戦士ゴリラ(葬送のフリーレン)の徹底解説・考察まとめ

戦士ゴリラとは、原作:山田鐘人、作画:アベツカサによる漫画『葬送のフリーレン』の登場人物。主人公のフリーレン一行の仲間となった僧侶ザインの幼馴染の青年。
ゴリラという名は「強そうだから」という理由で自ら名乗り始めたもので、本名は不明。冒険者に憧れて10年前に村を発ち、その直前に「一緒に冒険に行こう」とザインに誘いをかけた。兄を1人にしてしまうことを案じたザインにこれを断られると、ゴリラは「3年後には1度戻る」と伝えて出立。しかし期日になっても戻らず、消息不明となった。

戦士ゴリラ(葬送のフリーレン)の概要

戦士ゴリラとは、原作:山田鐘人、作画:アベツカサによる漫画『葬送のフリーレン』の登場人物。主人公のフリーレン一行の仲間となった僧侶ザインの幼馴染の青年。
冒険者に憧れて10年前に村を発ち、その直前に「一緒に冒険に行こう」とザインに誘いをかけた。兄を1人にしてしまうことを案じたザインにこれを断られると、ゴリラは「3年後には1度戻る」と言い残して出立。しかし期日になっても戻らずに消息不明となり、ザインからは「死んだ」と思われていた。

生死不明の状態ではあるが、交易都市テューアに向かったことが突き止められており、ザインは彼と再会するためにフリーレン一行から離れることとなった。

戦士ゴリラ(葬送のフリーレン)のプロフィール・人物像

まっすぐでさっぱりとした気性の青年。わりと物事を斜に構えてみるザインとは良いコンビで、気の合う親友にして幼馴染でもあった。「ゴリラ」というのは強そうだからという理由で名乗り始めたもので、本名は不明。
冒険者に憧れたきっかけは、かつてフリーレンと共に魔王を討伐した勇者ヒンメルの存在で、「自分も彼のように誰からも忘れられないほど偉大な人間になりたい」との想いが直接の動機となった。

ザインとは幼い頃に「一緒に冒険に行こう」と約束していたが、これを反故にされた形となった。それでも「自分をここまで育ててくれた兄を1人残していくことはできない」という彼の思いを汲み取り、文句の1つも言わずに出立。行く先々で「いつか幼馴染のザインと一緒に、歴史に名を残す英雄になる」と語り、その快活な性格で交流した人々に親しまれた。

戦士ゴリラ(葬送のフリーレン)の来歴・活躍

勇者ヒンメルへの憧れ

大陸北部の小さな村で生まれ育つ。子供の頃からわんぱくで、幼馴染のザインと共に冒険者ごっこをして過ごす日々を送っていた。村の近くには自分とザインに良く似た古い銅像があり、これに自分を重ね合わせるのが常だった。
ある時、村をハイターという僧侶が来訪。ハイターは勇者ヒンメルと共に魔王討伐を果たした人物で、「本物の英雄だ」と目を輝かせて近づき、ヒンメルについての話を聞く。この時「ヒンメルでさえもいつかは人々の記憶の中から忘れられていく」との話を聞き、「自分はそうなりたくない、永遠に人々の記憶の中で生きる存在になりたい」との言葉を口にし、そのための決意表明を兼ねて戦士ゴリラを名乗るようになる。

幼馴染との別れ

成長した後、幼い頃からの夢を果たそうと冒険者になることを決意。その出立前にザインの前に現れ、「昔のように一緒に行こう、2人で誓った本物の英雄になろう」と彼を誘う。しかしザインは両親亡きあとに必死に自分を育ててくれた兄を1人にすることができず、悩んだ末にゴリラの誘いを拒否。ゴリラはこれに気を悪くすることなく、「3年後にはいったん戻る」と伝えて村を去って行った。

しかし3年経っても10年経ってもゴリラは村に戻らず、ザインからは「どこかで死んだのだろう」と思われていた。

冒険の日々

村を出た後、ゴリラは行く先々の村でちょっとした人助けをしながら旅を続けた。その快活で人懐っこい性格は各地で人々から親しまれ、インパクト抜群の名前と共にその記憶に残っていった。
やがてゴリラは大陸北部にある交易都市テューアに向かい、そこで消息を絶つ。現在どうしているのか、生きているのか死んでいるのかは不明である。

戦士ゴリラ(葬送のフリーレン)の関連人物・キャラクター

ヒンメル

仲間たちと共に魔王を討伐した勇者。各地に銅像が建てられるほどの有名人で、ゴリラにとっては憧れの人物である。
そのヒンメルでさえも「いつかは忘れられる」という話を聞かされたゴリラは、「自分はそうはなりたくない」と考え、ヒンメル以上の英雄となるべく故郷を旅立っていった。

renote.net

ザイン

大陸北部にある村で生まれ育った僧侶。酒と女と賭博が好きという、聖職者としてはなかなか問題のある性格だが、治癒や治療に関する魔法のスペシャリストである。
ゴリラとは子供の頃から一緒に遊び回った幼馴染で、「2人で冒険者になろう、有名になろう」と約束するほど仲が良かった。成長した後に一緒に旅に出ることを持ちかけられるも、両親の死後に自分を必死に育ててくれた兄を残していくことができずに断ってしまう。

renote.net

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