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CYBERブルー（漫画）のネタバレ解説・考察まとめ

『CYBERブルー』とは、原作・bob、脚本・三井隆一、作画・原哲夫によるSFバイオレンスアクション漫画。集英社の『週刊少年ジャンプ』上で、1988年から1989年にかけて連載された。ジャンプコミックス単行本は全4巻。
荒廃の地、惑星ティノスを舞台としたSF世界の中で、無敵の超人サイバービーイングとなった少年ブルーが元老たち悪を倒すバトル作品。連載終了後もリメイク版が数作発表されており、2013年1月にはパチンコが発売されている。

最初に開拓者としてティノスに送り込まれた五人の少年たちの内の生き残りの老人で、彼らが乗ってきた宇宙船「ノエル」の船内で眠り続けていた。少年たちの中で唯一の穏健派であったために命を狙われ、冷凍睡眠に入る以前に殺されかけて瀕死の重症を負っていた。残りの四人の子孫である元老たちの企みを阻止するべくブルーに全てを託し息絶える。

ローニィ

アレンと同じくブルーの仲間。戦闘力は皆無だが、虚数の力・シャドーフォースを操ることが出来、その力に目をつけた元老ガザによってバイオビーイング製造の道具とされる。しかし、不老不死になろうと目論んだガザが、自分の体にローニィを取り込んだ際に、彼を老化させ殺害した。その後、彼の体組織を利用して復活して、ブルーの宿敵である戦闘兵器バイオビーイングが誕生した。

クレア

地球育ちで地球連邦政府の特別麻薬捜査官。正義感が強く、麻薬の流れを追ってティノスまで捜査にやってきたところを暴漢に襲われそうになったが、ブルーに助けられる。当初はブルーを得体の知れない野蛮人として警戒していたが、共に行動するうちに元老たちの画策する地球征服作戦のことを知り、また次第に彼に惹かれ、協力するようになる。

ジョーK（キング）

本名はレッドイーグルで、その名の通り赤いワシの刺青が胸に彫られている。戦争の星ジーク星の特殊部隊の生き残りであり、誇り高き孤高の戦士。卑怯な手は使わずに正々堂々と戦う。自らの身体を薬物により強化改造しているため、戦闘力が異常進化している最強のバトルマシーン。ブルー抹殺のために雇われた傭兵だったが、敗れた後はブルーのことを戦友と呼んで協力者となる。

元老とその関係者

ロザリエ

四元老の1人で、元老の内最初に登場した。ティノス中に麻薬を蔓延させ、暴利を貪っている。ブルーを分厚い特殊防弾ガラスの部屋に閉じ込めて毒ガスで殺害しようとしたが、防弾ガラス壁に押し付けた自身の両手をガラスと融合させた上で再度元に戻して破砕するという方法で脱出したブルーに、ガラス片で真っ二つに断たれ殺された。

ガザ

四元老の中で最大の権力を持っており、地球と全ての植民惑星を手中に収めようと企む悪党。顔のモチーフはミュージシャンのプリンス。バイオビーイングの開発に多大な出資を行っており、全知全能の神を目指している。欲しいものは何でも手に入れようとする非常に強欲な男。最後は永遠の生命を手に入れようとして、逆に不死生命体によって自身の生命を枯渇させられミイラのように干からびて粉々に崩壊する。

ブレイ

四元老の一人で、幼い頃はティノスでガルゴと共に育っていた青年。ガザの命令を受けたガルゴに殺されるが、実は地球侵略を否定し、ガルゴに殺されることを望んで戦いに臨んでいた。これにより、ガルゴも「友情」を学ぶ事となった。

ワイザー保安官

ティノスのセイキュリティポリスカンパニーの保安官。外見は紳士に見えるが、実は犯罪者とも協力している悪徳警官。ブルーを罠に嵌め、ブルーを蜂の巣にして殺した。ティノス警察署長にまで上り詰めるが、最後はブルーによって討伐された。

ディック

悪徳警官ワイザーと一緒に悪さを働いていた詐欺師。外見は禿げ頭の小男。ブルーから全財産をだまし取ってファッツを売りつけた。生き返ったブルーによって脳天を撃ち抜かれて殺害された。

フィリッツ

ディックがブルーを暗殺するために雇ったプロのスナイパー。ディックの依頼を受けて1㎞先のヘリコプターからブルーを狙撃しようとしたが逆に返り討ちに遭って殺された。

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