バーソロミュー・くま（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ

マリンフォード頂上決戦編

巨人族の海兵では全く相手にならなかった白ひげ海賊団傘下の海賊船長リトルオーズJrに対し、「熊の衝撃（ウルススショック）」を放ち一瞬で致命傷を負わせた。その後、元仲間である革命軍幹部エンポリオ・イワンコフに攻撃を仕掛ける。イワンコフはくまに攻撃されたことに驚きつつも反撃はせず、声をかけ続けた。しかし、くまと同じ王下七武海であるドンキホーテ・ドフラミンゴからくまにはもう自我がないことを伝えられる。イワンコフとドフラミンゴの会話を聞いていたルフィは、シャボンディ諸島で「もう会うことはない…さらばだ」という言葉がくま自身の自我がなくなることを意味していたのだと知ることになった。

新世界編

シャボンディ諸島にて

麦わらの一味が再集結するまでの2年間、自我を失ったくまがサウザントサニー号を守っていた。
くまはDr.ベガパンクとの契約で、自分が完全な人間兵器となった後でもサニー号を守れるようプログラミングさせていたのだった。
フランキーがサニー号のもとへ到着すると、ぼろぼろの姿で船を守っていたくまは「待っていた…任務完了だ…」と言いどこかへ去っていった。

世界会議編

サニー号を守るという任務を完了した後姿を見せていなかったが、天竜人の一人ロズワード聖の奴隷になっていた事が判明。殴っても刺しても壊れない頑丈さから無敵奴隷くまと呼ばれ、様々な天竜人が交代で奴隷として使っている。その姿をみた革命軍参謀総長サボは「あんなに優しいくまが」と激怒。また、最悪の世代の一人ジュエリー・ボニーは、無惨な姿のくまを目にし涙を流した。さらにこの時、くまが元ソルベ王国国王である事が明らかとなった。

ワノ国編

革命軍は海軍大将藤虎及び緑牛との激闘の末、くまの奪還に成功。くまが革命軍総司令官のドラゴンに今まで何を見てきたのか質問されても、「オオセノ通りニ…」と言うだけで自我を取り戻すことはないようだった。世界会議で王下七武海制度の撤廃が決定したことで、革命軍に戻ったくまには新たに懸賞金がかけられる可能性が示唆された。

未来島エッグヘッド島

最悪の世代の一人ジュエリー・ボニーから、バーソロミュー・くまとの血縁関係が明かされた。くまはボニーの父親だったのだ。ボニーは父親であるくまを改造した世界一の天才科学者Dr.ベガパンクを憎んでおり、くまを元に戻すために、ベガパンクのいる未来島エッグヘッドを訪れる。そしてベガパンクにくまを元に戻すように迫った。同じ頃、革命軍によって助け出され、革命軍の新たな本部・カマバッカ王国にいたくまは、突然動き始めた。総司令官のモンキー・D・ドラゴン達の止める手も振りほどき、くまはどこかを目指して突き進む。赤い土の大陸（レッドライン）も超え、聖地マリージョアに到達。海軍元帥の赤犬（本名：サカズキ）の攻撃を食らいながら、くまはその場から逃れ、どこかへと向かった。

くまの行き先はDr.ベガパンクがいる未来島エッグヘッドだった。そこでは今まさに娘のボニーがサターン聖により殺されかけていた。くまは自我を失ってもなお、ボニーを守るために動いたのだ。Dr.ベガパンクはくまを改造する際に「自爆スイッチ」をつけるように言われていた。しかしベガパンクはその命令に背き、「自爆スイッチ」ではなく「完全停止スイッチ」をつけていた。サターン聖は革命軍が聖地マリージョアからくまを連れ去った際にそのボタンを押したという。ボタンが押されれば、自爆はせずとも命令が耳にも入らない植物状態になるはずだった。それでもくまはボニーの窮地に駆けつけ、ボニーを泣かせたサターン聖をぶん殴った。動く理由も、ましてボニーのところへ辿り着ける道理もない。科学的に説明なんてできるはずもない。しかしくまの深い愛情がそれを可能にしたのだった。

バーソロミュー・くまの関連人物・キャラクター

Dr.ベガパンク

CV：安原義人

Dr.ベガパンクは、海軍の科学者であり世界最大の頭脳を持つと言われている人物。悪魔の実の伝達条件の解明や人造人間の開発など、数々の偉業を成し遂げている。人造人間の開発においては、人間兵器パシフィスタの実験のためにくまをその第1号に改造した。改造するにあたり、くまとベガパンクの間で何らかの契約が交わされたと考えられる。ベガパンクはくまの依頼を受けて、くまが自我を失った後サニー号を守れるようプログラミングをおこなっている。くまとの約束を破ることも可能だったはずだが、律儀に約束を守った。

Dr.ベガパンク（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

renote.net

Dr.ベガパンクとは、海賊を題材とした尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE（ワンピース）』に登場する天才科学者で、海軍特殊科学班「SSG」に所属している。500年先を行くと言われる天才的な頭脳と、悪魔の実「ノミノミの実」の能力で無限大に知識（データ）を記憶できる脳ミソを持っている。作中に登場する革新的な技術や兵器は、ほぼベガパンクの開発したもの。その発想は、、麦わら海賊団の船大工、フランキーにも多大な影響を与えている。人々の幸せを願う人格者であるが、その技術などは悪用されることも多い。

ゲッコー・モリア

CV：宝亀克寿

ゲッコー・モリアは、元王下七武海のメンバーで、スリラーバーグの主。「カゲカゲの実」の能力者で、自分や他人の影を自由に操ることができる影人間である。何事も部下に任せ、自ら動いて問題に対処することを嫌う面倒くさがりな性格。革命軍の印象とは違い、ゲッコー・モリアから見たくまは「七武海にして唯一政府の言いなりに動く男」である。また、何を企んでいるのかわからず、不気味との評価も受けている。スリラーバーグでは、麦わらの一味にモリアが倒されてしまわないか政府が危惧していることをくまが伝え、モリアは激怒。くまが「必要ならば俺が貴様に加勢しても構わない」と言ったことで、モリアの怒りはさらに悪化した。

ゲッコー・モリア（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

renote.net

ゲッコー・モリアとは漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクターであり、スリラーバーク海賊団を率いる海賊である。影を自在に操ることができる「カゲカゲの実」の能力者。西の海に浮かんでいた島を船に改造し、シャボンディ諸島手前の「魔の三角地帯」で海賊狩りを行っていた。かつては百獣海賊団のカイドウと渡り合えるほどの実力者だったが、新世界で仲間をすべて失ったことをきっかけにゾンビに執着するようになり、多数の「死なない軍団」を生み出している。

モンキー・D・ドラゴン