陀艮(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

陀艮(だごん)とは『呪術廻戦』に登場するキャラクターであり、人間の海や水に対する畏怖の念から生み出された特級呪霊である。偽夏油/加茂憲倫/羂索やそのほかの特級呪霊(真人、花御、漏瑚)と共に初めて登場した際にはまだ生まれたばかり(呪胎)だった為明確な言語を操ることはなく力も弱かったが、特別一級術師の禪院直毘人と交戦した際花御を殺された怒りから覚醒し驚異的な力を発揮するに至った。
陀艮のプロフィール・人物像

海への畏怖から生み出された陀艮(左下)
陀艮(だごん)
等級:特級呪霊
発生源:水
術式:領域展開「蕩蘊平線(たううんへいせん)」、死累累湧軍(しるるゆうぐん)
好きなもの:泳ぐこと、花御
嫌いなもの:人間
最速!キャラクター人気投票:第 - 位( - / 1,575票)
第1回キャラクター人気投票:第46位(186票 / 163,066票)
第2回キャラクター人気投票:第46位(31票 / 97,860票)
CV:アニメには登場しているがセリフなし
陀艮(だごん)とは漫画『呪術廻戦』に登場するキャラクターであり、人間の水や海に対する畏怖の念から生み出された特級呪霊である。外見は巨大なタコのような姿でフードを被っており、生み出されたばかり(呪胎)だった為明確な言語を操ることはできなかった。その為「ぶふぅー」など意味をなさない言葉しか話さなかったが、特別一級術師の禪院直毘人(ぜんいんなおびと)と対峙した際花御を殺された怒りから覚醒(変態)し、明確な言語で話すようになった。
森への畏怖の念から生み出された花御(はなみ)、人間の恐怖心から生み出された真人(まひと)、大地への畏怖の念から生み出された漏瑚(じょうご)と共に、人間(非術師)のいない世界を目指す偽夏油/加茂憲倫/羂索と手を組む。人間殲滅の計画を実行するために必要不可欠である「両面宿儺を仲間に引き込む事」と「呪術界最強と目される五条悟を戦闘不能にする事」という二つの大きな目標を達成するため暗躍することとなった。
真人や花御が五条悟の封印に向けて準備を進めている間は、偽夏油/加茂憲倫/羂索と呪霊集団に「領域展開」で造り出した快適なアジトを提供するのみで、表舞台には出てこなかった。すべての準備を整え終えた10月31日の渋谷に現れ、渋谷でのテロ活動「渋谷事変」に参戦する。
封印の為に五条悟と対峙していた花御、漏瑚、呪胎九相図(じゅたいくそうず)の長男脹相(ちょうそう)とは別行動をとり、陀艮は真人と共に人間を殺して回っていた。別の作戦の為さらに真人と離れた陀艮は特別一級術師の禪院直毘人、一級術師の七海建人、呪術高専二年生の禪院真希と対峙する。
直毘人の先制攻撃によって腹を殴られた陀艮は大量の骨を口から吐き出す。陀艮は人間を丸ごと吸い込むことで殺害し、呪力を得ていたのだった。苦し気なうめき声をあげていた陀艮は、涙目になりながら「まひとぉ」「じょうごぉ」「はなみぃ」と仲間の名前を呼び始める。訝しがる直毘人だったが花御が殺された(祓われた)ことを感じ取ると「よくも花御を殺したな!」と怒りを爆発させて自らの肉体を破り捨て変貌を遂げた。
覚醒した陀艮は大量の水を操り直毘人、七海、真希の三人と交戦する。一級術師が二人がかりで戦っても全く手ごたえを感じないほどの強さを誇る陀艮だが、フレームを使った高速移動を行える直毘人の術式「投射呪法(とうしゃじゅほう)」に翻弄され術式を使う隙が無いほどに追い詰められる。状況を打破するため陀艮は腹部に印を描き、領域展開「蕩蘊平線(たううんへいせん)」を発動させて直毘人、七海、真希を領域に引きずり込んだ。
陀艮は領域内で発動した術式は必ず相手に当たるという特性を利用し、式神を使った術式「死累累湧軍(しるるゆうぐん)」を発動させる。「死累累湧軍」は無限に湧き出る式神であり相手に触れた瞬間に肉を抉る為、直毘人と七海は集中攻撃を受けそれぞれ重傷を負う。次は真希を仕留めようとした陀艮だが、突然領域「嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)」を展開した伏黒恵が飛び込んできた。
領域が同時に展開された場合お互いの領域が場の取り合いを行い、より強い領域がその場を制するという特性を持っていた。伏黒の乱入により「死累累湧軍」の必中効果が消えてしまった為、陀艮は伏黒を仕留め必中効果を取り戻そうと画策する。しかし伏黒の狙いは自身の領域によって陀艮の領域に穴をあけ、領域から脱出することだった。
伏黒の意図を理解した七海が直毘人と真希に呼びかけ領域から脱出する直前、領域に空いた穴から一人の男が飛び込んでくる。それは伏黒恵の父親であり、過去五条悟によって殺されたはずの伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)だった。
陀艮の呪術・能力
水による攻撃

手の先から水の塊を造り出し、相手に投げつける。水を使って相手を押し流す技として伏黒恵が保持している術式「十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)」の内の一つ「満象(ばんしょう)」があるが、陀艮の操る水の質量は凄まじく、真希が「満象とは比べ物にならない。戦っている場所が地下だったら死んでいる」と述べている。
水の防壁

身体の周囲に水で作った障壁を造り出す。特別一級術師の直毘人、一級術師の七海、「天与呪縛」によって術式の代わりに驚異的な運動能力を与えられている真希の三人が同時に攻撃を仕掛けても、びくともしないほどの頑丈な防御力を誇っていた。直毘人は「同時に大技は出せるのか?」とつぶやいていたが、真相は明らかになっていない。
滞空能力

原理は不明だが滞空することができる。直毘人のフレームを使った高速移動の術式「投射呪法(とうしゃじゅほう)」に翻弄された陀艮が攻撃から逃れる為上空に移動したが、陀艮の動きを読んでいた直毘人に先回りされ地面に叩き落された。また領域内での戦いにおいて伏黒甚爾の猛攻から逃げる際にも同様に滞空したが、またしても直毘人に読まれており叩き落されている。
領域展開「蕩蘊平線(たううんへいせん)」

陀艮の生得領域「蕩蘊平線(たううんへいせん)」を展開する。穏やかな波間と砂浜が広がる領域だが、万物の生命の源である海は驚異的な力を持っている。際限なく湧き出る式神「死累累湧軍(しるるゆうぐん)」が襲い掛かり相手の身体に触れた途端に肉を抉り取っていく。
偽夏油/加茂憲倫/羂索と呪霊集団はとあるアパートの一室をアジトとして使用していたが、陀艮が領域を展開して快適なリゾート空間を提供していた。偽夏油/加茂憲倫/羂索は「随分と穏やかな領域だね」と評しており、時にはアロハシャツを着こんでいた。真人はビーチチェアに寝そべって読書にいそしみ、陀艮は海で泳ぐなどそれぞれに領域内での生活を満喫していた様子をうかがい知ることができる。
死累累湧軍(しるるゆうぐん)

生得領域内で発動した術式は必ず当たるという性質を利用して、陀艮が使用した技が「死累累湧軍(しるるゆうぐん)」である。海から際限なく飛び出してくる海洋生物の式神で、相手の身体に触れた瞬間に肉を抉り取る。式神の強度の調整が可能で、領域に引き入れた直後直毘人、七海、真希の実力を図るため威力を落として攻撃した。直毘人の実力が最も高いと判断した陀艮は威力の7割を直毘人、3割を七海に分散させ攻撃する。およそ一分間の攻撃で七海は左目、直毘人は右腕を失っている。
式神による攻撃

領域内に伏黒恵が侵入し、領域「嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)」の影響で術式必中効果が消えたことに気付いた陀艮が呼び出した式神。必中効果はないため直毘人や真希によって倒される。乱入してきた伏黒甚爾に対しては強度、攻撃力共に高めた式神で襲い掛かったが、特級呪具「游雲(ゆううん)」を手にした甚爾の猛攻には全くかなわず一瞬で倒された。
陀艮の来歴・活躍
呪霊集団の一員として登場
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秤金次(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ
秤金次(はかり きんじ)とは、呪術を巡る術師たちの戦いを描いた『呪術廻戦』の登場人物で、都立呪術高等専門学校における主人公・虎杖悠仁の2つ上の先輩。 “現代最強の術師”五条悟も期待する有力な若手ながら、人格的には難のある少年で、任務中に先輩術師と揉めた上に暴力沙汰を起こして停学中。その後物語の本筋にはほとんど関わらないまま、術者同士の賭け試合の胴元となっていた。実力は高く評価されており、日本に4人しかいない特級術師の1人である乙骨憂太は「調子のいい時の秤は自分より強い」と語っている。
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七海建人(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ
七海建人(ななみ けんと)は、『呪術廻戦』の登場人物で、主人公・虎杖悠仁の担任・五条悟の後輩でもある1級呪術師。 言動は慇懃なサラリーマンといった風だが内には強い使命感を持っており、理屈より自身の感情を己の原動力としながらもクールに冷徹に立ち回る。一度は呪術師という仕事への失望から一般企業へと就職するも、自分がやりがいや誰かに必要とされることを望んでいたことに気づき、呪術の世界に舞い戻った。虎杖の成長を見守り、兄貴分的存在になるが、渋谷事変で特級呪霊・真人の術式「無為転変」を受け死亡した。
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目次 - Contents
- 陀艮のプロフィール・人物像
- 陀艮の呪術・能力
- 水による攻撃
- 水の防壁
- 滞空能力
- 領域展開「蕩蘊平線(たううんへいせん)」
- 死累累湧軍(しるるゆうぐん)
- 式神による攻撃
- 陀艮の来歴・活躍
- 呪霊集団の一員として登場
- 五条悟封印に向けての準備
- 渋谷事変
- 領域内での戦い
- 乱入者伏黒甚爾との戦闘
- 漏瑚の意識に登場
- 陀艮の関連人物・キャラクター
- 花御(はなみ)
- 漏瑚(じょうご)
- 真人(まひと)
- 禪院直毘人(ぜんいん なおびと)
- 伏黒甚爾(ふしぐろ とうじ)/禪院甚爾(ぜんいん とうじ)
- 陀艮の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「私は陀艮。花御、漏瑚、真人にも我々には名前があるのだ!!」
- 陀艮の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 陀艮の元ネタはクトゥルフ神話