Dr.ベガパンク（ONE PIECE）とは【徹底解説・考察まとめ】

ベガパンクの概要

ベガパンクとは、海賊を題材とした尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE（ワンピース）』に登場する天才科学者。元々天才的な頭脳の持ち主だったことに加え、悪魔の実「ノミノミの実」を食べて、知識を記録（データ）として無限大に脳ミソに記憶できるようになった。世界中のありとあらゆる知識を記憶しており、その天才的発想は500年先の未来をいっていると言われている。人々の幸せを願う人格者であるが、自身の発想や発明を実現させるためには最新の設備と膨大な資金が必要なため、世界政府に雇われる形で活動をしている。特殊科学班「SSG」に所属しており、その班長を務め、海軍に様々な技術や兵器を提供する。作中に登場する革新的な技術や兵器などは、ほとんどがDr.ベガパンクの発明であり、その天才的な発想は、麦わら海賊団の船大工、フランキーにも多大な影響を与えた。

名前や青果物は作中の初期から度々登場していたが、本人が登場することはほとんどなく、姿が登場してもシルエットのみであった。それがワノ国編が終わった後についに登場。未来島エッグヘッドという島で、研究を続けている。「ノミノミの実」の能力で、巨人族ほどに肥大化した脳ミソは、「パンクレコーズ」という脳ミソ格納庫にしまい、頭に取り付けたリンゴ型のアンテナで記憶を受信している。また自身の体一つでは手が足りず、「忙しすぎて猫の手も借りたい」という発想から、自身の分身「猫（サテライト）」を6体作成した。本体は”ステラ”と呼ばれている。「猫（サテライト）」は、見た目も人格もそれぞれ大きく異なるが、毎日一度「パンクレコーズ」を通して、知識や体験を共有することで、”自分がベガパンクである”という共通の認識を持っている。

ベガパンクは主人公モンキー・D・ルフィの父親で革命軍の総司令官モンキー・D・ドラゴンや、西の海（ウエストブルー）の考古学の聖地オハラにいた考古学の権威クローバー博士とも顔見知りである。海軍の上級戦力を集中させる総攻撃バスターコールで滅んだオハラに足を運んでおり、考古学者達が守った文献を全て読むことで、”空白の100年”に関する重要事項も把握している。元王下七武海でソルベ王国の元国王バーソロミュー・くまを完全にサイボーグ化させた張本人であり、くまの娘である最悪の世代の一人ジュエリー・ボニーから深い恨みを買ってる。何故くまをサイボーグ化したのかは明らかになっていない。

世界政府直属の諜報機関CP（サイファーポール）の最上位機関「CP-0（シーピーゼロ）」がベガパンク暗殺に動いている。

ベガパンクのプロフィール・人物像

本名：ベガパンク
異名：天才科学者、世界最大の頭脳を持つ男
通称：Dr.ベガパンク
年齢：不明
身長：不明
肩書き：世界政府海軍科学班トップ
所属：研究チーム「MADS」 → 世界政府海軍科学班（SSG）
出身地：偉大なる航路 バルジモア
誕生日：8月9日（ベガパ ← 8、ン、ク ← 9）
星座：しし座
血液型：不明
好物：不明

CV：安原義人

科学、化学、生物学などあらゆる分野に精通した異端の天才科学者。バーソロミュー・くまが改造された「パシフィスタ」やモモの助が食べた人造悪魔の実、ヴィンスモークの兄弟やジェルマ66の改造に関わる血統因子の発見など、その成果は多岐にわたる。
ベガパンクの故郷「バルジモア」の人々によれば、人々の安寧と幸福のために研究に取り組む人格者のようだ。しかしヴィンスモーク家やドフラミンゴ、パシフィスタなど、彼の研究成果が悪用されている例も多い。

作中では「男」や「彼」といった形で男性であるように説明されているが、初めて麦わら海賊団の前に現れた際は女性の姿をしていた。これは自分のありあまる才能を十全に発揮するには1人分の体では足らないと考えたベガパンクが、「猫の手も借りたい」という言葉に着想を得て自分を6人分に分散したことが理由である。
「猫（サテライト）」と呼ばれる6人のベガパンクには、それぞれに「正（シャカ）」、「悪（リリス）」、「想（エジソン）」、「知（ピタゴラス）」、「暴（アトラス）」、「欲（ヨーク）」という名前がついており、個別の姿があり、性格も若干違うが、あくまで「自分はベガパンクである」という共通の認識を持っている。

「猫（サテライト）」達の登場後、「本体（ステラ）」も登場。回想に登場した当時43歳のベガパンクは、小柄で頭が異様に縦に長い、とても目立つ容姿をしていた。これは悪魔の実「ノミノミの実」の能力のデメリットであり、無限大の知識・データを脳みそに記憶することができる代わりに、容量に比例して脳が肥大化する事象によるものである。その他口からベロリとだらしなく出ている長い舌も特徴だ。
新世界編の時間軸でも、相変わらず長い舌を口外にだらしなく出している。しかし頭は脳みそが肥大化しすぎたために切除し、脳ミソ格納庫「パンクレコーズ」に収納したとのこと。頭についているリンゴ型のアンテナで、離れていても「パンクレコーズ」からあらゆる知識を取り出すことができる。

ベガパンクの猫（サテライト）

Dr.ベガパンクは、自分のありあまる才能を十全に発揮するには、1人分の体では足らないと考えた。そして「猫の手も借りたい」という言葉に着想を得て、自分を6人分に分散した。作り出された6体の個体を「猫（サテライト）」と呼び、本体であるベガパンクを「本体（ステラ）」と呼ぶ。「猫（サテライト）」は、毎日一度「パンクレコーズ」に格納されたベガパンクの脳を通して体験と知識を同期することで、”自分がベガパンクである”という共通の意識を持つことに成功している。

PUNK-01 正（シャカ）

Dr.ベガパンクの「猫（サテライト）」No.1。顔を覆い隠すマスクをかぶった「猫」。性別的には男性のようで、「猫」の中で一番落ち着きのある性格をしている。「猫」達のリーダー的な存在であり、他の「猫」に指示を出すこともある。

PUNK-01 正／シャカ（ONE PIECE）とは【徹底解説・考察まとめ】 - RENOTE [リノート]

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PUNK-01 正（シャカ）とは、少年漫画『ONE PIECE』（ワンピース）の登場人物である。世界一の頭脳を持つ天才科学者Dr.ベガパンクの造り出した6人の分身”猫（サテライト）”の内の一人だ。フルフェイスのマスクを被っており、性別は体型から推測するの男性。”猫”の中で一番の人格者である。自分達はベガパンクの”本体（ステラ）”の分身であり、自分達の命を差し置いても”本体”の安全を優先するべきだという考えを持っている。

PUNK-02 悪（リリス）

Dr.ベガパンクの「猫（サテライト）」No.2。ショートカットの女性の姿をしているが、年寄りのような喋り方をする。名前通り少し悪めな発想をすることが多く、言葉遣いが悪い。麦わら海賊団の前に現れた最初の「猫」である。

PUNK-02 悪／リリス（ONE PIECE）とは【徹底解説・考察まとめ】 - RENOTE [リノート]

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PUNK-02 悪（リリス）とは、少年漫画『ONE PIECE』（ワンピース）の登場人物である。世界一の頭脳を持つ天才科学者Dr.ベガパンクの造り出した6人の分身”猫（サテライト）”の内の一人だ。クセのあるショートカットの女性であり、名前の通り悪いことをすることに躊躇しない。ただ、頭も少し悪いようでツメも甘い。好戦的な性格をしているが、仲間思いの性格をしており、「CP-0」にやられた「暴（アトラス）」の仇を討とうと声を上げていた。いつも正論しか言わない「正（シャカ）」とは折り合いが悪い。

PUNK-03 想（エジソン）

Dr.ベガパンクの「猫（サテライト）」No.3。コミカルなかんじの小さなロボットの姿をしている。喋り方は関西弁。「想（エジソン）」の名通り、次々と新たなアイディアを生み出し、設計図をしたためる。

PUNK-03 想／エジソン（ONE PIECE）とは【徹底解説・考察まとめ】 - RENOTE [リノート]

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PUNK-03 想（エジソン）とは、少年漫画『ONE PIECE』（ワンピース）の登場人物である。世界一の頭脳を持つ天才科学者Dr.ベガパンクの造り出した6人の分身”猫（サテライト）”の内の一人だ。人間の姿ではなく、小さなロボットの姿をしている。喋り方は関西弁で、少しせっかちなところがある。名の”想”通り、発想閃きを司るようで、作中でも突然「閃いた！」と頭に浮かんだ新たな発明の発想を紙に書き留めるシーンがある。物騒な言動の多い「悪（リリス）」へのツッコミも担当している。

PUNK-04 知（ピタゴラス）

Dr.ベガパンクの「猫（サテライト）」No.4。ロボットのような見た目をしている。既存の発明品のデータ解析などを行う。本編では、セラフィムと麦わら海賊団の戦いのデータをインプットし、セラフィムの成長による攻撃パターンに関する分析を行っていた。

PUNK-04 知／ピタゴラス（ONE PIECE）とは【徹底解説・考察まとめ】 - RENOTE [リノート]

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PUNK-04 知（ピタゴラス）とは、少年漫画『ONE PIECE』（ワンピース）の登場人物である。世界一の頭脳を持つ天才科学者Dr.ベガパンクの造り出した6人の分身”猫（サテライト）”の内の一人だ。大きなロボットの姿をしているが、本体は頭部。丸くて小さなロボットがボディを操縦しているという形だ。頭のゼンマイとゴーグルがトレードマークである。データの収集、解析、分析が役割。普段は大人しくて物静かだが、興味深いデータに遭遇すると、テンションが上がってインプットしまくる。