デスパレートな妻たち(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『デスパレートな妻たち』とは2004年から2012年までの8年間アメリカで放送されていたサスペンスコメディドラマ。全8シーズン放送された。郊外の閑静な住宅街のウィステリア通りが舞台となって平凡な主婦が様々な事件を巻き起こす。サスペンス、ミステリー、ロマンス、コメディといった様々な要素を取り入れてある。隣人であり友達でもある主婦が裏切りあいながらも友情で事件や人生を乗り越えていく様子は視聴者から反響を呼んだ。アルゼンチン、エクアドル、コロンビアではリメイク版も存在するほどの人気を博している。
ポール・ヤング(演:マーク・モーゼス)
吹き替え:大塚芳忠(おおつかほうちゅう)
メアリー・アリスの夫。投資家。妻の自殺をきっかけに、夫婦で隠していた秘密を葬ろうとする。メアリーアリスの死後、たまたま遺品整理の時にスーザンたちにより脅迫状が見つけられ、妻が脅迫されていたことを知る。その脅迫状を出した犯人を捜そうと探偵を雇う。当初ポールの家を売る手伝いをしている不動産屋のイーディーがたまたま訪れた際に忘れた書類によりイーディーを疑うが、犯人はマーサ・フーバーだと知り殺害する。第2シーズン最後でフェリシアの罠にはまり刑務所に入ることとなる。第3シーズンではザックに助けてもらおうとするが、ザックに見捨てられる。その後は出てこず、第6シーズンのラストシーンでフェリシア殺害の冤罪を晴らせたため再登場する。リーを通じてスーザンが貸した家に住むことになるが、スーザンは借りたのがポールだと知らなかった。自分を見捨てたウィステリア通りの人間を恨んでいるため復讐しようと企んでおり、スーザン達と対立する。しかし最終的には和解してマーサ殺害の件で自首した。
ザック・ヤング(演:コーディ・カッシュ)
吹き替え:内埜則之(うちののりゆき)→石井揮之(いしいてるゆき)
メアリー・アリスの息子。母の死で精神的に不安定になり、死後の母親への配慮がかけていると父親に対する対応がとてもきつくなる。ポールを殴るなどから、手に負えなくなり精神病院へ入院させられる。精神治療をポールより拒否され、投薬治療のみを行う。心優しいジュリーに恋するが、スーザンにジュリーとのキス現場を見られて以来はスーザンからは特に大反対されている。スーザンとの口論の末、机をぶつけるなどの暴行を加えたことでさらにスーザンからは認めてもらえない立場となる。シーズン2の終盤にて大富豪である祖父の遺産を相続、世界でも有数の高額所得者となる。シーズン3では、その資産をバックにガブリエルと付き合おうとするも失敗する。その後は出てこず、第7シーズンで再登場しポール狙撃の犯人であることが明らかになる。祖父から受け継いだ財産は無茶苦茶な散財によってすっかり使い果たしてしまっていて、屋敷を差し押さえられるほどにまでに落ちており安モーテルに住んでいる。薬に溺れている事も判明し、マイクとポールによって更生施設に入ることになる。
その他のキャラクター
ベティ・アップルワイト(演:アルフレ・ウッダード)
吹き替え:山像かおり(やまがたかおり)
シカゴからウィステリア通り4351番地(マリンズ邸)に二人の息子と共に越してきた。知的障害のある長男ケイレブが、次男マシューの元恋人メラニーに告白して拒絶され彼女を襲い死なせてしまったとベティに告白。そのためケイレブの殺人を隠匿すべく、住み慣れたシカゴを離れフェアビューに転居。 ピアニストをしておりレックスの葬儀の際ブリーの頼みでオルガン奏者を務めたり、スーザンのレッスンを引き受けたりしている。
カレン・マクラスキー(演:キャスリン・ジューステン)
吹き替え:谷育子(たにいくこ)
スカーボ家の斜向かいに住む未亡人。毒舌家。近所にいつも目を配っている。リネットとは犬猿の仲だったが徐々に友情が芽生え、シーズン2からはベビーシッターとしてスカーボ家に出入りするようになる。シーズン8では、本編中最大の役目を果たした後、希望通り自宅にてロイに看取られ、ストーリーと共に人生の幕を下ろす。
リー・マクダーモット(演:ケヴィン・ラーム)
吹き替え:桐本琢也(きりもとたくや)
ボブのパートナー。ボブを愛してはいるが、何かと強く言ってくる彼に逆らえず、少し無理して我慢している節がある。シーズン4終盤でボブと誓約式を挙げた。シーズン6以降は不動産業に就いている。舞台マニア。レネと仲が良い。養女のジェニーを溺愛している。
ボブ・ハンター(演:タック・ワトキンス)
吹き替え:大西健晴(おおにしたけはる)
シーズン4序盤で登場する、同性愛者の男性。弁護士。「都会はゴミゴミしている」のと白い目を避けるために恋人・リーと共に越してきた。生活費やペースなどの実質上の主権は彼が握っている。スーザンの隣の家に越してきて、いきなり悪趣味なオブジェを設置して町内会で問題になるなど、かなりのトラブルメーカー。シーズン4終盤でリーと誓約式を挙げ、法律上のパートナーとなった。意外にも趣味はスポーツ観戦で、カルロスと気が合う。
ベン・フォークナー(演:チャールズ・メジャー)
吹き替え:小杉十郎太(こすぎじゅうろうた)
ウィステリア通りに越してきた独身のイケメン。レネが一目ぼれして後に恋人となる。
マシュー・アップルワイト(演:メッカド・ブルックス)
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目次 - Contents
- 『デスパレートな妻たち』の概要
- 『デスパレートな妻たち』のあらすじ・ストーリー
- 物語の始まり
- 新しい隣人とそれぞれの生活
- 新しい生活と新たな事件
- 子供たちの危機
- それぞれの結末
- 『デスパレートな妻たち』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- スーザン・メイヤー(演:テリー・ハッチャー)
- リネット・スカーボ(演:フェリシティ・ハフマン)
- ブリー・バン・デ・カンプ(演:マーシア・クロス )
- ガブリエル・ソリス(演:エヴァ・ロンゴリア)
- イーディ・ブリット(演:ニコレット・シェリダン)
- メアリー・アリス・ヤング(演:ブレンダ・ストロング)
- キャサリン・メイフェア(演:ダナ・デラニー)
- アンジー・ボーレン(演:ドレア・ド・マッテオ)
- レネ・ペリー(演:ヴァネッサ・ウィリアムズ)
- スーザンの関係者
- ジュリー・メイヤー(演:アンドレア・ボーウェン)
- マイク・デルフィーノ(演:ジェームズ・デントン)
- カール・メイヤー(演:リチャード・バージ)
- MJ・デルフィーノ(演:メイソン・ヴェール・コットン)
- リネットの関係者
- トム・スカーボ(演:ダグ・サヴァント)
- ポーター&プレストン・スカーボ(演:シェーン&ブレストン・キンズマン→マックス&チャーリー・カーヴァー)
- パーカー・スカーボ(演:ゼーン・ヒュエット→ジョシュア・ローガン・ムーア)
- ペニー・スカーボ(演:ディラン&ジョーダン・クライン→ダリエン&キルスティン・ピンカートン→ケンダル・アップルゲイト→ダーシー・ローズ・バーンズ)
- ケイラ・スカーボ(演:レイチェル・G・フォックス)
- ブリーの関係者
- レックス・バン・デ・カンプ(演:レックス・バン・デ・カンプ)
- アンドリュー・バン・デ・カンプ(演:ショーン・パイフロム)
- ダニエル・バン・デ・カンプ(演:ジョイ・ローレン)
- ジョージ・ウィリアムズ(演:ロジャー・バート)
- オーソン・ホッジ(演:カイル・マクラクラン)
- チャック・バンス(演:ジョナサン・ケイク)
- ガブリエルの関係者
- カルロス・ソリス(演:リカルド・アントニオ・チャビラ)
- ジョン・ローランド(演:ジェシー・メトカーフ)
- ホワニータ・ソリス(演:マディソン・デ・ラ・ガーザ)
- アナ・ソリス(演:マイアラ・ウォルシュ)
- イーディの関係者
- オースティン・マカン(演:ジョシュ・ヘンダーソン)
- デーブ・ウィリアムズ(演:ニール・マクドノー)
- キャサリンの関係者
- ディラン・メイフェア(演:リンジー・フォンセカ)
- メアリー・アリス・ヤングの関係者
- ポール・ヤング(演:マーク・モーゼス)
- ザック・ヤング(演:コーディ・カッシュ)
- その他のキャラクター
- ベティ・アップルワイト(演:アルフレ・ウッダード)
- カレン・マクラスキー(演:キャスリン・ジューステン)
- リー・マクダーモット(演:ケヴィン・ラーム)
- ボブ・ハンター(演:タック・ワトキンス)
- ベン・フォークナー(演:チャールズ・メジャー)
- マシュー・アップルワイト(演:メッカド・ブルックス)
- ケイレブ・アップルワイト(演:ページ・ケネディ→ナショーン・キヤース)
- ニック・ボーレン(演:ジェフリー・ノードリング)
- ダニー・ボーレン(演:ボー・マーショフ)
- 『デスパレートの妻たち』の用語
- ママ・ロボ3000
- フェアビュー市ウィステリア通り
- ケータリング会社
- デスパレート
- 『デスパレートな妻たち』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ガブリエル「貧しさは心の問題なの。今もうちは貧しくない」
- ガブリエル「私は間違っていた。あなたがそれで幸せになれるなら、仕事を辞めてカウンセラーを目指すべきよ」
- ブリー「これ以上、自分を誤魔化さない方が良い。男女の愛は冷めても子供への愛情は冷めることはない。今からでも子育てができる」
- マイク「一途に愛す。ひたすら愛す。イチゴアイスより君を愛す」
- レネ「偉くなった分、一緒に居る時間は減っていく。そのお陰で贅沢ができるのよ。当然の代償」
- ガブリエルが自分のトラウマと対峙したシーン
- 『デスパレートな妻たち』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- オーソンは最後まで残る設定ではなかった
- シリーズで命を落としたキャラクターの人数
- ビデオゲームが大ヒット
- ブリーは本当は妊娠していた
- ガブリエルの裏話
- 『デスパレートな妻たち』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:Geek Music「Desperate Housewives (Main Theme) 」
- 挿入歌:シーデイジー「ゴッド・ブレス・ザ・アメリカン・ハウスワイフ」
- 挿入歌:シャナイア・トゥエイン「シューズ」
- 挿入歌:アンナ・ナリック「バンド・オブ・ゴールド」
- 挿入歌:マルティナ・マクブライド「ハーパー・バレイ・pta」
- 挿入歌:リアン・ライムス「ランニング・アウト・オブ・タイム」
- 挿入歌:ジョス・ストーン「トリート・ミー・ライト(アイム・ユアーズ・フォー・ライフ)」
- 挿入歌:グロリア・エステファン「ヤング・ハーツ・ラン・フリー」
- 挿入歌:ダニー・エルフマン「デスパレート・ハウスワイヴス・テーマ」
- 挿入歌:Rinka「Xxx(Millions Kisses) (Japan Bonus Track)」
- デスパレートな妻たち ORIGINAL SOUNDTRACK