黒崎一護(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

黒崎一護(くろさきいちご)とは『週刊少年ジャンプ』で連載していた『BLEACH』の主人公で、死神代行。ある時、家族を虚(ホロウ)から守るため、死神の朽木ルキア(くちきるきあ)から死神の力を譲り受け危機を打破。それ以降は死神代行として活動する。「尸魂界篇」「破面篇」では自らに虚の力が宿っていることを知り、破面篇での戦いで死神の力を失うことになるが「死神代行消失篇」で完現術(フルブリング)を会得し、戦う力を得る。「千年血戦篇」では虚の力だけではなく滅却師であった母の力も受け継いでいたことが判明した。

死神が始解を発動するためには解号(かいごう)を唱える必要があるが、一護の斬月は常時開放型のため、解号を必要としない。浦原との特訓の際に精神世界で斬月から名を教えてもらい、解放に成功した。

鞘も柄も鍔もハバキも無く、出刃包丁のような形状の巨大な刀身のみの刀で、持ち手の部分から晒が伸びており、戦闘以外の時ははこの晒を刀身に巻き付けて鞘の代わりとしている。
攻撃力、耐久力が非常に高く、卍解の修行後は刀そのものの攻撃力・耐久力がさらに上がった。ルキア奪還の際は双殛の丘で、斬魄刀100万本分の破壊力を持つという矛を受け止め、双殛を受け止めるために作られた磔架を一撃で破壊するほどの威力を発揮した。

死神代行消失篇以降は完現術の影響からか、晒がなくなり、従来のような包帯型の鞘が復活した。柄も卍解時のように黒い柄に変更された。さらに攻撃力も上昇し、単純な剣圧だけでも以前の月牙天衝と同等の威力を持つ。

卍解 「天鎖斬月(てんさざんげつ)」

卍解の名は「天鎖斬月(てんさざんげつ)」といい、能力解放と共に刀身含め全てが漆黒に染まった少し長めの日本刀に変化する。一護本人の死覇装も変化し、黒いロングコートに似た独特の形になる。また霊圧の色が青白いものから赤黒い色に変化する。
強大な霊力の全てを凝縮することで卍解としてはかなり小刀になり、卍解の強力な攻撃力を持ったまま素早く移動し、速い斬撃を可能にする。また一護は卍解を長時間維持できるほどの霊力を持っている。

一護はルキア奪還のために夜一(よるいち)のもとで転神体(てんしんたい)を使用した修行を開始した。転神体とは隠密機動の最重要特殊霊具の一つである人形で、この人形に斬魄刀を刺すことで斬魄刀を強制的に具象化することができ、主に卍解の会得に使用されるものである。これにより一護は普通の死神が修得に約十年以上かかる卍解を3日ほどでものにした。
斬月の卍解は通常の斬魄刀と異なる点がある。通常の斬魄刀は卍解状態のまま破壊されると修復できないとされている。しかし一護の卍解は一護が纏う死覇装の変化もその一部であり、一護自身の霊圧が回復すれば破損しても元に戻る。 ただし本体である刀身は折られると修復が難しい。事実、千年血戦篇にて、見えざる帝国の最初の侵攻の際にハッシュヴァルトに折られてしまった。

月牙天衝(げつがてんしょう)

月牙天衝は斬月がもつ唯一の技である。自らの霊力を刀に宿らせて、刃先から超高密度な巨大化した霊圧を斬撃として飛ばす技である。一護の霊圧が増すほどに威力が増し、射程距離も長くなる。
最初に放ったのは初めてギリアン級の大虚を撃退したときで、未完成の斬撃を放っている。その後は浦原商店地下の勉強部屋で始解を会得した直後に初めて月牙天衝を放ったが、しばらく使いこなすことができなかった。卍解会得の修行の中で徐々に自分の意志で扱えるようになった。

始解時に放たれる月牙天衝と卍解時に放たれる月牙天衝とでは斬撃の色が異なる。始解時は青白い色になり、卍解時では赤黒くなる。始解時よりも当然ながら威力は上がる。
初めの頃は一護の内なる虚が一護の意識を奪わんとしていたため、連続での使用は不可能だった。

千年血戦篇で二刀一対型の斬月を手にしてからは左の短刀から自分の体の近くに発生させ、敵の攻撃を防御するために使用した。また、長刀からは始解時でも黒い月牙を放つことも可能となっている。

最後の月牙天衝「無月(むげつ)」

破面篇で敵のボスであり尸魂界を混乱に陥れた元護廷十三隊五番隊隊長である藍染惣右介(あいぜんそうすけ)との戦いの最終局面で使われた技。発動時の一護は黒髪でロングヘアーとなり、瞳の色も真紅に変わり、口から上半身にかけて包帯を纏った姿に変貌する。その姿はユーバッハに似ている。

戦いを前に、父である一心によって断界(だんかい)と呼ばれる現世と尸魂界の狭間の空間で天鎖斬月と精神世界で戦うことによって得ることができた。一護自身が天鎖斬月と融合し、自らが月牙天衝となることで、崩玉(ほうぎょく)の力でパワーアップし、変貌した姿になった藍染を上回るほどの力を身につける。しかし、「無月」を使用すると一時に絶大な力を手にする代償として一護はすべての霊力を失うことになった。
右手に刀状の霊圧を発生させ振り下ろすことで発動。周囲一帯に巨大な漆黒の斬撃を発生させる技で藍染に致命的なダメージを与えることに成功し、最後は浦原の鬼道によって藍染を拘束し、戦いが収束した。

虚化(ホロウか)

一護の中にある内なる虚が表に出てきた際に得た力。死神でありながら虚の力を混在させることで爆発的に戦闘能力を向上させることができる。
尸魂界篇では一護のピンチの際に咄嗟に発現し、致命傷を防ぐ働きをしていた。護廷十三隊六番隊隊長、朽木白哉(くちきびゃくや)との戦いでは一時的に虚化状態で戦闘したが完全に制御できているわけではなかった。
虚化すると一護の顔は仮面に覆われ、眼球は黒、瞳は黄色に変わる。虚化が不完全な時は一部だけ仮面が出現していた。一護の仮面はシンプルな髑髏状のもので、左半分が血のような色の紋様に覆われている。虚化の仮面は人によって大きさ・デザインが異なる。

内なる虚の制御は時間がかかり、魂の侵食によって霊圧が不安定になったり、意識が乗っ取られる障害も発生していた。しかし、平子真子(ひらこしんじ)率いる仮面の軍勢(ヴァイザード)のもとで内なる虚と精神世界において内在闘争をし、内なる虚である白い一護を抑えることに成功してからは、自らの意志で自在に発動できるようになった。

完全虚化

破面篇において十刃(エスパーダ)のNo.4であるウルキオラ・シファーとの戦いで発現した。
刀剣解放第二階層(レスレクシオンセグンダエターパ)時のウルキオラに敗れ、一護は瀕死状態になる。必死に呼びかける織姫の声に反応して、一護は内面の虚に近い、2本の角と骸骨のような仮面、白い肌、胸の孔が開いている姿に変貌して立ち上がった。この時髪の毛も伸びている。
変貌後、ウルキオラを打ちのめす程の大打撃を与えたが、ウルキオラの捨て身の攻撃を受けて元に戻った。

完全虚化のときは仲間の言葉であっても通じず、自分が敵と判断した者を無差別に攻撃を開始する。そこに一護の意識は残されておらず、獣同然と化す。
この形態はウルキオラ戦が最初で最後の登場であった。

響転(ソニード)

破面が使用する高速移動能力のことをいう。死神でいう「瞬歩(しゅんぽ)」、滅却師でいう「飛廉脚(ひれんきゃく)」のこと。
原作の中で一護はこの技で2回、ウルキオラの相手の霊力の強さや所在を測る能力である「探査神経(ぺスキス)」をすり抜け、背後をとった。

虚閃(セロ)

大虚や破面が放つ霊圧の集中された破壊の閃光。ギリアン級の大虚は口から放っていたが、破面の場合は口や掌など各々で放つ場所が違う。
完全虚化した一護は角の先端から放つ。その威力は虚化形態での月牙天衝を遥かに上回っており、ウルキオラの黒虚閃を簡単に打ち消してしまうほどの威力を持っている。色は深紅。

王虚の閃光(グラン・レイ・セロ)

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草鹿やちる(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

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草鹿やちる(くさじし やちる)は、久保帯人によって『週刊少年ジャンプ』で連載されていた『BLEACH』の登場人物で、護廷十三隊十一番隊副隊長。北流魂街79地区・草鹿に生まれ、赤子の頃に剣八に拾われる。無邪気で人懐っこい性格で、よく剣八の肩に乗っている。護廷十三隊の中でも、剣八に唯一指示を出し、わがままを言うことができる。千年血戦篇以降は消息不明となったが、明確な理由は語られていない。斬魄刀は三歩剣獣(さんぽけんじゅう)、解号は「でておいで三歩剣獣」。

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更木剣八(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

更木剣八(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

更木剣八(ざらきけんぱち)とは、『BLEACH』に登場する護廷十三隊の中でも武闘派が集まる十一番隊の隊長を務める男だ。「剣八」とはその代の最強の剣士の呼び名で、生まれたときに名前を持たなかった剣八は自分で自分に「剣八」と名付けた。名前の通り非常に好戦的で、強い者との戦いを至上の幸福としている一方で、自身が強すぎるあまりに対等に渡り合える敵がなかなか現れず、主人公の一護と出会うまで退屈しきっていた。最終章「千年血戦篇」で初代剣八の卯ノ花との戦いを通して初めて自身の斬魄刀の名前を知る。

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