鏡音リン・レン(VOCALOID)とは【徹底解説まとめ】

鏡音リン・レン(かがみね リン・レン)とは、音楽制作ソフトの開発・販売等を行っている「クリプトン・フューチャー・メディア」から発売されている音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用ボーカル音源の1種およびキャラクターである。声優・下田麻美(しもだ あさみ)の声をもとに制作され、ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID(通称:ボカロ)』に対応したボーカル音源となっている。ボカロブームのきっかけとなった初音ミクの次に制作され、約7ヶ月で2万本という売上数を出した。

鏡音リン・レンの概要

鏡音リン・レン(かがみねリン・レン)とは、音楽制作ソフトの開発・販売等を行っている会社「クリプトン・フューチャー・メディア(通称:クリプトン)」から発売されている音声合成ソフト・デスクトップミュージック(DTM)用のボーカル音源の1種およびキャラクターである。楽器や電子音楽器機のブランドの1つであるヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID2』に対応したボーカル音源であり、メロディと歌詞を入力し、音源に歌わせる仕組みとなっている。同様のシステムを用いて制作された音声合成システム『初音ミク』に続く2つ目のソフトにもあたる。

発売日は2007年12月27日。女性ボイスしか存在しなかった初音ミクと異なり、女性ボイス(鏡音リン)と男性ボイス(鏡音レン)の両方を同梱したソフトとなっている。初音ミクのボイスと被らないように、「張りのある声」、「力強い声」を目指す形で制作された。発売から約7ヶ月後の2008年7月時点で、2万本という売上数を叩き出した。DTMソフトウェアは年間1000本売れれば大ヒットといわれているジャンルの為、これはそれを大きく上回った結果だといえる。その人気が影響してか、後続シリーズとしてアップデート版やいくつかの追加音源などの制作が行われてもいる。各バージョン・ソフトには、それぞれ得意な音楽ジャンルやBPMが設けられている。なお、あくまでも楽曲制作の「目安」として設けられたものの為、使いようによってはもっと幅広い音楽ジャンルに対応させる事が可能だという。

動画サイト上での鏡音リン・レンを使用した楽曲の発表はもちろんのこと、キャラクターそのものにも人気がついた事からフィギュアやバッグなどの多くの鏡音グッズの販売も行なわれている。公式によるグッズもあれば、鏡音ファンによる同人グッズもある。初音ミクが巻き起こしたボカロ旋風をしっかりと引き継ぎ、さらなるボカロ音楽の発展に貢献した人気VOCALOID(通称:ボカロ)キャラクターだ。

鏡音リン・レンの歴史

2007年12月27日、鏡音リン・レン誕生

発売当初の鏡音リン・レンのデザイン。

2007年12月27日、鏡音リン・レン発売。発売当初の名前は、『鏡音 リン・レン Act.1』である。ヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID』シリーズの2機目にあたる『VOCALOID2』をもとに制作された。同様のシステムを使って作られた最初の『VOCALOID(通称:ボカロ)』のソフトおよびキャラクターである『初音ミク』に続く、2つ目のボカロソフト・キャラクターだった。
初音ミクとの大きな違いは、「鏡音リン」という女性ボイスと「鏡音レン」という男性ボイス、2つの音源が収録された点である。ボイスは2人とも声優・下田麻美(代表作『THE IDOLM@STER』双海亜美・真美役)の声をもとに制作されている。初音ミクの発売をきっかけにネット上で流行りだした「ボカロ音楽」だったが、その流行の中心にいる初音ミクが女性ボイスのみのソフトであった事から、男性ボイスのボカロも欲しいという声があがるようになる。そのようなユーザーからの声や、初音ミクがクリプトンの予想を大きく上回る爆発的な売り上げを見せた事から、女性・男性ボイス両方を収録した鏡音リン・レンが誕生する事となった。
また初音ミクとの差別化を図る為、鏡音リン・レンのボイスは初音ミクよりも「張りのある声」、「力強い声」を目標に制作がされた。またキャラクターの年齢が14歳と、16歳設定であった初音ミクよりも年下のものになっており、ボイスの雰囲気もそれにあわせて初音ミクより子どもらしい、チャーミングな雰囲気のものになっている。初音ミクの時には存在しなかったパワフルでチャーミングなボイスは、発売早々に多くのボカロユーザーに見初められ、約7ヶ月で2万本もの売上数を出すこととなった。

「滑舌の悪さ」が話題となってしまう

「極道」を題材に、鏡音リン・レンが厳しい現状を力に変えて成り上がろうとする内容を歌ったボカロP 一行Pの楽曲。

初音ミクとは異なるボイスを持ったVOCALOIDとして発売された、『鏡音リン・レン Act.1』。しかしボイスの差別化を図る事を注視し過ぎた結果、ある欠点が生まれる事となる。それが「ボイスの調整が難しすぎる」というものだ。普通に歌わせるだけでも小難しい技術が必要な困難なソフトとなってしまっており、投稿される楽曲も初音ミクより言葉が聞き取りづらくなってしまうという問題が起こる。その事が起因し、鏡音リン・レンは「滑舌の悪いボカロ」としてファンの間で名を馳せてしまう。
しかし「元気いっぱいの少年少女」といった印象を受ける容姿が大きな反響を得た事で、滑舌は悪くとも初音ミクに負けない「キャラクターとして」の人気があるボカロとなる。鏡音をどうにか使いこなそうと、諦めずに試行錯誤をし続ける鏡音ユーザーも多くおり、調整が難しいからと言って鏡音リン・レンの人気が下がる事はなかった。それどころか、そんな鏡音リン・レンの現状を歌った楽曲も輩出され、逆境を力に変え人気を上げていく事となる。
そうして『鏡音リン・レン Act.1』が発売されてから約7ヶ月後の2008年7月18日。クリプトンは『鏡音リン・レン Act.1』のライブラリアップデート版として『鏡音リン・レン Act.2』の発売を開始。『鏡音リン・レン Act.2』は、『鏡音リン・レン Act.1』よりも音同士の繋ぎにあたる部分をなめらかにし、発生するノイズ成分を低減させたソフトとなっている。これにより、ボイスの調整が簡単かつ的確に行えるようになった。
以降は、『鏡音リン・レン Act.1』の販売は停止。代わりに『鏡音リン・レン Act.2』の販売が行なわれていくようになる。「滑舌の悪いボカロ」と、もう言われる事はなくなったのである。

『鏡音リン・レンAppend』と『鏡音リン・レンV4X』の誕生

2010年に発売された『鏡音リン・レン Append』のパッケージ。

『鏡音リン・レン Act.2』以降しばらくの間、鏡音シリーズから新しいソフトが発売される事はなかったが、2010年12月27日に追加音源版『鏡音リン・レンAppend』が発売されたこれにより鏡音リンには「power」、「warm」、「sweet」の3つを、鏡音レンには「power」、「cold」、「serious」の3つが追加され、鏡音リン・レンは今まで以上に幅広い音楽ジャンルに対応できるボカロへ進化を遂げた。
さらにそれから5年後の2015年12月24日に、新しい音声合成ソフトとして『鏡音リン・レン V4X』が発売。このソフトは、発売当時にヤマハが音声合成システム『VOCALOID』シリーズの4機目として新たに作り出したシステム『VOCALOID4』をもとに制作がされた。『VOCALOID4』には、俗に言うデスボイスと呼ばれる種類の声を作れる機能「グロウル」と2つの2つの異なる歌声を一緒に使う事ができる機能「クロスシンセシス」が搭載されており、従来のソフトよりも歌い方にさらなる幅の広がりを生みだせるようになっている。さらにこれらの機能に加え、『鏡音リン・レン V4X』には、クリプトンが開発した歌声を拡張する事に長けた機能「E.V.E.C.(イーベック)機能」が搭載された。また『鏡音リン・レン V4X』発売時には、英語音源に対応した『鏡音リン・レン V4 ENGLISH』も発売されており、両ソフトを同梱したバイドル版パッケージでの販売も行なわれている。
キャラクターデザインも一新され、新たな鏡音リン・レンとしてボカロユーザー達を沸き立たせる事となった。

広がり続ける鏡音リン・レンの様々なメディア展開

鏡音リン・レン歌唱楽曲(作曲者:HoneyWorks)「スキキライ」の小説版のイラスト。

ソフトとしての新たな進化を遂げていく中、鏡音リン・レンは様々なメディア展開も見せていく事となる。初音ミクがそうであったように、鏡音リン・レンもソフトとしてだけではなく、「キャラクター」としての人気も見せていた。フィギュアなどの様々なグッズ展開はもちろんのこと、『初音ミク ライブパーティー(通称:ミクパ)』や『マジカルミライ』といったボカロ関連のライブにも多く出演するようになる。
さらに2011年頃から、「ボカロ小説」と呼ばれる小説ジャンルが流行りだす。「ボカロ小説」とはボカロ音楽を原作に作りあげられた小説のことである。誕生当初は1冊完結型が多かったが、次第に『カゲロウプロジェクト』のような同世界観で作られた複数の楽曲で構成されている『楽曲シリーズ』系をもとにした、長いシリーズものも作られるようになる。そのなかには鏡音リン・レン歌唱の楽曲を原作にしたものも存在しており、胸キュン青春ソングを作る事で有名なボカロP HoneyWorksの楽曲「スキキライ」、中世風物語音楽を作りあげた事で名を馳せたボカロP 悪ノPの楽曲「悪ノ娘」や「悪ノ召使」、ボカロP Junkyにより作られたボカロ史に名を残した名曲「メランコリック」など、数多くの鏡音リン・レン楽曲が小説化した。
これらのボカロジャンルの展開は、その後も進化を遂げていき、小説化のみならず漫画化やアニメ化、コミカライズ化やアニメ化、さらには舞台化なども行われ、ボカロは世間の人々の関心をどんどんと集めていく事となる。
またボカロPやボカロ曲等をカバーしていた歌い手達の中から、ボカロ曲を通してメジャーCDの発売やボカロを介さないアーティストとしてデビューをする者が続出。ボカロ曲を制作していた時の経験を活かし、作曲家としてアニメのOPやゲームの挿入歌などの様々な形で他アーティストへの楽曲提供をする者や、ボカロとは別にアーティストとしてのオリジナルソングの発表など様々な活動を展開する者が増え、米津玄師や須田景凪、まふまふやEveと、続々と人気アーティストが生まれていく。
そのような展開の広がりから、ボカロ音楽はさらに世間からの認知度を高めていく事となり、ネット音楽と呼ばれるジャンルの1つとして名を馳せる事となる。鏡音リン・レンの名前もこれらの流れと共に世間に広まっていく事となったのだった。

鏡音リン・レンのソフト一覧

鏡音リン・レン(VOCALOID2版)/鏡音リン・レン Act.1

『鏡音リン・レン(VOCALOID2版)/鏡音リン・レン ACT.1』版の鏡音リン・レン。

鏡音シリーズ最初のソフト。発売日は2007年12月27日。当時のヤマハが開発した音声合成システム『VOCALOID』シリーズの最新バージョンであった『VOCALOID2』エンジンをもとに作り上げられた。同じく『VOCALOID2』をもとに作りあげられた音声合成ソフト『初音ミク』に続く形で発売された、音声合成ソフトでもある。
初音ミクのボイスと被らないよう、「張りのある声」と「力強い声」を目標に開発された。声優・下田麻美の声をもとに、女声の「鏡音リン」と男声の「鏡音レン」のボイスデータが収録されている。後にライブラリがアップデートされた「Act.2」版が登場した為、「Act.1」版の鏡音リン・レンの販売は停止された。
キャラクターデザインは、初音ミクでもキャラクターデザインを務めたイラストレーターのKEIが行った。

鏡音リン・レン ACT.2

『鏡音リン・レン ACT.2』版の鏡音リン・レンのパッケージ。

『鏡音リン・レン Act1』のライブラリアップデート版。発売日は2008年7月18日。
旧バージョン『鏡音リン・レン Act1』は、初音ミクよりも力強いパワーボイスのボカロとして発売されたが、その分、初音ミクよりも調整が難しいボカロとなってしまった。普通に歌わせるだけでも小難しい技術が必要となってしまい、滑舌の悪いボカロとしてもファンの間では名を馳せるようにもなってしまう。そのような状況を改善する為に作られたのが、『鏡音リン・レン Act2』である。
本バージョンでは、音同士の繋ぎの部分をなめらかにし、ノイズ成分を減らす事に成功している。これにより『鏡音リン・レン Act1』よりも簡単かつ的確に歌わせる事が可能となった。
なお、『鏡音リン・レン Act2』の得意な音楽ジャンルは、鏡音リンがエレクトロとロック系のポップス、歌謡曲に演歌系のポップス、鏡音レンがダンスとロック系のポップス、歌謡曲に演歌系のポップスとのことである。得意なBPMの範囲は、鏡音リンが85 - 175、鏡音レンが70 - 160。

鏡音リン・レンAppend

『鏡音リン・レンAppend』版の鏡音リン・レン

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