
『BADON』とは、2019年より『月刊ビッグガンガン』にて連載された、オノ・ナツメによる漫画作品である。前科持ちの男たち四人が刑務所で出会い第二の人生を歩もうと意気投合し奮起していく群像劇として、バードンで開店した高級煙草店「プリミエラ」を中心に繰り広げていく、男たちの再起と絆の物語である。
『BADON』の概要
『BADON』とは、2019年1月より『月刊ビッグガンガン』にて連載された、オノ・ナツメによる漫画作品である。前科持ちである男たち四人が新たな人生を歩む群像劇である本作は、2019年2月号より連載が開始、同年9月25日には第一巻が発売された。連載は2024年3月25日刊行の2024年4月号まで続き、コミックスは全9巻が発売された。
『ACCA 13区監察課』より世界観を引き継いだ本作では、ドーワー王国にある13区のうちのひとつ「ヤッカラ区」にスポットが当たっている。ヤッカラで犯罪を犯し、服役中に意気投合した前科持ちの男たち四人が、第二の人生をやり直すため首都バードンに移り住み煙草店「プリミエラ」を開店する。彼らを待ち受けるのはバードンの人の温かさと数々のトラブルであり、ひとつひとつを乗り越えて行くたびに全員の絆が深まっていく。ヤッカラの元囚人たちが築く、再起と絆の物語である。
『月刊ビッグガンガン』編集長の小泉浩志は、オノの持ち味を生かした「ダンディで心に残るドラマが展開されている」と語っている。作中では男たち四人の過去や感情の機微、周囲の人間模様などが緻密に描かれており、ストーリーに深みを持たせている。2019年には、2016年まで同誌で連載されたオノの代表作の一つであり、本作と舞台を同じくした『ACCA 13区監察課』とのコラボレーションカフェの開催が決定した。東京都、大阪府、愛知県で開催されたイベントは好評を得、2024年にはリバイバル開催も決定した。
2022年には四国電力とコラボレートが決定し、本作の登場人物であるチーロ・ハートとドナが登場するCMが四国地域限定で放送された。
『BADON』のあらすじ・ストーリー
起業
一年前、ヤッカラ区にあるヤッカラ刑務所で談笑するチーロ・ハート、リコ・ダイス、アント・ラズ、エルモ・クラップスの四人は出所後、首都バードン区に移り住み高級煙草店「プリミエラ」を開店、第二の人生を歩もうとしていた。物件はリコの知り合いより紹介されたケント・オークという不動産屋より勧められた、バードン郊外のアパートであった。
中心街へ出たハートとリコは老舗煙草店を巡り、「ホーク」という、個人取引の煙草職人が作った銘柄の仕入れを決める。そんなある日、ハートはアパートの一階に店を構える洋菓子店「ハチクマ」の店長ドナ・ペルニーニに話しかけられる。女性が多い「ハチクマ」にエルモが入り浸っていることを警戒しているということであった。
翌日ハートが家政婦候補としてリリー・ハウジーという12歳の小柄な少女を連れて帰ってくる。ハートはかつてリリーの父親に世話になったことがあり、とある人物から彼女の世話役を頼まれたのだということだった。しかしリリーは、何故かラズに対して怯えたような反応を見せる。
ハート達は「ホーク」の職人ルー・ホークとの交渉を成立させるも、納品された品は大麻入りの闇煙草であった。義弟のナッティが殺人の濡れ衣を着せられ闇煙草を作らされていると知ったハートは、この件にヤッカラの闇組織「スピナード」が絡んでいると突き止め、バードンから手を引くよう脅しをかける。ハートの背後にいる闇組織「ユーカー」は「スピナード」を傘下とする組織であったため、無事に闇煙草の件は解決することとなった。
老舗煙草店「タットラー」
「プリミエラ」開店当初は売り上げが伸び悩んでいたものの、バードンのテレビ局「BHK」のドラマ撮影に協力したことにより、徐々に売り上げが伸びていった。ドラマ撮影は人気キャスターのコリー・カイトが殺害されるという大きな事件に巻き込まれたものの何とか終了し、一同は店の経営に精を出していた。
煙草を悪用したコリー殺人事件を注視していたのは、超高級煙草店「タットラー」の若社長レニー・タットラーであった。彼は年末休暇の折、友人たちがヤッカラで闇煙草を手に入れたことを知る。更にはかつての幼馴染で新聞記者に務めているアレン・グースとの再会もあり、レニーの周囲は慌ただしくなっていった。
その頃「プリミエラ」では年に4回の借金返済日を迎えていた。ハートとリコは融資先である闇組織「ユーカー」の古株エリオ・ユーカーよりジャコモ・トスという男性を紹介される。ジャコモはエリオの側近で、ハートが服役するより前から「ユーカー」に所属していた人間であった。
数日後、同伴者としてドナを連れて煙草協会主催の懇親パーティーに参加したハートは、レニーよりかつて「ホーク」が作っていた闇煙草の空箱を渡される。レニーとの話し合いに応じる姿勢を見せていたハートだが、かつてハートが世話役を務めていた「ユーカー」の次期後継者マルティ・ユーカーが店を訪れたことによって大きく心を乱される。
レニーはあらかじめ税理士のアンリ・ノワより「プリミエラ」についての見解を聞いていた。ノワはリコの昔なじみであり、出所したリコと話したことにより「プリミエラ」は闇煙草作りに関与していないと断言していた。ノワの言葉を信用したレニーは話し合いに来たリコとルーより事情を聞き、闇煙草の件は煙草協会に話さないということで手打ちとなった。
軋轢
夏のある日「プリミエラ」を訪れたケントはリリーを「子供大学」へ誘う。バードン大学が主催のイベントで、地域の子供たちへ大学を開放し、特別授業や講演会など様々な行事が行われるというものであった。リリーは迷っていたが参加を決意、同じく子供大学へ参加するマリカ・ウォルナットと親しくなる。しかし帰宅途中リリーとマリカが誘拐され、ハート達はジャコモと協力しながら二人の救出へ奔走することとなる。事件そのものは無事に解決したが、警察からの事情聴取でリリーの秘密が明らかになってしまう。12歳と偽っていたリリーであったが、実際は16歳で間もなく17歳の誕生日を迎えるということであった。
事情を聞き、若い女の子が好きなエルモを警戒してのことなら自分が出て行けばいい、と笑いながらエルモは付き合っていた彼女の家へ転がり込む。折しもこの頃は「プリミエラ」一周年という節目であった。
ある日マルティが「プリミエラ」を訪れ、あらかじめ調べていたリリーの境遇を一方的に話して帰っていく。マルティが、リリーの父親は殉職したダリオ・ブラグ巡査だと言うと、今まで黙っていたラズの顔色が変わった。ダリオはかつて、銀行強盗を行ったラズの恋人ルーシーを射殺していたのである。
複雑な心境で「プリミエラ」を飛び出したラズはナッティの紹介で煙草職人のバーンへ弟子入り、煙草職人試験を受けることとなる。ホテルとバーンの家を往復するラズの元をリリーが謝罪に訪れると、必ず戻るから待っていてほしいとラズは微笑んでいた。
しばらくしてラズが「プリミエラ」へ帰宅、店独自の煙草を作るため煙草職人になることを宣言した。
煙草業界の危機
「プリミエラ」に、かつて老舗煙草店の総支配人であったクリス・ターンという男性が来店、来週にも新規煙草店「ピノクル」が開店すると教えてくれた。こうして開店した「ピノクル」は特に若者に人気があり、「タットラー」では徐々に客が取られていくこととなる。
そんな折、ジャコモより「ユーカー」首領のドラド・ユーカーの死を伝えられたハートはヤッカラへ墓参りに行く。ハートは、自分を気にかけていたダリオのこと、エリオの運転手を務めていたこと、マルティの世話役を任されたこと、いい仲になった娼婦のアニーをマルティに殺されたことを思い出していた。
マルティが絡んでいると判明した「ピノクル」は、裏で闇カジノを経営、闇煙草を流通させている店であった。クリスの息子であり煙草協会職員のワイアット・ターンは事態を知りながらも闇煙草を押し付けられ動けずにいたのだ。ハート達に事情を話したワイアットは「ピノクル」摘発を決め、警察の一斉捜査が入ったことにより自身も逮捕されていった。この件で煙草協会理事が賄賂を受け取っていたことで、業界はますます不安定になっていく。
数日後、ジャコモが暴行を受け重傷を負った状態で発見される。連れ帰り介抱するハートへマルティから連絡が入り、ジャコモの正体は殉職したとされていたダリオだと教えられた。話を聞いたハートは一同に事情を説明、リリーは実の父であるジャコモに対し、多くを語ることなく手作りのパイを差し入れるのであった。その後ジャコモは警察に保護され、ラズの進言によってリリーと再会の約束をする。一連の騒動が片付いた後、マルティはハートとビデオ通話をした状態で自死を遂げた。マルティはかねてより、自分は組織に必要とされていないことを悟っていたのだった。
その後、クリスを相談役に据えた煙草組合が新たに結成され、一同は煙草業界の未来のために頑張ることを誓い合うのであった。
『BADON』の登場人物・キャラクター
煙草店「プリミエラ」の人々
チーロ・ハート

「プリミエラ」の仕入れ担当の男性。恐喝罪で3年服役していた。強面で無愛想だが涙もろく、ドラマ好きの一面を持つ。リリーの父であるダリオの同僚からリリーのことを頼まれ、彼女の世話役を引き受けた。リリーを引き取る当初は不承不承ながらではあったが、後にエルモから「リリーちゃんのことになると過剰に心配性」と言われるまでに過保護になる。
青年期は生きるためにヤッカラのごろつきたちと荒んだ生活を送っていた。父親はギャンブル狂い、母親は体を売って酒浸りの日々を送る両親で、気にかけてくれた大人はダリオだけであった。ある日父親を庇って臓器売買業者に暴行を受けていた際エリオに助けられ「ユーカー」の一員として活動することとなる。後にマルティの世話役になった際父親に薬を盛られて殺され、更にはたまたまいい仲となった娼婦のアニーを殺害されたことにより、マルティを憎むようになる。マルティの身代わりとして服役が決まった時「ユーカー」を脱退、この件でマルティから強い執着と恨みを向けられることとなる。刑務所時代は、性的暴行の対象となっていたエルモを庇ったことから彼と知り合い、親しくなる。
出所後はバードンで起業すると決めており、リコから借りた経済の本をよく読んでいた。しかし起業については無計画で、リコからはよく助言を受けていた。
「ハチクマ」の店長ドナに惹かれており、やがて恋仲となる。
アント・ラズ

「プリミエラ」の電話番を務める男性。強盗罪で11年服役していた。裁縫が得意。アパートでは当初全員個室を持っていたが、リリーの入居に伴い賭けポーカーで負けたためエルモと同室になる。「子どもは苦手」と発言しているが、怖がられることをいぶかしみながらもリリーのことは気にかけている。子どもが家政婦は法に触れないのか、リリーの部屋はどうするのかなど他の三人に比べて常識的な発言をすることが多い。「プリミエラ」の従業員の中では唯一、刑務所で初めて煙草を吸っている。
ヤッカラでは幼馴染で恋人のルーシーと古着屋を開いて平穏に暮らしていたが、親の借金返済のため銀行強盗の仕事をするルーシーを手伝うこととなる。しかし計画は失敗に終わり、投降する寸前で警察官のダリオにルーシーを射殺されてしまう。出所後に仇を打つことのみを考えて服役していたが、仇であるダリオが殉職したため生気を失い、ハートに誘われる形で「プリミエラ」の一員となる。
後に煙草職人のバーンへ弟子入りし、「プリミエラ」オリジナルの煙草を作るため煙草職人を目指すこととなる。人混みが苦手。
リコ・ダイス

「プリミエラ」の会計担当の男性。詐欺罪で9年服役していた。穏やかな物腰で、女性たちから非常にモテており服役中も本などの差し入れが多かった。自らについて多く語ることは無い。
ヤッカラ区外の大学に進学するもののやりたいこともなく、30代半ばまで大学生活を送っていた。その際は街で出会った女性たちから援助を受けており、金に困ることは無かった。相手の望むことに応えるだけで手を差し伸べられるうち、どこまで行けるか試してみたくなり身分を偽り既婚女性を相手に詐欺を繰り返すようになった。その後、手を出した女性の旦那より訴えられて服役する。
ヤッカラ区では嘘つきは毛嫌いされる傾向にあるため、刑務所では煙たがられていた。しかしよく本を借りに来るラズやハート、同室のエルモと付き合いだし、起業を決めたハートに経営学についてアドバイスするうち自らも「プリミエラ」の一員となる。
起業するにあたり、税理士である大学時代の知人へ連絡、助力を請う。リリーの勉強をよく見ており、彼女の優秀な頭脳にいち早く気付き進学を勧めている。
エルモ・クラップス

Related Articles関連記事

ACCA13区監察課(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ACCA13区監察課(オノ・ナツメ作)』とは『月刊ビッグガンガン』(スクウェア・エニックス刊)にて2013年~2016年まで連載された漫画、およびそれを原作としたアニメ作品である。ACCA本部監察課副課長のジーン・オータスの過ごしていた平和な日常が少しずつ世界の陰謀に巻き込まれていく。その軸となるのは巨大統一組織「ACCA」と「タバコ」を巡る男たちの’’粋’’様だ。食えないキャラクターたちが勢ぞろいする大人な雰囲気の作品となっている。
Read Article

さらい屋 五葉(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『さらい屋 五葉』とは『月刊IKKI』(小学館刊)で連載されていた時代劇漫画、およびそれを原作としたテレビアニメである。時は江戸時代、藩主から暇を出され江戸にやってきた侍・秋津政之助は、誘拐組織「五葉」の頭である弥一の用心棒をすることになった。渋々、弥一の仕事を手伝う政之助だったが、この出会いをきっかけに人として成長していくのである。『ふたがしら』や『ACCA13区監察課』など人気作品を生み出してきたオノ・ナツメが描く、かどわかしを生業にした個性豊かな登場人物たちの時代劇エンターテインメントだ。
Read Article

レディ&オールドマン(LADY and OLDMAN)のネタバレ解説・考察まとめ
『レディ&オールドマン』とはオノ・ナツメが『ウルトラジャンプ』で連載していた男女バディ・エンタテインメント漫画作品。連載時期は2015年~2019年までで全8巻で完結。オノ・ナツメ原作の『ACCA13区監察課』や『BADON』とはまた違ったかなりハードボイルドな内容だ。舞台は1963年のロサンゼルス郊外。父親譲りのおせっかいな性格のシェリー・ブライトと100年間刑務所に入っていたというロバート・ウィンツ。この二人の出会いが全ての始まりだった。
Read Article

ふたがしら(漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ふたがしら』とは、『月刊IKKI』(小学館刊)また増刊『ヒバナ』(小学館刊)で連載されていた時代劇漫画、およびそれを原作とした連続テレビドラマである。時は江戸時代。盗賊「赤目一味」の頭目だった辰五郎が死去。その際に、手下である弁蔵と宗次二人に一味のことを託したことからすべては始まった。『ACCA13区監察課』や『レディ&オールドマン』数々の人気作品を生み出してきたオノ・ナツメが描く、巧妙な駆け引きと巧みな騙しあいが織りなす時代劇盗賊エンターテインメントだ。
Read Article

僕らが恋をしたのは(オノ・ナツメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『僕らが恋をしたのは』とは、2021年より『Kiss』にて連載された、オノ・ナツメによる恋愛マンガである。平均年齢70歳の男女が織りなす山奥での悠々自適な暮らしと、穏やかでしっとりした大人の恋愛模様をリアルに描いている。ある日山奥の田舎で暮らす四人の老齢の男たちの元へ一人の女性「お嬢」がやってきたことにより、恋という久々のスパイスを得た男たちの日常は少しずつ移ろいで行くのであった。
Read Article

リストランテ・パラディーゾ(GENTE〜リストランテの人々〜)のネタバレ解説・考察まとめ
『リストランテ・パラディーゾ(GENTE〜リストランテの人々〜)』とは、『マンガ・エロティクス・エフ』(太田出版)で連載されていたオノ・ナツメによる、老紳士たちが織り成すハートフル漫画である。幼くして両親が離婚し祖父母に預けられたニコレッタは、母親の再婚相手を一目見るためローマにあるリストランテにやってきた。そこで働き始めたニコレッタは、従業員全員が老眼鏡着用必須のリストランテであることを知ったのである。数々の人気作品を生み出してきたオノ・ナツメが描く、老眼鏡紳士たちによるおもてなし漫画だ。
Read Article

つらつらわらじ(備前熊田家参勤絵巻)のネタバレ解説・考察まとめ
『つらつらわらじ』とは『月刊モーニングtwo』(講談社)で連載されていたオノ・ナツメによる時代劇漫画である。時は寛政、備前岡山藩主の熊田治隆は参勤交代のために江戸に向かうことになった。そして、隠居して江戸で暮らす計画を立てているため、江戸までの旅を楽しもうと考えていたのだ。しかし、江戸までの道のりは波乱の連続だった。『ACCA13区監察課』や『レディ&オールドマン』など人気作品を生み出してきたオノ・ナツメが描く、2年に1度の参勤交代エンターテインメントだ。
Read Article

ハヴ・ア・グレイト・サンデー(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ハヴ・ア・グレイト・サンデー』とは『月刊モーニングtwo』(講談社)で連載されていたオノ・ナツメによる、ある男たちの日曜日の出来事を描いたハートフル漫画である。初老の作家・楽々居輪治は、長くニューヨークで暮らしていたが、ある事情を抱え単身東京に戻ってきた。そして、一人暮らしを謳歌しようと思っていた輪治のもとに、息子のマックスと娘婿のヤスがやってきたのだった。『ACCA13区監察課』や『レディ&オールドマン』など人気作品を生み出してきたオノ・ナツメが描く、男だけの週末エンターテインメントだ。
Read Article
目次 - Contents
- 『BADON』の概要
- 『BADON』のあらすじ・ストーリー
- 起業
- 老舗煙草店「タットラー」
- 軋轢
- 煙草業界の危機
- 『BADON』の登場人物・キャラクター
- 煙草店「プリミエラ」の人々
- チーロ・ハート
- アント・ラズ
- リコ・ダイス
- エルモ・クラップス
- リリー・ハウジー
- 「ハチクマ」の従業員
- ドナ・ペルニーニ
- ルカ・ペルニーニ
- 煙草職人たち
- ルー・ホーク
- ナッティ
- バーン
- 老舗煙草店「タットラー」の関係者
- レニー・タットラー
- ケイ・タットラー
- ベン・ウィーヴァー
- フィル・タットラー
- アンリ・ノワ
- 煙草協会の関係者
- ワイアット・ターン
- クリス・ターン
- 闇組織「ユーカー」の一味
- ドラド・ユーカー
- エリオ・ユーカー
- マルティ・ユーカー
- ジャコモ・トス
- テレビ局「BHK」の関係者
- コリー・カイト
- パット・ジェイ
- ピノ・コルヴォ
- ミード
- 「ツタ・アパート」の関係者
- ガイ・フェザント
- ロビン
- ケント・オーク
- バードン南地区ヤッカラ街の住人
- ココ
- イルマ
- ミーナ
- ミルコ
- ヴァスコ
- その他の人々
- ダリオ・ブラグ
- ジーナ・ハウジー
- マリカ・ウォルナット
- アレン・グース
- サラ
- ルーシー
- ダニオ
- リン
- ロニー・レイル
- アニー
- 『BADON』の用語
- 地名
- ドーワー王国
- ヤッカラ地区
- バードン地区
- ヤッカラ街
- 建物・施設
- ツタ・アパート
- ハチクマ
- タットラー
- BHK
- 闇組織
- ユーカー
- スピナード
- ファロ
- その他
- 煙草
- 煙草職人
- 子供大学
- 『BADON』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- チーロ・ハート「大丈夫だ 心配ない」
- レニー・タットラー「いい一日だった!」
- ダリオとリリーの再会
- 『BADON』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 『ACCA 13区監察課』との関係性
- 物語は『ACCA 13区監察課』より後
- 人気洋菓子店「ハチクマ」の存在
- ヤッカラ以外の地区の存在
- コラボレーションカフェの開催
- 「プリミエラ」一同とジーン・オータスのニアミス
- パット・ジェイのTシャツは「BHK」ツアーの購入品