巨鯨（刃牙）の徹底解説・考察まとめ
巨鯨（きょげい）とは、『刃牙シリーズ』の第5作目『バキ道』に登場する相撲取りである。巨漢の大関で地下闘技場では総合格闘家の猪田火飲と合気道の渋川剛気と戦った。元横綱の金龍山と財界人の徳川光成が共同して企画した異種格闘技戦に参加し、そこで渋川剛気と戦った。猪田とはその異種格闘技戦の練習試合として地下闘技場で戦っている。ファンサービスを欠かさない善良で真っ当な力士で、肉体的なスペックはすさまじいものがある一方で、性格的には優しさや甘さがある。
現役の小結。165cm、97kg。地下闘技場では総合格闘技ライトヘビー級王者の貝沼文也（かいぬま ふみや）と戦い圧勝し、その後主人公である範馬刃牙（はんま ばき）と戦い敗れた。その小柄な体躯を活かしたスピードと、見た目からは想像できないほどのパワーを持つ相撲取りである。
炎（刃牙）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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炎（刃牙）とは、『刃牙シリーズ』の第5作目『バキ道』で登場する相撲取り。角界一のスピードと小柄な体格からは想像できないほどのパワーで小結まで昇進した。元横綱の金龍山から勧誘された異種格闘技戦では、練習試合で総合格闘家の貝沼文也と戦い、本番では主人公の範馬刃牙と戦った。力士らしく投げ技を得意とし、持ち前のパワーで相手を地面や壁に叩きつけるような投げ方をする。
猛剣（たけつるぎ）
ベテラン「博士」の異名を持つテクニシャン。
現役の関脇。177cm、161kg。ベテラン「博士」の異名を持つ。地下闘技場では総合格闘家ライトヘヴィ級の桑田拓美（くわた たくみ）と戦い勝利し、その後神心会空手の創始者である愚地独歩（おろち どっぽ）と戦い敗れた。
猛剣（刃牙）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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猛剣（たけつるぎ）とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』の第5作『バキ道』に登場する力士である。「博士」と呼ばれる程の多彩な技を持つベテラン力士で、関脇ながら技術と打たれ強さを買われて地下闘技場戦士VS大日本相撲協会力士のメンバーに選出された。腕試しとして地下闘技場戦士の総合格闘家である桑田巧美（くわた たくみ）の腕を破壊してあっさりと倒してみせた。地下闘技場のトップ選手の空手家である愚地独歩（おろち どっぽ）とは名勝負を繰り広げた末敗北した。
鯱鉾（しゃちほこ）
長いリーチからの打撃を得意とする力士。
現役の前頭筆頭。190cm、151kg。”角界一廻しの遠い男”の異名を持つ。地下闘技場では総合格闘技ヘヴィ級のアーロン村瀬（むらせ）と戦い張り手を連続で決めて失神KO勝ちし、異種格闘技戦では喧嘩師の花山薫（はなやま かおる）と戦い失神KO負けした。
鯱鉾（刃牙）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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鯱鉾（しゃちほこ）とは、『刃牙シリーズ』の第5作目『バキ道』に登場する相撲取り。前頭筆頭の力士でリーチが長く、“両国のつっぱり野郎”または“角界一廻しの遠い男”と言われている。地下闘技場では、総合格闘家のアーロン村瀬と喧嘩師の花山薫と戦った。長いリーチから繰り出される張り手は強烈で、相撲界では数少ない打撃系力士と言われている。他の格闘技をしたことはなく相撲だけをして生きてきたため、アーロン村瀬や花山薫とも相撲で戦っている。
獅子丸（ししまる）
関脇でありながら横綱に18回勝ったことのある実力者。
現役の関脇。182cm、181kg。幕内優勝3度、金星18個（小結以上ではない前頭の力士が横綱に勝つこと）。地下闘技場では伝統派空手の宮入暦三（みやいり れきぞう）と戦い鯖折りで失神KO勝ちし、異種格闘技戦では神心会空手の最終兵器と言われる愚地克己（おろち かつみ）と戦い勝利した。愚地克己戦は克己が試合中に闘技場から出たために負けとなったが、試合内容は克己が優勢であった。克己は抵抗できない獅子丸の顔面に本気の下段蹴りを入れようとしたが、どれほどのダメージになるかを想像できたために躊躇し寸止めしたのだ。これ以上試合を続けられないと判断した克己はそのまま闘技場を出たために棄権と見做され、獅子丸の勝利で幕を閉じた。
巨鯨の名言・名セリフ／名シーン・名場面
「しゃーねぇや、幻想（ゆめ）破壊（こわ）すぜ」
あまりに小柄な相手に落胆するも試合だから仕方ないと開き直る巨鯨。
巨鯨は大相撲の強さを世間に知らしめたかったためにこの異種格闘技戦に参戦した。誰が相手でもどんな相手でも一切の文句を言うつもりはなかった。しかし、渋川剛気を前にして、老人であることとあまりもの小さな体格に驚きを隠せず、いかに合気の達人とはいえ6分の1の体格の相手に負けるわけがないと確信し、心の中でつぶやくセリフ。
「ああまで自信あり気だと心苦しくはあるが、しゃーねぇや、幻想（ゆめ）破壊（こわ）すぜ」
その後、渋川の恐ろしさを体に叩き込まれる巨鯨のギャップを見事に演出した名シーンである。
「はい、もう逃げません」
年長者の説教を素直にきく巨鯨。
渋川は巨鯨に「組もう」と誘ったにも関わらず投げ飛ばしたため、渋川がもう一度逃げずに組むことを提案した時に巨鯨が返したセリフ。
渋川「よう大関、アンタ逃避（にげ）たね。お忘れかい、俺ァよォ、“組もう”って言ったんだぜ。なんだいそれを…早々と投げに逃げやがって…」
巨鯨「はは…」
渋川「おい、大大関（だいおおぜき）、よもや今度は逃げまいね」
巨鯨「はい、もう逃げません」
敵でありながら年長者に対し敬意を表す名シーンである。
「敗北以下です」
渋川を恐れ、完全に敗北したことを認める巨鯨。
渋川の合気によって背中に土をつけられて決着がついた際に巨鯨が言ったセリフ。
「“大人と子供”どころではない体重差がありながら、心底ビビらされた。しかもだ、こんなに“土”を付けられては敗北以下です」
素直に負けを認める潔く美しいシーンである。
巨鯨の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
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目次 - Contents
- 巨鯨の概要
- 巨鯨のプロフィール・人物像
- 巨鯨の能力
- 恵まれた体格
- スピード
- パワー
- 巨鯨の必殺技
- 張り手／三十一日
- 巨鯨の来歴・活躍
- 金龍山の誘い
- 巨鯨 vs. 猪田火飲
- 巨鯨 vs. 渋川剛気
- 巨鯨の関連人物・キャラクター
- 金龍山（きんりゅうざん）
- 徳川光成（とくがわ みつなり）
- 猪田火飲（いのだ かのん）
- 渋川剛気（しぶかわ ごうき）
- 零鵬（れいほう）
- 炎（ほのお）
- 猛剣（たけつるぎ）
- 鯱鉾（しゃちほこ）
- 獅子丸（ししまる）
- 巨鯨の名言・名セリフ／名シーン・名場面
- 「しゃーねぇや、幻想（ゆめ）破壊（こわ）すぜ」
- 「はい、もう逃げません」
- 「敗北以下です」
- 巨鯨の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
- 日本育ち
- 合気を力で返した初の人物
- 巨鯨は小錦関がモデル