【狂気】役者の怪演が光る邦画19選!『冷たい熱帯魚』『八つ墓村』『野獣死すべし』など

この記事では俳優・女優の怪演が光る邦画をまとめた。サイコパスな役柄になりきっている役者の演技は見ている者に恐怖を感じさせるが、作品の世界観を表現するのに一役買っている。役者の狂気的な演技があるからこそ、作品が面白いといっても過言ではないのだ。

◆この子の七つのお祝いに◆

出典: www.amazon.co.jp

真弓(岸田今日子)

次期総理の座を狙う大蔵大臣磯部の私設秘書・秦一毅の元お手伝い・池畑良子が殺された。
ルポライター、母田耕一は政界の謎をあばこうと秦の身辺をさぐっていた矢先の事件で秦の内妻、青蛾が奇妙な手型占いをするという噂をきく。
http://goo.gl/GGeP6o

ジャンルとしてはサスペンスのようなんですが、冒頭の岸田今日子さん登場~おびただしい出血量の第1の殺人の描写はほとんどホラーです。
その後も、岸田今日子さんが出てくる場面はことごとく怖いです。
決して激しくはないのですが、内に秘めた狂気が思わず滲み出てしまうという……。
また、ある方の演技とセーラー服姿も印象的です。

針で豆腐を刺し続ける姿や不気味な笑顔は、寒気がするほど怖く、岸田の怪演歴のなかでもナンバーワン

出典: www.cinematoday.jp

「この子の七つのお祝いに」 あの頃映画松竹DVDコレクション - YouTube

◆人魚伝説◆

出典: www.amazon.co.jp

佐伯みぎわ(白都真理)

監督:池田 敏春

啓介とみぎわは、半島の静かな入り江でアワビを採って暮らす新婚夫婦だった。
ある晩、啓介は釣り人の乗った船が爆破されるのを目撃するが死体は上がらず、町民たちは誰も事件に気づいていなかった。
疑問を解くため二人は現場に赴き啓介を船上に残してみぎわは海中に潜った。
だが、上がろうとしたみぎわの目の前を、銛に貫かれた啓介が沈んでいった……。

雰囲気は2時間サスペンスドラマ風なのですが、そのスプラッター具合が半端ないです。
血しぶきの量は邦画で指折りだと思いますが、グロさはあまりないです。
白都真理さんの演技は凄絶ですが、野生的な美しさがあります。

バイオレンス・シーンで得られるカタルシス、そしてリアリティーを取り払った、映画ならではの映像的な飛翔などに見どころがある

出典: cinema.pia.co.jp

「人魚伝説」(1984年)予告 Legend of the Mermaid (1984)

◆八つ墓村◆

出典: www.amazon.co.jp

多治見要蔵(山崎努)

監督:野村 芳太郎

かつて平家の落武者惨殺事件が起きた因縁めいた村で、30数人の男女が殺されるという事件が起こる。8年後、再び連続殺人事件が発生し……。

何度か映画化されていますが、こちらは1977年の野村芳太郎監督版です。
パッケージにもなっている、30人殺しのシーンの導入が秀逸。音楽も素晴らしいです。
山崎努さんの鬼気迫る演技は必見!
もちろん、他にも怖い所が盛りだくさんです。

神秘の鍾乳洞に展開する怪奇とロマンの世界
劇中に登場するセリフ『祟りじゃ~!』は当時の流行語に

出典: www.amazon.co.jp

映画『八つ墓村』 予告篇/本予告

iwase_0731
iwase_0731
@iwase_0731

目次 - Contents