ENDER LILIES: Quietus of the Knights（ゲーム）のネタバレ解説・考察まとめ (8/19)

ENDER LILIES: Quietus of the Knights（ゲーム）のネタバレ解説・考察まとめ

2023.03.15

『ENDER LILIES: Quietus of the Knights』とは、2021年6月にBinary Haze Interactiveから発売された2D横スクロール型アクションゲームである。ソウルライクとメトロイドヴァニアの要素を持つ本作はいわゆる「死にゲー」と呼ばれるジャンルで、難易度が高いためトライアンドエラーを繰り返しながらクリアを目指していくのが特徴。
死の雨によって滅んだ果ての国を舞台に、地下で目を覚ました少女・リリィが謎の黒衣の騎士と共に果ての国の謎に迫っていく。

メインボス

フリーティアの守護をしていた守り人。シーグリッドの姉。妹同様に細身の体に似つかわしくない大ぶりの槌を武器とする。シーグリッドのことを溺愛しており、彼女の近くを付いて回っていたためシーグリッドの守り人と皮肉を言われることもあった。守り人になった理由も守り人を目指すシーグリッドを危険な目に合わせないためだったが、フリーティアの守り人の座を奪ってしまったことでシーグリッドから嫌われてしまった。
戦闘センスがずば抜けており、多彩な攻撃のほかにシーグリッドには使えない魔法をシルヴァは使うことができた。

「死の雨」に狂ってからはカタコンベにて守り人の遺体をシーグリッドと勘違いしたまま抱きしめて回っていた。時には抱きしめた遺体をそのまま潰してしまうこともある。シーグリッドのこととなると加減を忘れてしまう模様。魔術師たちの作った霊薬を飲んだことで背中に翼が生えている。シーグリッドとは違い、きちんと羽毛がある。

手記によると、フリーティアのことも気にかけており、防衛戦にて穢れを背負い過ぎたことを心配しており、また彼女が禁じられた領域へ連れていかれる際にも共に行った。そこで、人工的に造られていた「リリィ」のことを知り嫌悪するなど、常識のある性格だったことがうかがえる。

狂い騎士ウルヴ

城砦の騎士団に所属する若い騎士。戦いのときに縦横無尽に暴れる姿から狂い騎士という異名で呼ばれていた。天涯孤独の身であり、さらに出自が不明である。そのため、周囲からは「北の山の竜に育てられた」「穢土からの紛れ込んだ穢者の子供」などと噂されて畏怖の対象になってきた。そのような環境においてもユリウスだけはウルヴの武を認めてくれていたため、親交があった。戦いにしか興味がなかったが、防衛戦の後はぱたりと戦いをやめて、静かに雪の花の園を育てていた。

フリーティアにより禁じられた領域から逃がされてきた「リリィ」と雪の花の園で過ごしていた。幼少期から人と話すことが少なかったため言葉はあまり話せないが、知性が高く思慮深い性格をしている。ユリウスや「リリィ」との交流を続ける中で人らしさを身につけていった。
足元まである赤毛は生まれてから1度も切ったことがないという。

異端者ファーデン

王直直属の国家魔術師団の長を務める魔術師。魔術協会から抜ける際に優秀な魔術師を連れて行ったため、魔術師協会からは嫌われている。穢者の研究の第一人者として名を馳せたが、狂気的ともいえる研究内容や美的感覚から孤立することもあった。アイテムの「異端者のマスク」はファーデンが作ったもの。

恋人にミーリエルという女性がいたが、彼女を亡くしてからは禁じられた領域に引き籠っていた。実はミーリエルは穢れに侵されて穢者となってしまっており、ファーデンはなんとか彼女を人間に戻そうと研究を続けていた。しかし、その研究が実を結ぶことはなかった。
ミーリエルが元気であった頃はまともな性格をしていたようで、王から直接相談を受ける立場であった。

スキル発動時に持っている武器はミーリエルが遺したモノ。

最愛のミーリエル

ファーデンの助手にして恋人の女性。穢れの研究を行う中で暴走した穢れからファーデンを庇い穢者となってしまった。その後、「死の雨」によって体内の穢れが増幅してしまい肥大化した姿でファーデンのいる部屋の前を守っていた。

実はファーデンとの子を妊娠していたが、穢者となってしまったことで彼にそれを伝えることができなかった。

設定資料集によると、ファーデンの実験が順調に進んでいれば人間としての意識を取り戻す未来があったかもしれないとのこと。

サブボス

崖の村の少年

「死の雨」による混乱の最中、母親とはぐれてしまい助けを求めて白の教区に逃げたが、途中で力尽きた少年。長い間雨に晒されていたために溶解した姿になってしまっている。

首なし騎士

村の英雄ゲルロッドに憧れ騎士になった男。不死の騎士となるために受けた穢れの進行度が早く、戦線に往く前に暴走してしまい首を刎ねられてしまった。

西の商人

果ての国より西の国から商売にやってきていた商人。珍しい物を人に見せて喜ぶ姿をみることにやりがいを感じていたとのこと。実は生前に白巫女と市場で偶然会ったことがあり、その時に白巫女が物珍しげに果物を買って食べた表情が忘れられずにいた。

城下の娘

城下町に住んでいた少女と飼い犬。城下で犬の世話をしていた娘は「死の雨」に襲われてしまった。犬は娘を守るためにいつまでも寄り添っていた。「死の雨」に打たれたことで娘と犬の体が融合してしまっている。
ボスとして登場するが、リリィに攻撃をしてくることはない。

菌の魔術師

ハーヴェステラ（HARVESTELLA）のネタバレ解説・考察まとめ

『ハーヴェステラ（HARVESTELLA）』はスクウェア・エニックスより2022年11月4日に発売されたファンタジー＆シミュレーションRPG。シーズライトと呼ばれる四季を司る大きな結晶が4つ存在する世界が舞台。季節の間に1日だけ死季と呼ばれる厄災が訪れ世界を一変させてしまう。主人公は街の人々の交流しながら死季の謎を解明していく。農作業で作物を育てながらダンジョンで敵を倒しストーリーを進めて行く新感覚のRPG。

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