鏡音リン・レン(VOCALOID)の徹底解説まとめ

鏡音リン・レン(かがみね リン・レン)とは、音楽制作ソフトの開発・販売等を行っている「クリプトン・フューチャー・メディア」から発売されている音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用ボーカル音源の1種およびキャラクターである。声優・下田麻美(しもだ あさみ)の声をもとに制作され、ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID(通称:ボカロ)』に対応したボーカル音源となっている。ボカロブームのきっかけとなった初音ミクの次に制作され、約7ヶ月で2万本という売上数を出した。

鏡音リン・レンの概要

鏡音リン・レン(かがみねリン・レン)とは、音楽制作ソフトの開発・販売等を行っている会社「クリプトン・フューチャー・メディア(通称:クリプトン)」から発売されている音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用のボーカル音源の1種およびキャラクターである。楽器や電子音楽器機のブランドの1つであるヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID2』に対応したボーカル音源であり、メロディと歌詞を入力し、音源に歌わせる仕組みとなっている。同様のシステムを用いて制作された音声合成システム『初音ミク』に続く2つ目のソフトにもあたる。

発売日は2007年12月27日。女性ボイスしか存在しなかった初音ミクと異なり、女性ボイス(鏡音リン)と男性ボイス(鏡音レン)の両方を同梱したソフトとなっている。初音ミクのボイスと被らないように、「張りのある声」、「力強い声」を目指す形で制作された。発売から約7ヶ月後の2008年7月時点で、2万本という売上数を叩き出した。DTMソフトウェアは年間1000本売れれば大ヒットといわれているジャンルの為、これはそれを大きく上回った結果だといえる。その人気が影響してか、後続シリーズとしてアップデート版やいくつかの追加音源などの制作が行われてもいる。各バージョン・ソフトには、それぞれ得意な音楽ジャンルやBPMが設けられている。なお、あくまでも楽曲制作の「目安」として設けられたものの為、使いようによってはもっと幅広い音楽ジャンルに対応させる事が可能だという。

動画サイト上での鏡音リン・レンを使用した楽曲の発表はもちろんのこと、キャラクターそのものにも人気がついた事からフィギュアやバッグなどの多くの鏡音グッズの販売も行なわれている。公式によるグッズもあれば、鏡音ファンによる同人グッズもある。初音ミクが巻き起こしたボカロ旋風をしっかりと引き継ぎ、さらなるボカロ音楽の発展に貢献した人気VOCALOID(通称:ボカロ)キャラクターだ。

鏡音リン・レンの歴史

2007年12月27日、鏡音リン・レン誕生

発売当初の鏡音リン・レンのデザイン。

2007年12月27日、鏡音リン・レン発売。発売当初の名前は、『鏡音 リン・レン Act.1』である。ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID』シリーズの2機目にあたる『VOCALOID2』をもとに制作された。同様のシステムを使って作られた最初の『VOCALOID(通称:ボカロ)』のソフトおよびキャラクターである『初音ミク』に続く、2つ目のボカロソフト・キャラクターだった。
初音ミクとの大きな違いは、「鏡音リン」という女性ボイスと「鏡音レン」という男性ボイス、2つの音源が収録された点である。ボイスは2人とも声優・下田麻美(代表作『THE IDOLM@STER』双海亜美・真美役)の声をもとに制作されている。初音ミクの発売をきっかけにネット上で流行りだした「ボカロ音楽」だったが、その流行の中心にいる初音ミクが女性ボイスのみのソフトであった事から、男性ボイスのボカロも欲しいという声があがるようになる。そのようなユーザーからの声や、初音ミクがクリプトンの予想を大きく上回る爆発的な売り上げを見せた事から、女性・男性ボイス両方を収録した鏡音リン・レンが誕生する事となった。
また初音ミクとの差別化を図る為、鏡音リン・レンのボイスは初音ミクよりも「張りのある声」、「力強い声」を目標に制作がされた。またキャラクターの年齢が14歳と、16歳設定であった初音ミクよりも年下のものになっており、ボイスの雰囲気もそれにあわせて初音ミクより子どもらしい、チャーミングな雰囲気のものになっている。初音ミクの時には存在しなかったパワフルでチャーミングなボイスは、発売早々に多くのボカロユーザーに見初められ、約7ヶ月で2万本もの売上数を出すこととなった。

「滑舌の悪さ」が話題となってしまう

「極道」を題材に、鏡音リン・レンが厳しい現状を力に変えて成り上がろうとする内容を歌ったボカロP 一行Pの楽曲。

初音ミクとは異なるボイスを持ったVOCALOIDとして発売された、『鏡音リン・レン Act.1』。しかしボイスの差別化を図る事を注視し過ぎた結果、ある欠点が生まれる事となる。それが「ボイスの調整が難しすぎる」というものだ。普通に歌わせるだけでも小難しい技術が必要な困難なソフトとなってしまっており、投稿される楽曲も初音ミクより言葉が聞き取りづらくなってしまうという問題が起こる。その事が起因し、鏡音リン・レンは「滑舌の悪いボカロ」としてファンの間で名を馳せてしまう。
しかし「元気いっぱいの少年少女」といった印象を受ける容姿が大きな反響を得た事で、滑舌は悪くとも初音ミクに負けない「キャラクターとして」の人気があるボカロとなる。鏡音をどうにか使いこなそうと、諦めずに試行錯誤をし続ける鏡音ユーザーも多くおり、調整が難しいからと言って鏡音リン・レンの人気が下がる事はなかった。それどころか、そんな鏡音リン・レンの現状を歌った楽曲も輩出され、逆境を力に変え人気を上げていく事となる。
そうして『鏡音リン・レン Act.1』が発売されてから約7ヶ月後の2008年7月18日。クリプトンは『鏡音リン・レン Act.1』のライブラリアップデート版として『鏡音リン・レン Act.2』の発売を開始。『鏡音リン・レン Act.2』は、『鏡音リン・レン Act.1』よりも音同士の繋ぎにあたる部分をなめらかにし、発生するノイズ成分を低減させたソフトとなっている。これにより、ボイスの調整が簡単かつ的確に行えるようになった。
以降は、『鏡音リン・レン Act.1』の販売は停止。代わりに『鏡音リン・レン Act.2』の販売が行なわれていくようになる。「滑舌の悪いボカロ」と、もう言われる事はなくなったのである。

『鏡音リン・レンAppend』と『鏡音リン・レンV4X』の誕生

2010年に発売された『鏡音リン・レン Append』のパッケージ。

『鏡音リン・レン Act.2』以降しばらくの間、鏡音シリーズから新しいソフトが発売される事はなかったが、2010年12月27日に追加音源版『鏡音リン・レンAppend』が発売されたこれにより鏡音リンには「power」、「warm」、「sweet」の3つを、鏡音レンには「power」、「cold」、「serious」の3つが追加され、鏡音リン・レンは今まで以上に幅広い音楽ジャンルに対応できるボカロへ進化を遂げた。
さらにそれから5年後の2015年12月24日に、新しい音声合成ソフトとして『鏡音リン・レン V4X』が発売。このソフトは、発売当時にヤマハが音声合成システム『VOCALOID』シリーズの4機目として新たに作り出したシステム『VOCALOID4』をもとに制作がされた。『VOCALOID4』には、俗に言うデスボイスと呼ばれる種類の声を作れる機能「グロウル」と2つの2つの異なる歌声を一緒に使う事ができる機能「クロスシンセシス」が搭載されており、従来のソフトよりも歌い方にさらなる幅の広がりを生みだせるようになっている。さらにこれらの機能に加え、『鏡音リン・レン V4X』には、クリプトンが開発した歌声を拡張する事に長けた機能「E.V.E.C.(イーベック)機能」が搭載された。また『鏡音リン・レン V4X』発売時には、英語音源に対応した『鏡音リン・レン V4 ENGLISH』も発売されており、両ソフトを同梱したバイドル版パッケージでの販売も行なわれている。
キャラクターデザインも一新され、新たな鏡音リン・レンとしてボカロユーザー達を沸き立たせる事となった。

広がり続ける鏡音リン・レンの様々なメディア展開

鏡音リン・レン歌唱楽曲(作曲者:HoneyWorks)「スキキライ」の小説版のイラスト。

ソフトとしての新たな進化を遂げていく中、鏡音リン・レンは様々なメディア展開も見せていく事となる。初音ミクがそうであったように、鏡音リン・レンもソフトとしてだけではなく、「キャラクター」としての人気も見せていた。フィギュアなどの様々なグッズ展開はもちろんのこと、『初音ミク ライブパーティー(通称:ミクパ)』や『マジカルミライ』といったボカロ関連のライブにも多く出演するようになる。
さらに2011年頃から、「ボカロ小説」と呼ばれる小説ジャンルが流行りだす。「ボカロ小説」とはボカロ音楽を原作に作りあげられた小説のことである。誕生当初は1冊完結型が多かったが、次第に『カゲロウプロジェクト』のような同世界観で作られた複数の楽曲で構成されている『楽曲シリーズ』系をもとにした、長いシリーズものも作られるようになる。そのなかには鏡音リン・レン歌唱の楽曲を原作にしたものも存在しており、胸キュン青春ソングを作る事で有名なボカロP HoneyWorksの楽曲「スキキライ」、中世風物語音楽を作りあげた事で名を馳せたボカロP 悪ノPの楽曲「悪ノ娘」や「悪ノ召使」、ボカロP Junkyにより作られたボカロ史に名を残した名曲「メランコリック」など、数多くの鏡音リン・レン楽曲が小説化した。
これらのボカロジャンルの展開は、その後も進化を遂げていき、小説化のみならず漫画化やアニメ化、コミカライズ化やアニメ化、さらには舞台化なども行われ、ボカロは世間の人々の関心をどんどんと集めていく事となる。
またボカロPやボカロ曲等をカバーしていた歌い手達の中から、ボカロ曲を通してメジャーCDの発売やボカロを介さないアーティストとしてデビューをする者が続出。ボカロ曲を制作していた時の経験を活かし、作曲家としてアニメのOPやゲームの挿入歌などの様々な形で他アーティストへの楽曲提供をする者や、ボカロとは別にアーティストとしてのオリジナルソングの発表など様々な活動を展開する者が増え、米津玄師や須田景凪、まふまふやEveと、続々と人気アーティストが生まれていく。
そのような展開の広がりから、ボカロ音楽はさらに世間からの認知度を高めていく事となり、ネット音楽と呼ばれるジャンルの1つとして名を馳せる事となる。鏡音リン・レンの名前もこれらの流れと共に世間に広まっていく事となったのだった。

鏡音リン・レンのソフト一覧

鏡音リン・レン(VOCALOID2版)/鏡音リン・レン Act.1

『鏡音リン・レン(VOCALOID2版)/鏡音リン・レン ACT.1』版の鏡音リン・レン。

鏡音シリーズ最初のソフト。発売日は2007年12月27日。当時のヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID』シリーズの最新バージョンであった『VOCALOID2』エンジンをもとに作り上げられた。同じく『VOCALOID2』をもとに作りあげられた音声合成ソフト『初音ミク』に続く形で発売された、音声合成ソフトでもある。
初音ミクのボイスと被らないよう、「張りのある声」と「力強い声」を目標に開発された。声優・下田麻美の声をもとに、女声の「鏡音リン」と男声の「鏡音レン」のボイスデータが収録されている。後にライブラリがアップデートされた「Act.2」版が登場した為、「Act.1」版の鏡音リン・レンの販売は停止された。
キャラクターデザインは、初音ミクでもキャラクターデザインを務めたイラストレーターのKEIが行った。

鏡音リン・レン ACT.2

『鏡音リン・レン ACT.2』版の鏡音リン・レンのパッケージ。

『鏡音リン・レン Act1』のライブラリアップデート版。発売日は2008年7月18日。
旧バージョン『鏡音リン・レン Act1』は、初音ミクよりも力強いパワーボイスのボカロとして発売されたが、その分、初音ミクよりも調整が難しいボカロとなってしまった。普通に歌わせるだけでも小難しい技術が必要となってしまい、滑舌の悪いボカロとしてもファンの間では名を馳せるようにもなってしまう。そのような状況を改善する為に作られたのが、『鏡音リン・レン Act2』である。
本バージョンでは、音同士の繋ぎの部分をなめらかにし、ノイズ成分を減らす事に成功している。これにより『鏡音リン・レン Act1』よりも簡単かつ的確に歌わせる事が可能となった。
なお、『鏡音リン・レン Act2』の得意な音楽ジャンルは、鏡音リンがエレクトロとロック系のポップス、歌謡曲に演歌系のポップス、鏡音レンがダンスとロック系のポップス、歌謡曲に演歌系のポップスとのことである。得意なBPMの範囲は、鏡音リンが85 - 175、鏡音レンが70 - 160。

鏡音リン・レンAppend

『鏡音リン・レンAppend』版の鏡音リン・レン

1215chika
1215chika
@1215chika

Related Articles関連記事

初音ミク(VOCALOID)の徹底解説まとめ

初音ミク(VOCALOID)の徹底解説まとめ

初音ミク(はつねミク)とは、音楽制作ソフトの開発・販売等を行っている会社「クリプトン・フューチャー・メディア(通称:クリプトン)」から発売されている音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用のボーカル音源の1種およびキャラクターである。声優・藤田咲(ふじた さき)の声をもとに制作され、ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID(通称:ボカロ)』に対応したボーカル音源となっている。ボカロブームを日本に生み出したきっかけのソフトであり、ボカロを代表するキャラクターでもある。

Read Article

KAITO(VOCALOID)の徹底解説まとめ

KAITO(VOCALOID)の徹底解説まとめ

KAITO(かいと)とは、音楽制作ソフトの開発・販売等を行っている会社「クリプトン・フューチャー・メディア(通称:クリプトン)」から発売されている音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用ボーカル音源の1種およびキャラクターである。ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID(通称:ボカロ)』に対応したボーカル音源として生まれた。スタジオ・ミュージシャンの風雅なおと(ふうが なおと)の声をもとに制作された男性ボイスのボカロであり、様々な音楽ジャンルに適応したソフトとなっている。

Read Article

MEIKO(VOCALOID)の徹底解説まとめ

MEIKO(VOCALOID)の徹底解説まとめ

MEIKO(めいこ)とは、音楽制作ソフトの開発・販売等を行っている会社「クリプトン・フューチャー・メディア(通称:クリプトン)」から発売されている音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用ボーカル音源の1種およびキャラクターである。ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID(通称:ボカロ)』に対応したボーカル音源として、最初に生み出された。シンガーソングライター・拝郷メイコ(はいごう めいこ)の声をもとに制作されており、様々な音楽ジャンルに適応したソフトとなっている。

Read Article

巡音ルカ(VOCALOID)の徹底解説まとめ

巡音ルカ(VOCALOID)の徹底解説まとめ

巡音ルカ(めぐりね ルカ)とは、音楽制作ソフトの開発・販売等を行っている会社「クリプトン・フューチャー・メディア(通称:クリプトン)」から発売されている音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用ボーカル音源の1種およびキャラクターである。声優・浅川悠(あさかわ ゆう)の声をもとに制作され、ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID(通称:ボカロ)』に対応したボーカル音源となっている。VOCALOID(通称:ボカロ)初の日本語と英語、2つの言語に対応したソフトとして作られた。

Read Article

可不/KAFU(VOCALOID)の徹底解説まとめ

可不/KAFU(VOCALOID)の徹底解説まとめ

可不(カフ、KAFU)とは、クリエイティブレーベル「KAMITSUBAKI STUDIO」が企画を行い、名古屋の複数の企業からなる会社「CeVIO」が自社の音声合成ソフト『CeVIO AI』を用いて制作した音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用のボーカル音源の1種およびキャラクターである。正式名称は「音楽的同位体 可不(KAFU)」。KAMITSUBAKI STUDIO所属の人気バーチャルYouTuber「花譜」の声をもとに制作された事で話題となった。

Read Article

IA(VOCALOID)の徹底解説まとめ

IA(VOCALOID)の徹底解説まとめ

IA(いあ)とは、音楽や映像、ソフトウェア等の企画・開発・販売を行っている会社「1st PLACE」から発売されている音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用ボーカル音源の1種およびキャラクターである。1st PLACE所属のアーティスト・Lia(りあ)の声をもとに制作された。音声合成ソフトである他、1st PLACE所属の「バーチャルアーティスト」としてバーチャル空間プロジェクト「仮想惑星HABINA」に携わるなど、様々な活動を展開している。

Read Article

GUMI(VOCALOID)の徹底解説まとめ

GUMI(VOCALOID)の徹底解説まとめ

GUMI(ぐみ)とは、DTMなどのソフトウェアの開発・販売等を行っている会社「インターネット」から発売されている音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用ボーカル音源の1種およびキャラクターである。ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID(通称:ボカロ)』に対応したボーカル音源として生まれた。正式名称は『Megpoid』であり、GUMIは愛称。声優兼歌手の中島愛(なかじま めぐみ)の声をもとに、「人間らしいボイス」を目指して制作されたボカロとなっている。

Read Article

v flower(VOCALOID)の徹底解説まとめ

v flower(VOCALOID)の徹底解説まとめ

v flower(ぶい ふらわ)とは、ボカロを中心とした次世代のアーティストの発掘育成を行っているレーベル「ガイノイド」から発売されている音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用ボーカル音源の1種およびキャラクターである。ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID(通称:ボカロ)』に対応したボーカル音源として生まれた。キャラクター名は「flower」。愛称は「花ちゃん」。ロックに特化したパワーのある中性的な女性ボイスのボカロとして制作された。音声提供者は非公開にされている。

Read Article

重音テト(VOCALOID・UTAU・バーチャルアイドル)の徹底解説まとめ

重音テト(VOCALOID・UTAU・バーチャルアイドル)の徹底解説まとめ

重音テト(かさね てと)とは、日本最大級の電子掲示板「2ちゃんねる」発祥のバーチャルアイドルキャラクターであり、それをモデルとして制作された音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用ボーカル音源の1種およびキャラクターである。音声合成ソフトの『VOCALOID(通称:ボカロ)』から派生して生まれた存在であり、フリーの歌唱用音声合成ソフト『UTAU』として制作された。声のベースはマルチクリエーターの小山乃舞世(おやまの まよ)。

Read Article

神威がくぽ(VOCALOID)の徹底解説まとめ

神威がくぽ(VOCALOID)の徹底解説まとめ

神威がくぽ(かむい がくぽ)とは、DTMなどのソフトウェアの開発・販売等を行っている会社「インターネット」から発売されている音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用ボーカル音源の1種およびキャラクターである。ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID(通称:ボカロ)』に対応したボーカル音源として生まれた。正式名称は『がくっぽいど』。神威がくぽはキャラクター名である。歌手のGACKT(がくと)の声をもとに制作された。インターネット社初のボカロソフトおよびキャラクターでもある。

Read Article

音街ウナ(VOCALOID)の徹底解説まとめ

音街ウナ(VOCALOID)の徹底解説まとめ

音街ウナ(おとまち うな)とは、CGやキャラクターデザイン等の制作を行っている会社「エム・ティー・ケー」企画による、株式会社「インターネット」社発の音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用ボーカル音源の1種およびキャラクターである。ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID(通称:ボカロ)』に対応したボーカル音源として生まれた。声優・田中あいみ(たなか あいみ)の声をベースにボイスが作られ、後に株式会社「エーアイ」が開発した「AITalk」を用いた発話用ソフトも開発された。

Read Article

結月ゆかり(VOCALOID)の徹底解説まとめ

結月ゆかり(VOCALOID)の徹底解説まとめ

結月ゆかり(ゆづき ゆかり)とは、ボカロP達によるVOCALOID制作チーム「VOCALOMAKETS」企画のパソコン系ソフトウェアの開発・発売を行っている会社「AH-Software」による制作・発売が行なわれた音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用ボーカル音源の1種およびキャラクターである。ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID』と株式会社「エーアイ」が開発した『AI Talk』をに対応したソフトが発売されている。声のもとは声優の石黒千尋(いしぐろ ちひろ)である。

Read Article

MAYU(VOCALOID)の徹底解説まとめ

MAYU(VOCALOID)の徹底解説まとめ

MAYU(まゆ)とは、株式会社「ポニーキャニオン」が運営する音楽レーベル「EXIT TUNES」から発売されている音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用のボーカル音源の1種およびキャラクターである。歌手・森永真由美(もりなが まゆみ)の声をもとに制作され、ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID(通称:ボカロ)』に対応したボーカル音源となっている。EXIT TUNESから発売された唯一のボカロソフトおよびキャラクターである。

Read Article

小春六花(VOCALOID)の徹底解説まとめ

小春六花(VOCALOID)の徹底解説まとめ

小春六花(こはる りっか)とは、キャラクター付き音声合成ソフトの企画やプロデュース、グッズ制作・販売などの音楽に関わる制作を行う合同会社「TOKYO6 ENTERTAINMENT」が行った「キャラクタープロジェクト」の第1弾として制作された音声合成ソフトおよびキャラクターである。クラウドファンデイングを通して資金が集められ、発話用音声創作ソフト『CeVIO AI』と歌声合成ソフトウェア『SynthesizerV』の2つに対応したソフトとして発売された。声のもととなったのは声優の青山吉能。

Read Article

Lily(VOCALOID)の徹底解説まとめ

Lily(VOCALOID)の徹底解説まとめ

Lily(リリィ)とは、DTMなどのソフトウェアの開発・販売等を行っている会社「インターネット」から発売されている音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用ボーカル音源の1種およびキャラクターである。ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID(通称:ボカロ)』に対応したボーカル音源であり、元はアニソンカバーアルバム『anim.o.v.e』のイメージキャラクターとして制作された。声のベースは、音楽グループ・m.o.v.eのボーカルであるyuri。

Read Article

MMDの始め方&使い方まとめ!初心者向け説明動画なども紹介!【MikuMikuDance】

MMDの始め方&使い方まとめ!初心者向け説明動画なども紹介!【MikuMikuDance】

MMD(MikuMikuDance)の始め方や使い方、初心者向けの動画などをまとめてみました。MMDとは、「樋口M」こと樋口優が個人で開発し、自身のウェブサイト「VPVP(Vocaloid Promotion Video Project)」で無償公開しているフリーの3DCGムービー製作ツールです。「MMDを使い方を知りたい」「ニコニコ動画に動画を投稿してみたい」という方にオススメの記事となっています。

Read Article

音楽業界のSEKAI NO OWARIに到達したか?VOCALOID「Fukase」の本気

音楽業界のSEKAI NO OWARIに到達したか?VOCALOID「Fukase」の本気

初音ミク、鏡音リン・リン、KAITO、巡音ルカ……もはや日本の「アーティスト」としての地位を確立し、人気を伸ばしているボーカロイドは、紅白出場をはじめアーティストとしての活動で音楽業界へさらに進出するのではないかと語られています。そんな最中、あのアーティストがボーカロイドになってしまいました。「どういうこと?」と思うかもしれませんが、とにかく参考動画を見たら驚くはず。

Read Article

【ボカロ】バレンタインにオススメの「歌ってみた」10選 甘い恋の歌から悲恋の歌まで勢揃い!【VOCALOID】

【ボカロ】バレンタインにオススメの「歌ってみた」10選 甘い恋の歌から悲恋の歌まで勢揃い!【VOCALOID】

バレンタインにオススメのVOCALOIDの「歌ってみた」を10曲紹介する。歌詞も曲調も可愛くて人気な「ちょこまじ☆ろんぐ」や、ロック調のバレンタイン曲「恋想拡大チョコレイホリック」、切ない恋模様を歌う「常連パティシエー」など。甘くて癒されるものから、胸が痛くなる悲恋の歌まで、それぞれの気分や好みに合わせて聞ける曲が盛り沢山となっている。

Read Article

【初音ミク】厳選10曲!クリスマスに聴きたいボーカロイドの名曲を紹介!【GUMI】

【初音ミク】厳選10曲!クリスマスに聴きたいボーカロイドの名曲を紹介!【GUMI】

メリークリスマス!リア充な方もさみしい方も切ない方も!ボカロのクリスマスソングを聴いて良い夜を過ごしましょう! オススメの"歌ってみた"と"本家"を厳選して10曲紹介しています。ネガティブなネタ曲から切ない曲、温かい曲もあるので、共感できるクリスマス曲があれば嬉しいです。

Read Article

サーキットに舞い降りた歌姫!初音ミクの歴代「レーシングミク」をフィギュアで振り返る!

サーキットに舞い降りた歌姫!初音ミクの歴代「レーシングミク」をフィギュアで振り返る!

初音ミクと言えばネットの世界から一躍有名になったポップカルチャーの象徴ですよね。様々なシーンで活躍する初音ミクはなんとレーシングチームの公式マスコットとしてサーキットに舞い降りていました!今回はそんな「レーシングミク」をフィギュアでご紹介☆登場以来、毎年サーキットで輝く初音ミクの姿は要チェックです!

Read Article

目次 - Contents