レオン・S・ケネディ(バイオハザード)の徹底解説・考察まとめ
レオン・S・ケネディとはCAPCOM制作のサバイバルホラーゲーム『バイオハザードシリーズ』において登場する主人公の一人。21歳の時ラクーンシティの新人警察官として配属されるはずが、バイオハザードに巻き込まれて以降、長きに渡る過酷な戦いに身を置くようになる。弱い人々を守るため警察官になったという正義感に溢れる性格だが、シリーズが進むにつれクールな性格と任務中に大胆不敵な発言をする余裕さがでてきた。すば抜けた体術と銃火器の取扱の上手さを見せる。だが女運のなさはシリーズを通してないといわれている。
ラクーンシティ壊滅から6年後、ホワイトハウス直属のエージェントとなったレオンは肉体的にも精神的にも大きな成長を遂げ、アメリカ合衆国大統領の娘アシュリー・グラハムの護衛任務に就く予定だった。
しかしアシュリーが何者かによって拉致されてしまい、彼女を救出するため目撃証言のあったヨーロッパへと赴くと、地元の警察官の応援を借りてスペインの寒村に着く。
村の雰囲気は異様で一番最初に会った村人にいきなり襲われてしまったレオンは、やむを得ず村人に対して発砲してしまった。そのことを同じ組織に所属し、レオンのサポートについていたイングリッド・ハニガンという女性に通信機で報告をする。発砲許可が出たレオンは襲ってきた村人を倒すが、レオンをここまで送ってきた警察官二人は村人により捕まり殺されてしまった。
この村はロス・イルミナドス教という宗教団体に支配されており、その教徒らがアシュリー誘拐に加担していた。アシュリーの手がかりを探すため、村の中を探索しているとクローゼットの中に監禁されていたルイス・セラと名乗る男性を助ける。その後村人達と村長に襲撃を受け気絶したレオンは、ロス・イルミナドスが研究した寄生体プラーガを植え付けられてしまう。
実はルイスがプラーガの研究をしていた研究員であり、彼は第三の組織にプラーガとその情報を渡して自身の身の安全を約束させていた。だがレオンと話し共闘をしたことにより、レオンが教団を倒すことに賭ける。そのためにまずはレオンをプラーガから解放するため、隠していたプラーガを殺す薬を取りに行くことにしレオンと別れた。
そんなことを知らないレオンはプラーガが成長し、自分の意識が支配される前に任務遂行するためアシュリーの探索を開始する。そして教会に監禁されていた彼女を救出するが、直後ロス・イルミナドスの教祖オズムンド・サドラーから、アシュリーもプラーガを植え付けられてしまっていること、プラーガを用いた革命と称した世界征服計画を知らされた。
襲いかかる村人から逃げて古城へと逃げ込む二人だったが、アシュリーが罠にかかってしまう。アシュリーを助けるため彼女の元へ向かう途中、ルイスからプラーガと情報を手に入れるためにやってきていたエイダと再会する。ルイスが情報を売ろうとしていた第三の組織とはアルバート・ウェスカーの組織であり、そのためエイダが村に潜入していたのだった。捕らえようとするレオンだったが、エイダに逃げられてしまう。その後、プラーガの成長を一時期的に抑える薬とプラーガのサンプルを持ってきたルイスと合流したレオンだったが、サドラーによってルイスを殺されプラーガのサンプルは奪い去られる。ルイスの亡骸を前に打倒サドラーを誓うレオンは、アシュリーを罠から助け古城からの脱出を試みるが、彼女はクリーチャーによって再び攫われてしまった。
アシュリーを追い古城を脱出したレオンは、エイダと一緒に教団の総本山である孤島に乗り込み、再びアシュリー救出に乗り出す。
しかし途中で2年前に行方不明になったはずの戦友、クラウザーが立ちはだかる。すっかりプラーガの力に心酔していた彼は、体内に取り込んだプラーガの力を解放しレオンに戦いを挑み敗北した。
その後、囚われていたアシュリーを救い出し、彼女と共にプラーガの駆逐と治療に成功する。孤島の深奥部で、プラーガの力を解放したことにより怪物化したサドラーとの死闘の末に、エイダから渡されたロケットランチャーで彼を倒す。
プラーガのサンプルはエイダに奪われてしまい、更にエイダは仕掛けた爆弾を起動をさせてから一人ヘリコプターで去っていってしまった。その姿を見て思わず「起動させるなよ」と言うレオンだったが、エイダからもらったジェットスキーに乗り、無事アシュリーと脱出。二人で帰国をしミッションを終えたのだった。
バイオテロを起こし、ウィルスの売買に関わっていたフレデリックの陰謀を破る
2005年、エージェントとしての経験をさらに積み大統領令嬢アシュリーを救出した実績も重なり、確実にエージェントとして成長を遂げていたレオン。
そんなある日、アメリカ中西部にあるハーバードヴィル空港でバイオテロが発生し、空港内はパニックに陥る。同時にテロリストからの犯行声明が政府に届いており、その要求は7年前に政府が隠蔽したラクーンシティ消滅事件の真相を大統領が公表することだった。この要求が拒否された場合は、感染するとあらゆる生物をB.O.W.へと変化させるT-ウィルスをアメリカ中へ撒き散らすとも書かれていた。そこで政府は事態の収拾をはかるため、数多くの実績を積んでいたエージェントのレオンを現場へ向かわせる。
バイオテロに対する認識の甘い地元警察の特殊部隊SRT(Special Responce Team)隊員のアンジェラ・ミラーやグレッグ・グレンと合流し、現場監督として完全封鎖された空港から生存者たちを救出するべく作戦を練る。レオンとアンジェラ、グレッグの三人は空港の屋上から侵入を成功させ、空港内を見るがそこはゾンビの巣窟と化していた。ゾンビの倒し方を彼らに教えながら、生存者の元に辿りついた三人。そこにはNGO団体テラセイブに所属しラクーンシティを一緒に逃げ延びたクレア・レッドフィールドもいて、思わぬ再会をレオンは果たすのだった。
上院議員ロン・デイビスやクレアの知人の娘ラーニー・チャウラーをはじめとした数人の生存者を辛うじて救出するが、途中グレッグがゾンビに噛まれてしまい仲間と生存者を逃すため自己犠牲で空港に残ることになる。生存者の脱出後空港内のゾンビも突入した海兵隊に制圧されたことで、事件は終息を迎えたと思われた。しかし、今回の事件がアンジェラの兄カーティス・ミラーによって引き起こされたバイオテロであることが発覚し、アンジェラと共にカーティスの身柄確保へレオンは出向くこととなる。カーティスはラクーンシティの事件の時妻子を失ったことをアンジェラから聞くレオン。
一方その頃クレアはT-ワクチンを開発した製薬会社ウィルファーマ社の研究員であるフレデリック・ダウニングと一緒に彼の会社に赴いていた。そしてカーティスによって襲撃されたことをフレデリックから聞き、レオンに助けを求める。
急ぎウィルファーマ社に向かうレオンとアンジェラ。だがカーティスは自身にG-ウィルスを投与し、絶大な力を持つクリーチャー"G-カーティス"と化してしまう。
レオンはカーティスと戦いを始めると機転をきかせて、カーティスを瓦礫の下にとじこめる。これで終わったと思われたが第二形態へとカーティスは進化し、繁殖のためアンジェラを狙いを定めた。それに気付いたレオンはアンジェラを守りながらも、なんとかカーティスを倒すと全ての真相に気付いたクレアと共に真の黒幕の元へ向かう。
その相手はウィルファーマ社の研究員であったフレデリック。彼はアンブレラ社の元研究員で、ラクーンシティから脱出する時にt-ウィルスを持ち出しており、そこからT-ワクチンを開発していた。そして裏ではテロリストへT-ウィルス、T-ワクチン、G-ウィルスのデータを渡し、カーティスを唆して今回のバイオテロを起こさせる。フレデリックは命乞いと自らの商売に加担するようにレオンとクレアを唆すが、二人は一切その誘いには乗らず控えていたアンジェラにフレデリックを逮捕させて事件を解決した。
しかしこの事件の際、カーティスの亡骸の一部は製薬会社トライセルへ回収されている。
世界中へ恐怖を拡散することを阻止する
2006年、ホワイトハウスに優秀なエージェント達が集められる。"ペナムスタンの英雄"として有名なジェイソンとパトリック二人の男性が待機している中、シェンメイという女性エージェントが入ってくる。パトリックはシェンメイに「君も来ると思った」と軽く話しかけ、「あともう一人大統領の娘誘拐事件を解決したレオンもやってくる」と話をしていた。
先に集められた理由を話される三人。外部からアクセスが不可能な大統領管轄の極秘ファイルに不正アクセスの痕跡が発見されたため、犯人を見つけるというものだった。内部犯の疑いが高いが、ウィルソン国防長官は既に犯人はわかっていると言う。何故ならアメリカのサーバーは長年に渡り中国からの攻撃を受けていたため、中国関係者が犯人だろうと目星をつけられていた。しかしグラハム大統領はウィルソンの言葉に、思い込みは事態を悪化させるとクギを刺す。
話し合いが行われている中、いきなりホワイトハウスの電気が消えた。グラハム達の安全を確保すると、エージェント三人は原因を探りに部屋の外へ出る。三人が分かれて探索していると、パトリックが苦しんでいるスペンサー報道官を見つけた。彼は誰かに襲われたと言いすぐに倒れてしまう。蘇生行為を始めようとするパトリックだったが、スペンサーがゾンビに変貌してしまい、慌てて応戦。しかしパトリックは初めてゾンビと戦ったため動揺してしまい、弾を全て使い切ってしまった。そこへ、遅れてやってきたレオンが的確に急所である頭部に弾丸を撃ち込みスペンサーを仕留める。
事態を収集するためSWATが出動することになり、それまでグラハム達はシェルターに入ることになった。遅れたことを謝罪するレオンに、グラハムは娘を救出してもらったこともあるため彼を信頼している発言をする。パトリックは護衛のためグラハム達と一緒にシェルターに入ることになったが、初めて戦ったゾンビに対して恐怖を覚えたようだ。それに気付いたレオンは彼を気にかける発言をし、シェルターに入っていく一行を見守った。残ったジェイソンとシェンメイ、そしてレオンの三人はゾンビをシェルターに近づけないための討伐を開始する。
無事に夜を過ごした一行は、ホワイトハウスでバイオテロが起きてしまったことに危機感を覚える。
一方ペナムスタンで支援活動をしていたクレアは、アポを取っていたスペンサーに会うためホワイトハウスに来ていた。しかしスペンサーはバイオテロで死亡しておりそれを公に出来ないため、休暇をとっていると誤魔化され途方にくれる。そこへレオンが歩いている姿を見かけ、思わず声をかけるクレア。レオンも思いもよらない人物との再会に驚きを隠せない。
クレアはペナムスタンの少年が六年前に起こった国内での内戦の様子を描いた絵をレオンに見せた。その絵はまるでラクーンシティでの惨劇のような内容で、ラクーンシティから共に脱出した二人は、ペナムスタンでもバイオテロがあったのではないかと疑いをもつようになる。レオンはジェイソンに時間がないと言われその場から離れるが、クレアに危ないことはするなと忠告をした。その忠告を笑うクレアだったが、最後に「そのスーツ、似合ってないわよ」と冗談を言い、レオンはそれを聞いて去っていった。
不正アクセスに関する解析が終わり、その情報の対象が対中国の極秘ファイルであったことが判明。以前からマークしていた上海の生物化学研究所に関する情報だった。ジェイソン達エージェントに調査をさせようとグラハムに進言するウィルソンだったが、中国を刺激することは得策ではないと否定をされる。しかし、ハッキング事件に始まりホワイトハウスでバイオテロも発生してしまった。アメリカが攻撃されている事態に、グラハムは自分の娘の写真を見ながら思案を巡らせると、エージェント達に調査の指示を許可するのであった。
ジェイソン、シェンメイ、レオンの三人のエージェントは最先端のステルス技術が盛り込まれた潜水艦にて、中国へと極秘裏に向かうことになる。
作戦を聞くレオンにジェイソンは、三人で生物化学研究所に潜入し不正アクセスやバイオテロの証拠を奪うと答えた。更に詳しい話は上陸後に話すと言われる。潜入しなくても証拠は集められるため何故潜入するのか問うレオンに、ジェイソンは極秘事項だから教えられないと返す。更に研究所の詳細や終了時刻も聞くレオンだったが、ジェイソンの答えと同時に自身も「極秘事項」と言い合ってしまう。肩をすくめたジェイソンは、レオンとシェンメイに「少し休め」と伝えて席を外した。
レオンはジェイソンの態度に「"最高"だね」と言うと、任務が終わった後に食事に行かないかとシェンメイに誘いをかける。彼女はレオンを軽くあしらうとそのまま部屋を去ってしまった。
潜水艦が中国の領海に入った頃。悪夢にうなされていたジェイソンをレオンが起こしたことにより、二人は話しを始めた。ジェイソンは自分が"ペナムスタンの英雄"と呼ばれていることを卑下し、毎晩ペナムスタンでの出来事を夢で見るとレオンに打ち明ける。「ペナムスタンは地獄だった」と言うジェイソンに、「辛いな」と返すレオン。その様子を見てお前にはわからないと俯くジェイソンだったが、レオンは自身がラクーンシティの生き残りで恐怖を味わい地獄を見たことを打ち明けた。政府の決断であるラクーンシティを消したことに対する憤りを話すレオンに、「国を守るための苦渋の決断だったんだろう」とジェイソンは答える。しかしレオンの怒りは治らない。ジェイソンに「まだ街には生存者がいたこと、その生存者ごと消した政府に何が苦渋の決断だ」と怒りをぶつけそのまま立ち去ろうとする。そんなレオンにジェイソンは「気持ちはわかる」と答えた。「レオンがラクーンシティでは警察官だったため、人々を助けて正義を貫くのが仕事だ」とジェイソンは言う。だが今は二人ともエージェントであり、「エージェントにそんな考えは不要だ」と釘を刺した。「国民を蔑ろにして国を救うことは出来ないと反論する」レオンに、ジェイソンはレオン自身が話した"恐怖"について話し始める。
「"恐怖"の根源は何か知っているか?」と尋ねるジェイソンに、いきなり変わった話題にレオンは訝しげに「急になんだ」と答える。レオンのその反応にジェイソンはニヤリと笑い、自分のこめかみに手を当てると「人間は不可知なものを恐れる。得体の知れないものに対する恐れが、人の心に恐怖を生むんだ」と語る。「人間が最も恐ろしい」と言い終えるジェイソンに、レオンはなんとも言えない顔をしていたが、突如潜水艦が大きな揺れに襲われた。
二人はすぐに艦首に向かうと、そこには既にゾンビに殺された船員達がいる。ジェイソンとレオンは手分けして艦内の様子を探りにいき、レオンは艦内の廊下で事切れている船員達を見ながら奥へと進んでいく。
一方でシェンメイも混乱している船員達に、艦内はウィルス感染の疑いがあるから水密扉を閉めて隔離するように指示を出していた。その指示に動揺し反論する船員もいたが、ジェイソンがやってきて、一時的な処理だと説得をする。そして閉鎖を終えると、シェンメイとジェイソンは残った船員達を殺していった。
一人艦内の見回りを続けるレオン。殺された船員達の遺体から、ウィルスに汚染されB.O.W.となった鼠が肉体を突き破って出てくる。潜水艦内で銃が使えないレオンは、その鼠を思いっきり蹴り飛ばした。が、それくらいでは倒せない。鼠は素早い動きでレオンに再度迫るが、レオンは咄嗟の機転で消火器を使って鼠を押し潰す。が、鼠達はまだ大量に、殺された船員達の肉体内で蠢いている。ナイフを構えるレオンに、艦内の電気が赤く変わりあと五分で自爆することを告げるアナウンスが流れた。大量の鼠が押し寄せる中でレオンは「チーズはないぞ」と呟きながらも、逃げ出し潜水艦の扉を閉めて時間を稼いだ。逃げ出した先でも鼠のB.O.W.が発生しており、今度は水道管を破壊すると水浸しになった鼠達に電気を流して一掃することに成功する。しかし潜水艦自爆まであと3分になってしまった。レオンは救命ポッドのある場所まで辿り着くが、そこには今までとは違い明らかに人の手によって殺された船員の遺体があり混乱する。だが残り1分で自爆してしまうため、レオンが救命ポッドの蓋を開けるとそこにはレオンに銃を向けるシェンメイがいた。「俺は鼠じゃない。銃をどけてくれ」と言うレオンだったが、シェンメイはなかなか銃を降ろさない。そこへジェイソンが現れ、シェンメイの銃をそっと下へと降ろさせる。「自殺行為だ」と言うジェイソンに、レオンは「デートの邪魔をしちゃったかな?」と言いながらも顔はまったく笑っていない。潜水艦は爆発し、救命ポッドは勢いよく飛んでいった。
アメリカにも潜水艦が爆破したことは届いていたが、潜水艦の近くに中国の艦隊がいたと報告があったとの報せがグラハムの耳に入る。アメリカの中国への警戒度はますます高くなっていった。
中国の上海にやってきたレオンとジェイソン、シェンメイ。事態がまったくわからないレオンは、ジェイソンに説明を求める。
ジェイソンが本来の目的で中国へやってきたと思っていないレオンは、彼に本当の目的とこれからどうするのかを聞いた。ジェイソンはアメリカ政府の陰謀を暴く証拠を取りに、中国へやってきたと答える。「反逆罪で報告すると言う」レオンに、「そんなことをしても隠蔽されるだけだ」と話すジェイソン。ジェイソンはレオンにも自分の計画を手伝うように言った。しかしレオンは、何も知らない船員を殺した彼らに協力する気などないことをハッキリと伝える。しかしジェイソンはまたもや"恐怖"の話を始める。「人々に認知されて恐怖は恐怖としてなり得る」と語るジェイソンに、レオンは「好きなだけ語ってくれ。軍法会議で」と再度ジェイソンを拒絶した。「手伝う気はないか?」と聞くジェイソンに、首を振りレオンは「無理だ」と断る。わかっていたようにジェイソンは笑い、レオンとジェイソンはお互いに銃を撃ち合う。レオンの弾が先にジェイソンの胸を捉えていた。レオンとジェイソンのやりとりをずっと聞いていたシェンメイは、慌てて銃を取り出すとレオンに向かって発砲する。が、レオンには当たらなかった上、反撃をされシェンメイは慌てて逃げ出すのだった。
上海から1時間離れた郊外の屋敷に入っていくシェンメイを尾行するレオン。そして屋敷の人間を人質にし屋敷の中に突入した彼は、シェンメイに説明を求める。屋敷の中にはシェンメイの祖父と、アメリカ政府に利用されゾンビにされたシェンメイの弟であるジュンシーと使用人がいた。シェンメイはジェイソンとの計画である、ウィルソンの陰謀の証拠をここに取りに来たと話し始める。
全てが始まったのは2000年10月、ペナムスタン共和国で起きた大規模な暴動だった。そこにはジェイソン、シェンメイ、ジュンシーも参加していた。司令官にはウィルソンが就いておりジュンシー達の部隊は、市街地にウィルスをばら撒く命令をウィルソンから受けていた。そのことを知らなかったジェイソン達の部隊は、ペナムスタンの国民に襲撃されているジュンシー達の部隊を見過ごせずに独断で助けに行ってしまう。それによりジェイソン達はウィルスに感染し、ジュンシーが自分用の抑制剤を彼らに与え、一時的に感染を抑えることに成功。ウィルスに冒された街は減菌処理として、ウィルソンの指示で爆撃される。ジェイソンはジュンシーを死亡したことにしウィルソンには知られないように、財閥の総帥であるシェンメイの祖父にジュンシーを引き渡した。何故ならウィルソンが全ての黒幕であり、裏では製薬会社と取引をしB.O.W.を軍事利用しようと暗躍していたからだ。基地に戻ったジェイソン達は一躍英雄として祭り上げられたが、抑制剤がないとゾンビになってしまうためウィルソンの言いなりになるしかなく陰謀に手を貸してきた。そうしてウィルソンは国防長官の地位にまで上り詰める。そしてペナムスタンを足掛かりにし、中国への強硬路線を取るため今回の事件をジェイソンに指示していた。しかしジュンシー達部隊にはICチップが埋め込まれており、そこに全てが記録されていることが判明。これを公表すればアメリカ政府の陰謀が暴けるとシェンメイはレオンに言う。
だがシェンメイの屋敷は、爆破されてしまう。祖父はジュンシーを庇い、火の海に飲み込まれていった。レオンに強引に引きずられ、シェンメイは屋敷を抜け出す。しかしシェンメイの屋敷の爆破には、ジェイソンが絡んでいるとレオンにはわかっていた。ジェイソンはシェンメイの言う通りウィルソンの支配から抜け出したいわけではなく、世界中の人々を"恐怖"に貶めたいのだ。そんな彼を止めるためレオンとシェンメイは、ウィルソンのペナムスタンにあるB.O.W.を製作する地下施設へと向かう。
その日地下施設の上ではアメリカとペナムスタンの調印式が行われており、そこでグラハムは中国に強硬姿勢を見せるスピーチを読む予定だった。護衛についていたパトリックにレオンは、「黒幕はウィルソンだと大統領に伝えて欲しい」と伝言をする。渋々その伝言をパトリックはグラハムに伝え、聞いたグラハムはしばらく何かを考えた後、ウィルソンが考えていた中国への強硬路線の見えるスピーチを止め、平和を訴える内容へと変更した。
地下施設には独自にジェイソン達の部隊を追っていたクレアが、ウィルソンの事実に近づいていたためそれを危惧したウィルソンの手によって施設に拉致されていた。ウィルソンの脅しには屈しないクレアにウィルソンは実力行使に出る。クレアを脅すウィルソンを嘲笑いながらやってきたジェイソンは、今まで自分を支配していたウィルソンを裏切りB.O.W.へ変貌した。そしてウィルソンをあっけなく倒したが、施設はB.O.W.を検知したため滅菌作業を開始する。その段階でレオンとシェンメイは施設へやってきた。施設内は強力な酸が流れ出しウィルソンが作ったB.O.W.達が破棄されていく現場と、B.O.W.となってしまったジェイソンと対峙する。ジェイソンは「B.O.W.に変貌した自分の姿を、調印式に来ている人物やマスコミに見せ恐怖を広めたあと焼き尽くしてやる」と言った。「証拠ならあるからそんなことはしなくていい」と止めるシェンメイだったが、ジェイソンはシェンメイの行動は無意味だと切り捨てる。そして地上へ登って行ってしまうジェイソンを止めるため、レオンとシェンメイ追いかけるが、ジェイソンの妨害行為でレオンとシェンメイは別々に分けられてしまった。シェンメイは一人になってもジェイソンを止めようと説得を試みるが、やはり彼には届かず殺されてしまう。
レオンはジェイソンに追いつくため走っている途中で、自力で拘束を解き酸から逃れようとしているクレアと再会をする。一先ずクレアの救出に向かったレオンはクレアの元に行くと手を差し伸ばし、クレアもレオンの手を掴もうと手を伸ばす。ようやく手が握れた瞬間、レオンは力任せにクレアを引っ張り上げてつい密着した態勢に倒れ込んでしまった。互いに少し気まずい空気が流れるが、クレアは「ありがと」と礼を言い離れる。
レオンはすぐにジェイソンの行方を確認して、クレアに制御室での足止めを頼んだ。快く引き受けるクレアだったが、制御室のコンピュータの扱い方はわからない。勘で操作をしていく内にコツを掴み、ジェイソンの足止めに成功した。その間にレオンは施設に保管してあったロケットランチャーを手に取り「泣けるぜ」と呟く。すぐにジェイソンに向かって打つが避けられてしまい、次の射撃の準備に入るが、ジェイソンからの反撃を食らってしまう。その余波で制御室で作業をしていたクレアにも鉄板が飛んできてしまい、大きく吹き飛ばされた彼女は痛みに顔を歪ませながら倒れる。
ジェイソンが光が刺す隔壁を壊し始めたが、レオンは諦めずジェイソンに追いつくと必死に止めようと銃を発射した。が、レオンの使った武器でジェイソンの右腕は吹き飛ばせたが、左腕で簡単に顔を掴まれてしまう。武器はそのまま酸の中へと落ちて行ってしまった。武器を持たないレオンを通路に投げすて、ジェイソンは世界中に本当の恐怖を知らせることに拘り、地上へと登ろうと背中を見せる。そんなジェイソンを止めるため、レオンは近くにあったレバーを押した。するとレオンとジェイソンの足場が落ちていき、ジェイソンは酸の中に沈んでいく。レオンはコードに捕まり自身の落下を防ぐ。
レオンは酸で溶けてしまい上半身の一部しか残っていないジェイソンの元へと向かった。「恐怖はこれで終わりだ。俺は誰にも…」とレオンが一人で言っていると、途中でジェイソンの意識が戻りレオンは慌てて銃を構える。ジェイソンは「恐怖は終わらない。お前がここにいる。お前は間違いなく見た。その目で、恐ろしい現実を。今度はお前が恐怖を拡散させる番だ。そうすればやがて世界中の者が知るだろう、真の…」と語るとそのまま再度酸の中へ落ちていった。ジェイソンの言葉に、レオンは何かを考える顔をする。
一人夕日を見ているレオンに、パトリックが明るく声をかけてきた。「やっぱり英雄だ」とレオンを称えるパトリックの言葉に「運が良かっただけだ」と答えるレオン。レオンの言葉を謙遜と受け取ったのか、パトリックはレオンに「ここにいる皆を救ったじゃないか」と彼を持ち上げた。そして「レオンがいたから大統領はペナムスタンのとるべき道を決められたのだから、間違いなく英雄だ」と言うパトリック。グラハムがレオンに向かって頷くと、レオンも静かに頷き返していた。
そして後日、病院を退院したクレアがレオンを訪ねてきた。冗談を言い合う二人だったが、クレアは真面目な顔で「チップを渡して欲しい」とレオンに言う。全てを公表するべきだと主張するクレアに、レオンは「チップは渡せない」と決意を秘めた顔で断る。
クレアは理由を聞くが、レオンは答えずにいた。するとクレアは納得した様子を見せて、「お互い違う道を選ぶってことね?」とレオンに言う。それでもレオンは何も答えない。引き下がるクレアはその場から去ろうとするが、最後に振り返ってレオンに言った。「前にも言ったけど、スーツ似合ってないわよ」と言う彼女の顔はどこか複雑そうな表情だった。
レオンは握っていたチップのデータを見つめる。彼は恐怖は自分が止めると新たな決意をして、ホワイトハウスへと戻っていった。
内戦状態の国で起こったバイオテロを止める
2011年、旧ソ連の構成国であったが冷戦終結後に独立した東欧の小国、東スラブ共和国。
貧困問題に端を発する独立運動は、同国初の女性大統領であるスベトラーナ・ベリコバの呼びかけで終焉に向かっていたが、反政府側にある自治区に有用資源を発見。それをきっかけに政府が再度攻撃を開始したため、独立運動は再開され東スラブは内戦状態にあった。
生物兵器B.O.W.が実戦投入されたという情報を受け、アメリカ合衆国大統領直属エージェントのレオンは休日の途中に呼び出され東スラブへ単独潜入する。しかし東スラブへ到着した直後にアメリカと東スラブの間で交渉が決裂したため、レオンのサポート役を務めていたハニガンから撤退を命令された。だがB.O.W.が関わっていると知っていて、無視が出来るレオンではない。彼は「しばらくアメリカ人をやめる」とハニガンに言うと、そのまま東スラブへ残る。
その後レオンは合流する予定だったCIA諜報員を殺害した、B.O.W.の一種であるリッカーと交戦。天井の崩落に巻き込まれて気絶し、反政府軍の捕虜となる。そこで反政府軍の指導者でリッカーを操れるイワン・ジュダノビッチ(アタマン)、反政府ゲリラのアレクサンドル・コザンチェンコ(サーシャ)、アメリカ被れのJDと出会う。
一方、東スラブの大統領府には、国連の対バイオテロ組織BSAAから来たという特別調査官が現れる。東スラブ内で最新技術で人間の命令をきくようになったB.O.W.が使われていると報告を受けてその調査に来た、と語るのは、かつてラクーンシティ壊滅事件や南欧の事件で暗躍した女スパイのエイダであった。
そしてついにレオンが捕まっていた反政府軍のアジトに、政府軍がやってくる。辛くも逃亡することが出来たサーシャ達だったが、自らの限界を悟ったアタマンはサーシャに「新たなる未来を作れ」と言うと自身の殺害を懇願し射殺された。他の反政府軍のメンバーを心配したサーシャは、JDと教会で落ち合うことを約束し別れて行動を始める。
政府軍の襲撃に紛れて拘束を解き三人の後を尾行していたレオンは、反政府軍のアジトになっている地下通路で隠れているJDと出会う。地下通路には寄生生物であるプラーガに寄生されたガナードと言われているクリーチャー達が暴れており、JDは隠れていたのだ。反政府軍の仲間がガナードと化したため倒すことが出来ないJDをレオンが助けたことにより、JDはレオンと行動を共にする。二人が市街地に脱出すると、そこにはガナード達が溢れており政府軍の人間を次々と同じようにガナード化していった。
安全な場所として反政府軍のアジトである教会に辿り着き、JDはレオンに「何をした」と銃を突きつける。プラーガのことを知っているレオンはJDにプラーガの説明をしていると、そこへサーシャがやってきて再度レオンを拘束した。
JDはサーシャにこれからどうするつもりなのかを聞く。サーシャはアタマンに寄生していた支配種プラーガを手に入れ、自分がアタマンの後継者になることを話す。ガナードを見たJDはサーシャもクリーチャーになってしまうことを心配し反対するが、支配種プラーガを自身に寄生させた後明日の朝大統領府に攻撃をかけると宣言するサーシャ。「すぐに戻るよ」と言うサーシャの背中をJDは見守るしかなかった。
JDはレオンの拘束を解くと、サーシャが支配種プラーガを取りに行ったことを打ち明ける。人間の言うことを聞くリッカーは従属種プラーガが埋め込まれており、支配種プラーガを寄生した人間の言うことを聞く。アタマンがサーシャに託したあまりにも残酷な力を、レオンは非難した。レオンの非難を聞いたJDは反論するが、すぐにサーシャを助けて欲しいと頼む。JDはサーシャに起きた出来事を語り出す。サーシャと幼馴染の婚約者は教師だったが、政府に学校が独立派の拠点と間違われ爆破されてしまい婚約者を失ったこと。それからサーシャは、独立派の戦いに参加するようになった。JDは自分を助けてくれたレオンに、サーシャより先に支配種プラーガを取り止めてくれと頼んだのだった。サーシャの居場所を聞いたレオンはすぐにサーシャの後を追う。
しかしレオンがその場所を訪れた時にはサーシャは居らず、代わりにエイダがいた。互いに銃を向け合いながら、目的を尋ねるレオン。エイダは反政府軍の手助けをするために東スラブにやってきたと言う。それにより仕事が楽になると目的を言うと、レオンに一言だけ「じきに街は浄化されるわ」と助言を残して去っていった。そんなエイダを見ながらレオンは「泣けるぜ」と呟く。そこへ教会の鐘の音が鳴り響いた。
慌てて教会に戻るレオンだったが、既に教会はガナード達に取り囲まれており中に入るのは不可能であった。「サンタの真似でもするか」とぼやきながら、民家の屋根伝いに教会へと入るレオン。銃声が響く教会の中では、JD以外の反政府軍は全滅していた。ここから離れることを提案するレオンに、自身の変化に気付いてしまったJDは「やることを思い出した」と言って友人とやるようにレオンと拳を交わし合う。そこにサーシャが戻ってくるがJDの様子がおかしいことに気付き、レオンに「何をした」と銃を向ける。レオンを庇うJDはガナード化していたが、自分の意志でプラーガを抑える。そのためか血の涙を流し、サーシャに「独立なんてどうでもよかった。お前らと楽しく暮らせれば」と告げるJDは、とうとう内部からプラーガが飛び出し頭部が弾けてしまう。サーシャはJDに照準を向けるが、撃つことは出来なかった。そんなサーシャに代わり「お前にアメリカを見せてやりたかったよ」と告げて、レオンはJDを擊ち倒す。
ショックを受けるサーシャに、レオンは「これまで何度も同じ光景を見てきた」と語る。B.O.W.を使うことで起こる悲劇について話したレオンは、サーシャに支配種プラーガを渡すように要求をした。しかしサーシャは「これ以上悲劇を繰り返したくないというならお前こそ銃を置け」と逆にレオンに要求をする。お互いに譲れない答えがあるため、二人の交渉は決裂し崩れゆく教会にレオンは一人残された。
スベトラーナはB.O.W.を一匹も外に出さないよう倒すように軍に司令を出していた。そしてついに、エイダがBSAAに所属していないことがバレる。
翌朝、サーシャは大統領府の前にトラックを止めてリッカーを使い襲わせ始めた。
そのことにまだ気付いていないスベトラーナは、エイダと二人でお茶を交わしあっていた。が、エイダの正体がスパイであることを話し自分についた方がいいと彼女を脅す。その誘いを断りスベトラーナと肉弾戦を持ち込むエイダだったが、ことごとく攻撃をスベトラーナに受け止められてしまった。スベトラーナは軍の元教官という過去を持っていたため、エイダはその情報が真実だったと彼女の実力に感心をするが、スベトラーナは「元ではなく今でも現役だ」と余裕の表情で告げる。エイダは大統領の部屋から逃げ出そうとするが、その部屋はエレベーターになる仕掛けになっており閉じ込められてしまった。
レオンはサーシャの後を追い、大統領府に侵入するが、そこはリッカーによって沢山の死者の山が作られていた。リッカーに気付かれたレオンは大統領室があった部屋へ逃げ込むが、そこはもう何もない空間が広がっており落ちないようにドアの手摺りに捕まっていると、リッカーは気付かずにそこに落ちていく。
そうしてレオンは大統領府地下にあった軍事施設に辿り着く。そこへ捕まっていたエイダが自力で逃げてきた。「そんなに会いたかったのか?」と軽口を叩くレオンに、エイダは施設に大量に置かれているプラーガを見せる。冷静に事態を受け入れるレオンに、エイダは「今までも従属種プラーガの培養はあったが、そこにあるのは支配種プラーガで今回初めて培養されたものだ」と言う。情報を確認しているエイダを見て止めようとするレオンだったが、スベトラーナ達政府軍が駆けつけてきた。エイダがすぐにレオンの正体をバラし、スベトラーナ達の一瞬の隙を狙って、先程まで触っていた機械に触れると施設は停電する。レオンは銃を擊ち目を眩ませると、スベトラーナを人質にとった。それでも余裕の態度を崩さずにスベトラーナは「誰に銃を向けてるかわかってるか」を尋ねる。レオンはその質問に「わかっている」と答えると、今回東スラブにプラーガを放ったのは彼女であると言い切った。
そしてレオンとスベトラーナは近接格闘をするが、レオンもエイダ同様スベトラーナにあしらわれてしまう。人質から自力で抜け出したスベトラーナはレオンを殺すよう政府軍に指示をだすが、アラーム音とリッカーが地下施設まで侵入してきたことを告げる放送が流れる。政府軍はリッカーに対して発砲をするが、大量のリッカー達を相手にすることになり政府軍はやられてしまう。
大量のリッカーを率いていたのは支配種プラーガを寄生させたサーシャで、レオンにリッカーを仕掛けた。レオンはリッカーを倒すが、JDとの約束が守れなかったことに謝罪を言う。迫り来るリッカー達を退け、サーシャに追いつこうとするレオン。サーシャの狙いは一つ。スベトラーナだ。だが彼女は余裕の笑みを浮かべて、自分は防弾ガラスの向こう側で悠然と微笑んでいる。サーシャは特攻をかけるが届かない。
ガラス越しに会話をするサーシャとスベトラーナ。スベトラーナは「他の反政府軍は利益を見返りに、既に自分の味方になっている」とサーシャに言う。その言葉に動揺を隠せないサーシャは、感情のまま支配種プラーガの力を使いリッカーに攻撃をさせようとするが、B.O.W.の一種であるタイラントが現れリッカーを簡単に倒してしまった。そうしてスベトラーナは地下施設から去っていってしまう。
するとまたもやアラームが鳴り響き施設の焼却を告げると同時に更にタイラントが増える。プラーガの力を使い体がボロボロになっているサーシャの元にタイラントが迫り来る。だがレオンが咄嗟にタイラントに対して攻撃を仕掛けサーシャを逃す時間を作った。だが地下施設のエレベーターは閉じられ逃げ道がない。レオンが上へのボタンを押すが反応がなく、二人がタイラントに対して銃を構えたと同時にエレベーターの起動音が鳴った。「運転再開か?」と言うレオンに、いつの間にか姿が見えなくなっていたエイダが大統領府のハッキングをしておりエレベーターを動かしてくれていたが、そのことを二人は知らない。エレベーターに乗り込み、タイラントから逃げれたレオンとサーシャ。
サーシャはレオンにどうして自分を助けたのかを尋ねる。好きで助けたわけじゃないと答えるレオンだったが、追跡を諦めていなかったタイラント二体にエレベーターを止められハッチから逃げることになる二人。
大統領府から逃げ出した二人をスベトラーナは「タイラントを使って始末するように」指示をした。レオンとサーシャは力を合わせてタイラントを撃破するが、スーパータイラントとして復活してしまう。レオンがロケットランチャーを使い、サーシャはリッカーを使うがまだ倒せない。そこへサーシャが軍の戦車を使いスーパータイラントを足止めし、レオンは咄嗟の機転で戦車に乗り込むと大砲をタイラントに向かって発射した。ようやく動かなくなるスーパータイラントに、戦車から出て来たレオンはリッカーに助けられたことに驚きつつ、戦車から這い出てきたサーシャに手を差し出し「一杯やりにいくか?」と声をかける。「お前の奢りならな」と答え手を握ろうとしたサーシャだが、すぐに「一人で行ってくれ」と手を下ろす。サーシャの視界の先に何かがあると気付いたレオンが振り返ると、そこには新たなスーパータイラントが二体現れる。
サーシャを担いで逃げ出すレオンだったが、スーパータイラント達は追跡をやめない。
スベトラーナは全ての真実を、サーシャが犯人であるかのように公式発表をする準備を始める。サーシャはテロリストとしてB.O.W.を使い大統領府を襲い、それを撃破した自分達は国際国家としてやっていけるというものだった。満足したように微笑むスベトラーナ。
スーパータイラントに追われていた二人は既に逃げることをやめ、スーパータイラントを迎え撃つ準備をしていた。しかしレオンは銃火器が使えなくなっておりナイフ一本で迎えるしかなく、サーシャはプラーガの寄生により体が動かない状態になっている。決意を固めた表情でナイフを構えるレオン。
絶体絶命な中、スーパータイラントに対して突然の砲撃が始まる。スーパータイラントはあっという間に撃破された。軍用機の登場にレオンは思わず「ずっと上から見てたってわけか」と呟く。
そしてスベトラーナの公式声明が発表されるちょうどその時、彼女の耳にアメリカとロシアが正式に進軍してきたことが伝わる。
「最初からアメリカとロシアの手の中で踊らされていた」と落ち込むサーシャと話をするレオン。何もかもを失ったサーシャは「化け物になりたくない」と泣きながらレオンに自分を殺すように懇願するが、レオンは動かない。「虫のいい話だ」と呟きサーシャは自分で銃を取り出して自分の頭部に当てる。引き金を引こうとするサーシャから銃を奪い、レオンはサーシャの気持ちを理解しながらも「自ら命を絶つという選択肢は俺たちにはない」と言い、「力を手に取ってしまった時から、死んでいってしまった他の仲間の分まで、生き続けなければならない運命なんだ」とサーシャに言う。「これが俺と…お前の答えだ」と告げたレオンは、サーシャに銃を向けると擊ち放った。
東スラブの内戦終結から三日が経った。
レオンは一人酒を飲みながら、ハニガンからの報告を受けている。スベトラーナは大統領を辞任し、アメリカとロシアで暫定政府ができたとのことだ。アメリカは死亡したCIA諜報員から黒幕がスベトラーナであることを報告されており、急遽ロシアと手を結んで東スラブを制圧したのであった。
ハニガンは必死に大統領や自分達も知らないことだったと言い募り、彼がエージェントを辞めないかを心配をする。レオンはまだ何も終わっていないから、エージェントを辞めるつもりはないと答えた。
そして子供達が学校に通えるようになった東スラブの街で、サーシャは車椅子に乗った状態で生きていた。あの時レオンが撃った弾はサーシャの脊髄に寄生していたプラーガを撃ち抜き、体に麻痺を残しながらも彼の命を救ったのだった。
大統領補佐官シモンズの陰謀を打ち破る
ラクーンシティを壊滅させたバイオハザードから15年もの月日が流れ、ラクーンシティの生き残りであるレオンは大統領直轄のエージェント組織DSO (Division of Security Operations) のエージェントとなっていた。
2013年6月29日、アメリカ。かつて政府高官時代にレオンをエージェントに迎え入れた大統領アダム・ベンフォードはレオンと同じくDSOのヘレナ2名を護衛にし、ラクーン事件の真相公表を決意するが、講演を予定していたトールオークス市の大学でバイオテロが発生。そこでレオンの長年の友人でもあるアダムも感染してゾンビ化してしまい、ヘレナに襲い掛かってしまう。レオンは苦渋の決断の末アダムを射殺し、今回もサポートについていたハニガンに「大統領を殺した」と告げた。しかしヘレナが自分を守るために仕方がなかったことを説明する。ヘレナがレオンに「自分がこの事態を引き起こした」と告白したため、レオンは説明を求めるが彼女は「全ての真実は教会にある」と答えてそこで全てを話すと言う。こうしてレオンとヘレナは教会へ向かことになった。
ハニガンのサポートを受けながら襲いかかってくるゾンビ達を倒しつつ、辿り着いた教会には複数の生存者もいた。教会の奥の祭壇に目を向けたヘレナは「前は開いていた」と言ったため、二人は仕掛けを解き隠し通路を発見する。しかしその奥からクリーチャーも現れたため、生存者がそのクリーチャーに向けて攻撃を仕掛けた。するとクリーチャーは青いガスを放ち、そのガスを吸い込んだ生存者は苦しみながらゾンビになって残りの生存者達を襲いだす。今回のバイオテロの元凶はこのクリーチャーだと察したレオン達は二人でクリーチャーを倒し、地下へと歩み出した。
地下にあった研究施設に入るが、一向に真実を話さないヘレナにレオンの苛立ちと不信感は募っていく。人をB.O.W.へ変異させる新型ウィルスであるC-ウィルスの"サナギ"から誕生するエイダ(カーラ)の映像を目撃させられ、驚愕しながらもレオンは「これがお前の言う真実か?」とヘレナへ尋ねるが彼女も知らなかったようで驚きながら「違う」と答えた。研究施設の地下深くへ進んでいくとそこは巨大な遺跡になっており、一人の女性が横たわっている。それに気付いたヘレナは「デボラ!」と叫んで彼女に駆け寄った。事態が飲み込めないレオンはヘレナに疑問を投げかけるが、ヘレナがここから脱出したら話すと答えたため、先に彼女達と共に脱出するための経路を確保することにする。デボラという女性はヘレナの妹であることが発覚するが、途中でデボラの様子に異変が起こった。彼女は既にC-ウィルスを投与されており、クリーチャーと化してしまう。悲しむヘレナだったが、デボラだったクリーチャーは二人に襲いかかってくる。そこへ一本の矢が飛んできて、クリーチャーの頭部を吹き飛ばした。矢の方向を見やるとエイダが歩いてきており、先程の映像のことを思い出したレオンは混乱する。そんな彼に対してエイダは「化け物でも見たような目ね」と言った。レオンがエイダに真相を聞くが「色々あって、複雑なの」と返されてしまう。2人がそんなやり取りをしている最中、先程エイダが射抜いたクリーチャーが復活し、三人に攻撃を仕掛ける。そのクリーチャーはかつてのデボラの姿そのものをしていただけに倒すのを躊躇するヘレナだったが、最終的には敵を取る事を誓い、苦渋の結論の末に止めを差した。
そしてヘレナは真実を話し始める。今回のバイオテロの黒幕は大統領補佐官ディレック・C・シモンズであること。ヘレナとデボラの姉妹はシモンズの組織に拉致監禁をされており、シモンズはデボラを人質にとった上でバイオテロの協力をヘレナに強いていたことを告げられる。シモンズはアダムがラクーンシティでの真実を公表してしまうと、アメリカの権威が失墜するという考えの持ち主だったため、今回のバイオテロを決行したのだった。驚愕するレオンにエイダは「話すと長いわ。相手はこのアメリカを作り、牛耳っている連中で、上手く立ち回らないと危険よ」と忠告してその場を去っていく。ハニガンからの連絡がありレオンはシモンズの告発に動くが、横から入ってきたシモンズに既にレオンとヘレナに大統領暗殺とバイオテロ首謀者の容疑を掛けられていることを伝えられる。レオンはヘレナと互いに協力する事を決意し、幾度のゾンビとB.O.W.との戦いを切り抜けつつ、ヘレナと共に遺跡を脱出した。その直後トールオークスが爆撃機によって爆破、抹消される瞬間を目撃する。ハニガンに連絡を取ったレオンは彼女からシモンズが緊急事態の為に中国に飛び立った事を知った。そこでレオンはトールオークスの爆撃を利用して、自分たち2人の死を偽装するように依頼する。困惑しながらも了解したハニガンの協力で自分達を死亡したことにし、シモンズを追って中国へ向かうレオンとヘレナだった。
中国へ向かう飛行機の中ではレオンたちの追跡を知ったシモンズによって、機内でバイオハザードが発生する。飛行機は中国に墜落したが、すでに中国ではネオアンブレラという組織の手によってバイオハザードが起きていた。以前ラクーンシティから共に脱出した後政府によって軟禁状態だったがエージェントになることを条件に監禁状態を解かれたシェリーや、対バイオテロ組織であるBSAA所属のクリス達と中国で再会する。クリスはエイダを自分の仲間を殺した犯人として復讐のため殺そうとしていたが、それをレオンは止める。今回のバイオテロの首謀者がエイダであることを告げるクリスに、レオンは首謀者はエイダではなくシモンズであることとエイダは証人として生かすべきだと伝えた。その隙にエイダは逃げてしまい、後を追うクリスだったがレオンに彼女は殺さないことを約束する。そしてレオン達は再度シモンズを追うことになった。
シェリーの情報からシモンズを発見するが、その直後に強化されたC-ウィルスをネオアンブレラによって投与され、シモンズはクリーチャーへと変異を遂げる。シモンズとの闘いが始まるが、彼はレオンやエイダらに対する憎悪や殺意によってC-ウィルスを制御しつつ形態を変え、何度もレオン達と死闘を繰り広げた。そこへエイダも加勢し、彼女の持ってきてくれたロケットランチャーによって撃破する。エイダ自身は立ち去るが、レオン達のために脱出用のヘリコプターとシモンズの犯行の証拠となるデータを用意してくれていた。無事に脱出をしたレオンは、エイダの残してくれたデータを使い全ての事件の真相を明かしたのだった。
仲間達の死と終わらない戦いに疲弊しながらも、弱い人々を守るために戦いに戻るレオン
「最近、よく考える。俺は子供の頃、どんな大人になりたかったのか?少なくとも、今みたいな人生は望んではいなかった」
2014年、中国で起きたバイオテロから一年が経っていた。
大統領直轄のエージェント組織DSO (Division of Security Operations)のレオンは、仲間のエージェント達と現地SWATとの協同捜査を行う。ワシントンの爆破テロの事件で敵のアジトに踏み込むとアジトが爆発し、大勢の殉職者が出てしまった。
死体安置所にて殉職した同僚のDSOエージェントの遺体を見つめながら、レオンは子供の頃思い描いていた大人の自分と現在の自分との落差に憤りのようなものを感じていた。
いつまでも終わらない戦いへの疲労感と仲間を大勢失った悲しみ、協力者であった情報屋のパトリシオが自分達を裏切ったことによる憎しみに自暴自棄になったレオンは、休暇と称してロッキー山脈のロッジで昼間から酒を飲む生活を送ってしまう。
そこへ武器商人であるグレン・アリアスを追っていた対バイオテロ特殊部隊BSAA隊員クリス・レッドフィールドと、アリアスの使用している新種ウィルスの遺伝子構造に寄生生物プラーガと似ていたことを突き止めた大学教授のレベッカ・チェンバースが、レオンを訪ねてやって来た。レオンは以前プラーガに対するレポートやプラーガが使用されたB.O.W.の事件に関わっており、より詳しい話を聞きたいと二人がレオンに捜査協力を要請する。
しかし酒に溺れてしまっているレオンは、今は休暇中だと二人を追い返そうとした。が、クリスはアリアスによって部下をゾンビに変えられ殺されているため、レオンのその対応に怒りを露わにする。レオンとクリスが掴み合いの喧嘩になるところで、レベッカが二人を止めた。レベッカはレオンに休暇を邪魔して悪いと謝った後に、緊急事態だからレオンの持っている情報が欲しいと真っ直ぐにレオンを見て話しかける。それにより冷静になったレオンはようやく二人の話を聞く。
今アメリカ国内では死体が蘇り人間を襲う事件が相次いでおり、その原因が新種のウィルスによるものであること。そのウィルスの調査研究ワクチン作成をしていたレベッカの大学も襲われ、彼女の仲間も多くが殺され研究内容も破棄された。二人の話を聞いている内にレオンは、またなのか、と絶望と怒りの孕んだ声をだす。彼が休暇と言って酒に溺れる原因となった事件について、クリスとレベッカに話す。「自分がどんなに戦い続けても終わりがないどころか、どんどん酷くなっていく。自分の人生はゾンビやそれを作り出す人物との戦いだけなのか、虚しすぎる」と語るレオンに、クリスは今回の黒幕であるアリアスの説明をするが、レオンの気持ちを奮い立たせることは出来ない。再度言い合いになるレオンとクリスを、レベッカは叱責する。レオンには「落ち込んでる割によく喋る」と言い、クリスには「やたらと苛立っている」と注意をした後、「二人とも自分のことしか考えてない」と二人の共通点を言ってからレベッカは席を立った。そしてバックの中から注射器を取り出すと自分の血を吸引し、レベッカは「ウィルスはすでに皆の体内の中に潜伏している。貴方達二人の中にも。探す必要があったのは"引き金"。潜伏ウィルスを活性化させる誘因を探すの。急がないと全人類が兵器にされる」と言う。レベッカは大学が襲われた際、試作のワクチンを打ったことによりゾンビ化を逃れていた。今はその効力が効いているが、早くその"引き金"を探さないと試作のワクチンが効かない人がいる可能性もあると、レベッカは事の重大さをレオンとクリスに告げる。"引き金"の答えはレベッカの血の中にあると、自分が死んだ時のことも考えてレベッカは自分の血を預けて信頼できる研究所に届けるように伝えた。
「つらい思いをしたのはわかるけど、でも私の知ってる貴方達は、世界を見殺しにしたりしない。そうでしょ?違う?」とレベッカは言って、店のトイレへと入っていく。残されたレオンとクリスは黙って互いの顔を見る。
その後、情報屋のパトリシオがロッジにやってきた。自分達を裏切り多くの仲間を失う原因になった相手の登場で、レオンはまた怒りがぶり返しパトリシオを柱に押し付ける。パトリシオが説明をさせてくれと言うが、レオンはまったく聞く耳をもたない。思わずパトリシオを殴るレオンに、クリスは「落ち着け」と仲裁に入った。パトリシオは痛みでその場に座るが、それでもレオンに自分の家族を保護して欲しいと頼み込む。パトリシオはアリアスの計画している大規模バイオテロについて知りすぎてしまったがために、家族が狙われているのだ。クリスはアリアスの情報を持っているパトリシオと出会ったことで喜ぶが、レオンは怒りが収まらない。自分の家族の保護ばかりを頼むパトリシオに、レオンの怒りながらもまずは知っている情報を話せば考えてやると答えた。だがそこへアリアスの送った私兵部隊が、レオン達のいる店を襲撃する。その時にパトリシオは致命傷を負うが、レオンに自分のスマートフォンを渡して家族を助けて欲しいと言い残して命を落とす。そしてクリスはレベッカが連れ去られる場面を見てしまう。襲撃が止んだ後にすぐに後を追うクリスだったが、間に合わない。レベッカを絶対に助けると断言するクリスに、レオンは諦めたように「女に振り回されるのは慣れてる」と言う。そこへパトリシオが渡したスマートフォンが鳴りレオンが通話状態にすると、相手はパトリシオの妻だった。パトリシオが守りたかった家族の声を聞き、思わず電話を切ってしまったレオン。クリスは「彼が最期に託したものだ」と言い、きっと手かがりがあることを言うと再度レオンに手を貸してくれと頼むのであった。レオンは複雑な気持ちを抱えながらも、アリアスを追う覚悟を決めた。
レベッカのノートパソコンを調べるレオンとクリス。レベッカは新種ウィルスに3種類あることをノートパソコンに残していた。1種類目は潜伏ウィルス、2種類目は"引き金"ウィルス、3種類目はワクチン。地図を見た二人はゾンビ化事件が発生した場所は全部五大湖周辺で起こっており、それによって飲み水にウィルスが混ざられていたことがわかる。レオンが膨大な数の人間が感染していることにショックを受け、クリスは溜息を吐く。今回のゾンビ化事件は潜伏ウィルスが偶然発症してしまったことで起きた事件であり、本来の"引き金"ウィルスは空気で感染するものだ。潜伏ウィルスと"引き金"ウィルスを組み合わせることによって、初めてゾンビ化するウィルスへと変異する仕掛けになっている。"引き金"ウィルスが散布されれば制御不能なのではないかと推察するレオンに、クリスは頷き「だからこそアリアスはワクチンを用意している」と続けた。それに同意したレオンが「発症地域が限定出来るな。不要な者には先にワクチンを与えてより精度の高い兵器を作れる」と答える。そしてパトリシオがアリアスの計画を知っていたため口封じで殺されたことを考えて、レオンは残したスマートフォンからデータチップを取り出した。データチップにはアリアスの計画の作戦指示書が入っており、内容はニューヨークで"引き金"ウィルスを散布するというものだ。あまりの内容に、レオンとクリスは呆然とする。その作戦指示書には、事態の収集には緑のAマークを記したボンベのワクチンを使え、場所は秘匿とも書いてあった。クリスはこれを使えば皆を元に戻せると希望を持つ。レオンが「アンタだったらどこに置く?」と尋ねると、クリスは「自分の目が届くところ。もっとも安全な場所だ」と答え、「つまりはニューヨークの拠点」とレオンが推理する。そこにレベッカもいるとクリス。作戦指示書にはニューヨークの拠点の位置が、しっかりと載っていた。
その後、BSAAの精鋭部隊シルバーダガーの面々と合流するクリスとレオン。レベッカの作ってくれたワクチンを摂取したメンバーは、増援がない状態でニューヨークで発生しているバイオテロを止めるため動き始める。タンク車でウィルスを撒いている様子を見て感染者の規模の多さを憂うが、幸いウィルスはガソリンを引火程度の熱で死滅するためタンク車を爆発させることで話はまとまった。
まずはタンク車を壊すため、クリスは車に乗りレオンはバイクに乗る。一台目のタンク車は簡単に爆破出来たが、タンク車を護衛していた車からB.O.W.の犬二匹が襲いかかってきた。どうするか悩むクリスに、レオンは自分が犬をひきつけている間に他のタンク車の爆破するように頼む。そしてレオンが犬達を挑発しながら走り出すと、犬達はレオンを追いかけて走り出した。俊敏な動きの犬になかなか銃は当たらなかったが、レオンはバイクからギリギリまで体を離しながら射撃を行い一匹めの犬を仕留める。更にもう一匹は自分を真っ直ぐに追いかけているのを確認した後に、バイクのハンドルに足を引っ掛けブレーキをかけ犬がバイクを通り越した瞬間に車道の看板を撃ち落とし犬を下敷きにさせた。追い討ちで手榴弾を投げて犬を撃退させる。
タンク車を全て破壊したクリスはレベッカ奪還のため、アリアスのアジトに単身乗り込んだ。そこでアリアスからレベッカに改良した強化型のウィルスを投与し、あと20分で自分の言うことを聞くゾンビになると告げられる。クリスは20分のタイマーをセットすると、レベッカを慌てて探しだした。しかしアリアスが大量のゾンビを放っており、クリスの足は自然とそこで止まってしまい焦る。そこへバイクに乗ったレオンが応援に駆けつけ、クリスに「ここは俺に任せろ」と言いレベッカ救出を優先させた。一人大量のゾンビの相手をしながら、埋もれていくレオンがいた。
レベッカを見つけワクチンの隠し場所である屋上までやってきたクリスだったが、そこにはアリアスが待ち構えており二人は激闘を始める。ゾンビとの死闘を繰り広げた後のせいかクリスはアリアスに押されてしまうが、屋上のガラス張りになっている天井へアリアスを投げ飛ばすとそのままアリアスは屋上から地面へと落とされた。急いでレベッカの元へと戻るクリスに、レベッカは「早く私を殺して」と懇願する。「ダメだ」とクリスは答え、ワクチンの場所を探すまで頑張るように言う。
まだ生きていたアリアスは、自身の友人であったB.O.W.のディエゴに「解き放て」と指示を出した。するとディエゴは仮面を剥ぎ取ると自身の体に刺さっていたボルトを力技で外し本来の力を解放する。そしてアリアスを飲み込むと、アリアスとディエゴが融合したクリーチャーとなり巨大化した姿でクリスの前に立ちはだかった。レベッカを庇い捕まってしまったクリスは、そのまま握り潰されそうになる。そこへエレベーターが到着した音が鳴り、レオンがバイクに乗ってやってきた。レオンはアクセルをかけてクリーチャーに銃を構えるが、クリスを盾にされてしまいやむなくバイクを倒してクリーチャーの足を攻撃して倒しクリスを手放させる。バイクから投げ出される形になったレオンは痛みに苦しげな声をだすが、今度はレオンが捕まれ投げ飛ばされてしまった。壁に激突しダメージを受けるレオンだが、倒れた状態でもクリーチャーに対して発砲をする。しかしまったくクリーチャーにダメージが届いていないのか、そのまま攻撃をされてしまう。レオンは相手の巨躯な体を利用し、足の間を駆け抜け銃弾を何発も撃ち込みながらも頭部に踵落としを食らわせた。しかしクリーチャーから思いっきり蹴り飛ばされてしまい、衝撃で屋上から落ちそうになってしまう。それでもクリーチャーとの戦いを続けるレオンだったが、とうとう捕まってしまい爪で切り刻まれそうになった時に、オスプレイで現れたクリスの部下達がクリーチャーに攻撃して解放される。
しかしクリーチャーの標的がオスプレイへと変更になりピンチに陥ってしまうが、レオンがバイクに乗りクリーチャーへぶつけるように走りだすと途中で飛び降り自身の銃でバイクを爆発させた。クリーチャーへ大ダメージを与えることに成功したレオン、そして最後はクリスのロケットランチャーでクリーチャーを倒すことが出来る。
クリスはレオンとクリーチャーが戦っている間にワクチンを見つけ、レベッカに投与していた。20分が過ぎてしまい、レベッカの様子を見るとS.T.A.R.S.に所属してた時と同じように親指を立てる仕草をする。無事助かったことに安堵するクリス。ボロボロになりながらもクリスとレベッカの側までやってきたレオンに「もう一仕事だ」と言うクリス。レオンも「やっちまおう」と答える。オスプレイからワクチンを散布すると、ゾンビ化していた人々が人間に戻っていく。その光景を見ながらレオンは思った。
「最近よく考える。俺は子供の頃、どんな大人になりたかったのか」
レベッカが「こうゆうの一体何度目かしらね」と呟く。それに対しクリスが「こうゆうの?」と聞き返すと、レベッカは「悪い奴をやっつけて、世界を少しだけ平和にする」と答える。レオンもクリスに「こうゆうの、いつまでやるんだ?」と問いかける。クリスは少し悩んだ後、笑いながら「"そんな先のことは分からない"」と答えたため、レオンも思わず笑ってしまう。「だろ?」と続けるクリス。二人の様子を見ながら、レベッカは安堵したように微笑んだ。
レオン・S・ケネディの関連人物・キャラクター
クレア・レッドフィールド
レオンと同時刻にラクーンシティにやってきた女子大生。『バイオハザードシリーズ』において主人公を何度も務めている。
同じく『バイオハザードシリーズ』の主人公を務めてきたクリス・レッドフィールドの妹であり、小さい頃からクリスに様々な訓練を仕込まれたためゾンビに埋め尽くされたラクーンシティでも脱出した。
その後バイオテロを止めるためNPO団体に所属しバイオテロで傷ついた人達や困っている人達を助ける、クリスやレオンとは違う戦い方を選択。
優しくも正義感が強く芯の強い女性。レオンの心配をしているが、レオンからは逆に危ないことをするなと心配されている。
エイダ・ウォン
ラクーンシティで出会った謎の女性。
レオンと一緒にアンブレラ社のウィルスによる真相を暴き、互いに助け合い心を通わせるようになるが、彼女は産業スパイでありウィルスを手に入れるためにレオンと共に行動をしていたことがわかる。互いに銃を向け合うが、互いに撃つことは出来ず、そのままエイダの生死不明になった。レオンに対して特別な想いを確かに抱いている様子がみられる。
その後プラーガを巡る争いにおいても、影ながらレオンを助けていた。
彼女からもらうラケットランチャーは確実に最後の敵を倒す重要なアイテムである。
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バイオハザード:インフィニット ダークネス(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『バイオハザード:インフィニット ダークネス』とは、Netflixで独占配信されているCGホラーアニメ。レオン・S・ケネディとクレア・レッドフィールドの二人を主人公として物語が展開する。ラクーンシティで起きたバイオハザードから数年後、ホワイトハウスは突然ウイルス事件に襲われる。その真相を追う二人は、やがて恐ろしい陰謀の存在に辿り着くことになっていく。本作のプロデューサーは原作『バイオハザード』シリーズの製作・監修を務めた小林裕幸、制作プロデュースはトムス・エンタテインメントが務めている。
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バイオハザードシリーズの都市伝説・豆知識・裏設定まとめ
ゾンビに支配された町からの脱出を目指す人気アクションゲーム『バイオハザード』シリーズには、様々な都市伝説や豆知識、裏設定が存在する。 世界観のモデルとなった古典ゲーム『スウィートホーム』。ゾンビ化ウイルスへの抗体の設定。ロード時間対策として取り入れられた扉が開く演出。多摩川で無断撮影されたOPの実写映像。ゾンビ映画の巨匠ジョージ・A・ロメロが撮影した2作目のCM映像。ここでは、『バイオシリーズ』シリーズの有名な都市伝説や豆知識、裏設定を紹介する。
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クレア・レッドフィールド(バイオハザード)の徹底解説・考察まとめ
クレア・レッドフィールドとはCAPCOM制作のサバイバルホラーゲーム『バイオハザードシリーズ』において登場する主人公の一人。19歳の時連絡のとれなくなった兄を探しにバイオハザード中のラクーンシティにやってきてしまった女子大生。容姿端麗で弱者に寄り添い助けることの出来る女性だが、兄から小さい頃に様々な銃火器の使い方や身を守る術を教えられているためゾンビやクリーチャーが蔓延るラクーンシティでも生き残ることが出来た。その後バイオテロ被害者を助けるためNGO団体で人を助ける仕事をしている。
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アルバート・ウェスカー(バイオハザード)の徹底解説・考察まとめ
アルバート・ウェスカーとは、CAPCOM制作のサバイバルホラーゲームである『バイオハザードシリーズ』に登場するキャラクターの一人。シリーズを通しての黒幕かつダークヒーロー的存在であり時には実質的な主人公を務める。主人公が所属するラクーンシティ警察署特殊部門S.T.A.R.S.総隊長にして、同隊アルファチームのリーダーとして登場。容姿端麗な長身でガタイの良い白人男性で、金髪のオールバックと屋内でもつけている漆黒のサングラスと黒服を好んで着用している。『バイオハザードシリーズ』屈指の人気敵キャラだ。
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バイオハザード RE:4(Biohazard RE:4)のネタバレ解説・考察まとめ
『バイオハザード RE:4』は2023年にカプコンからPS5、PS4、Steam用ソフトとして発売されたゲームで、『バイオハザード4』のリメイク作品。2020年に発売された前作『バイオハザード RE:3』から続く『REシリーズ』3作目である。"アンブレラ事件"から6年後、アメリカ政府のエージェントとなった主人公レオンは、大統領令嬢であるアシュリーを奪還すべく、スペインのある村を訪れる。
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バイオハザード7 レジデント イービル(Biohazard 7)のネタバレ解説・考察まとめ
『バイオハザード7 レジデント イービル』とは、2017年1月26日にカプコンよりPlayStation4、PlayStationVR、XboxOne、PC用に発売されたサバイバルホラーゲームである。行方不明となった妻のミア・ウィンターズを探しているイーサン・ウィンターズを主人公とし、舞台であるバイオハザード化したベイカー邸からの脱出が今作の主軸となっている。
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バイオハザード リベレーションズ2(バイオリベ2)のネタバレ解説・考察まとめ
『バイオハザードリベレーションズ2』とは、2015年3月19日にカプコンより発売されたサバイバルホラーゲーム。 スパイ容疑で孤島に収監されたクレアは脱出するために、単身孤島にやって来たバリーはクレアと同じく収監された娘のモイラを救出するために、それぞれを操作して孤島からの脱出と捜索が今作の目的となっている。
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バイオハザード リベレーションズ(バイオリベ1)のネタバレ解説・考察まとめ
『バイオハザード リベレーションズ』とは、2012年1月26日にカプコンより発売されたホラーアクションゲーム。今作は、「バイオハザード4」と「バイオハザード5」の間に起きた事件で、外伝的な位置づけである。捜査中に消息を絶ったクリス・レッドフィールドを救出するために、ジル・バレンタインは地中海上に漂流する豪華客船「クイーン・ゼノビア」に潜入するが、そこで新たな陰謀に巻き込まれていく。
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バイオハザード(Biohazard)のネタバレ解説・考察まとめ
『バイオハザード』とは、カプコンより1996年に発売されたサバイバルホラーゲーム。タイトルには「生物災害」という意味があり、それを筋としストーリーが展開される。日本国外のタイトルである『Resident Evil』は、「内に潜む悪(害悪)」という意味を持ち、後のサバイバルホラーとしてのジャンルを生み出した先駆品としても高く評価された作品である。プレイヤーは2人の主人公のどちらかを選び、任務の末迷い込んだ洋館で様々な謎を解き、クリーチャーと呼ばれる怪物たちと戦いながら脱出を試みる。
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バイオハザード3 LAST ESCAPE(Biohazard 3)のネタバレ解説・考察まとめ
『バイオハザード3 LAST ESCAPE』は1999年カプコンよりplaystation用ソフトとして発売されたゲームである。バイオハザードシリーズの3作目にあたり、1作目の登場人物であるジル・バレンタインが中心になっている。1作目で起きた生物災害「洋館事件」の2ヵ月後のラクーンシティが舞台となり、圧倒的強さを誇るクリーチャー「追跡者(ネメシス)」からの逃亡と対峙が今作の主軸となっている。
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バイオハザード5(Biohazard 5)のネタバレ解説・考察まとめ
バイオハザード5とは、1996年に第1作目がカプコンより開発・発売されてから続いているシリーズの第7作目(ナンバリング外含む)。 TPS(三人称)視点のバイオアクションゲーム。 今作の舞台は、バイオテロの恐怖に晒されているアフリカ。 闇取引があるとの情報を手に入れた主人公クリスは、新たな相棒シェバと共に、密売人リカルドを確保しようとするが、新たな生物兵器「ウロボロス」との戦いが待っていた。
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バイオハザード ヴィレッジ(Biohazard Village)のネタバレ解説・考察まとめ
『バイオハザード ヴィレッジ』(Biohazard Village)は、カプコンより発売されたサバイバルホラー作品である。シリーズ本編としては8作目で、タイトルロゴも8作目を意味するローマ数字の「VIII」が重ねられる形で強調されている。『バイオハザード7』主人公イーサン・ウィンターズが引き続き主人公であり、前作では失踪した妻のミーアを探す物語だったが、今作は攫われた娘のローズマリーを取り戻すための物語になっている。そのため作品のテーマは"家族の絆"になっている。イーサンの物語の完結編。
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バイオハザード コード:ベロニカ(CODE: Veronica)のネタバレ解説・考察まとめ
『バイオハザード コード:ベロニカ』とは、2000年2月3日にカプコンよりドリームキャスト用として発売された「バイオハザードシリーズ」第4作目のホラーアクションアドベンチャーゲームである。 今作は孤島ロックフォートに収容された妹のクレア・レッドフィールドと、クレアを救出しに来た兄のクリス・レッドフィールドの兄妹が主人公である。バイオハザードが起きた孤島からの脱出と救出が今作の主軸となっている。
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バイオハザードII アポカリプス(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
バイオハザードII アポカリプス(Resident Evil: Apocalypse)は2004年のホラー・アクション映画。前作で猛威を振るったゾンビ化ウイルスが市街地へと広がり、生存者たちが決死のサバイバルを繰り広げる様を描く。前作の主演ミラ・ジョボビッチが続投しているほか、本作からはゲームキャラクターをモデルにした人物も登場する。
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バイオハザード(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『バイオハザード』 (Resident Evil) は、2002年に公開されたホラー・アクション映画。生物を死に至らしめ凶暴化させて蘇らせる生物兵器T-ウイルスが暴走した地下研究所で、主人公たち特殊部隊員が死闘を繰り広げる様を描く。日本の有名ホラーゲームを原作としている本作の大ヒットから、現在までに6作目まで続編が製作されている。
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バイオハザードIV アフターライフ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『バイオハザードIV アフターライフ』とは、2010年に公開されたポール・W・S・アンダーソン監督によるホラーアクション映画。 カプコンから発売された大ヒットゲーム『バイオハザード』の実写映画の第4作目の作品となる。ウイルス感染により荒廃した世界を舞台にアリスの死闘を描いており、同シリーズ3作目から1年後の『アフターライフ』では、原作ゲーム『バイオハザード5』からのオマージュ要素が多い。ゾンビ映画の中でも世界的に影響を与え、スリル満点のアクションや、ストーリーの充実度が注目を集めている。
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バイオハザードIII(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
「バイオハザードIII(Resident Evil: Extinction)」は主演ミラ・ジョヴォビッチ、監督ポール・W・S・アンダーソンで2007年に公開されたホラー・アクション映画。文明が崩壊した世界を舞台に主人公アリスの戦いを描いている。アンデッドやクリーチャーなどこれまでのホラーらしい要素だけでなく、本作からはSF色も強い世界観となった。
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バイオハザード(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『バイオハザード』(ドラマ)とは、Netflixで配信されているサバイバルホラーアクションドラマ。同名の人気ホラーアクションゲームを原作としている。2022年と2036年の二つの時間軸で展開されるオリジナルストーリーであり、原作ゲームシリーズや映画版とは異なる独自の世界観の下で描かれている。Tウイルスの蔓延により世界が2022年に終わりを迎える。それから十数年が経ち、アルバート・ウェスカーの娘ジェイド・ウェスカーは凶暴なクリーチャーを躱しながら、この大惨事を招いた責任者に鉄槌を下すと心に誓う。
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バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』とは、カプコンが発売したホラーサバイバルゲーム『バイオハザード』を原作とした実写映画である。この映画はゲームシリーズ『バイオハザード』と『バイオハザード2』をリブートした作品となっており、ゲームでお馴染みのクレア、クリス、レオン、ジル、ウェスカーなどのキャラクターやゾンビなどのクリーチャーも数多く登場している。作品を手掛けるのはホラー・スリラー映画監督であるヨハネス・ロバーツである。
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バイオハザード0(Biohazard 0)のネタバレ解説・考察まとめ
『バイオハザード0』とは、2002年11月にカプコンからニンテンドーゲームキューブ用ソフトとして発売された『バイオハザードシリーズ』の第5作目となるホラーアドベンチャーゲームである。 今作はシリーズ第1作目となる『バイオハザード』の前日に起こった事件を描いている。ラクーン市警特殊部隊の新人レベッカ・チェンバースと護送中の死刑囚ビリー・コーエンが、この作品の主人公である。2人は協力しあいゾンビやクリーチャーがはびこる列車からの脱出を図る。
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中島美嘉(Mika Nakashima)の徹底解説まとめ
中島美嘉とは、モデル、俳優としても知られている鹿児島出身の日本の歌手。独特な魅力を持つ容姿、力強い声量の中に垣間見える繊細で透明感のある歌声は、世代を超えて多くの人たちを魅了している。2001年のドラマ『傷だらけのラブソング』でヒロイン役としてデビュー、さらに、同番組の「STARS」という主題歌で歌手としてもデビューする。それ以降、彼女が歌う楽曲はどれも、ビッグ・セールスの記録を打ち立てている。
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『バイオハザード』のウイルスと感染・変異後のクリーチャーまとめ
『バイオハザード』に登場する各種ウイルスと、そのウイルスに感染したときに起こる変異のまとめ。 生きたままゾンビ化するのが生易しく感じるほど、まがまがしい姿に変貌してしまうようです。
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【バイオハザードシリーズ】クリーチャーまとめ(B.O.W.、イレギュラーミュータント、タイラントタイプ、E型特異菌など)【BIOHAZARD】
『バイオハザードシリーズ』には多くのクリーチャーが登場する。クリーチャーは人為的に作られた成体兵器B.O.W.や、偶発的に生まれたクリーチャーであるイレギュラーミュータントなど様々な種類が存在する。代表的なのは初代『バイオハザード』から登場する「ハンター」、犬がウィルスによって変異した「ケルベロス」などだ。また感染したウィルスや菌によってもッ種類が異なり、G-ウィルスに感染したG生物や、プラーガというB.O.W.から生まれたプラーガ応用型など、その種類は多岐に渡る。
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【バイオハザードシリーズ】登場人物・キャラクターの登場作品、プロフィール・人物像まとめ【BIOHAZARD】
【バイオハザードシリーズ】に登場するキャラクターはそれぞれが過去に悲惨な出来事に直面していたり、重たい使命を背負っていたりして、一人一人が非常に魅力的で個性が際立っている。そのため、主要な人物のみならず脇役や敵キャラクターに対して愛着が湧くプレイヤーも少なくない。ここではそんなバイオハザードシリーズに登場するキャラクターを登場作品やプロフィール・人物像をまとめた。
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バイオハザードシリーズのクリーチャー、B.O.W.、G生物などボス画像まとめ【Biohazardシリーズ】
流出したウィルスなどによってもたらした災害に望まずして巻き込まれた人々の決死のサバイバルを描く『バイオハザードシリーズ』では多くのクリーチャーが登場する。いずれもグロテスクでタフであり、中には一度倒しても変異して再登場を果たすボスまで存在する。元となる生き物は動物や植物、人間など様々。多くの場合は原型が残っているが、変異を重ねるごとにより化物じみていく。ここではそんな『バイオハザードシリーズ』に登場するボスをまとめた。
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《閲覧注意》Youtuber兄者弟者さん「極限の緊張感を味わえる《でも笑える》ホラー動画集」
チャンネル登録者数が100万人を突破するなど、大人気Youtuberである兄者弟者さん。今回はそんな兄者弟者さんの数多くある動画の中でも人気のある、ホラー動画に注目。このホラー動画は他の方とは異なり「極限の緊張感を味わえ、そしてなぜか笑えてしまう」のです。それは何十年も前のゲームから最新のものまで、プレイ人数も単身から複数人と、まさに多種多様です。※ホラー動画などが苦手な方は、ご注意ください。
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【バイオハザード】登場する銃・ナイフなどの武器をまとめて紹介!【BIOHAZARD】
『バイオハザード』はウィルスなどに感染し、クリーチャーとなった生き物と戦うサバイバルホラーゲームだ。クリーチャーと戦うことから、様々な銃・ナイフなどの武器が登場する。現実世界にある武器から、バイオハザードの世界で作られたクリーチャーに対して非常に有効な武器などがあり、シリーズを経るごとに武器は増えていく。ここではクリーチャーたちと戦う主人公たちが持つ武器をまとめてみた。
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【バイオハザードシリーズ】美女・美人な登場人物・キャラクター画像まとめ【Biohazard series】
『バイオハザードシリーズ』はウィルスや菌に感染したクリーチャーと戦う「サバイバルホラー」だ。タフなクリーチャーと戦う女性の登場人物・キャラクターは逞しくありながらも非常に美しく、魅力的である。プレイヤーの中には「ホラーは苦手だがシリーズに登場するジル・バレンタインやエイダ・ウォンたちが好きだからプレイする」という人もいるほど。ここではそんな美しい戦う女性登場人物・キャラクターを紹介する。
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【バイオハザード】アンブレラ社に人生を狂わされた「悲しき悪役」リサ・トレヴァー【Biohazard】
『バイオハザード』のリメイクにおいてリサ・トレヴァーというクリーチャーが追加された。見た目は頭に人間の顔の皮を繋いだデスマスクを被り、手足に枷を付けた成人女性といったおどろおどろしいものだが、彼女はウィルス兵器を開発するアンブレラ社によって人体実験を繰り返された被害者である。度重なる人体実験によりもはや自我もほぼなく、両親を探して洋館を彷徨うだけになってしまった彼女の悲惨な境遇について記述する。
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【バイオハザード】レオン・S・ケネディの徹底解説まとめ【モデルや声優も!】
レオン・S・ケネディは『バイオハザードシリーズ』の登場人物・キャラクターで、『バイオハザード2』では主人公を務めた。正義感にあふれ、ラクーンシティの事件ではバイオハザードに巻き込まれながら生還者の救出にあたった。ここではそんなレオンの人物像や来歴・活躍、レオンの声優やモデルとなった人物についてまとめた。
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目次 - Contents
- レオン・S・ケネディのプロフィール・人物像
- レオン・S・ケネディの武器・必殺技
- 武器
- H&K VP70
- H&K USP
- グロック26
- センチネルナイン
- スプリングフィールドXD
- レミントンM1100
- フランキ・スパス12
- レミントンM870
- デザートイーグル
- RPG-7
- トンプソンM1A1
- 格闘術
- ベリィ・トゥ・ベリィ
- 左キック
- 右キック
- 背面エルボー
- ショルダータックル
- 蹴り上げ
- ネックブリーカードロップ
- 一本背負い
- バックスピンキック
- レオン・S・ケネディの来歴・活躍
- ラクーンシティからの脱出
- 大統領の娘誘拐事件を解決
- バイオテロを起こし、ウィルスの売買に関わっていたフレデリックの陰謀を破る
- 世界中へ恐怖を拡散することを阻止する
- 内戦状態の国で起こったバイオテロを止める
- 大統領補佐官シモンズの陰謀を打ち破る
- 仲間達の死と終わらない戦いに疲弊しながらも、弱い人々を守るために戦いに戻るレオン
- レオン・S・ケネディの関連人物・キャラクター
- クレア・レッドフィールド
- エイダ・ウォン
- クリス・レッドフィールド
- イングリッド・ハニガン
- レオン・S・ケネディの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「伏せろ」
- 「泣けるぜ」
- 「女性には手を上げない主義なんだ」
- 「右手がとれるのか?」
- レーザーやクリーチャーに囲まれた絶体絶命の状況でも切り抜けるレオン
- レオン・S・ケネディの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 配属初日に大遅刻
- レオン役の声優がゾンビの声も担当
- レオンの上着を着ているガナード
- レオンと同じ境遇の警察官