白膠木簓（ヒプノシスマイク）とは【徹底解説まとめ】

白膠木簓の概要

白膠木簓（ぬるで ささら）とは、音楽原作キャラクターラッププロジェクト「ヒプノシスマイク」のキャラクターで、MCネームは「Tragic Comedy」だ。人気お笑い芸人で、明るく暴力的な雰囲気を感じさせない性格で常識的な考えを持っている。座右の銘はアメリカのコメディアン兼女優や歌手のキャロル・バーネットから「俺の人生を変えられるのは俺だけや 誰も俺の為にそんな事やってくれへん」。蘆笙と漫才コンビ「どついたれ本舗」を組んでいたが、才能の違いを理由に解散を希望されその後ピン芸人で活動する。蘆笙とのコンビを解散後に相方探しのため東京へ進出し、左馬刻と出会った。漫才コンビを組んでほしいと伝え断られるも、イケブクロ界隈のチンピラを束ねるグループ「Mad Comic Dialogue（マッドコミックダイアログ）」として共に行動する。「Naughty Busters（ノーティーバスターズ）」の山田一郎（やまだいちろう）や波羅夷空却（はらいくうこう）とも行動するが中王区の策略で左馬刻と決別しオオサカへ戻った。その後ピン芸人としてテレビのMCからリポーターまで幅広く活躍するも、第2回ディビジョンラップバトルへの招待状が届きラップチームを作ることとなる。メンバー選びに悩むが、元コンビの蘆笙と縁あって知りあった天谷奴零（あまやど れい）と組むことを決め、新生「どついたれ本舗」が結成された。ラップアビリティは芸人らしく、相手を笑わせ能力を低下させる「Killing joke（キリングジョーク）」である。

白膠木簓の活動経歴

躑躅森蘆笙との漫才コンビ結成から解散

簓は子どもの頃にテレビでみた漫才に感動し、芸人を目指して大阪の養成所に通い出した。ネタが面白くて養成所内では人気者となり、何人にもコンビに誘われるが気に入る相手が見つからない。相方探しに難航していたが、ヤンキーで変わり者の蘆笙と出会う。彼も養成所に通っているが独特過ぎるネタは滑ってばかりで、周りの空気を変えるタイプだった。ある時簓と蘆笙が話をする機会があり、簓の小ボケを蘆笙が自然にツッコみ周りにウケたことで、2人はコンビを組むと決める。コンビ名は「どついたれ本舗」とし、どんどん売れていったが、蘆笙は簓との才能の差に悩み出した。簓はなにかに悩んでいることに気づくが、本人が言って来るのを待つ。しかし相談せずに考えすぎた蘆笙は簓のようには面白くなれないと感じ、コンビの解散を望んだ。

碧棺左馬刻との「Mad Comic Dialogue」の結成

「どついたれ本舗」解散後、簓はピン芸人ぐらんぷりで優勝するほどの活躍を見せる。他の芸人からコンビに誘われるが、蘆笙に解散を言われた日が忘れらず断ってばかりでいた。「いつまでもこのままってわけには、いかんなぁ…」と考え、長期休みをもらい相方を探しに東京へ行く。大阪ほどの知名度がないため宛もなく彷徨うなかで、喧嘩をしている左馬刻と出会う。蘆笙と顔が似ていると感じてつい喧嘩の仲裁に入り、それをきっかけに何度も遭遇し気になっていく。左馬刻が仲間に裏切られてピンチなところを、機転を利かせて助け「俺と一緒にコンビ組んでくれ」と誘った。左馬刻から断られるが何度も足を運び、漫才コンビではなくイケブクロを束ねるチーム「Mad Comic Dialogue」を組むこととなる。

「Mad Comic Dialogue」の活躍と解散

イケブクロ界隈のチンピラを束ねるチーム「Mad Comic Dialogue」は「天国ヘノ階段」との2大勢力となり、日々抗争が起きていた。そんな中で「天国ヘノ階段」を率いる金融屋の社長紫藤百舌九（しどう もずく)の指示で、傘下の一郎と空却のチーム「Naughty Busters」が不戦協定を破り領土を奪う。一郎たちが領土を奪っている所へ簓と左馬刻が到着し、ラップバトルとなった。「Mad Comic Dialogue」と「Naughty Busters」の力は拮抗し相打ちとなる。お互い消耗した所へ百舌九が仲間を引き連れ、簓たちに領土を掛けた強制バトルを仕掛けた。その卑怯な行為を許せない一郎は空却と共に簓と左馬刻側に協力し退ける。左馬刻たちは一郎たちを「Mad Comic Dialogue」へ誘うが、考える時間が欲しいと保留になる。勝負に負けた百舌九は領土を取り返すため、鳳仙幻鳥（ほうせん げんちょう ）と共に一郎の弟である山田二郎（やまだ じろう）と山田三郎（やまだ さぶろう）の2人と左馬刻の妹である碧棺合歓（あおひつぎ ねむ）を拉致した。イケブクロのサンセットビルに立てこもるが、「空寂ポッセ」である飴村乱数（あめむら らむだ）と神宮寺寂雷（じんぐうじ じゃくらい）も協力し解決する。その後「Naughty Busters」は「天国へノ階段」から抜け、「Mad Comic Dialogue」と行動を共にした。しかし、中王区の命令で「空寂ポッセ」と左馬刻、一郎を組ませるため、乱数のクローンが真正ヒプノシスマイクで簓の精神をマインドハックし仲違いさせる。左馬刻へ「俺はチームを抜けさせてもらうわ」と伝え、ラップバトルとなった。抵抗しない左馬刻を倒し、「Mad Comic Dialogue」は事実上の解散となる。簓はオオサカへ戻り、ピン芸人としての活動を再開した。

「どついたれ本舗」結成

「Mad Comic Dialogue」の解散後大阪に戻りピン芸人として活動する簓のもとに、中王区からヒプノシスマイクが届く。第2回ディビジョンラップバトルに参加するためのチームを組めとの要請だった。簓はチームを組むなら蘆笙がいいと浮かぶが、すぐに行動せずに過ごす。その後芸人仲間から儲かる話を勧められ、ネズミ講だと感じるが話のネタにするため社長へ会いに行った。詐欺だとすぐに分かる内容を説明する零と出会い、会員メンバーに蘆笙の名前があるのを見つける。簓は蘆笙に会いにいき、副業（ネズミ講）を辞めることとディビジョンラップバトルに参加するためにチームを組んでほしいと伝えた。その時には断られるが諦めず、芸能人になりたい教え子のために蘆笙がスカウトマンへ会いに行くのを協力する。簓と蘆笙が待っていたスカウトマンは零であり、問い詰められてあっさり詐欺師であると暴露した。蘆笙は生徒を騙したことに怒り殴ろうとするが敵わず、ヒプノシスマイクをわたされラップバトルとなる。簓も同調しコンビで対抗し、腕前を確認した零は負けを認めた。チームを組むなら蘆笙がいいと感じた簓は、バトル後に再度ラップチームに誘う。また迷惑をかけると渋るが、簓の想いを受け、前に進むためにチームを組むことを決意した。その様子を見た零が自らメンバー入りを希望し、その実力を認めたため新生「どついたれ本舗」が結成される。

第2回ディビジョンラップバトル参加

第2回ディビジョンラップバトルを順調に勝ち進めるも、「どついたれ本舗」としての戦力不足を感じていた。零は簓と蘆笙にそれぞれ働きかけ、2人の関係性の問題を指摘した。お互いに己と向きあい、信頼することで築ける対等な関係性が必要だと気付く。その関係性を手に入れるため、2人で本気のラップバトルを行い強固な絆を手に入れた。チーム力の強化にもつながり、「どついたれ本舗」はオオサカディビジョン代表となる。決勝トーナメントは初出場ながら「Buster Bros!!!」と激闘を繰り広げるが、惜しくも敗北を喫した。

白膠木簓のプロフィール・人物像

誕⽣⽇：10月31日
⾝⻑：174cm
血液型：AB型
年齢：26歳
体重：58kg
職業・役職：お笑い芸人
利き手：左
好きなもの：クリームソーダ／人を笑わせること／食べ歩き
嫌いなもの：静寂／雨
好きな食べ物：お好み焼き
嫌いな食べ物：もんじゃ
ラップアビリティー：「Killing joke（キリングジョーク）」（相手を笑わせ能力を低下させる）

ダジャレを多用する芸風でピン芸人として活躍する。漫才コンビを組んでいる時は簓がボケ、蘆笙がツッコミ担当であった。プライベートでもおやじギャグが好きで、さまざまな場面で連発する。コンビを解散後に喫煙者となるが、第2回ディビジョンラップバトルへ参加時には禁煙している。

白膠木簓のディスコグラフィー

ヒプノシスマイク オオサカ・ディビジョン 「あゝオオサカdreamin'night」