鏡音リン・レン(VOCALOID)の徹底解説まとめ

鏡音リン・レン(かがみね リン・レン)とは、音楽制作ソフトの開発・販売等を行っている「クリプトン・フューチャー・メディア」から発売されている音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用ボーカル音源の1種およびキャラクターである。声優・下田麻美(しもだ あさみ)の声をもとに制作され、ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID(通称:ボカロ)』に対応したボーカル音源となっている。ボカロブームのきっかけとなった初音ミクの次に制作され、約7ヶ月で2万本という売上数を出した。

『鏡音リン・レン Act2』の追加音源ソフト。発売日は2010年12月27日。
鏡音リン・レン誕生3周年目を祝うイベント『鏡音誕生祭2010』にあわあせて売り出されたソフトである。このソフトにより、鏡音リン・レンそれぞれに、異なる3種類のボイス、計6種類のボイスが追加される事となった。初期のボイスとあわせて、計7種類のボイスが使えるようになった形である。
鏡音リンに追加されたボイスは「power」、「warm」、「sweet」の3種類。これにより『鏡音リン Act2』時の得意音楽ジャンルに加え、「ロック系全般」、「ポップス」、「ダンス」、「演歌系全般」、「ソフトロック」、「バラード」、「ポップス」、「フォーク」、「ボサノバ」、「フレンチポップ」、「アンビエント」、「エレクトロニカ」も新たに追加された。
鏡音レンに追加されたボイスは「power」、「cold」、「serious」の3種類。これにより鏡音リン同様に、『鏡音レン Act2』時の得意音楽ジャンルに加え、新たに「ロック系全般」、「ポップス」、「ダンス全般」、「演歌系全般」、「ソフトロック」、「ポップス」、「フォーク」、「バラード」、「ポストロック」、「サイケ」、「アンビエントダブ」、「エレクトロニカ」が追加された。
なお、『鏡音リン・レンAppend』はあくまでも追加音源ソフトの為、『鏡音リン・レンAppend』単体での使用は不可能。使用するには『鏡音リン・レン Act2』のインストールが必要である。

さらに新たな『鏡音リン・レン』という事もあり、『鏡音リン・レン Append』用に新たなデザインが制作された。前回は制服のような服装であった鏡音リン・レンの衣装が、『鏡音リン・レン Append』では近未来的な雰囲気のある服装へと様変わりしている。
イラストを担当したのは、イラストレーターのオサムである。

鏡音リン・レン V4X/鏡音リン・レン V4 ENGLISH

『鏡音リン・レン V4X/鏡音リン・レン V4 ENGLISH』版の鏡音リン・レン。

ヤマハの音声合成システム『VOCALOID』シリーズの4機目、『VOCALOID4』をもとにして作られたソフト。日本語音源版の『鏡音リン・レン V4X』と英語音源版の『鏡音リン・レン V4 ENGLISH』が存在しており、両ソフトを同梱したバイドル版が2015年12月24日に発売されている。
新たなシステムを使い制作した事で、『鏡音リン・レン Act.2』で改善された鏡音リン・レンのボイスの滑舌、力強さ、声の明瞭度が今まで以上に向上。さらには『VOCALOID4』に備えられた機能「クロスシンセシス(2つの異なる歌声を一緒に使う事ができる機能)」とクリプトンが開発した歌声を拡張する事に長けた機能「E.V.E.C.(イーベック)機能」が追加された事で、従来の鏡音リン・レンよりもメリハリのある歌声を作る事が可能となった。この他にも柔らかい声や、息が多い声といったボイスデータの追加や、クロスシンセシス同様に『VOCALOID4』に備えられた機能「グロウル(「ダミ声」、「悪声」、「がなり声」といった声のこと。 日本では「デスボイス」と言われる事もある)」の使用も行えるようになっていたりと、バラエティー豊かなボイスの制作が可能なソフトに仕上げられている。

鏡音リン・レンのデザインそのものは、『鏡音リン・レンAct.2』に近しい。しかし鏡音リンの胸のスカーフがリボンに、ズボンの色が白に、さらには鏡音リン・レンがつけていたヘッドフォンのデザインが大幅に変更されていたりと、様々な細かいデザインの変更が行われている。『鏡音リン・レンAct.2』と比べると、全体的にあか抜けた印象を抱くデザインである。
イラストを担当したのは、『初音ミク V3』、『初音ミク V4』、『初音ミク NT』でもイラスト制作を務めた、イラストレーターのiXima。

鏡音リン・レンの活動経歴

ボカロには、様々なライブ・フェスイベントが存在する。この項目に記載されているもの以外にも、企業が関わる大きなイベントからボカロP等の鏡音リン・レンユーザーやファンによる個人主催でのイベント・ライブ等が多く開催されている。

THE VOC@LOiD M@STER

『THE VOC@LOiD M@STER(略称:ボーマス)』は、同人イベント情報サイトのケットコムにより都内を中心に開催されているボカロ専門の同人即売会である。
名前の由来は、人気アイドル育成ゲーム『THE IDOLM@STER』をもじってつけられた。元は2007年11月に複数のジャンルの同人オンリーイベント『スキマフェスティバル』内で開催されていたイベントの1つであった。その後、単独開催を定期的に行うようになり、2012年からは株式会社ドワンゴ主催の『ニコニコ超会議』内でも行われるようになった。
ボカロPや歌い手、弾いてみた等のボカロ関連の動画をあげているユーザー達による同人音楽CDの販売に加え、ボカロファンによる同人誌やグッズの販売、コスプレといったものも行われている。関連企業の出店も行われており、2010年2月に行われたボーマスでは会場内にステージを設け、参加者によるライブを行うイベント『Live Special』も行われた。

鏡音リン・レンオンリーイベント

東京都中央区日本橋にある綿商会館にて、2013年から定期的に行なわれている鏡音オンリーの同人即売会である。イベント名は開催毎に変わる。総称として『鏡音リン・レンオンリーイベント』と呼ばれている。鏡音リン・レンを使用した楽曲を扱ったCDやイラスト集などの同人誌、さらにはグッズ、コスプレ等の企画・展示・頒布を行うイベントとなっている。毎回多くの鏡音ユーザーによる参加が行なわれており、鏡音リン・レンのみを取り扱ったイベントとしては最大のものだと推測される。
なお、サークル(販売側)として参加したい場合は、「今年3月までに義務教育課程を修了していること」、「当日、鏡音リン・レン関連の創作物を1種類以上頒布できること」、「成人向け頒布物がある場合はサークル代表者が当日までにその年齢に達していること」をクリアしている事が必須である。一般参加の場合は、参加費としてイベントカタログを1部購入する決まりとなっている。

初音ミク ライブパーティー

『初音ミクライブパーティー』(略称:ミクパ)は2011年から2013年までの間に行われていたライブ・コンサートの名称である。なお、名称に「初音ミク」とついてはいるが、初音ミク以外のボカロ達の楽曲の演奏も行なわれたボカロライブ・コンサートとなっている。
2011年開催当時は初音ミクの名前にちなんで「ミクの日」である3月9日に行われていたが、あまりの人気ぶりから3月9日以外の日程でも行われるようになった。開催は日本国内だけでは収まらず、ロサンゼルスや香港などの海外での開催も行われ、2年間の間に計6会場、10公演を開催する事となった。延べ2万5000人以上の観客を集めたとされている。

ミクの日大感謝祭

2012年3月8日、9日の2日間を通して行われた公演。ミクパの1つでもある。会場はTOKYO DOME CITY HALL。昼夜の2部構成を2日間、計4公演が行われるライブ・コンサートとなった。
2日間とも異なる内容のライブ・コンサートとなっており、1日目には初音ミク、鏡音リン、鏡音レン、巡音ルカ、KAITOを登場させ、2日目にはKAITOの代わりにMEIKOが登場しての演奏が行われた。
4公演あわせて1万人を動員。さらには夜公演はインターネット放送に加え、日本国内24館と上海、香港、台湾の映画館での中継も行われた。同年8月29日にはBlu-ray、DVD、CDの発売が行われ、『初音ミク ミクの日大感謝祭 2DaysコンプリートBOX【Blu-ray+CD】 初回受注生産限定盤』に関しては、同年9月10日付けの週間BDランキングで総合初となる1位にランクインした。

マジカルミライ

2013年8月30日に開催されて以降、定期的に行われるようになったボカロ関連のイベント最大級の複合型イベント『マジカルミライ』。開催当初は初音ミクやその他ボカロ達によるライブを行うエリア『マジエリア』、初音ミクの創作の文化にまつわる展示やワークショップが展開されたエリア『カルエリア』、コラボレーション企画やグッズが売られたコーナー『ミライエリア』の3つのエリアで構成されたイベントとなっていた。名前の『マジカルミライ』も、それぞれのエリアの名前をあわせる形でつけられたもよう。「『初音ミクのすべて』を1日で体験できるユーザー参加型文化祭」というキャッチコピーで開催されるようになったイベントだが、鏡音リン・レンのような初音ミク以外のボカロも含めた大型ボカロイベントとなっている。
ライブだけではない、様々なボカロの文化に触れる事ができるイベントという事で、毎年多くのファンが殺到している。開催当初のライブは昼、夜の2公演で計1万4千人を動員する事となった。その後、定期的にイベントの開催を行っていく事が決定。また初開催の翌年2014年からは毎年ライブの主題歌が設けられるようになり、2017年には米津玄師の名でアーティストとして活躍しているボカロP ハチが楽曲「砂漠の惑星」を提供し、大きな話題となった。

HATSUNE MIKU EXPO/HATSUNE MIKU EXPO 2016 JAPAN TOUR

2014年5月に行われたボカロの世界ツアー『HATSUNE MIKU EXPO』。インドネシア、ジャカルタで行われ、以降、同年10月にロサンゼルスとニューヨークで、さらに翌年の2015年6月に上海での公演が行われた。その人気の影響から2016年3月に、日本国内で行われたツアーが『HATSUNE MIKU EXPO 2016 JAPAN TOUR』である。福岡、大阪、名古屋、札幌、東京の全5都市をめぐるツアーとなっており、開催時は企画展『初音ミク』の同時開催も行われた。ライブはチケット購入が必要であったが、企画展の入場は無料。ライブに参加できない人でも参加できるイベントとなっていた。
またボカロによる日本国内でのライブツアーはこれが初めての事である。

1215chika
1215chika
@1215chika

Related Articles関連記事

初音ミク(VOCALOID)の徹底解説まとめ

初音ミク(VOCALOID)の徹底解説まとめ

初音ミク(はつねミク)とは、音楽制作ソフトの開発・販売等を行っている会社「クリプトン・フューチャー・メディア(通称:クリプトン)」から発売されている音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用のボーカル音源の1種およびキャラクターである。声優・藤田咲(ふじた さき)の声をもとに制作され、ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID(通称:ボカロ)』に対応したボーカル音源となっている。ボカロブームを日本に生み出したきっかけのソフトであり、ボカロを代表するキャラクターでもある。

Read Article

KAITO(VOCALOID)の徹底解説まとめ

KAITO(VOCALOID)の徹底解説まとめ

KAITO(かいと)とは、音楽制作ソフトの開発・販売等を行っている会社「クリプトン・フューチャー・メディア(通称:クリプトン)」から発売されている音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用ボーカル音源の1種およびキャラクターである。ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID(通称:ボカロ)』に対応したボーカル音源として生まれた。スタジオ・ミュージシャンの風雅なおと(ふうが なおと)の声をもとに制作された男性ボイスのボカロであり、様々な音楽ジャンルに適応したソフトとなっている。

Read Article

MEIKO(VOCALOID)の徹底解説まとめ

MEIKO(VOCALOID)の徹底解説まとめ

MEIKO(めいこ)とは、音楽制作ソフトの開発・販売等を行っている会社「クリプトン・フューチャー・メディア(通称:クリプトン)」から発売されている音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用ボーカル音源の1種およびキャラクターである。ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID(通称:ボカロ)』に対応したボーカル音源として、最初に生み出された。シンガーソングライター・拝郷メイコ(はいごう めいこ)の声をもとに制作されており、様々な音楽ジャンルに適応したソフトとなっている。

Read Article

巡音ルカ(VOCALOID)の徹底解説まとめ

巡音ルカ(VOCALOID)の徹底解説まとめ

巡音ルカ(めぐりね ルカ)とは、音楽制作ソフトの開発・販売等を行っている会社「クリプトン・フューチャー・メディア(通称:クリプトン)」から発売されている音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用ボーカル音源の1種およびキャラクターである。声優・浅川悠(あさかわ ゆう)の声をもとに制作され、ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID(通称:ボカロ)』に対応したボーカル音源となっている。VOCALOID(通称:ボカロ)初の日本語と英語、2つの言語に対応したソフトとして作られた。

Read Article

可不/KAFU(VOCALOID)の徹底解説まとめ

可不/KAFU(VOCALOID)の徹底解説まとめ

可不(カフ、KAFU)とは、クリエイティブレーベル「KAMITSUBAKI STUDIO」が企画を行い、名古屋の複数の企業からなる会社「CeVIO」が自社の音声合成ソフト『CeVIO AI』を用いて制作した音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用のボーカル音源の1種およびキャラクターである。正式名称は「音楽的同位体 可不(KAFU)」。KAMITSUBAKI STUDIO所属の人気バーチャルYouTuber「花譜」の声をもとに制作された事で話題となった。

Read Article

IA(VOCALOID)の徹底解説まとめ

IA(VOCALOID)の徹底解説まとめ

IA(いあ)とは、音楽や映像、ソフトウェア等の企画・開発・販売を行っている会社「1st PLACE」から発売されている音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用ボーカル音源の1種およびキャラクターである。1st PLACE所属のアーティスト・Lia(りあ)の声をもとに制作された。音声合成ソフトである他、1st PLACE所属の「バーチャルアーティスト」としてバーチャル空間プロジェクト「仮想惑星HABINA」に携わるなど、様々な活動を展開している。

Read Article

GUMI(VOCALOID)の徹底解説まとめ

GUMI(VOCALOID)の徹底解説まとめ

GUMI(ぐみ)とは、DTMなどのソフトウェアの開発・販売等を行っている会社「インターネット」から発売されている音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用ボーカル音源の1種およびキャラクターである。ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID(通称:ボカロ)』に対応したボーカル音源として生まれた。正式名称は『Megpoid』であり、GUMIは愛称。声優兼歌手の中島愛(なかじま めぐみ)の声をもとに、「人間らしいボイス」を目指して制作されたボカロとなっている。

Read Article

v flower(VOCALOID)の徹底解説まとめ

v flower(VOCALOID)の徹底解説まとめ

v flower(ぶい ふらわ)とは、ボカロを中心とした次世代のアーティストの発掘育成を行っているレーベル「ガイノイド」から発売されている音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用ボーカル音源の1種およびキャラクターである。ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID(通称:ボカロ)』に対応したボーカル音源として生まれた。キャラクター名は「flower」。愛称は「花ちゃん」。ロックに特化したパワーのある中性的な女性ボイスのボカロとして制作された。音声提供者は非公開にされている。

Read Article

重音テト(VOCALOID・UTAU・バーチャルアイドル)の徹底解説まとめ

重音テト(VOCALOID・UTAU・バーチャルアイドル)の徹底解説まとめ

重音テト(かさね てと)とは、日本最大級の電子掲示板「2ちゃんねる」発祥のバーチャルアイドルキャラクターであり、それをモデルとして制作された音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用ボーカル音源の1種およびキャラクターである。音声合成ソフトの『VOCALOID(通称:ボカロ)』から派生して生まれた存在であり、フリーの歌唱用音声合成ソフト『UTAU』として制作された。声のベースはマルチクリエーターの小山乃舞世(おやまの まよ)。

Read Article

神威がくぽ(VOCALOID)の徹底解説まとめ

神威がくぽ(VOCALOID)の徹底解説まとめ

神威がくぽ(かむい がくぽ)とは、DTMなどのソフトウェアの開発・販売等を行っている会社「インターネット」から発売されている音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用ボーカル音源の1種およびキャラクターである。ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID(通称:ボカロ)』に対応したボーカル音源として生まれた。正式名称は『がくっぽいど』。神威がくぽはキャラクター名である。歌手のGACKT(がくと)の声をもとに制作された。インターネット社初のボカロソフトおよびキャラクターでもある。

Read Article

音街ウナ(VOCALOID)の徹底解説まとめ

音街ウナ(VOCALOID)の徹底解説まとめ

音街ウナ(おとまち うな)とは、CGやキャラクターデザイン等の制作を行っている会社「エム・ティー・ケー」企画による、株式会社「インターネット」社発の音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用ボーカル音源の1種およびキャラクターである。ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID(通称:ボカロ)』に対応したボーカル音源として生まれた。声優・田中あいみ(たなか あいみ)の声をベースにボイスが作られ、後に株式会社「エーアイ」が開発した「AITalk」を用いた発話用ソフトも開発された。

Read Article

結月ゆかり(VOCALOID)の徹底解説まとめ

結月ゆかり(VOCALOID)の徹底解説まとめ

結月ゆかり(ゆづき ゆかり)とは、ボカロP達によるVOCALOID制作チーム「VOCALOMAKETS」企画のパソコン系ソフトウェアの開発・発売を行っている会社「AH-Software」による制作・発売が行なわれた音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用ボーカル音源の1種およびキャラクターである。ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID』と株式会社「エーアイ」が開発した『AI Talk』をに対応したソフトが発売されている。声のもとは声優の石黒千尋(いしぐろ ちひろ)である。

Read Article

MAYU(VOCALOID)の徹底解説まとめ

MAYU(VOCALOID)の徹底解説まとめ

MAYU(まゆ)とは、株式会社「ポニーキャニオン」が運営する音楽レーベル「EXIT TUNES」から発売されている音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用のボーカル音源の1種およびキャラクターである。歌手・森永真由美(もりなが まゆみ)の声をもとに制作され、ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID(通称:ボカロ)』に対応したボーカル音源となっている。EXIT TUNESから発売された唯一のボカロソフトおよびキャラクターである。

Read Article

小春六花(VOCALOID)の徹底解説まとめ

小春六花(VOCALOID)の徹底解説まとめ

小春六花(こはる りっか)とは、キャラクター付き音声合成ソフトの企画やプロデュース、グッズ制作・販売などの音楽に関わる制作を行う合同会社「TOKYO6 ENTERTAINMENT」が行った「キャラクタープロジェクト」の第1弾として制作された音声合成ソフトおよびキャラクターである。クラウドファンデイングを通して資金が集められ、発話用音声創作ソフト『CeVIO AI』と歌声合成ソフトウェア『SynthesizerV』の2つに対応したソフトとして発売された。声のもととなったのは声優の青山吉能。

Read Article

Lily(VOCALOID)の徹底解説まとめ

Lily(VOCALOID)の徹底解説まとめ

Lily(リリィ)とは、DTMなどのソフトウェアの開発・販売等を行っている会社「インターネット」から発売されている音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用ボーカル音源の1種およびキャラクターである。ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID(通称:ボカロ)』に対応したボーカル音源であり、元はアニソンカバーアルバム『anim.o.v.e』のイメージキャラクターとして制作された。声のベースは、音楽グループ・m.o.v.eのボーカルであるyuri。

Read Article

MMDの始め方&使い方まとめ!初心者向け説明動画なども紹介!【MikuMikuDance】

MMDの始め方&使い方まとめ!初心者向け説明動画なども紹介!【MikuMikuDance】

MMD(MikuMikuDance)の始め方や使い方、初心者向けの動画などをまとめてみました。MMDとは、「樋口M」こと樋口優が個人で開発し、自身のウェブサイト「VPVP(Vocaloid Promotion Video Project)」で無償公開しているフリーの3DCGムービー製作ツールです。「MMDを使い方を知りたい」「ニコニコ動画に動画を投稿してみたい」という方にオススメの記事となっています。

Read Article

音楽業界のSEKAI NO OWARIに到達したか?VOCALOID「Fukase」の本気

音楽業界のSEKAI NO OWARIに到達したか?VOCALOID「Fukase」の本気

初音ミク、鏡音リン・リン、KAITO、巡音ルカ……もはや日本の「アーティスト」としての地位を確立し、人気を伸ばしているボーカロイドは、紅白出場をはじめアーティストとしての活動で音楽業界へさらに進出するのではないかと語られています。そんな最中、あのアーティストがボーカロイドになってしまいました。「どういうこと?」と思うかもしれませんが、とにかく参考動画を見たら驚くはず。

Read Article

【ボカロ】バレンタインにオススメの「歌ってみた」10選 甘い恋の歌から悲恋の歌まで勢揃い!【VOCALOID】

【ボカロ】バレンタインにオススメの「歌ってみた」10選 甘い恋の歌から悲恋の歌まで勢揃い!【VOCALOID】

バレンタインにオススメのVOCALOIDの「歌ってみた」を10曲紹介する。歌詞も曲調も可愛くて人気な「ちょこまじ☆ろんぐ」や、ロック調のバレンタイン曲「恋想拡大チョコレイホリック」、切ない恋模様を歌う「常連パティシエー」など。甘くて癒されるものから、胸が痛くなる悲恋の歌まで、それぞれの気分や好みに合わせて聞ける曲が盛り沢山となっている。

Read Article

【初音ミク】厳選10曲!クリスマスに聴きたいボーカロイドの名曲を紹介!【GUMI】

【初音ミク】厳選10曲!クリスマスに聴きたいボーカロイドの名曲を紹介!【GUMI】

メリークリスマス!リア充な方もさみしい方も切ない方も!ボカロのクリスマスソングを聴いて良い夜を過ごしましょう! オススメの"歌ってみた"と"本家"を厳選して10曲紹介しています。ネガティブなネタ曲から切ない曲、温かい曲もあるので、共感できるクリスマス曲があれば嬉しいです。

Read Article

サーキットに舞い降りた歌姫!初音ミクの歴代「レーシングミク」をフィギュアで振り返る!

サーキットに舞い降りた歌姫!初音ミクの歴代「レーシングミク」をフィギュアで振り返る!

初音ミクと言えばネットの世界から一躍有名になったポップカルチャーの象徴ですよね。様々なシーンで活躍する初音ミクはなんとレーシングチームの公式マスコットとしてサーキットに舞い降りていました!今回はそんな「レーシングミク」をフィギュアでご紹介☆登場以来、毎年サーキットで輝く初音ミクの姿は要チェックです!

Read Article

目次 - Contents