ご近所物語の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『ご近所物語』とは、1995年から矢沢あいが雑誌『りぼん』で連載した漫画、及びそれを原作としたアニメ作品。コミックは全7巻。自分のブランドの店を持つことが夢である主人公の幸田実果子と、彼女が通う矢澤芸術学院(通称:ヤザガク)でファッションに関する勉強をする個性豊かなキャラクターたちとの学生生活を描く。自分の夢や将来、そして恋愛などについて高校生の男女が、悩みながら成長していく青春恋愛漫画。

ヤザガクには夢や希望をもって入学してくる生徒が多い。そんな中では、はっきりとした夢や希望が持てないと周りから取り残されてしまう。茉莉子は夢や希望を持てずにおり、その結果学校を突如辞めてしまう。弟である新太郎は勇介に茉莉子のことを止めて欲しいとお願いをするが、ヤザガクでやりたいことを見つけられずにいた勇介は茉莉子の気持ちがわかり、引き留めずに茉莉子の選択を受け入れる。新太郎はそのことを冷たいと感じたが、勇介は茉莉子の決断を受け入れた思いを語る。

太田麻衣の名言・名セリフ/名シーン・名場面

ピィちゃん「なかなか思うように計画進まないね。次のフリマはいつやれるのかなぁ…」

実果子とリサの友達でアキンドメンバーの一人であり、愛称はピィちゃんと呼ばれている太田。アキンドの活動をすごく楽しみにしているのだが、バイトや恋愛などでなかなか次のフリマ活動の予定が決まらないことを嘆いたセリフ。ピィちゃんのもどかしさがよく伝わってくる。

中須新太郎の名言・名セリフ/名シーン・名場面

新太郎「それって優しさ?それとも見はなしてんの?」

茉莉子の弟で、アキンドのメンバーの一人である新太郎。ドレッドヘアーで浮かれた性格が特徴だが、姉である茉莉子のことは大切に思っている。茉莉子が学校を辞め、横浜の実家に戻ってしまったことを勇介以外には告げずにいたことを心配した新太郎は勇介に相談をする。しかし、勇介は茉莉子が誰にも言わずに学校を辞めたことは自分の意思だと解釈し、アキンドメンバーに伝えることはしない。そんな勇介の態度に対して新太郎が言った言葉。いつもは浮かれたキャラクターが真顔で勇介に喧嘩腰で挑む姿は姉に対する思いの強さが表れて非常に緊迫したシーンとなっている。

西野ジローの名言・名セリフ/名シーン・名場面

ジローの素顔

ツトムの友達でアキンドの仲間の一人のジロー。彼の特徴は、リーゼントにサングラスに関西弁。一度も素顔を見せたことがなかったジローであったが、漫画が最終回を迎える際に、ピィちゃんにだけならという理由でサングラスを外したジロー。ピィちゃんの理想のタイプは白タイツの似合う王子様という高めのものだが、そんな彼女がジローの素顔を見た瞬間に鼻血を吹き出してしまう。ピィちゃんのリアクションから驚くほど端正な顔の持ち主であろうことは想像できるが、結局その素顔は明かされることはなかった。

及川歩の名言・名セリフ/名シーン・名場面

歩「『よかったネ』『田代くん』 ……だめだ…言えないや… どうしよう…困ったな…… 笑って言えるはずだったのにな… どうしよう……」

ツトムの友達で、ツトムの紹介でアキンドに入ることとなった歩。歩はずっと田代への恋心をひた隠しにし、田代と茉莉子がうまくいくようにお節介を焼いたりしていた。そのおかげでヨリを戻すこととなった田代と茉莉子。その報告を聞いた歩は、田代の前では泣かずに、一人屋上へ向かいこのセリフを言いながら泣き出してしまうのである。

徳森浩昭の名言・名セリフ/名シーン・名場面

徳ちゃん「あのねおまえ達…いつも言ってるけどここは酒出す店で子供の来るところじゃ……」

実果子とツトムと同じマンションに住んでいる2人の兄貴的存在の徳森浩昭、通称「徳ちゃん」。バーのオーナーをしており、落ち着いた店を目指しているが、いつも実果子とツトムが喧嘩をしつつ訪れるためなかなか理想の店にはできずにいる。そんな2人をなだめつつ未成年だからバーに来てはいけないことを優しく伝えたセリフ。2人は徳ちゃんの話を聞くことなく、この後も何度もバーに訪れるシーンが描かれている。

陶波法司の名言・名セリフ/名シーン・名場面

のりじ「お帰り実果子ちゃん」

実果子たちが住むマンションの管理人であるのりじ。実果子やツトムとは家族ぐるみの付き合いなため、朝晩彼女たちが帰宅するたびに「おはよう」や「おかえり」など声を掛けてくれる。アキンドの活動の際には軽トラを出してくれたり、学園祭を見学に来たりと実果子やツトムのことを自分の子どものようにかわいがっているのがよくわかる。

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