陀艮(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ
陀艮(だごん)とは『呪術廻戦』に登場するキャラクターであり、人間の海や水に対する畏怖の念から生み出された特級呪霊である。偽夏油/加茂憲倫/羂索やそのほかの特級呪霊(真人、花御、漏瑚)と共に初めて登場した際にはまだ生まれたばかり(呪胎)だった為明確な言語を操ることはなく力も弱かったが、特別一級術師の禪院直毘人と交戦した際花御を殺された怒りから覚醒し驚異的な力を発揮するに至った。
少年院で発生した特級呪霊の討伐任務において虎杖悠仁が死亡した後、人間(非術師)がいない世界を実現させようと企む偽夏油/加茂憲倫/羂索と共に呪霊集団の一員として登場した。フードを被った巨大なタコのような姿をしており、言葉は「ぶふぅー」など意味をなさないものしか発していなかった。
陀艮は人間の水や海に対する畏怖の念から生み出された呪霊であり、明確な時期は明らかになっていないが森への畏怖の念から生まれた花御、大地への畏怖の念から生まれた漏瑚、人間の恐怖から生まれた真人と共に人間を滅ぼし自分たち呪霊が新たな人類として君臨しようと画策していた。
そこで呪術師だけの世界を創るため人間(非術師)を殲滅させようと考えていた偽夏油/加茂憲倫/羂索と手を組み、目的達成のために必須条件となる「呪いの王両面宿儺を仲間に引き込む事」と「呪術界最強と目される呪術師五条悟を戦闘不能にする事」を成し遂げるべく暗躍することとなった。
五条悟封印に向けての準備
偽夏油/加茂憲倫/羂索は「五条悟を殺せるものはいない」と考え五条の封印を提案していたが、自身の強さに誇りを持っていた漏瑚は「五条悟は儂(ワシ)が殺す」と宣言する。偽夏油/加茂憲倫/羂索の忠告を無視して五条に奇襲をかけた漏瑚だが圧倒的な五条の強さに手も足も出ず、切り札である領域「蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせん)」を展開するも五条の領域「無領空処(むりょうくうしょ)」に押し負けて一方的に嬲られる。五条に首をもぎ取られ瀕死に陥っている状況を、少し離れた小高い山の上から花御と偽夏油/加茂憲倫/羂索が観察していた。
漏瑚を助けに入ろうとしている花御に対して偽夏油/加茂憲倫/羂索は「助けたいなら助ければいいさ。君たちにそんな情があるのかは知らないけど」と言い残し、その場を後にしてアジトへと向かう。呪霊集団がアジトとしていた場所は一見普通のアパートの一室だったが、ドアの中では陀艮の領域が展開されており静かな海と砂浜が広がっていた。砂浜にはデッキチェアやパラソルが設置されており、領域の主である陀艮は海で戯れていた。
偽夏油/加茂憲倫/羂索が「随分穏やかな領域だね」と呟いていると、ビーチチェアで本を読みながらくつろいでいた真人から「漏瑚はどうした?」と声を掛けられる。「漏瑚は瀕死だけど、花御が助けに入ったから大丈夫じゃないかな」と答える偽夏油/加茂憲倫/羂索に対して「無責任だな。君が焚きつけたんだろ」と真人が応じているところに、頭だけになった漏瑚を持った花御が帰還した。
圧倒的な五条の強さを目の当たりにした呪霊集団は、偽夏油/加茂憲倫/羂索の提案通り「両面宿儺を仲間に引き込む事」と「五条悟封印に向けた準備」を完璧に進めることとなった。真人は人間観察を行っている中で偶然出会った少年・吉野順平を通して宿儺に接触し、花御は呪術高専に保管されている呪胎九相図や宿儺の指を盗み出すための隙を作るべく呪術高専姉妹校交流会に乱入するなどそれぞれ活動していた。呪術高専に存在を明かせない偽夏油/加茂憲倫/羂索と陀艮、そして五条によって重傷を負った漏瑚は表立って活動することはなかったが、「五条悟の封印」に向けた準備を整え終えた10月31日の渋谷に現れてテロ活動「渋谷事変」に参戦した。
渋谷事変
封印の為五条と対峙していた花御と漏瑚、特級呪物「呪胎九相図」から受肉した脹相(ちょうそう)とは別行動をとっていた陀艮は真人と共に人間を殺して回っていた。更に別の作戦の為に真人と別れたところ、特別一級術師の禪院直毘人(ぜんいんなおびと)、一級術師の七海健人(ななみけんと)、呪術高専東京校二年生の禪院真希と会敵する。
七海は先制攻撃を仕掛けようとしたが、それよりも早く動いた直毘人が陀艮を殴り飛ばす。衝撃で大量の骨を吐き出した陀艮に対して直毘人は「貴様何人喰ったんだ?」と問いかけるが、苦し気にうめいていた陀艮は直毘人に応えることはなく「じょうごぉ」「まひとぉ」「はなみぃ」と仲間の名前を呼び始める。訝しがる直毘人だったが花御が五条に祓われたことを感じ取ると「よくも花御を殺したな」と怒りを爆発させ、自らの肉体を破り捨てると変態を遂げた。
まだ生まれたばかりの呪胎で弱く、明確な言語を操る事すらできなかった陀艮だが、覚醒すると同時に攻撃力も爆発的に向上した。陀艮は呪力から巨大な水の塊を造り出し直毘人、七海、真希に襲い掛かる。陀艮の水の勢いはすさまじく、真希は後輩の伏黒恵が持つ術式「十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ」の中の技「満象(ばんしょう)」が放つ水の勢いとは比べ物にならないと感じていた。
それでもまだ余裕があった直毘人は陀艮に「呪霊よ」と話しかけながら自らの術式「投射呪法(とうしゃじゅほう)」を発動させ攻撃を仕掛ける。それに対して陀艮は「呪霊ではない。私は陀艮。花御、漏瑚、真人にも我々には名前があるのだ!!」と怒りをあらわにしていた。
身体の周囲に水で造った障壁を出現させて直毘人、七海、真希の攻撃をいなしていた陀艮だが、直毘人が「技を発動させる前に速度で潰す」と宣言すると三人の猛攻に技を出す隙を奪われる。空中に逃げるも動きを読んでいた直毘人に回り込まれ、陀艮は地面に叩き落されてしまった。直毘人の攻撃速度が漏瑚を上回っていると感じた陀艮は領域を展開しようとしたが、直毘人に阻まれ窮地に陥る。状況を打破するため陀艮は腹部に呪印を描き領域「蕩蘊平線(たううんへいせん)」を展開するのだった。
領域内での戦い
領域領域「蕩蘊平線(たううんへいせん)」に直毘人、七海、真希を引きずり込んだ陀艮は、術式「死累累湧軍(しるるゆうぐん)」を発動させてそれぞれの実力を図る。領域内で発動された術式は必ず当たるという必中効果により、真希と七海は体に触れられた瞬間に海洋生物の式神に肉を抉られてしまった。一方直毘人は領域の必中効果対策として御三家(禪院家、五条家、加茂家)に伝わる術式「秘伝・落花の情(ひでん・らっかのじょう)」を発動させる。「秘伝・落花の情」は簡易領域のように自分で領域を展開することなく、領域内の必中攻撃が体に触れた瞬間に自動的に呪力を開放してカウンター攻撃で身を守るというものだった。
直毘人が無傷でいるのを確認した陀艮はやはり直毘人の実力が最も高いと判断し、「死累累湧軍」の力を直毘人が七割、七海が三割になるように調整して攻撃を加える。直毘人は攻撃してくる式神の勢いが全く衰えない事から「死累累湧軍」が海から際限なく湧き出してくる式神だと推察するが、七海ともども式神の集中攻撃に遭う。陀艮は最も力が弱いと判断した真希を直接殺そうと真希に蹴りを放つが、「天与呪縛」によって呪力の代償に驚異的な運動神経を与えられていた真希は何とか蹴りを受け止める。
真希は陀艮に「弱いというなら一撃で殺せ」と挑発するが、内心では「恵と先に合流しておくべきだった」と焦っていた。追い詰められた真希に対して陀艮が「死累累湧軍」を発動しようとしたその時、領域「嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)」を展開させた呪術高専一年の伏黒恵が飛び込んでくる。影を操る術式を持った恵は自身の影の中に忍ばせた特級呪具「游雲(ゆううん)」を真希に渡すのだった。
真希は恵に対して「本当にクソ生意気な後輩だよ」と軽口をたたきながら陀艮に攻撃を仕掛けた。「死累累湧軍」によって応戦しようとした陀艮だが、恵の領域「嵌合暗翳庭」の影響によって術式の必中効果が消えていることに気付き真希に游雲による一撃を受ける。陀艮は必中効果を取り戻すため恵に向けて式神を放ったが、およそ一分間にわたって「死累累湧軍」の猛攻撃に耐えた七海によって阻まれた。
七海は「死累累湧軍」の攻撃により左目を失っていたが、恵に対して「私が君を守ります。領域に集中してください」と告げると恵への攻撃を引き受ける。同じく「死累累湧軍」に攻撃されていた直毘人も右腕を失っていたが、片腕で術式を発動し式神を倒していた。
七海は恵の領域展開によって式神の必中効果が消えている状況が続けば勝機はあると考えていたが、領域展開は莫大な呪力を消費しなければならないため限界が近い恵の様子を見て焦りを感じていた。そんな七海に対して恵は「俺の目的は領域の押し合いではなく領域に穴を空けて、全員で外に出ることです。三人同時に自分の足元に飛び込んでください」と作戦を伝える。恵の意図をくみ取った七海は陀艮と戦闘していた直毘人と真希に「集合」と声を掛けた。すぐさま恵のもとに全員が集まり領域から脱出しようとしたその時、領域に空いた穴から突然一人の男が飛び込んでくるのだった。
乱入者伏黒甚爾との戦闘
突如として領域内に飛び込んできたのは、伏黒恵の父親であり禪院家に生まれながらも一切の呪力を持っていない非術師の伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)だった。甚爾は真希と同じく「天与呪縛」によって呪力の代償に圧倒的な膂力や運動神経、研ぎ澄まされた五感などを持って生まれていた。
甚爾はまだ学生だった頃の五条悟とその同級生夏油傑の任務中に交戦した結果五条に殺されていたが、「渋谷事変」に参加した降霊術を扱う呪詛師のおがみ婆によってこの世に呼び戻されていた。おがみ婆の術式は死者の一部(遺骨など)を孫(実の孫ではない協力者)が飲み込み、孫が死者の情報を取り込んで戦うというものだった。しかし甚爾は一切の呪力を持たない特殊な人間だった為、孫が肉体の情報を読み込んだ段階で意識を甚爾に乗っ取られてしまい甚爾はおがみ婆を殺害する。
おがみ婆の術式は死後も継続する為本来であれば孫の呪力が尽きた時点で術式が解除されるはずだったが、甚爾は呪力を持たないため攻撃に呪力を消費することはない。その為孫の呪力が尽きるという事がなくなり術式は終了する機会を失っていた。甚爾はただ本能のままより強い者を殺害する為さ迷い歩く。そして特級呪霊である陀艮の気配を感じ取った甚爾は陀艮の領域内に自ら飛び込んだのだった。
突然現れた男に呆然とする一同だったが、甚爾は一向に構うことなく特級呪具「游雲」を真希から奪いとる。真希は全く呪力を感じない男にただの力比べで負けたことに衝撃を受けていたが、禪院家当主である直毘人は謎の男の正体が死んだはずの伏黒甚爾だという事に気付いて真希以上の驚きを感じていた。呪術界御三家のうちの一つ禪院家に生まれながらも一切の呪力を持たずに誕生し、不遇の扱いを受けながら育った甚爾は恵の母親となる女性に出会い、「伏黒甚爾」として禪院家を出ていた。直毘人は「甚爾か」と声を掛けるも、術式の暴走によって本能のまま強者と戦っている状態の甚爾から立ち上るどす黒いオーラに思わず戦慄を覚えるのだった。
甚爾が領域に飛び込んだために領域に空いた穴をふさがれた一同は脱出の機会を失ってしまったが、甚爾の強さを承知している直毘人と七海は陀艮討伐を甚爾に託すことを決める。領域の主である陀艮は呪力を全く感じない甚爾に困惑しつつも、一息に殺そうと式神を放つ。しかし甚爾が振るう「游雲」の攻撃によって式神は一瞬で砕かれ、陀艮自身も大きなダメージを喰らった。
呪力が無いにもかかわらず当然のように水面を駆け回り、上がり続ける攻撃スピードに危機感を覚えた陀艮はより強固な式神で攻撃を仕掛けるも、やはり「游雲」の一撃で粉々にされてしまうのだった。
甚爾が扱っている特級呪具「游雲」は、数ある呪具の中でただ一つ術式が付与されていない三節棍である。その為扱っているものの膂力のみで攻撃力が決まるものであり、一切の呪力を持たない代わりに驚異的な力を与えられている甚爾の破壊力は凄まじいものだった。
「游雲」同士をぶつけて槍のように先端の形を変えた状態で襲い掛かってくる甚爾に戦慄を覚えた陀艮だが、恵の領域が弱まっているのを感じ取る。領域の必中効果さえ取り戻せば全員殺せると判断した陀艮は時間を稼ぐため上空に逃げるが、動きを読んでいた直毘人に先回りされて抑え込まれ、「游雲」の猛攻に言葉を発する間もなく祓われてしまうのだった。
漏瑚の意識に登場
伏黒甚爾に祓われてしまった陀艮だが、宿儺と戦っていた漏瑚の意識の中に花御と共に登場する。宿儺の猛攻に敗れ呪霊の世界を創るという目標を達成することができなかった事を謝罪する漏瑚に対し、花御は「まだ真人がいますよ」と優しい言葉を掛ける。
この時の陀艮はまだ呪胎のままの姿で現れ「ぶぅー」と声を発するのみだったが、花御に同調して漏瑚を励ましているような情景だった。漏瑚、花御、陀艮は残された真人にすべての望みを託し、いつか再び巡り合うことを確かめ合うのだった。
陀艮の関連人物・キャラクター
花御(はなみ)
森への畏怖の念から生み出された特級呪霊。人間の恐怖心から生まれた真人、大地への畏怖の念から生まれた漏瑚、水や海に対する畏怖の念から生み出された陀艮と共に人間を殲滅させ呪霊だけの世界を造り出すことを企てる。術師だけの世界を実現させるため人間(非術師)の殲滅を望んでいた偽夏油/加茂憲倫/羂索と手を組んだ。
花御は呪霊に属しているがその中でも精霊に近い存在であり、独特の気配を持っている。その為通常は結界が張ってあり侵入できない呪術高専に、植物に擬態することで侵入できた。五条悟の殺害を目論み瀕死の状態に陥った漏瑚を助けようとするなど、情に厚く仲間意識のようなものも持っていた。
共に活動をしている呪霊集団(真人、漏瑚、陀艮)の中では比較的好戦的ではない性格をしており、対峙した呪術高専の生徒達(伏黒、加茂、狗巻)に対して「星(地球)に優しい人間がいることは知っています」と述べている。それでも星(地球)を傷つける人間を許す気はなく「死して賢者となりなさい」と宣言して襲い掛かった。
当初は高専に保管されている特級呪物を盗み出す真人の目くらまし役として力を抑えていたが、虎杖悠仁と東堂葵の猛攻を受けたことで戦いを愉しむという事を覚える。領域を展開しようとしたところで五条悟の攻撃を受け、重傷を負いながらも特級呪物の回収任務に成功した真人の助けを借りて呪術高専から撤退した。
五条悟封印のための準備を全て整えた10月31日、偽夏油/加茂憲倫/羂索や呪霊集団、呪詛師(悪徳呪術師)数名と共に「渋谷事変」に参戦して五条悟と対峙した。身体の周りに相手の領域を中和する技「領域展延」を展開し五条と戦うが、術式をわざと解いた五条の策にはまり弱点(顔面の木)を突かれて瀕死に陥えう。最期は五条の領域「無量空所(むりょうくうしょ)」と壁の間に挟まれて圧死した。
呪霊集団のうちの一人陀艮は作中で明確な描写はないものの花御のことを特に好いており、花御が五条に殺された(祓われた)ことを感じ取ると怒りを爆発させ呪胎から覚醒する。攻撃力や耐久力も格段に上がっており一級術師二名を含む呪術師たちを追い詰めたが、突如戦闘に割り込んできた呪力を持たない伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)の猛攻に遭い、なすすべもなく死亡した。
志半ばで祓われた花御と陀艮だったが、宿儺と戦闘を行っていた漏瑚の意識の中に現れる。宿儺に敗れた漏瑚は呪霊だけの世界を創るという目標を達成できなかったことを謝罪したが、花御は「まだ真人がいますよ」と優しい言葉を掛けた。いつか生まれ変わり再び巡り合うことを確認しあった漏瑚、陀艮、花御は真人に目的の実現を託し消えていくのだった。
花御(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
花御(はなみ)とは、『週刊少年ジャンプ』の芥見下々が描く人気漫画・TVアニメ『呪術廻戦』に登場する人物。呪霊と呼ばれる人の負の感情が形となって現れた化け物の内の一人で、その中でも階級は特級と呼ばれる最上位のクラスだ。
人々の森への恐れから生まれた呪霊であり、一目で異形とわかる姿をしている。両目からは木が生えており、布のようなもので左腕から左肩までをまるごと覆っているのが特徴だ。自然を何よりも愛しており、星(地球)を汚す人間を根絶するために特級呪霊のグループに所属している。
漏瑚(じょうご)
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「五条悟 vs. 伏黒甚爾(禪院甚爾)」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。主人公の師である五条の学生時代が舞台となる『懐玉・玉折編』のメインエピソードである。 高校生にして最強クラスの呪術師である五条は、星漿体と呼ばれる特殊な定めを背負った少女天内理子の護衛を命じられる。一方、呪術師殺しとして名を馳せる甚爾は理子の暗殺を依頼され、その護衛である五条を排除するべく十全に策を練っていく。消耗した五条に、準備万端整えた甚爾が襲い掛かる。
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呪術廻戦名勝負「両面宿儺 vs. 漏瑚」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「両面宿儺 vs. 漏瑚」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。主人公虎杖悠仁の内に潜む“最強最悪の呪霊”両面宿儺と、虎杖の師を封じた自然呪霊一味の中心人物である漏瑚の対決で、いわゆる「敵 vs. 敵」の構図となった。 漏瑚たちによる五条の封印と、その奪還を目指す術師たちの抗争である「渋谷事変」の最中、“最強最悪の呪霊”宿儺が覚醒。宿儺が漏瑚に「一撃入れられれば仲間になる」と提案し、漏瑚がこれを受け入れたことで、両者は華々しく激突する。
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呪術廻戦名勝負「両面宿儺 vs. 八握剣異戒神将魔虚羅」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「両面宿儺 vs. 八握剣異戒神将魔虚羅」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。主人公虎杖悠仁の内に潜む“最強最悪の呪霊”両面宿儺と、歴代の術師の誰もが調伏に失敗した最強の式神魔虚羅が、すさまじい力をぶつけ合う壮絶な内容となった。 渋谷事変と呼ばれる人と呪霊の抗争の中、“最強最悪の呪霊”たる両面宿儺は一時の自由を得る。この時、人間の術師である伏黒恵は追い詰められた末に魔虚羅を召喚。魔虚羅の暴走による相打ちを狙うも、ここに宿儺が駆け付ける。
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呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁 vs. 脹相」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「虎杖悠仁 vs. 脹相」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語中盤の大きな山場である渋谷事変で描かれたもので、両者の一進一退の激しい攻防と予想だにしない結末で話題となった。 恩師でもある“最強の術師”五条悟が封印されたことを知った虎杖は、彼を救うため仲間たちと共に呪霊が待ち構える渋谷の結界内部に突入。脹相はその虎杖を“弟たちの仇”と付け狙い、仲間とはぐれた彼を襲撃。互いに技と力を尽くした末に、脹相は自分と虎杖の縁に気付いて混乱する。
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呪術廻戦名勝負「伏黒恵・禪院真希・七海建人・禪院直毘人 vs. 陀艮・漏瑚 vs. 伏黒甚爾」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「伏黒恵・禪院真希・七海建人・禪院直毘人 vs. 陀艮・漏瑚 vs. 伏黒甚爾」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語中盤の大きな山場である渋谷事変で描かれたもので、目まぐるしく優劣が引っ繰り返る展開と乱入に次ぐ乱入で手に汗握る内容となった。 師でもある“最強の術師”五条悟が封印されたことを知った伏黒は、彼を救うため仲間たちと共に呪霊が待ち構える渋谷の結界に突入。強大な呪霊である陀艮に苦戦する真希たちを援護するも、予想外の新手が現れる。
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呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. 漏瑚・花御・真人・脹相・羂索」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「五条悟 vs. 漏瑚・花御・真人・脹相・羂索」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。最強の名をほしいままにする男に、これまで主人公を苦しめてきた強敵たちが団結して挑むというもので、物語中盤の山場である渋谷事変の大きなきっかけとなった。 渋谷駅一帯が結界に覆われ、内部の一般人が脱出できない状況となる。相手側の要求もあり、“最強の術師”五条がこの状況を打破すべく出撃するが、犯人の自然呪霊たちは彼を封じる必勝の策を用意していた。
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呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・釘崎野薔薇・東堂葵 vs. 真人」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「虎杖悠仁・釘崎野薔薇・東堂葵 vs. 真人」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語中盤の山場である「渋谷事変」を彩る、最後にして壮絶な対決となった。 “最強の術師”五条悟の封印を巡り、渋谷駅一帯は人間の術師と呪霊たちの戦場と化していた。呪霊の真人は、挑発を兼ねて虎杖の目の前で彼の尊敬する術師を殺害。さらに仲間を惨殺されたことで、虎杖はついに心折れるも、彼を救うべくさらなる増援が到着する。虎杖と真人の因縁に、決着の時が近づいていた。
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呪術廻戦名勝負「髙羽史彦 vs. 羂索」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「髙羽史彦 vs. 羂索」とは、呪い呪われつつ悪を討つ呪術師たちの活躍を描く芥見下々の漫画『呪術廻戦』で行われた戦いの1つ。「おもしろい」と感じたことを実現する超人と、己の好奇心のために日本を滅ぼそうとする魔人による異色の対決である。 新宿で現代の術師たちが史上最強の呪霊両面宿儺と死闘を繰り広げていた頃、羂索は岩手で「日本人全てを使った呪霊」を生み出す準備を進めていた。自分を倒しに現れた髙羽を「取るに足らない雑魚」と断じる羂索だったが、あまりに異質な彼の術式にがぜん興味を掻き立てられる。
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呪術廻戦名勝負「乙骨憂太 vs. 夏油傑」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「乙骨憂太 vs. 夏油傑」とは、強大な呪霊と化した幼馴染に憑かれた少年の成長と活躍を描いた『呪術廻戦 0(東京都立呪術高等専門学校)』で繰り広げられた戦いの1つ。同作最後の戦いであり、『呪術廻戦』本編にも大きな影響を与えている。 強大な怨霊と化した幼馴染の祈本里香に呪われた乙骨は、東京都立呪術高等専門学校に入学して里香を御する術を学び始める。呪術師の楽園を作ることを目論む夏油は、里香を自身の使い魔とするため乙骨の抹殺を画策。幼馴染への愛と呪術師の未来を懸けて、両者は激突する。
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呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・七海建人 vs. 真人」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「虎杖悠仁・七海建人 vs. 真人」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。主人公である虎杖、ベテラン術師である七海の両名と凶悪な呪霊である真人との間に最初の因縁が生まれた戦いである。 映画館で呪霊による死者が発生し、虎杖は七海と共にこの調査に赴く。その犯人は真人という強大な呪霊で、なぜか吉野順平という学生と行動を共にしていた。真人を追う七海から順平のことを調べるよう命じられた虎杖は、彼に接触して次第に友人になっていく。
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呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. 漏瑚」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「五条悟 vs. 漏瑚」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。漏瑚の高い実力と、それを遥かに上回る五条の恐るべき強さが明らかになった戦いである。 人類殲滅を掲げる自然呪霊の1員たる漏瑚は、協力者である羂索の誘いに乗って“最強の術師”の異名を持つ五条悟を自ら討ち取ろうとする。五条はこれを迎え撃ち、そのすさまじい力を見た上で「弱い」と断言。わざわざ教え子の虎杖悠仁を連れ出して見学させつつ、漏瑚に圧倒的な実力の差を見せつける。
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呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. ミゲル」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「五条悟 vs. ミゲル」とは、強大な呪霊と化した幼馴染に憑かれた少年の成長と活躍を描いた『呪術廻戦 0(東京都立呪術高等専門学校)』で繰り広げられた戦いの1つ。ぽっと出の外人キャラクターが“最強の術師”を相手にひたすら圧倒されて振り回されるという内容だが、五条の恐るべき実力が明らかになるに従い注目度が劇的に上がっていった。 「術師の楽園を作る」と語る夏油傑を気に入ったミゲルは、彼のために教え子たちの下へと急ぐ五条の足止めを買って出る。“最強の術師”を相手に、ミゲルの決死の奮闘が始まる。
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呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語の序盤で主人公の虎杖たちが直面した絶体絶命の窮地であり、事前に「3人の内の1人が死亡」という説明があったことで緊迫感ある展開となった。 少年院に強力な呪霊が発生し、緊急事態として虎杖ら3人が生存者の避難誘導を命じられる。虎杖は「いざとなれば自分の内の宿儺の力を使おう」と安易に考えていたが、事態は連鎖的加速的に悪化していく。
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呪術廻戦の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『呪術廻戦』とは、若き呪術師たちの戦いと成長の日々を描いた、芥見下々による漫画作品。 最強最悪の呪霊両面宿儺をその身に宿してしまった高校生虎杖悠仁。両面宿儺の力を御するため、虎杖は呪術師を目指して呪術高等専門学校に通い始める。 作品の人気が高まるに従い、個々のキャラクターへの注目の度合いも上がっていき、彼らが発した心揺さぶるセリフに惹かれる読者も増えていった。呪いという人間の感情に直結するものを扱うため、時に生々しく、時に華々しく、時に人間の弱さを残酷に突きつける名言が数多く登場する。
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呪術廻戦の歴代OP・ED主題歌・挿入歌・サウンドトラックまとめ
『呪術廻戦』(じゅじゅつかいせん)とは、芥見下々によるダークファンタジーバトル漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。この記事では、『呪術廻戦』を彩るオープニング・エンディング主題歌、挿入歌、そして本作の前日譚である『呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校』を原作とする劇場アニメ『劇場版 呪術廻戦 0』の主題歌を紹介していく。
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呪術廻戦の御三家・禪院家まとめ
禪院家(ぜんいんけ)とは、『週刊少年ジャンプ』の人気漫画『呪術廻戦』に登場する呪術界のエリート家系・御三家の一つである。術式至上主義であり、術式を持たない者は血族であっても落伍者として蔑まれる。また男尊女卑の思想も強く残っており、長く続くがゆえに古き因習に囚われている。 『呪術廻戦』では禪院家出身のキャラクターが多く登場するが、人間性を疑いたくなるような人物も多く、読者の中では「禪院家は『クズ』の集団」という認知が進んでいる。
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目次 - Contents
- 陀艮のプロフィール・人物像
- 陀艮の呪術・能力
- 水による攻撃
- 水の防壁
- 滞空能力
- 領域展開「蕩蘊平線(たううんへいせん)」
- 死累累湧軍(しるるゆうぐん)
- 式神による攻撃
- 陀艮の来歴・活躍
- 呪霊集団の一員として登場
- 五条悟封印に向けての準備
- 渋谷事変
- 領域内での戦い
- 乱入者伏黒甚爾との戦闘
- 漏瑚の意識に登場
- 陀艮の関連人物・キャラクター
- 花御(はなみ)
- 漏瑚(じょうご)
- 真人(まひと)
- 禪院直毘人(ぜんいん なおびと)
- 伏黒甚爾(ふしぐろ とうじ)/禪院甚爾(ぜんいん とうじ)
- 陀艮の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「私は陀艮。花御、漏瑚、真人にも我々には名前があるのだ!!」
- 陀艮の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 陀艮の元ネタはクトゥルフ神話