結月ゆかり(VOCALOID)とは【徹底解説まとめ】

結月ゆかり(ゆづき ゆかり)とは、ボカロP達によるVOCALOID制作チーム「VOCALOMAKETS」企画のパソコン系ソフトウェアの開発・発売を行っている会社「AH-Software」による制作・発売が行なわれた音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用ボーカル音源の1種およびキャラクターである。ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID』と株式会社「エーアイ」が開発した『AI Talk』をに対応したソフトが発売されている。声のもとは声優の石黒千尋(いしぐろ ちひろ)である。

結月ゆかりの概要

結月ゆかり(ゆづき ゆかり)とは、ボカロP達によるVOCALOID制作チーム「VOCALOMAKETS」が企画し、パソコン系ソフトウェアの開発・発売を行っている会社「AH-Software(略称:AHS)」を通して制作・発売が行なわれた音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用ボーカル音源の1種およびキャラクターである。発売日は2011年12月22日。楽器や電子音楽器機のブランドの1つであるヤマハの音声合成システム『VOCALOID』シリーズの3機目にあたる『VOCALOID3』に対応したソフト『VOCALOID3 結月ゆかり』と、株式会社「エーアイ」が開発した音声合成技術『AI Talk』を用いた発話用ソフト『VOICEROID+ 結月ゆかり』の発売が行なわれた。声のベースは、声優の石黒千尋(代表作:『アイドリズム』大佛涼花役)である。

企画元である「VOCALOMAKETS」は、7名(結月ゆかり企画当時は8名)のボカロP達によるVOCALOID制作チームとなっており、メンバーの1人であるボカロP Bumpyうるしが代表を務めているコンテンツ制作会社「BumpyFactory」が運営している。主な活動内容は、VOCALOIDの企画や原案、ボイスのもととなる人物やキャラクターデザインを担当するイラストレーターの選定、さらには制作したボカロのデモ曲の作成である。名前の由来は「VOCALO(ボーカロイド)+MAKE(作る)+TS(なんとなくで付けた)」事が明かされている。

結月ゆかりの企画を行うに至った経緯は、チームに所属するメンバー達の雑談にあるという。たまたまの産物であったが、後にBumpyうるしが自身の会社BumpyFactoryを通して、ヤマハに企画を持ちかけた。だが「自分達だけでの実現は困難」と判断したヤマハから、2009年11月にVOCALOID製品販売を考えていたAHSを紹介される事になった。その後、VOCALOMAKETSが監修を務める形で、AHSと共に結月ゆかりの開発が行なわれ、2011年12月22日に製品化が実現した。

ボカロPの間から生まれたボカロとして、結月ゆかりは多くのボカロユーザーの注目を受ける。発売後、様々なボカロP達による各動画サイトへの楽曲の投稿が行なわれ、「チュルリラ・チュルリラ・ダッダッダ!」(作:和田たけあき(くらげP))や、「フリィダムロリィタ」(作:ねじ式)などのボカロ史に名を残す名曲をいくつも生み出していく事となる。

結月ゆかりの歴史

8人のボカロP達の雑談から生まれた結月ゆかり

結月ゆかりを生み出した8人のボカロP達によるクリエイターチーム「VOCALOMAKETS」のロゴ。

結月ゆかりが誕生のきっかけとなったのは、とある8人のボカロP達による雑談である事が明らかにされている。その8人というのが、ボカロP Bumpyうるし、PYS/ぱやP、にいとP、ちょむP、喜兵衛、かごめP、azuma、アカサコフである。8人ともボカロ界では名の知られたボカロPであり、多くの楽曲制作を行ってきたボカロPである。そんな彼らがちょっとした雑談をしていた時、「結月ゆかり」を作ってみようという話が出てきたのだという。
そこでメンバーの1人であったBumpyうるしが発起人となり、クリエイターチーム「VOCALOMAKETS」をこの8人で設立。そうしてBumpyうるしが運営している株式会社「BumpyFactory」を通して、ボカロソフト制作の代表格である会社「ヤマハ」に企画を持ち込む事になる。だがヤマハからは「自分たちだけでの実現は困難であった」という事で、株式会社「AH-Software(略称:AHS)」を紹介される事になる。AHSは当時、新しくボカロ製品販売への参入を控えていた会社であった為、その事がヤマハがVOCALOMAKETSに紹介する理由になったのではないかと推測される。
結果、2009年11月頃、VOCALOMAKETSはヤマハではなくAHSの協力のもと、結月ゆかりの開発・制作を進めていく事となったのだった。

2011年、結月ゆかり誕生

結月ゆかりの歌唱ボイス制作用ソフトとして最初に発売されたソフト『VOCALOID3 結月ゆかり』。

AHSの協力のもと開発・制作される事が決まった結月ゆかり。その開発・制作に際しVOCALOMAKETSは、開発時に必要な費用の見積もりや、製品としての方向性や音声担当者・キャラクターデザイン担当者の決定等の細かい部分を突き詰めていく事となる。音声担当者に関しては、VOCALOMAKETSが用意した候補者の中から、AHSからの技術的なアドバイスも踏まえた上での選定が行なわれ、最終的に声優の石黒千尋が選ばれる事となった。
またAHSが株式会社「エーアイ」が開発した合成音声技術『AI Talk』を用いた文章読み上げソフトの販売を行っていた事から、結月ゆかりはボカロとしてだけではなく、VOICEROID(『AI Talk』を用いて制作された文章読み上げソフト・トークボイス制作ソフト達のこと)としての開発・発売も行なわれる事が決まる。ボカロとVOICEROIDは同じ音声合成ソフトではあるが、使用目的の差から異なるシステムのソフトとなっており、その事が起因して両ソフト共通のボイス音源を作る事は不可能とされていた。だが石黒千尋の声はボカロとVOICEROID、どちらのシステムにも適したボイスとなっており、同じ音声での制作が可能となった。結果、結月ゆかりは、ボカロとVOICEROID界隈初の両ソフト共通音声で制作されたソフトウェアとして、2011年12月22日に発売される事となった。

ソフトウェアの枠を越えた様々な活動展開

『オホーツク観光大使』に任命された結月ゆかり。

初の共通の音声を使用したボカロ・VOICEROIDとして発売が行なわれた結月ゆかり。その後も新たなバージョンのボカロやVOICEROIDソフト、追加音源の発売等が行なわれていくようになる。動画投稿サイトにも多くのボカロPによる楽曲が投稿され、「チュルリラ・チュルリラ・ダッダッダ!」(作:和田たけあき(くらげP))や、「フリィダムロリィタ」(作:ねじ式)等のボカロ史に名を残す名曲達が生み出されていく。
さらにその傍らで、結月ゆかりの「キャラクター」に注目した企画も始動。2014年、北海道網走郡大空町にある空港「女満別空港ビル」の応援キャラクターに就任。それをきっかけに女満別空港ビルとコラボした楽曲コンテスト「結月ゆかり女満別応援ソング」の開催が行なわれた。2016年には、警視庁犯罪抑止対策本部が制作した防犯対策用アプリ『Digi Police』にも結月ゆかりが登場した。またその翌年の2017年には、17代目のオホーツク観光大使に就任が決まる事となる。
こうして、合成音声ソフトウェアとしての枠組みを越え、結月ゆかりは様々な業界において活躍を続けるソフトおよびキャラクターとして世間に名を広める事となったのである。

結月ゆかりのソフト一覧

VOCALOID3 結月ゆかり

『VOCALOID3 結月ゆかり』版の結月ゆかり。

結月ゆかりシリーズ最初のソフト。発売日は2011年12月22日である。ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID』シリーズの3機目にあたる『VOCALOID3』をもとに作りあげられた。企画元はVOCALOID制作チーム「VOCALOMAKETS」。開発・発売は株式会社AH-Software(略称:AHS)が担当した。
声優・石黒千尋の声をベースに制作された。石黒千尋はVOCALOMAKETSがあげた複数人の候補者の1人で、AHSからの技術的なアドバイスを踏まえた上でVOCALOMAKETS審査のオーディションのもと選定された。使用時の推奨テンポは60 - 120BPM、推奨音域はD2 - F4。
キャラクター的な外見要素としては、薄紫色のおさげが特徴的な少女となっている。結月ゆかりのキーワードが「月」である事から連想してか、ウサギ耳がついた黒いパーカーを着用している。下には紫色のフリルつき膝丈ワンピースが着用されており、足元も同じく紫色のハイソックスが穿かれている。結月ゆかりの髪色に合わせてのカラーリングである事が推測される。結月ゆかりがボカロである事を主張するアイテムとして、左耳にマイク、腰にスピーカーのような装飾品がつけられている。
デザインを担当したのはイラストレーターの文倉十(代表作:『狼と香辛料』シリーズ表紙・挿絵担当)である。

VOICEROID+ 結月ゆかり

『VOICEROID+ 結月ゆかり EX』版の結月ゆかり。

『VOCALOID3 結月ゆかり』と共に発売された結月ゆかりの発話用ソフト。株式会社「エーアイ」が開発した音声合成技術『AI Talk』を用いて制作された発話用ソフトである。歌唱ボイスの制作を目的とした『VOCALOID3 結月ゆかり』とは異なり、入力したテキストを読みあげる事を目的として制作されたソフトとなっている。発売日は2011年12月22日。
ソフトの使用目的以外は『VOCALOID3 結月ゆかり』とか変わらない。キャラクターとしての外見的な要素も、パーカーのフードを被っているか否かの違いとなっている(『VOCALOID3 結月ゆかり』は被っていないが、本ソフトの結月ゆかりは被っている)。

VOICEROID+ 結月ゆかり EX

『VOICEROID+ 結月ゆかり EX』版のパッケージ。

『VOICEROID+ 結月ゆかり』のバージョンアップ版。発売日は2014年10月30日である。
フレーズ毎の音声効果やルビ入力といった、前作『VOICEROID+ 結月ゆかり』にはなかった要素が複数追加される形で発売された。キャラクターとしての外見的な変化は特に無い。

VOCALOID4 結月ゆかり

『VOCALOID4 結月ゆかり』版の結月ゆかり達。

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