MEIKO(VOCALOID)とは【徹底解説まとめ】

MEIKO(めいこ)とは、音楽制作ソフトの開発・販売等を行っている会社「クリプトン・フューチャー・メディア(通称:クリプトン)」から発売されている音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用ボーカル音源の1種およびキャラクターである。ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID(通称:ボカロ)』に対応したボーカル音源として、最初に生み出された。シンガーソングライター・拝郷メイコ(はいごう めいこ)の声をもとに制作されており、様々な音楽ジャンルに適応したソフトとなっている。

MEIKOの概要

MEIKO(めいこ)とは、音楽制作ソフトの開発・販売等を行っている会社「クリプトン・フューチャー・メディア(通称:クリプトン)」から発売されている音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用のボーカル音源の1種およびキャラクターである。楽器や電子音楽器機のブランドの1つであるヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID』に対応したボーカル音源であり、メロディと歌詞を入力し、音源に歌わせる仕組みとなっている。『VOCALOID』システムを用いて制作された日本語用の音声合成システム、最初のソフトとなっている。

発売日は2004年11月5日。当時、DTMソフトの発売はすでに多く行なわれていたが、MEIKOのような音声合成ソフトはまだ存在していなかった。だが、生の声と比較すると不自然さの残る機械音声である事から、発売当初のMEIKOに対するDTMソフトウェア業界の反応はあまり芳しくなかったという。それでも特別な設備や人脈は必要とせず、パソコンのみで歌詞つきの楽曲制作が行なえるという事で、プロではなくアマチュアDTM愛好家から多くの支持を得る事になる。結果、年間1000本売れればヒットと呼ばれるDTMソフトウェア業界において、約1年で3000本売れるという異例の数字を記録した。

その後、2007年に発売された、『VOCALOID』の後継機である『VOCALOID2』をもとに制作された音声合成ソフト『初音ミク』が、年間で約4万2000本も売れるという爆発的ヒットを起こす。これがきっかけとなり、MEIKO達『VOCALOID』システムを使った音声合成ソフト『VOCALOID(通称:ボカロ)』が、ネットを中心に多くの人気を獲得し始める。各動画サイトへのボカロを用いた楽曲投稿はもちろんのこと、ボカロ関連のグッズの発売なども行なわれ、ネット音楽シーンに旋風を巻き起こしていく事となる。その結果、初音ミクよりも先に発売されたMEIKOへの注目も再び集まり、MEIKOは初音ミク達と共にその名前を世間に広めていく事となったのだった。

MEIKOの歴史

2004年、MEIKO誕生

最初に発売されたMEIKOのソフトのパッケージ。

2004年11月5日、MEIKO発売。ヤマハの音声合成システム『VOCALOID』を使った初のボーカルパート用のDTMソフトとして売り出された。DTM用の音源ソフトはこれまでにも多くのものが売り出されていたが、人間(シンガーソングライター・拝郷メイコ)の声をもとに作り上げられたソフトは初の事で、話題を呼んだ。しかし生の声と比較するとまだまだ機械チックで不自然さの残る歌声だった事から、DTMソフトウェア業界からの反応はあまり良くなかった。だが、特別な設備や人脈を必要とせず、パソコンのみで歌詞つきの楽曲を作れるという点から、アマチュアDDTM愛好家からは多くの支持を得る事となる。結果、年間1000本売れればヒットだといわれているDTMソフトウェア業界にて、初年度で約3000本もの売り上げを出す事となった。
その結果が反映された結果か、2005年にはDTM専門誌『DTMマガジン』にて、MEIKOを使いこなす為の方法を紹介する連載記事が組まれた。また同雑誌内にあった読者投稿コーナー『超★極辛道場』へMEIKOを使用した作品が多く寄稿され、同年に発売された7月号では雑誌の付録としてついてきたオーディオ番組(ディスク)にMEIKOのボイスのもととなった拝郷メイコがゲスト出演もした。
こうして多くのDTM愛好家から注目されたMEIKOであったが、結局その人気は愛好家の間だけで留まり、それ以上世間に広がることはなかったのだった。

2007年、『初音ミク』による最初のボカロブームが巻き起こる

2007年に発売されたボカロ・『初音ミク』。MEIKOのもととなっている音声合成システム『VOCALOID』の後続機『VOCALOID2』を用いて制作された最初のボカロとして発売された。

MEIKOへの人気に大きな変化が生まれたのは、2007年のこと。その年、ボカロの人気の火付け役となったボカロ『初音ミク』が誕生した。初音ミクは、MEIKOで使用されたシステム『VOCALOID』の後継機にあたる『VOCALOID2』を使用して制作された最初のボカロであり、同時にボカロ初の「萌え」を意識して作られたキャラクターでもあった。当時、ボカロとして発売されていたのはMEIKOと、彼女と同じく『VOCALOID』を使用して作られた男性ボイスのボカロ『KAITO』だった。MEIKOにもKAITOにも人間のキャラクターは与えられていたが、あくまでも「歌う」ことを主張としたデザインにされており、初音ミクのような「萌え」が詰まったボカロは初音ミクが初の事となる。
初音ミクはその可愛らしい外見とボイスの調整のしやすさから多くの支持を得ていく。動画投稿サイトへの楽曲投稿はもちろんのこと、イラスト投稿サイトへの初音ミク関連の派生作品も投稿されるようになり、初音ミクは一大ブームメントをネット上に巻き起こす。その後、さらにいくつかの新しいボカロソフトおよびキャラクター達も増えていき、ボカロの人気はどんどんと拡大していく事となる。すると結果、ボカロの最初期のモデルであったMEIKOへの注目も再び集まり出す。ボカロの「長女」としてボカロファンからは認知されるようになり、初音ミクと共にボカロシーンを盛り上げる1人となったのだった。

2014年、10年ぶりの後続ソフトの誕生

10年越しに生み出されたMEIKOの新たなソフト『MEIKO V3』のリリース予定が発表された時に、初音ミクの公式ブログで公開されたイラスト。

初音ミクによるボカロブームのおかげで、愛好家の枠を越えた多くの人々から注目されるようになったMEIKO。だが、初音ミクが次々と新たなソフトを発売していく傍ら、MEIKO自身には大きな進展はなにもないまま過ごす事となる。
しかし誕生から約9年が経った2013年11月5日、MEIKOの新たなソフト『MEIKO V3』が発売される事が決定し、予約が開始される。『MEIKO V3』は、初音ミクの初代のソフトに使用されていた『VOCALOID2』の後継機にあたるシステム『VOCALOID3』を使用したソフトであり、当時の音声合成システム『VOCALOID』の最新のものを使用して作られた。またVOCALOID版のMEIKOの歌声が1種類であった事に対し、『MEIKO V3』では、「POWER」、「STRAIGHT」、「DARK」、「WHISPER」、「ENGLISH」の5種類の歌声ライブラリが収録された。これにより、VOCALOID版の時よりも様々な歌い方ができるようになると同時に、日本語にしか対応していなかったMEIKOの歌声が、英語の歌詞にも対応できるようにグレードアップする事となった。
その後、発売延期などの問題が起こる事もなく、『MEIKO V3』は2014年2月4日に無事に発売された。約10年ぶりに発売されたMEIKOの新作は多くのMEIKOユーザーをわかせる事となったのだった。

広がり続けるMEIKOの様々なメディア展開

MEIKOの歌唱楽曲(作曲者:悪ノP(mothy))『悪食娘コンチータ』の小説版の表紙。

初音ミクの誕生により、巻き起こったボカロへの人気はその後、音楽の枠を越えた様々なメディア展開も見せていく事となる。初音ミクやMEIKO達ボカロはソフトとしてだけではなく、「キャラクター」としての人気も多く獲得。その結果、フィギュアなどの様々なグッズ展開はもちろんのこと、『初音ミク ライブパーティー(通称:ミクパ)』や『マジカルミライ』といったボカロ関連のライブ・イベントが開催されるようになる。
さらに2011年頃から、「ボカロ小説」と呼ばれる小説ジャンルが流行りだす。「ボカロ小説」とはボカロ音楽を原作に作りあげられた小説のことである。誕生当初は1冊完結型が多かったが、次第に『カゲロウプロジェクト』のような同世界観で作られた複数の楽曲で構成されている『楽曲シリーズ』系をもとにした、長いシリーズものも作られるようになる。そのなかにはMEIKO歌唱の楽曲を原作にしたものも存在しており、ボカロP 悪ノPによるMEIKO歌唱楽曲「悪食娘コンチータ」や、ひとしずくPによるボカロオールスターでの歌唱楽曲「Bad∞End∞Night」など、数多くの楽曲が小説化した。
これらのボカロジャンルの展開は、その後も進化を遂げていき、小説化のみならず漫画化やアニメ化、コミカライズ化やアニメ化、さらには舞台化なども行われ、ボカロは世間の人々の関心をどんどんと集めていく事となる。
またボカロPやボカロ曲等をカバーしていた歌い手達の中から、ボカロ曲を通してメジャーCDの発売やボカロを介さないアーティストとしてデビューをする者が続出。ボカロ曲を制作していた時の経験を活かし、作曲家としてアニメのOPやゲームの挿入歌などの様々な形で他アーティストへの楽曲提供をする者や、ボカロとは別にアーティストとしてのオリジナルソングの発表など様々な活動を展開する者が増え、米津玄師や須田景凪、まふまふやEveと、続々と人気アーティストが生まれていく。
そのような展開の広がりから、ボカロ音楽はさらに世間からの認知度を高めていく事となり、ネット音楽と呼ばれるジャンルの1つとして名を馳せる事となる。MEIKOの名前もこれらの流れと共に世間に広まっていく事となったのだった。

MEIKOのソフト一覧

MEIKO

MEIKOの初期デザイン。

MEIKOシリーズ最初のソフト。発売日は2004年11月5日。ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID』シリーズの最初のバージョンにあたる『VOCALOID』をもとに作りあげられた。『VOCALOID』を使用した最初の音声合成ソフトとなっている。
ボイスはシンガーソングライターの拝郷メイコの声をもとに作られた。適する音楽ジャンルやBPMなどは特に明記されておらず、どのような音楽ジャンルであっても歌う事が可能とされている。
赤を貴重とした大人っぽい服装に身を包んだ、茶髪のショートヘアが特徴的な女性キャラクターとなっており、「歌」をイメージしてのアイテムか、マイクがその手には握られている。なお、当初はこのような人型のキャラクターを描く予定は存在せず、マイクのイラストのみのものになる予定だったという。だが「DTM未経験者でも興味を持ちやすいように」という考えから、「歌っている人格」を主張する為に、このようなデザインになったのだという。
なお、イラスト制作を担当したのは、当時のクリプトン社の社員・わっしーである事が明らかにされている。

MEIKO V3

『MEIKO V3』版のMEIKO。

初代MEIKOの後継機にあたるソフト。発売日は2014年2月4日である。当時のヤマハ『VOCALOID』シリーズの最新作であった『VOCALOID3』をもとに制作されたソフトとなっている。
初代のボイスの種類が1つであったのに対し、本作では「POWER」、「STRAIGHT」、「DARK」、「WHISPER」、「ENGLISH」の5種類が収録された。これにより以前よりもバラエティー豊かなボイスが出せるようになると同時に、「ENGLISH」が追加された事から英語の歌詞も歌えるようになった。
その他にもボーカルエディタの「Piapro Studio」、DAWソフトの「Studio One」など、ボカロの楽曲制作には欠かせない様々なライブラリが付属される形で販売された。
イラストを担当したのは、同じ『VOCALOID3』を使用したソフト『初音ミク V3』や『鏡音リン・レン V3』などでもイラスト担当を務めた、イラストレーターのiXima。基本的な形は初代ソフトの頃と何も変わらないが、ネックレスやブレスレットの追加など、細かい箇所のデザインに手が加えられている。

MEIKOの活動経歴

ボカロには、様々なライブ・フェスイベントが存在する。この項目に記載されているもの以外にも、企業が関わる大きなイベントからボカロP等のMEIKOユーザーやファンによる個人主催でのイベント・ライブ等が多く開催されている。

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