「宇宙戦艦ヤマト2199」の第14話「魔女はささやく」を旧作と比較!相違点まとめ
『宇宙戦艦ヤマト2199』の第14話「魔女はささやく」について、旧作とどういった点で相違があるのか気になったので比較してみました。初代からの古参ファンも新規ファンの方も、きっと楽しく読めると思うのでぜひチェックしてみてください。
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《『地球へ』TV版 ミュウの母船シャングリラ》
セレステラのハイゼラード級航宙戦艦シャングリ・ラーのカラーリングやネーミングは『地球へ』TV版に登場するミュウの母船シャングリラが元ネタではないかと言われています。
出渕氏はTV版「地球へ」でコンセプトデザインを担当
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《『イナズマンF』の敵 デスパー軍団?》
手にカギ爪と何本もの線のデザインはデスパー軍団を意識したデザイン?
イナズマンFは1974年に放送された特撮ヒーロー作品です。
出渕監督は雑誌『宇宙船』vol.16に寄稿したイラストエッセイで影響を受けた特撮作品として『イナズマンF』を上げています。
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《昔の作品を知らない世代では…》
演出方法は、ツイッター等を見る限り「エヴァンゲリオン」や出渕監督の過去作品である「ラーゼフォン」に似ているようなので、それとの類似性を指摘する人もいるようだ。
エヴァにも元ネタがあるって知らない世代が増えているんですねぇw
次回『宇宙戦艦ヤマト2199』第14話「魔女はささやく」で、音楽に混じって聴こえてくる妖しいささやきは、『LUPIN the Third -峰不二子という女』OPのvoiceを担当した橋本一子さんの声。出渕監督とは『ラーゼフォン』から11年ぶりの再会。 #yamato2199
— 不破了三 (@fuwaryozo) July 3, 2013
[アクエリアス]
●旧作:アクエリアスは『宇宙戦艦ヤマト 完結編』に登場する回遊惑星。近づいた惑星に大量の水を降り注がせその水には生命の芽が含まれている。銀河系の多くの星々の生命の起源となっており、地球の生命もそこから進化していったと劇中で語られた。(映画 宇宙戦艦ヤマト完結編)
●2199:セレステラとミレーネルの会話の中でセレステラの「アケーリアス(=アクエリアス)の遺跡であれを行ないます」という台詞がある。
2199のアケーリアスと『完結編』のアクエリアスとの関連性は不明。アケーリアス(英語の綴りはアクエリアスと同じ「aquarius」)と呼ばれる先史文明が存在する。非常に高度な科学力を有し、バラン星を中心とした超空間ネットワークを構築。さらにそれを利用した亜空間ゲートを宇宙の各所に設置した。現在では滅び去っており、残された亜空間ゲートはガミラスの手によって運用されている。《wikipediaより》
[古代の回想]
●旧作:西暦2192年の回想。古代は兄に会った後自宅への帰宅途中、三浦半島に落下した遊星爆弾での乗車していた列車が爆風?のため横浜駅で脱線事故を起こす。この遊星爆弾によって自宅近くのバス停に迎えに来ていた古代の両親は死亡する。遊星爆弾によって両親を殺され古代はガミラスへ憎しみを抱く。(旧13話)
●2199:ジレル人のミレーネルに精神攻撃として古代の脳に直接送り込まれた幻覚の中の風景であり古代の記憶そのものではない。なぜミレーネルは幻覚として20世紀末の日本の家庭風景を見せる必要があったのか?異星人が地球人の記憶を再構成した幻覚であるため時代設定に20世紀のものが混ざってしまったのか?(たぶん旧作のを意識してのサービスだとは思いますが…)その後ミレーネルの幻覚攻撃がとけ、そこにいなかった事を思い出す(進は兄を迎えに出かけたおかげで自宅付近に落ちた遊星爆弾から助かった事を思い出す。旧作に近い状況。)
※旧TV第1シリーズ13話に登場する古代の実家や宴会風景は22世紀末期であるにもかかわらずまるで1970年代の日本のようであった。2199ではこの旧13話のおかしな1970年代風描写を異星人が幻覚で再現した風景としてリメイクしたのかも?
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