NARUTO・BORUTOの回収済み・未回収の伏線・謎まとめ

『NARUTO -ナルト-』は岸本斉史による忍者を題材にしたバトル・アクション漫画。『週刊少年ジャンプ』にて1999年~2014年まで連載していた。2016年には『NARUTO』の主人公・うずまきナルトの息子・ボルトを主人公とする『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』が連載を開始している。なお、『BORUTO』については作画は小太刀右京が務めている。
連載中は物語が進む中で多くの伏線や謎が登場。回収されたものもあれば、連載終了後も未回収のものがある。

『NARUTO』・『BORUTO』の概要

『NARUTO -ナルト-』は忍者を題材にしたバトル・アクション漫画。作者は日本の漫画家・岸本斉史である。集英社の『週刊少年ジャンプ』にて1999年に連載を開始。2014年まで連載していた。全700話で単行本は72巻。

『NARUTO -ナルト-』の連載終了から2年経った2016年に、『NARUTO -ナルト-』の主人公だったうずまきナルトの息子・ボルトを主人公とする『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』が『週刊少年ジャンプ』にて連載を開始。2019年まで連載した後、同社の『Vジャンプ』に移籍した。第一部完結後、2023年から第二部である『BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-』の連載が始まっている。『BORUTO』については『NARUTO』の原作者である岸本斉史が原作・原案・監修を務め、作画は小太刀右京が務めている。

主人公のうずまきナルトは、自身が住む木ノ葉隠れの里を治める火影(ほかげ)になるのを夢見る忍者の卵だった。落ちこぼれだったナルトは一流の忍者になるべく、同世代の忍者仲間や頼もしい先生や師匠達に囲まれて日々成長していく。だがナルトの中に封印された九尾の狐など尾を持つ巨大な化け物「尾獣(びじゅう)」を巡る戦いが始まり、ナルト達もその戦いに巻き込まれていった。やがて世界は平和になり、大人になったナルトは火影に就任。

時は流れてナルト達もそれぞれ結婚。その子供達もまた忍者になるべく修行する年になっていた。ナルトの息子・ボルトもナルトと同じように仲間や先生・師匠達に囲まれ、日々成長していくのだった。

『NARUTO -ナルト-』は物語序盤の設定が物語が進むに連れて変わっていたり、矛盾が生じたりとしている点が多い作品としてファンの間でも有名。作中で多くの伏線や謎が登場し、回収されたものもあるが、連載終了後も謎設定として残っているものもある。

回収済み・未回収の伏線・謎について

『NARUTO -ナルト-』は全700話、単行本にして72巻にもなる長編漫画である。物語が進む中でたくさんの伏線や謎が登場するが、回収されることなく連載終了後も謎設定として残されているものも多い。物語の前半と後半で設定が変わっているものもあり、読者の間では設定に矛盾が多い作品として認識されている。

その最たる例が主人公・うずまきナルトと同期の忍者・春野サクラについての設定である。第二部が始まり、久方ぶりの再会を果たしたナルトとサクラは部隊の隊長を務めていた上忍・はたけカカシと2対1で戦った。カカシは2人の成長に驚き、サクラについてはその戦闘スタイルを見て「サクラは本来幻術タイプだからな…」とこぼしている。第一部では「お前(サクラ)にはやはり幻術の才能がある」とまで言っておきながら、サクラが幻術を駆使して活躍するところはほぼない。

このように回収されていない伏線や謎が多く存在するのも『NARUTO -ナルト-』の特徴となっている。

『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』については、前作の『NARUTO -ナルト-』からの伏線がほとんどない。そのため元々次作に関する構想はなかったのではないかと言われている。

『NARUTO』・『BORUTO』の回収済みの伏線・謎

うずまきナルトについて

サスケへの異様な執着心の理由

『NARUTO -ナルト-』の主人公・うずまきナルトはライバルであるうちはサスケに異様な執着心を持っていた。幼い頃の境遇が似ていることもあってナルトはサスケに執着しており、里を抜けたサスケを何が何でも里に戻そうと奔走する。しかし幼い頃の境遇が似ているだけでこれほどまでに執着心を抱くものだろうかと、読者の中には違和感を持つ者もいた。

その理由が明らかになったのは物語のクライマックス・第四次忍界大戦でのことである。ナルトとサスケはそれぞれの一族の祖である大筒木アシュラ(おおつつき アシュラ)と大筒木インドラ(おおつつき インドラ)が転生した姿だった。アシュラとインドラは伝説の仙人・大筒木ハゴロモ(おおつつき ハゴロモ)の子供。兄・インドラは大変優秀だったが、そのせいか力が全てという考え方を持っていた。対して弟・アシュラは忍びとしては落ちこぼれだったが、人当たりがよく平和には愛が必要であるという考え方を持っていた。父・ハゴロモはアシュラの考え方を支持した。それに不満を持ったインドラは長年アシュラと戦うことになり、自分達の子孫もまた対立するという悲しい歴史を生み出した。

このことが明らかになったことでナルトがサスケに執着するのは、自身の片隅に眠るアシュラのインドラへの執着のためであることがわかった。

はたけカカシについて

うちは一族じゃないのに「写輪眼」を持っていたワケ

『NARUTO -ナルト-』の主人公・うずまきナルトの下忍時代の担当教官・はたけカカシは、「写輪眼(しゃりんがん)」という特殊な道術の使い手だった。「写輪眼のカカシ」、「コピー忍者のカカシ」の異名で他国にまでその名は知られている。

この「写輪眼」はナルトのライバルであるうちはサスケの家系・うちは一族の血筋のみが受け継いでいる「血継限界(けっけいげんかい)」のものだった「血継限界」は特定の血筋に遺伝によって伝えられるものであるため、うちは一族でないカカシが「写輪眼」が使うことができるのは不自然だった。サスケが復讐したい相手が兄のうちはイタチであるとわかっていなかった連載初期の頃は、カカシがサスケの復讐したい相手ではないかという考察もあった。

カカシが「写輪眼」を持つに至った物語は「カカシ外伝」で語られている。当時チームを組んでいたうちはオビトといううちは一族の少年が亡くなる直前、同じチームに所属していた医療忍者ののはらリンによってオビトの「写輪眼」にカカシに移植されたのだった。

奈良シカマルについて

テマリとの結婚

『NARUTO -ナルト-』の主人公・うずまきナルトの同期である奈良シカマルは、大人になって砂隠れの里のテマリというくノ一と結婚する。この伏線は中忍選抜試験編から既に張られていた。

中忍選抜試験の本戦でシカマルはテマリと試合をする。その時に縁ができ、その後中忍に昇格したシカマルの初任務「サスケ奪還」では助っ人としてテマリ達砂隠れの里の忍びが駆けつける。その時シカマルは普段はキツイ性格のテマリの笑顔を見て何も言えなくなってしまっていた。それ以降、シカマルとテマリがセットで登場することも多く、読者の中には将来的にシカマルとテマリが結ばれると予想している者も多かった。

うちはイタチについて

木ノ葉隠れを抜けた理由

うちはサスケの兄であるうちはイタチは、弟であるサスケ以外のうちは一族を皆殺しにして木ノ葉隠れの里を抜けた。しかしそれは木ノ葉隠れの里、ひいては忍界を守るためにした苦渋の決断だったことが明かされる。当時のうちは一族は、木ノ葉隠れの里の上層部に不満を持っており、クーデターを起こそうと画策していた。木ノ葉隠れの里の外に名が知られているほどの優秀な忍びの家系であるうちは一族がクーデターを起こせば被害は甚大。そのためいたちは里を守るために自分の父母を含めた一族を皆殺しにしたのだった。この真実が明らかになるまではイタチは傲岸不遜な態度の人間として描かれていた。しかし真相が明らかになった後、イタチの印象は全く違う、ただただ優しい人物であるというものに変わっている。

ナルトにカラスを仕込んだ理由

木ノ葉隠れの里を抜けたうちはイタチは、『NARUTO -ナルト-』の主人公・うずまきナルトと出会った時に、ナルトに力を分け与えるために1羽のカラスを仕込んだ。このカラスは、「瞬身のシスイ」の異名で知られていたうちはシスイが開眼した「万華鏡写輪眼」を持っていた。シスイの「万華鏡写輪眼」は、対象者を幻術に掛けられていることにすら気付かせないまま操る最強の幻術「別天神(ことあまつかみ)」を使用できる。サスケとの戦闘で死亡したイタチは、第四次忍界大戦で禁術「穢土転生(えどてんせい)」という術で現世に蘇る。この時イタチは術者である薬師カブト(やくし カブト)の支配下にあった。しかしナルトが蘇ったイタチと対峙した時に「万華鏡写輪眼」を持ったカラスが顕現し、イタチに「別天神」を使うことでイタチはカブトの支配下から逃れることに成功する。第2部開始早々に張られた伏線が見事に回収された場面だった。

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サイ(NARUTO・BORUTO)とは【徹底解説・考察まとめ】

サイ(NARUTO・BORUTO)とは【徹底解説・考察まとめ】

サイとは『NARUTO』の主人公であるうずまきナルトの同じ任務を行う第七班のチームメイトである。 第七班のチームメイトの欠員により補充された。 「サイ」という名前はダンゾウという元サイの上司である男からつけられた名前で、本名は不明である。 第七班に来る前は暗部養成機関「根」に所属していた。 動物の絵を実体化して操る忍術「超獣偽画」を使う。

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うみのイルカ(NARUTO・BORUTO)とは【徹底解説・考察まとめ】

うみのイルカ(NARUTO・BORUTO)とは【徹底解説・考察まとめ】

うみのイルカとは、『NARUTO』に登場するキャラクターで、本作の主人公・うずまきナルトの恩師であり、家族のいないナルトの父親もしくは兄のような存在でもある。体内に化け物を有するために周りから疎外されていたナルトのことを気にかけ、唯一ナルトを「一人の人間」として認めていた。忍者養成所である忍者アカデミーの教師を務め、優しい性格から生徒に慕われている。

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香燐(NARUTO・BORUTO)とは【徹底解説・考察まとめ】

香燐(NARUTO・BORUTO)とは【徹底解説・考察まとめ】

香燐(かりん)とは、『NARUTO』に登場する鷹(旧称・蛇)の紅一点。細身で赤い長髪と眼鏡をかけていることから、クールな印象を与えるキャラクターだ。 名門・うちは一族唯一の生き残りであるサスケと2人きりになった時だけは、甘える仕草を見せる。 チャクラを感じることが出来る感知タイプで、自分の体を噛んだ者を回復させる能力を持つ。 戦闘においてはその鋭い洞察力から、敵の弱点を見つけ出すことに長けている。 香燐自身は戦闘には参加せず、味方のバックアップに回っている。 一人称は「うち」である。

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