うちはイタチ(NARUTO)の徹底解説・考察まとめ

うちはイタチとは、『NARUTO』に登場する木の葉の里の抜け忍で、主人公うずまきナルトのライバルであるうちはサスケの実兄。サスケが幼い頃にうちは一族を抹殺しており、里を抜けた後は「暁」という組織に所属する。
非常に強いとされるうちは一族の中でも抜きんでた実力者で、特に幻術を使った攻撃が得意。うちは一族に見られる特殊な眼「写輪眼」はもちろんのこと、その上位種である「万華鏡写輪眼」も開眼している。

天照(あまてらす)

イタチの万華鏡写輪眼(右目)の瞳術。対象物が燃え尽きるまで消えることのない黒炎が、目のピントが合った場所から発火する。月読と同様、発動には膨大なチャクラを使用し、眼球への負担も月読以上である。黒炎は基本的に消えることはないが、イタチは目を閉じる、サスケは、瞳力でコントールすることで鎮火する事ができる。
自来也の忍法・蝦蟇口縛りから脱出する際に初めて使用し、本来火を吹く岩蝦蟇の内蔵をも焼き払った。作中では、負担の大きい大技であるためあまり使用する機会はなかったが、サスケが永遠の万華鏡写輪眼を手に入れてからは加具土命で頻繁に使用する機会が見られた。

須佐能乎(すさのお)

写輪眼最強の瞳術で、須佐能乎を支える人物は作中でも数少ない。
うちは一族であっても須佐能乎を開眼することは稀であり、膨大なチャクラで構成された骸骨を象った像を操り攻撃する。人体を軽く握りつぶす事ができるほどのパワーと、あらゆる忍術・体術を防ぐ防御力を併せ持っている。しかし、リスクも非常に大きく、チャクラの使用量に加えて全身の細胞への負担が大きくかかってしまう点から最後の切り札としてイタチは使用していた。
須佐能乎は段階によって分けられており、通常の万華鏡写輪眼であれば第三形態まで変化する事ができる。少しずつ姿形が変わるが、その分体にかかる負担も大きくなってくる。
術者によって、姿や色が異なり、固有の武器をそれぞれ持っている。
イタチは完全体須佐能乎になることはできなかったが、永遠の万華鏡写輪眼を手に入れると使用する事が可能になる。
完全体は尾獣の力にも匹敵すると言われており、攻撃の規模が桁違いに大きく、強くなる。

イザナミ

イザナミはイザナギという運命を変えることができると言われたうちはの最強幻術を止めるために作られた瞳術。イザナミは、視覚ではなく、感覚によって相手を無限ループの中に閉じ込める術である。一瞬の自分と相手の感覚を瞳力によって記憶させ、それと全く同じ行動を起こすことで、その二つの間の時間をつなげて永遠にループするという空間を作ってしまう。一度そのループにハマってしまうと抜け出せないのかというと、抜け出す術はあり、自分自身の本来の結果を受け入れる事ができた時イザナミのループは解ける仕組みとなっている。
術の発動には、失明するリスクがあり、使用すると片目を失ってしまう。そのため、一人につき2回までしか使用する事ができない。

うちはイタチの関連人物・キャラクター

うずまきナルト

本作品の主人公であり、弟のサスケを「兄弟」と呼んでいる。
自分の言った言葉は曲げないことを忍道としており、イタチとは何度か会ったことがあり、交戦している。第四次忍界大戦では、穢土転生の術で蘇ったイタチがナルトと交戦し、全てを抱え込もうとしていたナルトに対し、「火影になったものが皆から認められるんじゃない。皆から認められたものが火影になるんだ」と教えた。この言葉で、ナルトは仲間に頼ることの大切さを再認識し、正しい道へ進む事ができた。

renote.net

うちはサスケ

イタチの弟。うちは一族の生き残りとして、兄であるイタチを恨み、復讐するために生きていた。しかし、イタチと戦い復讐を果たした後、イタチの真実を聞き、兄を苦しめ続けていた木の葉の里を潰すことを決意し動き出す。第四次忍界大戦の際に偶然イタチと再会し、イタチの思いを聞くことで、正道へ引き戻すきっかけを作ることができた。イタチの生き様を見たサスケは、「人を纏めあげるために影となり、全ての憎しみを引き受けるもの」が火影だという答えを出した。

renote.net

うちはシスイ

イタチと同じうちは一族の忍であり、イタチの親友でもある。
万華鏡写輪眼を開眼しており、術を受けた者がそれに気づかないほどの瞳術を使う事ができた。しかしその力故にダンゾウに命を狙われてしまい、片目を奪われてしまう。残った片目は親友であるイタチに託し、里のため命を絶った。それがきっかけとなり、イタチは万華鏡写輪眼を開眼した。イタチは、「シスイは里と一族を天秤にかければ一族を選ぶだろう」と察しており、「うちは一族粛清任務の際に彼が生きていれば間違いなく戦うことになっただろう」と思い返していた。

干柿鬼鮫

霧隠の抜け忍で、イタチが暁でツーマンセルを組んだ相方である。
水遁の術を得意としており、元忍刀七人衆の一人で、大刀「鮫肌」を扱う。イタチより年上だが、誰にでも敬語を使い、同じ同胞殺しとして共感を求めているシーンがある。
実力を評価していたからなのか、イタチのいうことには忠実。

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