ONE 〜輝く季節へ〜（ゲーム）のネタバレ解説・考察まとめ

『ONE 〜輝く季節へ〜』の登場人物・キャラクター

主人公

折原浩平（おりはら こうへい）

CV：野島健児（ドラマCD版）／谷山紀章（全年齢OVA版）

本作の主人公。高校2年生の少年。妹のみさおと死別した後、両親から離れて叔母の小坂由起子の下で暮らすようになる。
両親は共働きで不在がちだったらしく、その分だけ兄としてみさおのことを大切にしていた。そのみさおを「守れなかった、助けられなかった」という深い絶望と後悔により、永遠の世界に魅入られるようになる。

ヒロイン

長森瑞佳（ながもり みずか）

声：飯塚雅弓（PS版）／皆口裕子（ドラマCD版）／川澄綾子（全年齢OVA版）／木村あやか（PC版フルボイスVer.）／石見舞菜香（リファイン版）

浩平の幼馴染。語尾に「〜だよ」、「〜もん」という言葉を突ける癖があり、浩平からは「だよもん星人」とからかわれている。
面倒見のいい性格で、ズボラな性格の浩平に「早く彼女でも作ればいいのに」と常々言っている。かなりの美人で、クラスの男子の中では人気の高い女生徒の1人である。

七瀬留美（ななせ るみ）

CV：横山智佐（PS版）／大本眞基子（ドラマCD版）／寺田はるひ（全年齢OVA版）／日下千鶴（PC版フルボイスVer.）／前田佳織里（リファイン版）

浩平のクラスにやってきた転入生。見た目の可憐さといかにも女の子らしい言動であっという間に人気者になるが、実際は負けん気が強くて意地っ張り。転校前は剣道部に所属していたが、腰を痛めて引退を余儀なくされ、以前から憧れていた「女の子らしさ」を追い求めるようになった。
男子では浩平、女子では瑞佳と親しくなり、彼らとたびたび一緒に行動している。特に瑞佳のことは「あれこそ理想的な“女の子”」と何かと参考にしており、浩平と交際を始めることとなった際には「自分で言うのもなんだが、よく瑞佳に勝てたものだ」と妙な感慨を抱いていた。

椎名繭（しいな まゆ）

CV：大谷育江（PS版）／かないみか（全年齢OVA版）／芹園みや（PC版フルボイスVer.）／高橋花林（リファイン版）

浩平たちの通う高校の近くで暮らす少女。見た目も幼いが言動はさらに幼く、はっきりした説明は無いが知的障害があると思われる。浩平より年下だが、年齢については特に語られていない。
学習速度の違いなどから学校に馴染めず、継母とも折り合いが悪く、フェレットの「みゅー」だけを心の支えとしていた。そのみゅーが死んでしまったため、お墓を作ってあげようと浩平たちの高校に入り込む。

川名みさき（かわな みさき）

CV：雪乃五月（PS版）／雪乃五月（ドラマCD版）／豊嶋真千子（全年齢OVA版）／須本綾奈（PC版フルボイスVer.）／愛美（リファイン版）

浩平と同じ高校に通う3年生。後天的な視覚障碍者だが、それを感じさせないほど明るく朗らかで優しい性格。浩平が目を丸くするほどの健啖家。
建物の構造を熟知している自宅と校内に限ってはそれを感じさせないほど活発に動き回るが、一方でそれ以外の場所に赴くことを極端に恐れている。

上月澪（こうづき みお）

CV：浅野真澄（全年齢OVA版）／高森奈津美（リファイン版）

浩平と同じ高校に通う1年生。生まれつき「言葉がしゃべれない」というハンディを持ち、他者とのやり取りには普段はスケッチブックを使った筆談を用いている。ハンディを感じさせないほど元気いっぱいに動き回り、周囲に笑顔を振り撒いている。
幼い頃に浩平に出会い、“スケッチブックを使った筆談”というコミュニケーション手段を教えてもらったことがある。この経験から「自分の気持ちをもっと人に伝えたい」という想いに目覚め、高校では演劇部に所属して活躍している。

里村茜（さとむら あかね）

CV：中川亜紀子（PS版）／山崎和佳奈（ドラマCD版）／吉田小百合（全年齢OVA版）／みる（PC版フルボイスVer.）／立花日菜（リファイン版）

浩平のクラスメイト。瑞佳や七瀬とはまた違ったタイプの美人として校内でも有名だが、おとなしいように見えて非常に頑固な性格で、クールで物静かな言動もあって近寄りがたい雰囲気を放っている。
過去に恋い焦がれていた幼馴染が「永遠の世界」に囚われてしまったことがあり、今でも彼の帰還を待ち続けている。