迷宮組曲ミロンの大冒険（ゲーム）のネタバレ解説・考察まとめ (2/13)

迷宮組曲ミロンの大冒険（ゲーム）のネタバレ解説・考察まとめ

2023.01.03

『迷宮組曲ミロンの大冒険』とは、1986年に日本のゲームメーカーであるハドソンから発売されたファミリーコンピュータ用アクションRPG。
プレイヤーは主人公である「ミロン」を操作し、魔人マハリトを倒して奪われた楽器を取り返し、王女エルシラを救出する事を目指す。
タイトルの「組曲」という単語も大切な要素となっており、「音楽」が全体を通して雰囲気の軸となっている。
中でもストーリー進行に合わせてゲーム画面中だけでなく、BGMにも変化が起こるボーナスステージの演出は印象的。

『迷宮組曲ミロンの大冒険』のゲームシステム

基本は『スーパーマリオブラザーズ』でポピュラーになった横スクロール型のアクションゲームであり。
左右の移動とジャンプ、そして本作独自の仕様としてBボタンによるバブル攻撃がある。
バブルはシャボン玉のような見た目をしており、一定距離を進むと破裂して消滅する。

怪物に当てて攻撃に使用する事はもちろん、一見すると何もないような空間にバブルを打ち込む事で隠し扉などが出現する事もある。
威力や飛距離、連射可能なスピードなどは物語の進行に応じて強化されていく。

また、ミロンには体力が設定されており、怪物の攻撃を受けたりトゲ罠や炎触れるなどする事で減っていく。
体力がなくなってしまうとゲームオーバーとなってしまう。
多くのゲームで取り入れられている体力がなくなった後に規定の回数だけ復活できるライフ制（残機とも呼ばれる）では無い点も特徴。
体力そのものも低めという事もあり、本作は高難易度のゲームとされるケースが多い。

プレイヤーはこのミロンを操作し、ガーランド城を探索していく。
最終目的は魔人マハリトを倒し王女を救出する事である。

ボーナスステージ

ボーナスステージ

ステージ中に隠されている「楽器箱」に触れる事でボーナスステージへ入る事が可能。
ボーナスステージにはこの方法でのみ挑戦する事が可能で、通常の迷宮から入る扉などは存在しない。
五線譜のデザインの床下から音楽記号が飛んでくるのを制限時間内により多く集めるのが目的。
制限時間終了後に獲得した得点が4点につきコイン1個が手に入る。
音楽記号は通常の音符が1点、＃（シャープ）が2点、♭（フラット）が-1点となる。

50点以上を獲得して終了するとコインを2点につき1個の計算式で獲得できる。

ステージでは演奏者が7人並んでいるものの、ボーナスステージ初挑戦の際は楽器を手にしているのは太鼓の1人だけであり、BGMも太鼓のパートしか演奏されない簡素なものとなっている。
ボーナスステージに挑戦する回数を重ねるたびに演奏者の手に楽器が渡っていき、7回目の挑戦で全パートが揃ったBGMが完成する。

1階

離れコインの部屋

離れコインの部屋

最初に挑む事になる迷宮。
マップ上部に隔離された区画があり、序盤は入る事ができない。
3階に到達した後に再び訪れる機会がある。

石段の部屋

石段の部屋

マップ右下に巨大な階段がある迷宮。
この迷宮には内部にショップが存在し、離れコインの部屋よりも安い値段でシューズを購入できる。

2階

ドミノの部屋

ドミノの部屋

上に乗ると壊れてなくなるドミノブロックが罠として多数配置されている。
この迷宮にもショップが存在し、ランプを購入する事ができる。

ハドソンの部屋

ハドソンの部屋

下部にブロックで「hudson」と書かれているのが特徴の迷宮。
ここで遠距離攻撃をする敵が多く登場する。
ここまでの迷宮よりも高い難易度のエリアである。

井戸

井戸

2階から飛び降りる形で入ることができる迷宮。
アイテムのランプを持っていないと真っ暗闇で何も見えずまともに攻略できない。

地下牢の部屋

地下牢の部屋

井戸の奥の隠し扉の先にある迷宮。
縦に長い部屋を垂直に落下していく。
迷宮とは言ってもとても短いエリアで、続く火の部屋へのつなぎの役割を担う。

天外魔境ZERO（ゲーム）のネタバレ解説・考察まとめ

『天外魔境ZERO』とは、ハドソン社（2012年コナミ社に吸収）より1995年に発売されたロールプレイングゲーム。PCエンジンなどで展開してきた天外魔境シリーズにおける外伝的な扱いの作品であり、唯一のスーパーファミコン作品。企画・原案は『サクラ大戦』『魔神英雄伝ワタル』シリーズで知られる広井王子。物語の舞台は、「外国人からみた誤った日本観」をコンセプトとした架空の国「ジパング」。天より600年前に地上に降りてきた、人間とは異なる種族・火の一族と地獄の軍団との戦いを描く。

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