堀尾聡史(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

堀尾聡史(ほりおさとし)とは許斐剛著のテニス漫画『テニスの王子様』に登場するキャラクターで青春学園中等部テニス部1年生。クラスは1年2組で越前リョーマとは同じクラス。つながった眉毛がトレードマーク。性格は見栄っ張りで、派手なテニスウェアを着用している。同じ学年のテニス部によく知識をひけらかすが技術は乏しい。一方で情に厚い一面も持っており、越前リョーマが試合に勝利した際、誰よりも喜ぶ様子も見せる。同じくテニス部のカツオとカチローとよく一緒にいるため、作中では「青学の1年生トリオ」と呼ばれていた。

堀尾聡史の概要

堀尾聡史(ほりおさとし)とは許斐剛著のスポーツ漫画『テニスの王子様』に登場するキャラクターである。全42巻あるが、第1巻から登場している名モブキャラクターである。作中では中学生テニス部の奮闘が描かれているが、それとは裏腹に堀尾自身がテニスをしているシーンはほとんど描かれていない。
性格は非常に見栄っ張りで、自慢話ばかりしている。テニスウェアもほかの1年生と違い、非常に派手で初期は2年生の先輩から目を付けられていた。主人公である越前リョーマをライバル視しているが、テニスの実力は到底及ばないため、越前リョーマ自身はあまり相手にしていない。ただ仲が悪いわけではなく、昼食を一緒に食べるシーンが描かれており、同級生としての仲は良好といえる。友達思いな面も持ち合わせており、越前リョーマが勝利した際には大きく喜んでいた。
お調子者の面がフォーカスされがちな堀尾だが、勉強家の一面も持っており、『テニスの王子様』の続編である『新テニスの王子様』ではU-17の合宿所にいる先輩たちの癖やルーティーンなどをまとめたノートを作成していた。作中でのテニスの活躍は見られないものの、第1巻から登場していることや、他のキャラクターにはない個性を持っていることから愛すべき脇役としての地位を得ている。

堀尾聡史のプロフィール・人物像

所属:青春学園中等部 1年2組
身長:152cm
体重:47kg
誕生日:9月25日(てんびん座)
血液型:O型
利き腕:右
プレイスタイル:オールラウンダー(理想)
苦手なもの:荒井先輩
家族構成:父、母、兄(純平)
好きな食べ物:フライドポテト
人気投票結果:24位(第1回)、56位(第2回)
登場回:1話~
CV:山崎 樹範

性格は非常に見栄っ張り。青春学園中等部のテニス部に入部時、ほかの部員に比べてテニス歴が2年あることから、青春学園中等部が関東でどのくらい強いかをひけらかしていた。テニスウェアも派手なものを着用しており、初期は2年の先輩に目を付けられていた。
同じくテニス経験者の越前リョーマをライバル視しているが、越前リョーマは全く相手にしていない。同じくテニス部の水野カツオと加藤勝郎といつも一緒におり、作中ではよくこの3人で登場する。見た目は茶髪で前髪をすべてあげており、眉毛は薄くつながっている。唇もややとがっており、ほかの漫画でもよく見られる「お調子者キャラ」の典型的な見た目をしている。
テニスのレベルは素人の部員よりかはうまい。2年の先輩からの提案で、1年生がサーブの的当てゲームをした際に、唯一的にかすった。しかし、レギュラー陣と比べるとはるかに技術や体力が劣るため、テニスをしているシーンはほとんどない。

堀尾聡史の来歴・活躍

地区大会玉林戦を観戦

青春学園は地区大会2回戦では玉林中と対戦。ダブルスはほとんどしたことが無いリョーマと桃城が組むことになり、案の定コンビネーションが全く取れず、格下の相手に負けそうになってしまう。ダブルスの土俵では相手に勝てないと悟った二人は、コートを半分に区切り、それぞれのコートに来たボールはそのコートに立っている人が返すという変則シングルス作戦にでる。ここから本来の動きを取り戻した二人は相手を圧倒する。序盤こそ堀尾達も心配したものの、最終的には勝利を決めて安心するのであった。

都大会のエントリーに遅刻した越前リョーマの替え玉をする堀尾

エントリー時に帽子で変装して整列する堀尾

地区予選を勝ち抜いた後の都大会当日。学校に10時集合だったが、リョーマは9時56分に目が覚めて遅刻してしまう。エントリーはレギュラーメンバーが全員そろわないとできないため、堀尾が帽子を被りレギュラージャージを羽織って変装し、エントリーを済ませる。リョーマは大石副部長に「子供が生まれそうな妊婦を助けて病院に寄っていた」という趣旨の連絡をしていたが、桃城や海堂に嘘だとすぐに見破られてしまう。
その後、レギュラージャージを羽織っていい気になっていた堀尾が、周辺で行われている試合をけなしていたため、辰巳台東中学校の小柳に絡まれ、試合をすることになる。青春学園に1年生のスーパールーキーがいることは有名であったためギャラリーも集まってしまい、大事になってしまう。
その時、大ピンチの堀尾のもとに遅刻していたリョーマが登場する。助けを求める堀尾であったが、「頑張って越前くん!」と見放してしまう。しかし、ギャラリーにも馬鹿にされ泣きそうになっている堀尾を見て、「………やーれやれ しょうがないなぁ ねぇ堀尾…ファンタ1週間分でいーよ」と助け船を出す。試合をする際に「というワケで越前さんのかわりに…テニス歴2年の堀尾が打たせていただきまーす」と皮肉を放ち、小柳を圧倒するのであった。

片足スプリットステップについて質問する堀尾

堀尾達がテニス部に入部してから最初の校内戦。リョーマVS乾戦で、データテニスを駆使してリョーマを追い詰める乾に対して、リョーマがその先を行く動きを見せた。その時に使用していたステップが「片足スプリットステップ」という技である。両足のスプリットステップはテニスの基本のステップのため作中ではほとんど描かれていないが、驚異的なボールの予測能力を備えているリョーマはスプリットステップを片足で行うことができ、通常では届かないボールも簡単に打ち返してくることから、乾のデータテニスを凌駕する。その際、片足スプリットステップの難しさを堀尾が語っており、通常できないはずの片足スプリットステップをリョーマがなぜできるのかという疑問を3年生の不二に質問していた。

カチローの父親のテニスクラブに遊びに行く堀尾

カチローのお父さん(右から2番目)が働くテニススクールに遊びに行く堀尾(左端)達

堀尾の友達でもあるカチローのお父さんはテニススクールでコーチをしており、堀尾達はそのスクールに遊びに行った。空いてるコートでテニスを楽しんでいた堀尾達であったが、カチローのお父さんのもとに佐々部という客がやってくる。カチローのお父さんは佐々部に準備体操をするよう促すが、「準備体操なんていいからもっと豪快な技を教えろ」と横柄な態度をとる。「準備体操を怠るとケガにつながる」と説明するものの、「そんな事言うけど、あんた、ケガが原因でプロ転向を諦めたんだろ?説得力がない」と佐々部は言い返し、不穏な空気が流れだす。佐々部は畳みかけるように「あんたの息子、青学テニス部に入ったらしいけど、3年間球拾いで終わる」と息子のカチローまで馬鹿にしだす始末のため、カチローのお父さんも堪忍袋の緒が切れ、「息子の事を悪く言うなら黙っていませんよ!」と言い返す。
そんなやり取りを観ていたリョーマが佐々部に対して「おっさん、テニス教えてくんない」と食って掛かり、佐々部とリョーマの試合が始まってしまう。中学1年生の子どもだと思ってなめてかかる佐々部であったが、リョーマから1ポイントも取ることができずに敗北してしまう。さらに準備運動を怠っていた佐々部は試合終了後に肉離れを起こすという失態を演じてしまう。試合後、カチローのお父さんに「準備体操は大事だよね」と言い、カチローのお父さんが正しかったことを皮肉めいて伝えるのであった。

U-17合宿所に荷物を届けに来た堀尾

『テニスの王子様』の続編である『新テニスの王子様』で学生テニスの世界大会が開かれることになり、日本代表が合宿している場所に荷物を届けにいくことになった堀尾。その流れで立海大付属高校の浦山しい太と山吹中学校の壇太一に遭遇する。荷物を届けた後、流れから日本代表メンバーの雑務をすることになる。合宿所では生活用品の予備がある場所や運ばれる食品の運送など、すっかり事情通になり太一やしい太だけでなくほかの高校生からも信頼を置かれるようになる。また、合宿所では日本代表メンバーの癖やルーティーンなどをまとめたノートを作成している。ただ、それをほかの人間に見られるのは気恥ずかしいようで、そのノート自体の存在を誰にも明かしていないが、唯一リョーマに見つかってしまって慌てふためくシーンがあった。

堀尾聡史の関連人物・キャラクター

越前リョーマ(えちぜんリョーマ)

『テニスの王子様』の主人公。青春学園中等部テニス部1年生。伝説のプロテニスプレイヤーである越前南次郎の息子で、幼少期より南次郎から英才教育を受けてきた。テニス部内でも2年生、3年生を抑えてレギュラーを獲得しており、青春学園テニス部の全国制覇の立役者。普段はクールだが、試合になると熱くなる一面も持っており、感情をあらわにすることもある。生意気な部分も持ち合わせており、先輩などに対しても挑戦的な言動をとり、どうにかして試合に持ち込んでいこうとする。
本来は左利きであるが、右手でラケットを持ち、相手の顔面に必殺技であるツイストサーブを打ち込んで喜ぶシーンもある。このような生意気な性格は、父・南次郎から受け継いでいる。堀尾聡史、水野カツオ、加藤勝郎、竜崎桜乃、小坂田朋香とは同級生で、彼らはいつもリョーマを応援している。堀尾自身は密かに越前リョーマのことをライバル視しているが、リョーマ自身は相手にしていない。それでも仲が悪いということはなく、校内の掃除を一緒にしたり、昼食をともに取るシーンもある。

renote.net

加藤勝郎(かとうかちろう)

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日吉若(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

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日吉若(ひよしわかし)とは、『テニスの王子様』に登場するキャラクターで、氷帝学園中等部2年テニス部のレギュラーである。プレイスタイルはベースライン上で積極的に攻撃するアグレッシブベースライナー。実家が古武術の道場をやっており、古武術を取り入れた通称「演武テニス」で独特なフォームをしている。氷帝学園テニス部次期部長として扱われている実力者。神経質な面もあるが、性格は冷静沈着で他人に流されない。キリッとした目とキノコヘアーが特徴的である。座右の銘と口癖は「下剋上」。

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忍足謙也(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

忍足謙也(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

忍足謙也とは、『テニスの王子様』に登場するキャラクターであり、四天宝寺中学校テニス部3年生。全国大会編にて初登場。全国大会準々決勝の不動峰戦では石田銀と共にダブルス2に登場し、神尾アキラ、石田鉄と対戦。スピードテニスに自信を持つ神尾アキラをも上回るスピードテニスを見せ、圧倒した。準決勝での青学戦では財前光と共にダブルス1に登場する予定だったが、千歳千里に譲ったため、プレイを見れたのは不動峰戦のみ。通称は「浪速のスピードスター」。氷帝学園の忍足侑士は従兄弟にあたる。

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毛利寿三郎(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

毛利寿三郎(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

毛利寿三郎(もうり じゅさぶろう)とは、『新テニスの王子様』にて登場するキャラクターで、U-17日本代表の高校1年生である。播州弁を話すのが特徴で、四天宝寺中学校に在籍していたが、途中で立海大附属中学校へと転校している。自身の才能に甘えて練習を怠っていたため、関東大会で越知に敗北したことで一度は挫折を味わった。試合の後で病院へ行った際に目撃した幸村精市のリハビリ姿に心を打たれ、日本代表に選ばれるほどの努力を重ねた。越知とのペアは「超高校級ダブルス」とも言われてる。

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乾貞治(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

乾貞治(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

乾貞治(いぬいさだはる)とは、『テニスの王子様』に登場するキャラクターであり、青春学園テニス部3年生。緻密なゲームメイクと相手の打つ方向を予測するデータテニスを得意としており、口癖は「~の確率〇〇%」。立海の柳蓮二とは幼馴染であり、関東大会では激闘の末、勝利した。番外編ではギャグ要因として登場することもしばしばで、疲労回復のため開発した乾特製ドリンク「乾汁」は、罰ゲームとして定番となっている。海堂とダブルスを組むことが多く、トレーニング量は海堂の2.25倍と、ストイックな一面もある。

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