何とも言えない後味の映画まとめ！『ミスト』など

『ミスト』

突然、謎の霧に包まれてしまった町を舞台に、マーケットに取り残された人々を中心としたパニック映画。

監督・脚本は『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』というスティーヴン・キング原作の刑務所感動モノ2本のフランク・ダラボン。今作もキング＆ダラボンなのですが.。

ファニーゲーム

別荘でヴァケーションを楽しむためはずだった夫妻と息子が、見知らぬ2人組に家を占領された恐怖を描く。2人組は「明日の朝まで君たちが生きていられるか賭けをしないかい？」と。アメリカでハネケ自身がリメイクした『ファニーゲームUSA』もあるが、あんまり感想変わらず。

監督は『白いリボン』『愛・アムール』でパルムドール（カンヌ映画祭最高賞）を2度受賞のオーストリアの巨匠、ミヒャエル・ハネケ...。ラース・フォン・トリアーもそうですが、こういった極端な映画を撮りたくなるのだろうか。『ピアニスト』も結構ヒドい。

セブン

キリスト教の「七つの大罪」をモチーフにした連続猟奇殺人事件と、その事件を追う刑事たちの姿を描いたサイコ・サスペンス。ブラッド・ピット、モーガン・フリーマン、ケヴィン・スペイシー主演。

監督のデヴィッド・フィンチャー曰く、『この映画はホラー』だ。この人、確信犯。そういや『ファイト・クラブ』も『ゾディアック』もこの人だった...。

ラスト・エクソシズム

インチキ悪魔祓い師が、インチキ・エクソシズムのネタバレを暴露するという、フェイク・ドキュメンタリーの体を取りながら、有名ホラー映画のパロディ（？）も交えつつ、唐突な展開には中々引き込まれるし、ハラハラもさせる秀作と思わせるが、最終的には...コレ？

『グラインドハウス』絡みの面々がこぞって参加した作り手が楽しんでそうなホラー。でもダニエル・スタムって誰？何と大手パラマウントによる作品。