SIREN: New Translation(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ
『SIREN: New Translation』とは、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)によるPlayStation 3用のホラーゲームで、『SIREN』シリーズの3作目。初代『SIREN』の新訳として開発された。
ある日、自分宛てに届いたメッセージに興味をもった高校生のハワード・ライトは、日本の山奥に存在する羽生蛇村(はにゅうだむら)を訪れる。本作は、羽生蛇村を舞台に巻き起こる怪異に立ち向かう様々な人物の物語である。
取得人物:サム・モンロー
取得日時:2007年
取得場所:東京 ゴミ集積所
取得条件:ハワードにメッセージを送る(自動入手)
内容:
サムが1976年の羽生蛇村にタイムスリップしたこと、初めて羽生蛇村に訪れた時から起きている事件のこと、サムの死後の描写等について書かれている。
50 ポータブルオーディオプレーヤー
取得人物:ハワード・ライト
取得日時:8月5日 3:00
取得場所:羽生蛇村
取得条件:屍人を殲滅する(自動入手)
内容:
ハワードがいんふぇるので蚕子を倒した後に村人殲滅に動くが、その際に着用していた携帯用音響機器。プレイリストにはハワードのお気に入りの一曲がリピート指定されている。
『SIREN: New Translation』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
オープニングのロケ地
本作は3Dアニメーションだが、オープニング映像やアーカイブで視聴できる動画などは実際に撮影されている。オープニングで流れるロケ地は軽井沢で撮影されたが、このロケ地は初代『SIREN』で安野依子を演じた水野雅美の父親が所有している土地である。本作のエンディングのスペシャルサンクスの欄に二人の名前が記載されている。また、姿は見えないものの水野雅美はオープニングの生贄の儀式の撮影に実際に参加している。
英語の空耳
「ガンダム最高っす」
エピソード1のシリーズ最初の回において、ハワードが生贄の儀式で美耶古を救出し村人から逃げている最中に放ったセリフ。字幕では「頭イカれてるよ」と表示されており、実際には「Goddamn psychos!」と言っている。ネット界隈で最も有名な空耳の1つ。
「出ねぇって(ノリツッコミ)」
エピソード1にてハワードが生贄の儀式から逃げ出し交番に駆け込んだ際に電話をかけるが、誰も出なかったことに腹を立てて放ったセリフ。字幕には「くそっ!」と表示され、実際には「Damn it!」と言っている。受話器を取った直後に電話を切っており、明らかに人が出る間もなく電話を切っていることからコントのような「(ノリツッコミ)」というコメントがネット等で散見された。
海外展開を意識
本作品は海外を意識した作風となっている。海外の方が嫌悪しやすい虫の屍人や、ハリウッド映画のようなセリフ回しなどがその例であるが、サム・ライミ氏主宰の映画スタジオ「GHOST HOUSE PICTURES」が企画していた映画作品との連動策という背景がある。しかし、海外を意識したばかりか、全体の評価はあまり良くなく「日本のゲーム会社が海外を意識したゲーム作りをすると失敗する」というジンクスに当てはまる結果となってしまった。
エンディング以上の予算をかけた「恋の三角海域SOS」
作中、アーカイブの中に作中世界にてミリオンセラーを達成したという設定の曲にバミューダ3の3rdシングル「恋の三角海域SOS」がある。これはディレクター・外山敬一郎がインタビューにて「この一曲にエンディング以上の予算をかけて制作している」と答えている。
ちなみに作中にて舞台となっている羽生陀村のネーミング元ネタは「バミューダトライアングル」である。
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目次 - Contents
- 『SIREN: New Translation』の概要
- 『SIREN: New Translation』のあらすじ・ストーリー
- エピソード1:村の異変に巻き込まれるハワードたち
- エピソード2:赤い水と羽生蛇村の住人
- エピソード3:美耶古との出会い
- エピソード4:変異屍人の襲来
- エピソード5:病院での怪異とアマナの目的
- エピソード6:美耶古の生命の危機
- エピソード7:屍人ノ巣と生贄の儀式
- エピソード8:タイムループによる怪異の再来
- エピソード9:メリッサの奮闘と羽生蛇村の秘密
- エピソード10:ベラに待ち受ける残酷な運命と覚醒したアマナ
- エピソード11:神宝「宇理炎」と蚕子の誕生
- エピソード12:最終決戦「いんふぇるの」
- 『SIREN: New Translation』のゲームシステム
- 基本的な流れ
- エピソード方式
- アクション要素
- 視界ジャック
- 『SIREN: New Translation』の登場人物・キャラクター
- 主要キャラクター(操作可能)
- ハワード・ライト(Howard Wright)
- サム・モンロー(Sam Monroe)
- メリッサ・ゲイル(Melissa Gale)
- ベラ・モンロー(Bella Monroe)
- アマナ(Amana)
- ソル・ジャクソン(Sol Jackson)
- 犀賀省悟(さいが せいご)
- 主要キャラクター(操作不可)
- 美耶古(みやこ)
- 嶋田習次(しまだ しゅうじ)
- 河辺幸江(こうべ ゆきえ)
- 伊東文子(いとう ふみこ)
- 『SIREN: New Translation』の用語
- 屍人(しびと)
- 人型屍人(ひとがたしびと)
- 頭脳屍人(ずのうしびと)
- 蜘蛛屍人(くもしびと)
- 羽根屍人(はねしびと)
- 怪力屍人(かいりきしびと)
- 蚕子(かいこ)
- 赤い水
- 宇理炎
- 『SIREN: New Translation』のアイテム(アーカイブ)
- 1 天地救之伝(てんちすくいのつたえ)
- 2 ビデオカメラ
- 3 ハワードライトの学生証
- 4 嶋田習次の警察手帳
- 5 テレビ番組企画書
- 6 メリッサ・ゲイルの携帯電話
- 7 サム・モンローの職員証
- 8 デジタルビデオテープ
- 9 奇妙な図形の文字盤
- 10 鉱山職員の日誌
- 11 ベラ・モンローの日記
- 12 入院患者の手紙
- 13 メリッサ・ゲイルのロケットペンダント
- 14 ソル・ジャクソンの社員証
- 15 羽生蛇村郷土誌(はにゅうだむらきょうどし)
- 16 アマナの日記
- 17 犀賀省悟の免許証
- 18 はにゅうめん
- 19 祭壇の偶像
- 20 犀賀省悟の手帳
- 21 河部幸江の手帳
- 22 マナ字架のブローチ
- 23 奇妙な図形の木片
- 24 聖画 -尊体拝領-(せいが -そんたいはいりょう-)
- 25 十尺ノ異人ノ事(じゅっしゃくのいじんのこと)
- 26 サム・モンローの手帳
- 27 美耶古祭文(みやこさいもん)
- 28 8ミリフィルム
- 29 うらないのカンヅメ
- 30 聖画 -虚母ろ主-(せいが -うろぼろす-)
- 31 アトランティス創刊号
- 32 JOYLiNK -ウルトラネットワーキング-
- 33 犀賀省悟の絵日記
- 34 ハワード・ライトの携帯電話
- 35 オイルライター
- 36 三田村家のアルバム
- 37 合石岳異記(ごうじゃくだけいき)
- 38 バミューダ3のレコード
- 39 リリアン
- 40 虫取りセット
- 41 ハニュウダカブト
- 42 世界UMA大百科事典
- 43 合石岳壁画(ごうじゃくだけへきが)
- 44 サム・モンローのボイスレコーダー
- 45 カセットテープ
- 46 サム・モンローからのメッセージ
- 47 羽生蛇村民話集(はにゅうだむらみんわしゅう)
- 48 焔薙秘録(えんじひろく)
- 49 サム・モンローの日記
- 50 ポータブルオーディオプレーヤー
- 『SIREN: New Translation』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- オープニングのロケ地
- 英語の空耳
- 「ガンダム最高っす」
- 「出ねぇって(ノリツッコミ)」
- 海外展開を意識
- エンディング以上の予算をかけた「恋の三角海域SOS」