英雄伝説 閃の軌跡II(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『英雄伝説 閃の軌跡II』(えいゆうでんせつ せんのきせきII)とは、2014年に日本ファルコムより発売された、PlayStation 3およびPlayStation Vita用のストーリーRPGソフト。同社が手掛けるRPGのシリーズ『軌跡シリーズ』の10周年記念タイトルという位置づけの作品で、前作『英雄伝説 閃の軌跡』の続編にあたる。エレボニア帝国で勃発した内戦を舞台とし、主人公のリィン・シュバルツァーと、彼が所属する士官学院・特科クラスVII組のメンバーたちの活躍を描いている。

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『英雄伝説 閃の軌跡II』の概要

『英雄伝説 閃の軌跡II』(えいゆうでんせつ せんのきせきII)とは、2014年に日本ファルコムより発売された、PlayStation 3およびPlayStation Vita用のストーリーRPGソフト。同社が手掛ける、壮大なストーリーや緻密なキャラクター描写、シンプルで奥深い戦略的なコマンド型バトルなど、独自システムで人気を博したRPGのシリーズ『軌跡シリーズ』の10周年記念タイトルという位置づけの作品となっている。
日本語版、繁体中国語版、韓国語版が同時発売され、2016年にはアメリカ版と欧州版が発売された。また、2018年にはSteamでの配信版、およびPlayStation 4版として『英雄伝説 閃の軌跡II:改-The Erebonian Civil War-』が発売、2019年にはDMM GAMESでの配信が始まり、2021年にはNintendo Switch版が発売と、多数の移植版が世に送り出された。
前作『英雄伝説 閃の軌跡』の正当な続編にあたり、搭載されたプレストーリー機能で前作までのあらすじを確認することが可能となっている。
エレボニア帝国で勃発した内戦を舞台とし、主人公のリィン・シュバルツァーと、彼が所属する士官学院・特科クラスVII組のメンバーたちの活躍を描いている。
作品のキャッチコピーは、「その一発の銃声が、帝国の運命を変えた。」

本作は、2014年に開催された「日本ゲーム大賞 2014(Japan Game Awards 2014)」において「日本ゲーム大賞 フューチャー部門」を受賞した。

『英雄伝説 閃の軌跡II』のあらすじ・ストーリー

故郷での再起と仲間との再会

エレボニア帝国は、巨大飛行戦艦「パンタグリュエル」と「機甲兵」と呼ばれる機械じかけの人型兵器の大部隊の登場によって、全土を巻き込む内戦の真っ只中にあった。
帝国の繁栄のため、貴族の意向を無視する形で大規模な改革を進めてきた革新派と、圧倒的な物量と新兵器で革新派を制圧する貴族連合軍。両者の衝突は大きな争いとなり、国民たちは怯え、苦しんで過ごしていた。
内戦の混乱の中、故郷で目を覚ましたリィン・シュバルツァーは、心身共に傷つきながらも義妹のエリゼ・シュバルツァーやアルフィン皇女と再会し、ようやく気力を取り戻す。しかし、そこに現れた貴族連合と秘密結社の幹部たちによって、エリゼとアルフィンが拉致されてしまう。
リィンは騎神ヴァリマールと共に、捕らわれた仲間と二人を救うため、再び戦場へと身を投じることを決意。帝国内を巡る中で、彼は離散していた士官学院・特科クラスⅦ組の仲間たちと次々と再会を果たし、再び全員が揃うことになる。

迷いを断ち切る決意

VII組の面々が揃った後、リィン自身も貴族連合に拉致されてしまう。貴族連合のトップであるカイエン公から仲間になるよう迫られたリィンは、さらに、テロリストとなった仲間クロウをはじめ、敵対する面々がそれぞれ抱える過去や境遇を知らされる。
人質に取られたエリゼを案じて迷うリィンだが、軟禁状態の皇女に説得され、迷いを吹っ切って脱出することを決める。彼は仲間たちと皇女を救出し、敵の拠点から脱出。
この戦いを通じて、クロウに「騎神の腕を磨いてこい」と激励されたリィンは、ヴァリマールと共にさらなる成長を誓う。

内戦の終結と新たな戦いの幕開け

リィンたちは、貴族連合と正規軍のどちらにも属さない第三勢力の一員として活動を開始していた。オリヴァルト皇子とアルフィン皇女の協力も得て、皇室専用飛行艇カレイジャスを拠点に、帝国中に散らばった士官学院の生徒たちを集めて内戦の終結を目指そうと奮闘する。
努力の甲斐あって占領されていた士官学院を解放し、内戦はリィンたちの活躍で収束へと向かっていくが、追い詰められたカイエン公は、禁忌の存在である「緋の機神テスタ=ロッサ」を覚醒させ、皇都は禍々しい煌魔城へと変貌してしまう。
煌魔城での決闘の末、リィンは自身と仲間たちを裏切ったクロウと和解するが、直後にテスタ=ロッサの一撃がクロウの心臓を貫き、リィンの腕の中で息を引き取ってしまった。
悲しみに暮れるリィンの前で、死んだはずのリィンの父であるオズボーン宰相が姿を現し、リィンに声をかけてくる。

英雄としての使命と旅立ち

内戦はオズボーンの暗躍によって終結を迎え、リィンは「内戦を終わらせた英雄」として祭り上げられることとなった。しかし、彼は自らの忌まわしい出自と、クロウを救えなかった無力感に苛まれていた。
その後、帝国に併合されたクロスベルを巡る経験をしてから士官学院へと戻ったリィンは、クロウの遺した「ひたすらに前へ」という言葉を胸に立ち直っていく。
Ⅶ組のメンバーは在学期間を短縮して卒業し、それぞれに帝国の動向を探る旅に出て再び散り散りになっていった。
そんな中、リィンは士官学院に残り、内側から帝国を観察することを決意。残された新たな謎を解明するその日まで、彼らの闘いは続いていくのであった。

『英雄伝説 閃の軌跡II』のゲームシステム

基本システム

アクティブボイス

フィールド探索中に発生するキャラクターボイス。錚々たる顔ぶれが目白押しのキャストの声を堪能することができる。

絆イベント

ラウラとの絆イベント

プレイ中、特定のタイミングで発生するイベント。リィンは任意のキャラクターと共に時間を過ごすことができ、その内容はキャラクターごとに異なるものとなっている。
これらのイベントを選択してこなすことで、そのキャラクターごとに設定された絆レベルを上げることができる。絆レベルが一定値に達すると、そのキャラクターの過去や内面が深く掘り下げられたイベントが解放され、物語への理解が深まる仕様になっている。
また、絆が深まったキャラクターは、戦闘中の戦術リンクでより強力な連携攻撃を繰り出せるようになり、追撃の確率が上がったり、強力なサポートスキルが解放されたりといったメリットも大きい。

オーブメントでの能力強化

オーブメントのカスタマイズ画面

『閃の軌跡シリーズ』共通のカスタマイズ要素。操作キャラクターは固有のオーブメント(導力器)というものを身に付けており、そこにクオーツという、属性や能力を持つ結晶をはめ込むことでアーツ(魔法)を強化することが可能となっている。
オーブメントには属性に関わらずクオーツを取りつけられるものと、キャラクターの個性に特化した、特定の属性のクオーツしかつけられないものの二種類のスロットが存在しており、それぞれがラインという線で繋がれている。強力なアーツを繰り出すためにはより多くのクオーツが必要になるため、スロット同士の繋がりが多いところにクオーツを取りつける必要がある。
キャラクター毎でオーブメントに取りつけられるクオーツの属性や数が定められているが、レベルの上昇と共にスロットが増える形となっている。

人物ノート

ストーリー進行やクエスト、対象の人物との会話を行っていくと「人物ノート」にデータが記載されていく。

クリアデータ共有ボーナス

veckn2313
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