霧島菫香/ラビット(東京喰種トーキョーグール)の徹底解説・考察まとめ
霧島菫香(きりしまとうか)とは、石田スイのマンガ『東京喰種トーキョーグール』に登場するキャラクターで、今作のヒロイン。人間を捕食する喰種の少女で、喫茶店「あんていく」でアルバイトをしている。喰種捜査官からは「ラビット」と呼ばれることが多い。初めは半喰種になった主人公・金木研に冷たい態度をとっていたが、次第に彼を仲間として認めていく。第2部ではカネキと結ばれ、彼との子供を身籠る。
霧嶋新(きりしまあらた)/骸拾い(むくろひろい)
CV:内田夕夜
レート:SS
1月1日生 まれのやぎ座。
身長は174cm、体重60kg、足のサイズは27.0cm。妻子を誰よりも大切にしていた。好きなものは料理、人付き合い、勉強。
トーカとアヤトの父親で、甲赫の赫者。妻は喰種捜査官に殺されたが、温厚な性格で人を襲うこともなく、人間との共存を図る生き方をしていた。どんなマスクをしていたのかは不明。
男手一つでトーカとアヤトを育てる。料理が上手いらしい。だが、死体を拾っていた途中で喰種捜査官の篠原幸紀(しのはらゆきのり)、真戸呉緒(まどくれお)に居場所を突き止められ、死闘の末確保された。
ヒトの死体を拾う傍ら、大量の共喰いを行っており、完全な赫者である。なお、赫子は鎧を着込んだような姿に展開される。
回想だが篠原・真戸戦にて喰種化した姿が描かれた。共食いの結果完全な赫者化しており、全身を甲赫の鎧に包む。戦闘描写こそないが形状より防御に特化していることが伺える。実際クインケと化したアラタを着込んだ篠原、黒岩は梟からの攻撃に耐えうる防御力を見せていた。
霧嶋ヒカリ(きりしまひかり)
CV:藤田曜子
トーカとアヤトの母親で、ヨモの姉。トーカそっくりの容姿をしている。2人が幼いころに有馬に遭遇し、駆逐された。
アラタと結婚するまでは荒れており、捕食殺人を行っていたそう。
霧嶋絢都(きりしまあやと)/ラビット
CV:梶裕貴
レート:SS
7月4日生まれのかに座で、血液型はO型。身長は159cm、体重49kg、足のサイズは25cm。捜査官と戦う際は、黒のマスクを着用する。
好きなものは喧嘩と熱帯魚とウサギ。嫌いなものは喰種捜査官と弱い奴。
トーカの弟で、愛称は「アヤト」。姉以上の激情家で、そのセンスを喰種・タタラに買われて「アオギリの樹」に所属するように。
姉とよく似た美形。孤児になる原因になった事件の経験から人間を嫌い、力を遵奉するようになる。極めて粗暴かつ陰険な性格をした激情家だが、拉致したカネキこと金木研(かねきけん)に忠告を与えたり、戦闘でさりげなく姉を庇うなど、本来の優しさを垣間見せる。
遠距離攻撃を中心に攻め立て、羽根状の赫子を盾にしながら飛びかかり、そのまま赫子を開いて敵を切り裂くなど多様な攻撃方法を持つ。最も得意なのは近接戦とのこと。
基本戦術はトーカと同じだが、羽は2箇所から出現させる。
第2部ではSSレートに格上げとなっており、CCGから「ラビット」と呼ばれるようになる。
金木一花(かねきいちか)
最終回で登場したカネキとトーカの娘。
外見は父親似、性格は母親似である。隻眼の喰種だが、人間の食事をとることが可能。好物は依子が焼くパンとリンゴである。赫眼は左眼に発現する。
家族仲は良好で、叔父のアヤトや大叔父のヨモ、両親の友人たちにも可愛がられている。
親友
小坂依子(こさかよりこ)
トーカの親友。高校に通い始めた頃、周囲に打ち解けていなかったトーカに声をかけ、以来仲良くなった。トーカが喰種であることには気付いておらず、少食の彼女を心配して、弁当のおかずや手料理をお裾分けしてくれている。トーカがヒトの世界で生きる上での拠り所ともいえる存在である。
霧島菫香/ラビットの名言・名セリフ/名シーン・名場面
「“全てが最悪”?ッざけんな…」
事故によって喰種の臓器を移植され、半喰種になったカネキ。人間でありたいと願う一方で、人間を食べたいという強烈な感情に支配され、苦しみ続ける。狂乱状態の際、喰種が最低であると気持ちをぶちまけたカネキに対し、トーカは「“全てが最悪”?ッざけんな…」と反論した。自分を否定されたように感じたトーカは激昂し、カネキに言葉をぶつけ返したのだ。
人間社会の中で暮らしているからこそ、人間との違いに敏感であるトーカ。彼女の苦しみが伺えるセリフである。
「お願い 私の中で 死なないで」
第2部でカネキと結ばれ、お腹に新しい命が宿ったことに気付いたトーカ。子供に栄養がいくように、吐き気を我慢して手に入れたハンバーガーを口にする。
カネキとの間に授かった子供を、自分の胎内で死なせる訳にはいかない。
トーカは「お願い 私の中で 死なないで」と祈るように、何とか自分の体が人間の食べ物を受け入れるよう必死に食べ続ける。
母となるトーカの覚悟が感じられるひと言である。
霧島菫香/ラビットの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
片側しか発動しない羽赫
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目次 - Contents
- 霧島菫香/ラビットの概要
- 霧島菫香/ラビットのプロフィール・人物像
- 霧島菫香/ラビットの能力・必殺技
- 赫子:羽赫
- 霧島菫香/ラビットの来歴・活躍
- 家族との別れ
- 月山・真戸との戦い
- アヤトとの戦い
- カネキとの再会・地下での生活
- 最終決戦
- 霧島菫香/ラビットの関連人物・キャラクター
- 仲間
- 金木研(かねきけん)/ムカデ/佐々木琲世(ささきはいせ)
- 芳村功善(よしむらくぜん)/梟(ふくろう)
- 四方蓮示(よもかたれんじ)
- 笛口雛実(ふえぐちひなみ)
- 西尾錦(にしおにしき)/オロチ
- 月山習(つきやましゅう)/グルメ
- 古間円児(こまえんじ)/魔猿(まえん)
- 入見カヤ(いりみかや)/黒狗(くろいぬ)
- 家族
- 霧嶋新(きりしまあらた)/骸拾い(むくろひろい)
- 霧嶋ヒカリ(きりしまひかり)
- 霧嶋絢都(きりしまあやと)/ラビット
- 金木一花(かねきいちか)
- 親友
- 小坂依子(こさかよりこ)
- 霧島菫香/ラビットの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「“全てが最悪”?ッざけんな…」
- 「お願い 私の中で 死なないで」
- 霧島菫香/ラビットの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 片側しか発動しない羽赫
- 無理しても完食する依子飯
- ファンが歓喜したカネトーの結婚