【狂気】役者の怪演が光る邦画19選!『冷たい熱帯魚』『八つ墓村』『野獣死すべし』など

この記事では俳優・女優の怪演が光る邦画をまとめた。サイコパスな役柄になりきっている役者の演技は見ている者に恐怖を感じさせるが、作品の世界観を表現するのに一役買っている。役者の狂気的な演技があるからこそ、作品が面白いといっても過言ではないのだ。

◆里見八犬伝◆

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玉梓(夏木マリ)

監督:深作欣二

悪霊につかえ、不死身の妖怪となった玉梓は、里見一族を虐殺し、静姫だけが生きのびる。
その姫の前に仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の各字を刻んだ八つの霊玉を持った八剣士が集まる……。

薬師丸ひろ子さん、真田広之さん、千葉真一さん、志穂美悦子さん……という豪華メンバーに加え、夏木マリさんが悪役のボス! しかもそれがハマリすぎ!
怖いんですが、妖艶で美しいです。
ちなみに京本政樹さんもとてもお美しいです。

里見八犬伝予告編- YouTube

◆忠臣蔵外伝 四谷怪談◆

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お梅(荻野目慶子)

監督:深作欣二

江戸時代後期の狂言作家・鶴屋南北の「東海道四谷怪談」の設定を元に、深作欣二監督が「忠臣蔵」と「四谷怪談」を融合させた時代劇。
お岩と恋に落ちたものの、彼女を裏切った浪士・伊右衛門の顛末を描く。

荻野目慶子さん演じるお梅、台詞は全くないのですが、高笑いや奇声だけは発するというものすごい役です。
おつきの石橋蓮司さん、渡辺えり子さんともども顔は白塗りだし……お岩さんより怖いかもしれません……。

忠臣蔵外伝 四谷怪談

冒頭の3分間の動画です

荻野目慶子のお梅の演技は目を見張るほど圧倒的

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魔界転生しかり、深作監督のこの手の妖しい魔界ワールドは面白いですね

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悪役が皆白塗りというのも意図が分からない。しかもそれが石橋蓮司、荻野目慶子、渡辺えり子というから恐ろしい

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荻野目慶子のインパクトが有り過ぎ。この演技と演出は狂女ではなく、見世物小屋の狐憑きです

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◆青春の殺人者◆

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順の母(市原悦子)

監督:長谷川和彦

1976年度キネマ旬報ベスト・テン第一位!
千葉で起こった実際の親殺し事件に取材した中上健次の「蛇淫」を映画化した、長谷川和彦監督衝撃のデビュー作!

場面にそぐわない市原悦子さんの甘えるかのような口調に、いろんな意味でゾッとさせられます。
これぞ女優!

その他、初々しい水谷豊さん、原田美枝子さんにも注目。ゴダイゴの音楽も素晴らしいです。
それと、桃井かおりさんがかなり贅沢な使われ方をしています。

青年の破滅への道を冷徹なまなざしで描いた衝撃作

出典: www.allcinema.net

「青春の殺人者」予告編 - YouTube

ゴジ……長谷川和彦監督の愛称です。

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