマコーレー・カルキンの出世作でもある、大ヒット映画『ホーム・アローン』の続編として公開された。前作にも登場した泥棒ハリーとマーヴの悪事を暴いて撃退する展開は変わらず、最後ははぐれた家族と再会する温かいストーリーとなっている。クリスマス映画の定番としても知られている。

ブルック・マカリスター(演:アンナ・スロットキー)

右から4番目の前方で眼鏡をかけている女の子がブルック

ケビンの従妹。フランクとレスリーの子どもである。

ニューヨークプラザホテル

セクター(演:ティム・カリー)

真ん中がセクター

日本語版CV:池田勝
ニューヨークプラザホテルの接客係である。子ども1人でチェックインに来たケビンを不審に思い、セドリックに様子を見に行かせる。それだけでは納得できず、夜にケビンの部屋に侵入して様子を見に行くが、人形とフランク叔父さんの音声を使ったケビンの仕掛けに騙されて、一度は「父親と来ている」というケビンの主張を受け入れる。
しかし、何度もケビンの使ったピーターのクレジットカードを調べており、最初は特に問題がなかったが宿泊して2日目から「盗難カード」と表示されたことで、ケビンを泥棒だと思い込む。ハリーとマーヴから逃げてニューヨークプラザホテルに駆け込んできたケビンを捕まえて、警察に突き出そうとする。しかし、ギャング映画を使ったケビンの仕掛けにまたしても騙されて、ケビンを逃がしてしまう。

セドリック(演:ロブ・シュナイダー)

日本語版CV:難波圭一
ニューヨークプラザホテルの荷物係。ケビンを部屋に案内する際に荷物を持って行く。セクターから支持されて、ケビンの荷物の中身をチェックしようとするが、勘の鋭いケビンに気付かれて出来なかった。
子どもであるケビンにもチップをせびり、もらったチップを数えるのが大好きなお金好き。
セクターがケビンを泥棒と間違えて捕まえようとした際、セドリックも協力する。

ストーン(演:ダナ・アイヴィ)

日本語版CV:京田尚子
ニューヨークプラザホテルのフロント係。子どもだけでチェックインに来たケビンを不審に思うが、ケビンの巧みな嘘とクレジットカード情報が問題なかったことから、部屋の鍵をケビンに渡す。
セクターがケビンを泥棒と間違えて捕まえようとした際、ストーンも協力する。

クリフ(演:フレッド・クラウズ)

1番右側がクリフ

日本語版CV:滝雅也
ニューヨークプラザホテルの警備員。セクターがケビンを泥棒と間違えて捕まえようとした際、一緒にケビンを捕まえようとする。

『ホーム・アローン2』の用語

去年のクリスマス

前作『ホーム・アローン』では、昨年のクリスマスの内容が描かれている。『ホームアローン2』は前作『ホーム・アローン』の続編であるため、「昨年のクリスマスの出来事」として話題になることがある。
フロリダ旅行に行く前年のクリスマスには、ピーター一家とフランク一家はパリに旅行に行く計画を立てていたが、手違いでケビンだけを家に置いてけぼりにしてしまった。
パリ旅行出発前夜に、家族と大喧嘩をしていたケビンは「家族なんていなくなれば良い」と捨て台詞を吐いてしまっており、最初は願い事が叶ったと思いながら1人きりの生活を謳歌する。しかし、段々と寂しくなってきた時に、ハリーとマーヴという指名手配されている泥棒がクリスマスイブにマカリスター家に泥棒に入ろうとしていることを知る。ケビンは家中に罠を仕掛けて、ハリーとマーヴを迎え撃ち、見事逮捕させるに至ったという武勇伝がある。

ニューヨークプラザホテル

ケビンがフロリダ旅行に行く前日に、家でテレビを見ていた時にニューヨークプラザホテルのコマーシャルが流れていた。録音機にはまっていたケビンは、ニューヨークプラザホテルのコマーシャルの音声を録音していた。そのため、ニューヨークプラザホテルのことを覚えており、ニューヨークに1人きりになったケビンは思いついてニューヨークプラザホテルに泊まってみることにした。

ダンカンおもちゃデパート

yasurin218k6
yasurin218k6
@yasurin218k6

Related Articles関連記事

ホーム・アローン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ホーム・アローン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ホーム・アローン』とは、1990年にアメリカで公開され興行収入が全世界で4億7668万ドルを記録したコメディ映画である。クリスマスにひょんなことから1人で留守番をすることになった小学生のケビン・マカリスターが泥棒を撃退して自分の家を守るストーリーとなっている。ケビンが初めて1人になり鬱陶しさを感じていた家族の大切さを再確認する、家族を題材にした作品である。クリスマス休暇を題材にした映画であることからクリスマスの定番としても有名で、主演を務めたマコーレー・カルキンの出世作としても知られている。

Read Article

ハリー・ポッターシリーズの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

ハリー・ポッターシリーズの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

『ハリー・ポッター』シリーズとは、J・K・ローリングによる小説およびそれを原作とした映画、舞台、ゲームなどのメディアミックス作品である。普通の少年ハリー・ポッターはある日自分が魔法使いである事を知らされる。魔法学校で魔法を学び、仲間と友情を育むハリー。そんな中、両親を殺した宿敵ヴォルデモートとの戦いが始まる。舞台はイギリスの魔法界。作中にはイギリス魔法界ならではの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物が登場する。人間界には無い少し変わったものも登場し、作品に楽しさ・面白さといった彩りを添えている。

Read Article

ハリー・ポッターシリーズの魔法・呪文まとめ

ハリー・ポッターシリーズの魔法・呪文まとめ

「ハリー・ポッター」とは作家J・Kローリングが描いた小説から始まり、映画化も行われている作品である。 主人公ハリーが悪と戦いを繰り広げ、魔法を用いた世界で、杖や魔法薬を用いることで魔法や呪文を行使できる。 一部の呪文には、効果が対になる呪文が設定されており、これを作中では「反対呪文」と呼ぶ。 このハリー・ポッターの映画や小説で登場した魔法を一覧にまとめた。

Read Article

ハリー・ポッターシリーズの魔法具・アイテムまとめ

ハリー・ポッターシリーズの魔法具・アイテムまとめ

『ハリー・ポッター』シリーズとは、J・K・ローリングによる小説およびそれを原作とした映画、舞台、ゲームなどのメディアミックス作品である。 普通の少年ハリー・ポッターはある日自分が魔法使いである事を知らされる。魔法学校で魔法を学び、仲間と友情を育むハリー。そんな中、両親を殺した宿敵ヴォルデモートとの戦いが始まる。 作中には戦いの行方を左右する重要なものや物語の鍵となるものから、魔法使い達の日常で使われるものまで、様々な魔法具やアイテムが登場する。

Read Article

ハリー・ポッターシリーズの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ハリー・ポッターシリーズの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『ハリー・ポッター』とはJ・K・ローリングによる小説及びそれを原作とした映画、舞台、ゲーム作品である。本作は1997年にイギリスで1作目が刊行。その後、全7シリーズが刊行され2007年に完結した。児童書でありながら緻密に設定された世界観に、子供だけではなく大人も引き込まれる物語だ。バラエティ豊かな登場人物たちの言葉には見ている人を勇気づけたり、人生を導くほどの説得力があるものが数多くある。そのため、幅広い世代の人に愛され、共感を持たれる作品となっている。

Read Article

ハリー・ポッターと賢者の石(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ハリー・ポッターと賢者の石(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ハリー・ポッターと賢者の石』とは、イギリスを舞台に魔法使いの少年・ハリーが闇の魔法使い・ヴォルデモートと立ち向かうファンタジー映画。魔法学校を通じて、ハリーと友人たちの絆や成長を描いていく。 1997年に刊行されたJ・K・ローリング原作小説を映画化したもので、2001年に公開された。ハリーポッターシリーズ第一弾。

Read Article

マイ・ガール(My Girl)のネタバレ解説・考察まとめ

マイ・ガール(My Girl)のネタバレ解説・考察まとめ

『マイ・ガール』とは1991年アメリカのロマンティックコメディー映画。1970年代のアメリカの田舎町を舞台に、父子家庭で育った11歳の多感な少女ベーダと幼馴染の少年トーマスとの友情と淡く切ない初恋を通して、ベーダの心の動き、成長を爽やかに描く。 父親にできた新しい恋人との関係、ファーストキス、失恋、大切な親友の死、大人の階段を登り始めた11歳のひと夏の物語。トーマス役を『ホームアローン』のマコーレー・カルキンが務めたことでも話題になった。 その後、続編の『マイ・ガール2』も制作された。

Read Article

ハリー・ポッターと秘密の部屋(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ハリー・ポッターと秘密の部屋(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ハリー・ポッターと秘密の部屋』とは、イギリスを舞台に魔法使いの少年・ハリーが闇の魔法使い・ヴォルデモートと立ち向かうファンタジー映画。二年生になったハリーはドビーに「ホグワーツに行ってはいけない」と忠告を受ける。そして忠告通り、ホグワーツで生徒が襲われるという事件が発生。五十年前に開かれたという秘密の部屋をヒントに、ハリー、ロン、ハーマイオニーがその謎を追う。 J・K・ローリングの小説が原作のシリーズ第二弾。

Read Article

ホーム・アローン3(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ホーム・アローン3(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ホーム・アローン3』とは、1997年にアメリカで、翌1998年に日本で公開されたコメディ映画である。ピーター率いる犯罪グループが盗んだアメリカの国家機密のマイクロチップが隠されたラジコンカーを、ひょんなことからもらった主人公のアレックスが、ラジコンカーを奪いに来る犯罪グループを自宅に罠を仕掛けて迎え撃つ話だ。国際的な犯罪に手を染める4人組が、アレックスの仕掛ける容赦ない罠によって次々倒されるという爽快さが魅力の一つである。

Read Article

かつての面影はどこへやら…マコーレー・カルキンの壮絶人生【世界一有名な子役】

かつての面影はどこへやら…マコーレー・カルキンの壮絶人生【世界一有名な子役】

クリスマスに観たくなる映画『ホーム・アローン』。その主演を務めた少年マコーレー・カルキンは、当時「世界一有名な子役」としてギネスにも登録されたほどの人気を博しました。その後すっかり彼の姿を見かけなくなってしまいましたが、実は壮絶な人生を歩んでいたのです。この記事では、そんなマコーレー・カルキンについてまとめました。

Read Article

【ダニエル・ラドクリフ】ハリー・ポッターのキャスト陣を含めたハリウッドセレブの今昔まとめ【マコーレー・カルキン】

【ダニエル・ラドクリフ】ハリー・ポッターのキャスト陣を含めたハリウッドセレブの今昔まとめ【マコーレー・カルキン】

海外映画で子役を務めた人物としてパッと思い付くのは、『ホーム・アローン』シリーズのマコーレー・カルキンや『ハリー・ポッター』シリーズのダニエル・ラドクリフですよね。もちろん他にもたくさんの子役出身の人たちがいますが、かつて一世を風靡した彼ら/彼女らの現在は一体どうなっているのでしょうか。この記事でまとめました。昔はあんなに可愛かったのに、すっかり風貌が変わってしまった人も…。

Read Article

【タイタニック】今すぐ見るべき「名作映画」ランキングTOP30!【ゴッド・ファーザー など】

【タイタニック】今すぐ見るべき「名作映画」ランキングTOP30!【ゴッド・ファーザー など】

これだけ観ておけば話の種に困ることはない、名作だけに絞った映画ランキングを作りました!タイタニックやゴッド・ファーザーなど、映画好きなら全て観ておいて当たり前の作品ばかりです!もしまだ観たことがない映画があれば、この機会に是非鑑賞してみてください!

Read Article

目次 - Contents