デスパレートな妻たち(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『デスパレートな妻たち』とは2004年から2012年までの8年間アメリカで放送されていたサスペンスコメディドラマ。全8シーズン放送された。郊外の閑静な住宅街のウィステリア通りが舞台となって平凡な主婦が様々な事件を巻き起こす。サスペンス、ミステリー、ロマンス、コメディといった様々な要素を取り入れてある。隣人であり友達でもある主婦が裏切りあいながらも友情で事件や人生を乗り越えていく様子は視聴者から反響を呼んだ。アルゼンチン、エクアドル、コロンビアではリメイク版も存在するほどの人気を博している。

カルロス・ソリス(演:リカルド・アントニオ・チャビラ)

吹き替え:土師孝也(はしたかや)
ガブリエルの最初の夫で実業家。母親想いで、素直。だが、妻には言うことをきかせるために何でも買い与えるタイプ。ベッド下にあった男物の靴下を見つけたことを機に、ガブリエルの不倫を疑い始める。母親のホワニータを呼び出して相談し、協力を得る。仕事仲間のタナカ(海外逃亡中)にはめられ、強制労働の罪で監獄にはいることとなる。ガブリエルの協力により、電子監視装置つきの自宅軟禁とされる。ただ仕事には復帰できないため、ガブリエルに養ってもらう身に。ガブリエルとの間に子供が欲しいため、ガブリエルが外出中の時に避妊用のピルをすりかえる。カルロスの浮気が発覚後ガブリエルとの離婚。その後はイーディと付き合うが、ガブリエルを忘れられない。

ジョン・ローランド(演:ジェシー・メトカーフ)

吹き替え:坂詰貴之(さかづめたかゆき)
ソリス家で庭師のアルバイトをする高校生。スポーツマンでロマンチスト。ガブリエルと不倫している一方、学校では純潔クラブのメンバーとして活動。探し回って傷ひとつない完璧なバラを探してくるなど、不倫ではあるがガブリエルをとても愛している一面を見せる。ガブリエルと情事後に慌てて帰ったため、ベッドの下に靴下を忘れてしまう。それをカルロスに見つかるが、ガブリエルの機転により助かる。その後も不倫関係は続いたが、破局する。高校卒業間近になり、大学には行かずに造園業に就職してガブリエルを養い結婚しようと思いたって実家を出て一人暮らしをはじめる。ジョンの両親に説得するよう頼まれて訪れたガブリエルに祖母のリングで求婚するが、「あなたはおもちゃなの」と言われ、撃沈。それ以降は造園業で成功しホテル会社の社長令嬢と婚約して子供にも恵まれたが、破局してレストランのオーナーになった。

ホワニータ・ソリス(演:マディソン・デ・ラ・ガーザ)

吹き替え:松久保いほ(まつくぼいほ)
ガブリエルとカルロスの娘。シーズン4終盤の5年経過後に生まれている。非常に太った体型をしており、食べるのが大好きである。妹のセリアと一緒に母ガブリエルのドレスや化粧品を使って遊び、よく叱られている。スーザンの息子のMJを苛めていた時期があった。シーズン6からは、MJと同じ学校に入学することとなる。風貌が母親と似ていないことを気にしており、シーズン7ではホワニータの出生に関する衝撃の事実が明かされる。

アナ・ソリス(演:マイアラ・ウォルシュ)

吹き替え:弓場沙織(ゆみばさおり)
ソリス家に引き取られたカルロスの従姉妹で10代の美しい女の子。持ち前の美貌で男の子にあれこれと用事を片付けさせたり反抗的な態度にガブリエルも手を焼いている。

イーディの関係者

オースティン・マカン(演:ジョシュ・ヘンダーソン)

オースティン(写真右)

吹き替え:勝杏里(かつあんり)
イーディの甥。少年院に入ったことがある不良少年。立てこもり事件を機にジュリーと交際を始めるが、当初ジュリーには体を許してもらえずその代わりダニエルと関係を持つようになる。ダニエルの妊娠が判明したため、ジュリーと別れてフェアビューを去ることになる。当初はジュリーと別れることも去ることも嫌がっていたがアンドリューから「お前はジュリーにふさわしい男じゃない」と諭され別れる決意をする。

デーブ・ウィリアムズ(演:ニール・マクドノー)

吹き替え:大川透(おおかわとおる)
イーディの新しい夫。ウィステリア通りに引っ越してきたのも彼の提案。実はスーザンが交通事故によって死なせた親子の遺族であり、表向きはマイクがしたことになっているため、マイクに復讐しようとする。その後、スーザンの運転ミスだと知りスーザンに復讐しようとするが思いとどまって精神病院に入ることとなる。

キャサリンの関係者

ディラン・メイフェア(演:リンジー・フォンセカ)

吹き替え:花村さやか(はなむらさやか)
キャサリンの娘で連れ子。以前は実の父・ウェインと家族3人でウィステリア通りに暮らしていたため、ジュリーとは仲良しだった。しかしジュリーと共有しているはずの当時の記憶が一切ないと言う。改めて仲良くする一方でジュリーは「あれはディランじゃない」と確信を持つ。実は本当のディランは幼少期に睡眠中に本棚が倒れる事故にあって死亡しており、その後山中に遺体を埋めて施設からよく似た子を連れてきていた。第5シーズン以降はキャサリンとは離れて暮らしており、結婚していて子育てをしている。第6シーズンにキャサリンが精神に異常をきたした時に再登場する。その際キャサリンからはマイクと結婚したと嘘を知らされており、スーザンによって真相を知ることとなる。

メアリー・アリス・ヤングの関係者

hiroa3
hiroa3
@hiroa3

Related Articles関連記事

君が生きた証(Rudderless)のネタバレ解説・考察まとめ

君が生きた証(Rudderless)のネタバレ解説・考察まとめ

『君が生きた証(Rudderless)』は2014年にアメリカで製作された音楽映画である。『ファーゴ』などで知られるベテラン俳優ウィリアム・H・メイシーの初監督作品である。優秀な広告マンだったサムは、大学生の息子ジョシュを銃乱射事件で失ってしまう。悲しみからすさんだ生活をしていたサムはジョシュが残した歌があることを知り、ライブバーで飛び入り参加し、歌を披露する。そこで出会った青年クエンティンとバンドを結成することになるが、サムには大きな秘密があった。

Read Article

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』とは、カプコンが発売したホラーサバイバルゲーム『バイオハザード』を原作とした実写映画である。この映画はゲームシリーズ『バイオハザード』と『バイオハザード2』をリブートした作品となっており、ゲームでお馴染みのクレア、クリス、レオン、ジル、ウェスカーなどのキャラクターやゾンビなどのクリーチャーも数多く登場している。作品を手掛けるのはホラー・スリラー映画監督であるヨハネス・ロバーツである。

Read Article

13デイズ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

13デイズ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『13デイズ』とは、2000年にアメリカで制作された政治映画である。アメリカの隣国キューバにソ連が核ミサイルを配備していることがわかり、核戦争の危険が一気に高まった。未曽有の危機に直面したケネディ大統領は軍事行動ではなく、海上封鎖の実施を決断する。アメリカと世界を、核戦争の瀬戸際にまで追いつめたキューバ危機の発生から回避までが緊迫感あふれるストーリー展開で描かれていく。主要キャストはブルース・グリーンウッド、スティーヴン・カルプ。ロジャー・ドナルドソンが監督を務めた。

Read Article

誤訳が多い?字幕翻訳家・戸田奈津子に対する怒りの数々をまとめてみた

誤訳が多い?字幕翻訳家・戸田奈津子に対する怒りの数々をまとめてみた

日本を代表する翻訳家として知られる戸田奈津子。これまで数々の映画の字幕翻訳を手がけ、私たちもそれを当たり前のように視聴してきました。ところが、実際には彼女の翻訳が間違いだらけだとして問題になっているようで、様々な議論が交わされています。この記事では、そんな戸田奈津子の誤訳に寄せられた声についてまとめました。叩くのは簡単だけど、語学って本当に難しいんです。文句ばかり言うんだったら、いっそのことご自分で訳されてはいかがでしょうか。あぁもちろん、細かなニュアンスも完璧に、誰からも批判されないヤツをね!

Read Article

目次 - Contents