冒険家になろう!(スキルボードでダンジョン攻略)のネタバレ解説・考察まとめ

『冒険家になろう!(スキルボードでダンジョン攻略)』とは萩鵜アキの同名小説のコミカライズ作品で、作画は栗山廉士が担当する。世界中でダンジョンの存在が確認されてから5年後の世界。初心者冒険家空星晴輝(からぼしはるき)は、自宅にできたダンジョンで魔道具「スキルボード」を発見する。空星は、スキルボードを駆使して有名な冒険家「ランカー」を目指すこととなる。魔物との緊張感漂うバトルシーンと仲間たちとのコミカルな掛け合いが楽しいダンジョン冒険活劇。

ランカー

冒険家になろう!でのブログ活動などに対して付与されるさまざまなポイントを集計したランキングに載る冒険家。ランカーになると、企業から声がかけられやすくなり、装備が無償で提供されたり、コラボモデルを使用して金銭を得られることもある。

魔道具(まどうぐ)

ダンジョン内の宝箱や魔物からごくまれに手に入れることができるアイテム。種類はさまざまだが、たくさんの荷物が入るマジックバッグや、入れた物を増殖させる魔法のツボなど「人知を超えた効果」をもたらす。ただし効果が必ずしもいいものとは限らず、中には使った者に被害をもたらす呪いのアイテムのようなものも存在する。そのため、魔道具を鑑定する専属の鑑定人も存在する。一菱の系列店では教育を受けた店員が鑑定する「簡易鑑定」と、本部の専属の鑑定人が鑑定する「詳細鑑定」というサービスを提供している。詳細鑑定は多くの情報を得られるが、その分、コストと時間が多く掛かる。また、魔道具だからと必ずしもいいものとは限らず、中にはゴミ同然のようなものもある。

現象・事象

スタンピード

ダンジョンから魔物があふれ出す現象。魔物は人を殺して街を破壊するため、災害のように恐れられている。しかし、スタンピードが起こる原因も未だ判明しておらず、国は冒険家の制度を整備することで、スタンピードに備えている。現在判明しているスタンピードの終息方法は、「スタンピードで現れる魔物をすべて倒す」か「スタピードを率いるボスモンスターを倒す」のどちらかだが、ボスモンスターを倒すためには大量の魔物を突っ切ってボスモンスターにたどり着く必要があり、至難の業。だが、もう1つのすべての魔物を倒す方法も、下手をすれば数万にも及ぶ魔物を延々倒す必要があるため、街に被害が出るのは不可避で、非常に困難となっている。

モンスターパレード

ダンジョンで魔物が大量に集まる現象。原因はさまざまで、冒険家が魔物から逃げているうちに魔物が集まったり、稀少種が魔物を集めて増えていったりして発生する。現在の冒険家は一撃の重さとリーチを重要視し、大剣や槍を使う者が多いため、手数に欠け、多数の魔物を相手にするのは向かないため、モンスターパレードに遭遇した場合、ほとんどの冒険家は撤退を選択する。ただし、モンスターパレードを放置しておくと、スタンピードにつながる危険もあるため、上位の冒険家によってたまに間引きが行われる。

レベルアップ酔い

レベルが上がることにより冒険家に起こる吐き気やめまいのこと。

初回ボス撃破

ダンジョンのフロアボスを初めて倒すと発生する事象。ダンジョンが発光し、報酬として魔道具がドロップする。

狩りかけ

冒険家が狩りの途中で放置した魔物。手傷を与えた人間への憎悪を増幅させながらダンジョンを徘徊するため、非常に危険。

ゲート

ダンジョンを昇り降りできる装着。ただし、移動出来るのは、使用者がアクティベートした階だけ。

ダンジョンコア

ダンジョンを維持するエネルギーの塊で、薄い板状の人工物。スタンピードの発生にも強い関連がある。

魔物の種族

フロアボス

ダンジョン内のフロアに配置されているボスの魔物。初めてフロアボスを倒すと、ダンジョン内が光り、魔道具がドロップする。

ダンジョン主

ダンジョンの最奥に出現するダンジョン主。ダンジョン主を倒しても魔道具のドロップなどはない。また、ダンジョンが崩壊することはない。

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