漆間恒（ワールドトリガー）の徹底解説・考察まとめ
漆間恒（うるしま わたる）とは葦原大介によるSFバトル漫画『ワールドトリガー』の登場人物。異世界である近界（ネイバーフッド）からの侵略者・近界民（ネイバー）から世界を守るための組織・界境防衛機関「ボーダー」に所属する戦闘員である。B級漆間隊の隊長を務めており、ポジションは銃手（ガンナー）。その存在は公式ファンブックで明らかになっていたものの、本格的に本編に登場し始めたのは遠征選抜試験編からである。初登場時はセリフなしのたった1コマのというものだったが、Xで一時トレンド入りを果たした。
漆間恒の概要
漆間恒（うるしま わたる）とは葦原大介によるSFバトル漫画『ワールドトリガー』の登場人物。異世界である近界（ネイバーフッド）からの侵略者・近界民（ネイバー）から世界を守るための組織・界境防衛機関「ボーダー」に所属する戦闘員である。B級漆間隊の隊長を務めており、ポジションは銃手（ガンナー）。B級ランク戦で部隊の存在が明らかになっており、名前や装備トリガーなどの詳細は公式ファンブックで明らかになっていた。しかし本格的に本編に登場し始めたのは遠征選抜試験編からである。初登場時はセリフなしのたった1コマのというものだったが、X（旧：Twitter）で一時トレンド入りを果たしており、読者からの注目度が高い。
金にがめつく、協調性に欠ける部分もあるため、周りからの評価はあまり良くない様子。しかし部隊のオペレーターの六田梨香（ろくた りか）に対して細かなフォローをするなど優しい一面もある。
本格的に初登場したのは遠征選抜試験からであり、B級ランク戦ではその活躍が描かれていない。そのためどのような戦闘スタイルなのかは不明である。「ボーダー」の部隊の中で唯一戦闘員1名、オペレーター1名という編成で、そのことが公式ファンブック『ワールドトリガー オフィシャルデータブック BORDER BRIEFING FILE』で明らかになった際は、B級ランク戦前に隊員が抜けたのではないかなどと読者の間では考察された。しかし遠征選抜試験での六田発言や周囲からの漆間の評価から考えるに、元々2人体制の部隊だったことが伺える。戦闘員1名による単独行動が前提であるため、トリガーの装備は隠密行動に偏ったものになっている模様。
漆間恒のプロフィール・人物像
左が漆間恒。
ポジション：ガンナー
年齢：16歳
誕生日：12月28日
身長：166㎝
血液型：A型
星座：かぎ座
職業：高校生
好きなもの：たまごかけごはん、鯛焼き、お金を貯めること
家族：父、母、兄
金にがめつく、遠征選抜試験でも試験に参加するメリットが自分にない旨を意見し、遠征に行かない場合でも手当が支給されるように話を持っていった。「ボーダー」での活動は「金を稼ぐため」の手段として割り切っている節がある。B級部隊は倒したトリオン兵の数による歩合制のため、防衛任務で他部隊から横取りをしている（本人はそう思っていない）。そのため周囲からは性格が悪い、協調性がないと評価されている。
しかし全く気遣いをしない、できないとうわけではなく、遠征選抜試験ではきちんと隊長である歌川遼（うたがわ りょう）の方針に従っており、食事当番もきちんとこなしている。またオペレーターなのに並行処理が苦手だという自身の部隊のオペレーター・六田梨香（ろくた りか）を気遣い、六田のいる部隊に予めフォローのメールを入れる場面もあった。六田曰く、漆間が他部隊からトリオン兵を横取りするなど、我が道を行っているのは自分のせいだと語っており、漆間は六田に対して何かしらの感情を抱いていることが伺える。
漆間恒のトリガー
アステロイド（通常弾）
銃手（ガンナー）や射手（シューター）が使用する通常の弾トリガーで、突撃銃型のトリガーを使って使用している。漆間はメイントリガーにセットしている。
カメレオン
オプショントリガーの1つ。トリオンを消費して周囲の風景に溶け込み姿を消すことができるトリガー。漆間はメイントリガーにセットしている。完全に姿を消すことができ、レーダーにも映らない。しかし使用中は他のトリガーを使用できないため、攻撃などをする時は姿を見せなければならない。
シールド
オプショントリガーの1つ。防御用のトリガーで、形状や出現させる場所を自由に設定できる。手に持つ必要がないため、片手でシールドを使用し、もう片方の手で武器トリガーを使うこともできる。大きくすればするほど耐久力が下がりすぐに破壊されてしまう。逆に小さくすればするほど耐久力が上がり、ちょっとやそっとでは壊されない。自分だけでなく味方を守ることにも使用可能。漆間はメインとサブ、両方のトリガーにセットしている。
ダミービーコン（試作）
B級ランク戦で東隊が使用してた場面。東の横でふよふよ浮いている球体が「ダミービーコン」である。
オプショントリガーの1つ。宙に浮かせることができる球体のトリガーで、起動すると偽のトリオン体反応をレーダーに反映させる。使用者のトリオンを使って生成されるので、トリオン量が多い人間ほどたくさん作ることが可能。1度起動すれば設定しているトリオンが尽きるまで動き続ける。B級ランク戦では、ラウンド7で東隊が使用していた。漆間はメイントリガーにセットしている。
バッグワーム（隠密）
オプショントリガーの1つ。装備するとマントのようなものが出現し、使用者をレーダーに映らなくすることができる。ただ視覚的に消えるわけではないので、相手に発見されると普通に見える。自身の居場所がバレると不利になりやすい狙撃手（スナイパー）が使用する他、攻撃手（アタッカー）が奇襲をする時などにも使用する。漆間はサブトリガーにセットしている。
サイレンサー
オプショントリガーの1つ。公式ファンブック『ワールドトリガー オフィシャルデータブック BORDER BRIEFING FILE』で明らかになっているが、形状や効果などは不明である。通常兵器と同じで銃の発射音と閃光を軽減するためのものだと思われる。漆間はサブトリガーにセットしている。
メテオラ（炸裂弾）
銃手（ガンナー）や射手（シューター）が使用する通常の弾トリガーで、着弾時に爆発する炸裂弾である。キューブ状で設置し、刺激を与えることによって爆発させることも可能であるため、罠として使用される場合も多い。漆間はサブトリガーにセットしている。
漆間恒の来歴・活躍
B級ランク戦
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