BADON（バードン）のネタバレ解説・考察まとめ

2025.07.15

『BADON』とは、2019年より『月刊ビッグガンガン』にて連載された、オノ・ナツメによる漫画作品である。前科持ちの男たち四人が刑務所で出会い第二の人生を歩もうと意気投合し奮起していく群像劇として、バードンで開店した高級煙草店「プリミエラ」を中心に繰り広げていく、男たちの再起と絆の物語である。

目次 - Contents

『BADON』の用語

ハチクマ

「ツタ・アパート」一階とバードン地区中心街にある人気洋菓子店。「ツタ・アパート」の店が本店で、ロールケーキやクッキーの詰め合わせが人気商品。

タットラー

老舗の超高級煙草店のひとつ。本編の一年ほど前に経営者が代替わりし、現在はレニーが社長として店を経営している。

BHK

バードン地区を担当する放送局。ヤッカラでも視聴は可能であった。
司会を担当するのは優秀な報道人ばかりと有名。コリー、パット、ピノの三人は局の三大キャスターだった。

闇組織

ユーカー

ヤッカラ地区でハートが以前所属していた組織。闇社会を牛耳る強大な権力を持つ組織で、「プリミエラ」開店の際の融資も行っている。
首領のドラドは血筋を重んじ息子のマルティを後継ぎに据えたが、問題児であるマルティを支持するものはおらず、ドラドの死後はエリオが後を継いだ。

スピナード

麻薬入り煙草を中心に活動する組織。ユーカーの傘下に入っている。バードンにて活動を試みていた所をハートから忠告を受け、撤退する。

ファロ

ダニオがヤッカラで所属していた組織。活動の中心は麻薬。エリオ曰く「躾のなっていない構成員が多い」ギャング団。

その他

煙草

ドーワー王国では希少で超高級品である嗜好品。
かつてのドーワー国王は煙草を好んでいたが健康のために喫煙を控えていた。その後国王のストレスを鑑みた側近によって生産は縮小され、高額課税がかけられることとなった。国王がいるドーワー区では全面禁煙とされている。
ケント曰く「ひと箱でひと月は暮らせる」とのことなのでひと箱あたり数十万円は下らないと思われるが、作中では具体的な金額は明示されていない。

煙草職人

煙草を作る職人。売りに出す煙草を作る際は免許が必要となり、煙草協会が定める認定試験に合格する必要がある。
試験は難解で、煙草作りの技術よりも筆記試験と面接に重きを置いている。バーン曰く、ナッティは二回落ちている。
大した儲けの出ない職業のため、年々職人のなり手は減っている。

子供大学

子供大学の行事に参加するマリカ（ポニーテールの少女）とリリー（ボブヘアの少女）。

『BADON』の名言・名セリフ／名シーン・名場面

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