ENDER LILIES: Quietus of the Knights(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『ENDER LILIES: Quietus of the Knights』とは、2021年6月にBinary Haze Interactiveから発売された2D横スクロール型アクションゲームである。ソウルライクとメトロイドヴァニアの要素を持つ本作はいわゆる「死にゲー」と呼ばれるジャンルで、難易度が高いためトライアンドエラーを繰り返しながらクリアを目指していくのが特徴。
死の雨によって滅んだ果ての国を舞台に、地下で目を覚ました少女・リリィが謎の黒衣の騎士と共に果ての国の謎に迫っていく。

王城や、崖の村、牢獄など各地に繋がる洞窟にある巨大墓地。抜け穴などが多く、迷路のように入り組んだ構造となっている。洞窟の中心部には教会の地下と守り人の修練場がある。カタコンベの地下教会側にはフリーティアの部屋がある。

地下牢獄

王城の地下に存在する罪人を入れる牢や処刑場として使われた場所。暗部の人間たちが管理しており、罪人の処刑のほかに、他国の調査など幅広い仕事をこなすための拠点となっていた。

禁じられた領域

森よりさら奥に存在する、人が立ち入ることを許されない場所。元々は古き民たちが住んでいた場所であり、「死の雨」が降る前から穢れに汚染されており、秘密裏に穢れの研究がおこなわれていた。ファーデン率いる国家魔術師の研究施設であり、罪人を使った実験がされていた。また、「リリィ」が造られた場所でもある。
最奥には穢れに侵されたフリーティアを隔離していた部屋があり、穢れの根に覆われている。また、古き民の祭壇がある。黒衣の騎士が封印された場所であり、古き民が追いやられた最後の地だった。

辺境

フリーティアが生まれた泉のある辺境の地。ここを超えると果ての国の外にたどり着くことができる。泉に浮かぶ赤い花の根は地下にある穢れの根源につながっている。

『ENDER LILIES: Quietus of the Knights』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

リリィのHPはお守りの耐久値

HPが0になってお守りが砕けている瞬間

設定資料によると、ゲーム内で表示されているHPゲージはリリィの体力ではなく、リリィの持つお守りの耐久値を表わしているという。お守りが穢者からの攻撃に耐えられなくなったとき、リリィも力尽きるようになっている。HPゲージがゼロになったときにリリィから何かが砕ける音が聞こえるのは、お守りが壊れているためである。

マップの隠し要素

フリーティアの趣味は絵を描くことであり、その描かれた絵がマップのいたるところに飾られている。イレイェンの肖像、ウルヴの肖像、白巫女の絵、白の教区の風景画などが飾られているのが確認できる。

限定版に付属した設定資料集の誤植

パッケージ版の限定版には設定資料集が付属していたが、本には13か所もの誤植があった。販売後に公式Twitterから誤植に関する謝罪と正しい文が書かれた画像がツイートされた。後に販売されたデジタル版では誤植が修正されている。ファンの中には、「限定版にのみ存在する誤植はレアだ」と感じる人もいたようだ。

『ENDER LILIES: Quietus of the Knights』の主題歌・挿入歌

ED(エンディング):Mili 「Bulbel」

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